将来的には、再生可能エネルギー由来の水素を活用し、製造から利用に至るまで一貫してCO 2フリーな水素供給システムの確立が望まれています。
福島県浪江町で3月7日、出力20MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を併設した水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」の開所式が行われた。
製品技術サービス• この構想に基づき、国や県、研究機関、地元経済界、電力会社や再エネの業界団体などが参加して、さまざまな再エネや新エネに関する取り組みがおこなわれています。
パネルは、東芝製とアンフィニ製を採用した。
戦略では、ガソリンやLNGのような既存のエネルギーと同程度の水素コストを将来的に実現するため、水素利用を拡大することと水素供給構造を転換することの両面で取り組んでいくこととしています。 原子力• いよいよ誕生に向けて動き出した、「福島生まれ」の再エネ由来水素。
11なお、本システムで製造された水素は、燃料電池による発電用途、燃料電池車・燃料電池バスなどのモビリティ用途、工場における燃料などに使用される予定です。 また、電力系統側制御システムによる電力系統の調整ニーズにあわせて、水素製造装置の水素製造量を調節することにより、電力系統の需給バランス調整を行う。
さらに、福島新エネ社会構想(2016年9月策定)に基づき、福島県内を中心に幅広く水素利活用を進めていきます。
電源は広大なソーラー発電。
「FH2R」では、設置された約68,000枚の太陽光パネルの発電による電力で「浪江町の水」を電気分解し、「水素」を製造。
製品技術サービス• FH2Rは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の技術開発事業において、東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)、東北電力(宮城県仙台市)、岩谷産業(大阪府大阪市)が整備を進めてきたものだ。 閉じる メニュー• この水素の製造・貯蔵と電力系統の需給バランス調整の最適な組み合わせを、蓄電池を用いることなく水素エネルギー運用システムにより実現することが今回の実証運用の最大の課題となります。 詳しく知りたい 福島生まれの再エネ由来水素で未来の水素社会実現に挑戦 水素供給構造の転換に向けた取り組みのひとつが、福島県浪江町で進められている「福島水素エネルギー研究フィールド」です。
1「水素運搬トレーラー」には、浪江にじいろこども園の園児、なみえ創成小・中学校の児童・生徒によってデザインされた色鮮やかな絵が描かれています。 FH2Rは、世界最大級の再生可能エネルギーを活用した水素製造施設で、隣接する太陽光発電(20MW)と系統からの電力を使用し、10MWの水電解システムにより、年間最大900トン規模の水素を製造・貯蔵・供給することができる。
このため、実証運用では、運転周期の異なる装置、インプットのタイミング・期間・量が異なる需要 ディマンドリスポンス、水素 に対し、電力系統のディマンドリスポンス対応と水素需給対応を組み合わせた最適な運転制御技術を検証します。
今日の「ニュース検定」のキーワード キーワードは 新産業で変わる町 福島県浪江町に水素製造所 震災で大きな被害を受けた福島県浪江町は、震災前は2万1434人が暮らしていましたが、去年12月の人口は1500人ほどとなっています。
なお、FH2Rで製造した水素は、主に圧縮水素トレーラーやカードルを使って輸送し、福島県や東京都などの需要先へ供給する予定です。
製品技術サービス• エンジニアリング• 再生可能エネルギー• 今回は、福島で進む「福島新エネ社会構想」と「福島イノベーション・コースト構想」における再生可能エネルギー(再エネ)を使った水素製造プロジェクトである「福島水素エネルギー研究フィールド(Fukushima Hydrogen Energy Research Field(FH2R))」について、最新情報をご紹介します。
11企業情報• エンジニアリング• 詳しく知りたい さらに今後、再エネ由来の電気を使って水素をつくることができれば、水素は使用段階だけでなく製造段階でもCO2を排出しないこととなり、製造から利用までトータルで「CO2フリー」を実現できます。 本事業において、2018年7月から福島県浪江町(同町大字棚塩地区 棚塩産業団地内)で建設を進めていた、太陽光発電を利用した世界最大級となる10MWの水素製造装置を備えた水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(Fukushima Hydrogen Energy Research Field (FH2R))」が2月末に完成し、稼働を開始しました。
放送後に追記します。
なお、FH2Rで製造した水素は、主に圧縮水素トレーラーやカードルを使って輸送し、福島県や東京都などの需要先へ供給する予定だ。
この水素の製造・貯蔵と電力系統の需給バランス調整の最適な組み合わせを、蓄電池を用いることなく水素エネルギー運用システムにより実現することが今回の実証運用の最大の課題となる。
池上彰のニュース検定 ニュース検定の今日の問題と答えです。
水素の製造・貯蔵は、水素需要予測システムからの市場における水素需要予測に基づいて行います。
また、町内での活用も検討されていて、7月に一部オープン予定の「道の駅なみえ」では、水素で発電した電力を供給すると同時に、発電時に生じた余熱を利用した温水も供給します。
ニュース検定の問題 福島県浪江町が誘致したのは世界最大規模の何? 青 風力発電所 赤 地熱発電所 緑 水素製造施設 ニュース検定の答え 答えは 緑 水素製造施設 ヒント: エネによる世界最大級の水素製造拠点が福島県浪江町で誕生. 今後、再生可能エネルギーの導入拡大に伴って発生する余剰電力を水素に変換し、貯蔵・利用する技術(Power-to-Gas)の技術実証を進めます。
事業領域• NEDO、東芝エネルギーシステムズ(株)、東北電力(株)、岩谷産業(株)が、2018年から福島県浪江町で建設を進めてきた、再生可能エネルギーを利用した世界最大級となる10MWの水素製造装置を備えた水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(Fukushima Hydrogen Energy Research Field (FH2R))」が2月末に完成し、稼働を開始しました。 製造した水素は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の際に燃料電池自動車等の燃料として活用し、我が国の技術力を世界に発信していきます。 FH2Rの敷地面積は18万m2で、20MWのメガソーラーのほか、最大消費電力10MWの水素製造装置と水素貯蔵・供給設備、そして、管理棟からなる。
132017年12月には、政府が一体となって世界に先駆けて水素社会の実現を目指すことをうたった「水素基本戦略」を決定しています。
水素は、電力を大量かつ長期に貯蔵することができ、長距離輸送が可能です。
製品技術サービス• デジタルトランスフォーメーション• NEDOおよび3社は、本取り組みを通じて、CO 2フリーの水素社会の実現を目指します。
図 福島県浪江町に建設中の「福島水素エネルギー研究フィールド」の完成予想図 出所 東芝エネルギーシステムズ 福島水素エネルギー研究フィールドに納入するアルカリ水電解システムは、最大水電解電力が10MW(1万kW)で、水素製造能力は最大で1時間当たり2000Nm 3。