先行研究のまとめ方のポイントは、先行研究同士の意見の対立や、研究されてきた内容とそうでないものを明らかにすることにあります。 研究ではどんな種類のデータを扱っているか?その規模は?その種類は? 実際にまとめていくアプローチとしては以下の2種類があると思います:• そこにはまだ見ぬ「お宝」が埋まっているかもしれません。 順接であれ、逆接であれ、その「意味的連関」を探すことが、「先行研究のレビュー」という作業です。
802 【研究発表のこだわり】先行研究のまとめ方 皆様お久しぶりです!M2の河田承子です。 また、以下の例のように、Webサイトを参考にした場合はURLを、書籍の場合は巻数やページ、読み方などを記載しておくことが大切です。
レビュー論文を手がかりに 先行研究の大海をぜひ冒険してみてください。
読んでいるうちに、 「もうこんなに研究されているんだから、 自分が明らかにできることなんて、 なにもないんじゃないか…」 という不安に襲われます。
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・この論文とこの論文は、この点で似ている ・この論文とこの論文は、この点が違う こうしたことを行うことで、 「整理する軸」を見つけていきます。 学会が不明な場合とか,どの論文を読むべきか? ゼミ発表の2週間前までは先行研究を読みつづけてこの作業を繰り返し、その後は、ポストイットに書かれたキーワードが同じ論文ごとに仕分けをする作業に入ります。 たぶん、すでに博士号を取得し、職業研究者になっている先生方でも、先行研究のまとめには、ある程度、苦労なさるのではないでしょうか。
16ここで合わせて、自分の研究でも使いそうな変数については、サンプルの大まかな特徴(国籍/文化、ジェンダー、年齢、学生か社会人か、etc. 新しく刊行された教科書的な本が出ていれば,その本の内容とか引用されている論文から調べることもできますが,本が無い場合は,学会誌,研究会発表資料等から調べることになります。
貼付ける数も1枚や2枚ではすまず、貼付けすぎて論文のタイトルが見えなくなってしまったものもある程でした。
じゃあ、 「批判」をするとはどういうことか? それはよいところを評価し、きちんと課題を見つけることです。
Google Scholarなど研究文献データベースは、それぞれ独自のアルゴリズムを使って、できる限り良質な論文が上から並ぶようにしてくれはします。
先行研究の整理は、論文作成や研究の準備や「できれば簡単にすませたいよけいなこと」と思われているからではないでしょうか。 でもね、 その攻撃性や怒りを発揮する前に、しかし、他人の研究をいったんアクセプトし、リスペクトしてうえで、褒めるべきことを褒め、課題を述べる。
20自分の研究内容や主張が,その分野において どのような立ち位置であるかをはっきりさせるためです。
先行研究も必ず自分の研究に似たような内容の文献を引用しているので、その文献たちはあなたの研究にも似ている文献であるということがほとんどです。
机の周りの壁はぶら下げられた論文のコピーで埋まり、壮観でしたが。
佐藤(2007)は・・・・といっている 鈴木(2006)は・・・・といっている 高橋(2009)は・・・・といっている これを避けるためには「意味的連関」をつければよいのです。
この記事はこんな人におすすめ• ということは、「自分のやろうとしていること」が「過去の到達点」に含まれているのならば、それは、どんなに意義深くても、「研究としては成立しない」ことになります。 各論文の参考文献欄をチェックし、自分が書きたいテーマに合った文献を見つけたら、図書館で探してみましょう。 また、研究が知識創造のプロセスだということを考慮して造られている参考図書は見当たりません。
18しかし,自分は**ではないかと考えている。
面倒なようであれば、まずは箇条書きでいくつかの観点を挙げてみましょう。
担当教員や図書館員に聞いてみましょう。
トップダウン: 教科書的な内容の書籍や事典などの中から、その分野の概観の枠組みをとらえる観点を拾い上げ、まずまとめる観点を作り上げた上で、先行研究をその上に観点のどこにあてはまるか検討し、分類する。
先行研究を調べる理由、先行研究の利用方法、先行研究の探し方について解説していきます。
さすがに「話を元に戻すと・・・」はあまり見られませんが(笑)、これらの接続詞を用いれば、これまででてきた話と少し違う話を、そのあとで続けることができます。 他にももし「うちでもやってほしい!」という方がおりましたら、以下のお問い合わせからご連絡下さい。
また、自分が書いた文と引用部分が混ざらないように、記載する時には鍵カッコや引用記号を使って、読者にもわかりやすく表現するようにしましょう。
このとき、自分の研究でも使いそうな概念/変数の測定指標については、別途出典をメモするようにしましょう。
また論文はできるだけ多く使って、濃い内容にできるようにしましょう。
先生が言う「先行研究を読んで、まとめなさい」ということの意味がよくわかっていなかったのだと思います。 僕は、このタイプを 「食い散らかし型」と呼んでいます。 物語られた自分史が 山のようにあるのです。
13コメントをもとに、少しずつ改良していこうと思います。 先行研究を効率的に調べる方法として、「レビュー論文」や「メタ分析論文」を読むというものがあります。
早稲田大学・早稲田大学大学院修了後、 札幌-帯広で高校教員・大学非常勤職員を勤め、独立。
よろしくお願いします。
バレれば留年の可能性があります。