出典:デジタル大辞泉(小学館) 以上のように「いただく」には、動詞としての意味と、補助動詞としての意味があることがわかります。 また、ひらがなではなく漢字を使いたいなら、「頂く」を使うのが無難です。
ですが、「いただく」は平仮名で表記しなければならない場合があります。
多くの例文を見ることで、体験的にそれぞれの違いや使い方が分かるようになるでしょう。
正しく「頂く」と使用できれば、それだけで評価に差がつく可能性もあります。
ぜひ参考にしてみてください。 「頂く」以外に「いただく」という漢字はあるの? 「いただく」には「頂く」以外に「戴く」という漢字があります。
この度は、貴重なご意見を頂戴し誠にありがとうございます。
例として、以下のような使い方が挙げられます。
先輩からお土産を 頂いた。
(4)漢字だと漢語の整然さが出るので、距離のある関係や、ビジネスライクな文章では、客観性が出ていいと思います。 2.意味はどちらも (1)「もらう」の謙譲語 (2)「食べる」の謙譲語 (3)「~してもらう」の謙譲語 の働きがあります。
これはNG! 【1.~させていただきます】 「させていただく」は、相手の許可や依頼、恩恵を受けている場合に使う表現です。
「頂戴」は、一般的に 「頂戴する」「頂戴します」「頂戴しております」といったように使います。
」 以上から、補助動詞はひらがなで書く、ということは御理解いただけたと思います。
間違えやすい使い方を覚えて、実際のビジネスや人間関係に活かしましょう。
では今回は以上です。
「戴く」のほうが、 より丁寧で相手を敬うときに使う。
「 戴冠」とは「 王様の冠を頭の上にのせること」で、 おごそかで神聖な儀式をするときに行われるものです。
「謙譲語」とは、 自分の行為を下げる敬語のことだと考えてください。 正しく使い分けができれば、あなたの文章力もアップします。 『明鏡国語辞典』を真似て書くと、「もらった側を主語にとる『いただく』のほうが、私たちの喜びや感謝の気持ちがよりはっきりと出る」と感じる人が多くなっているのだろう。
11「賜る」は、目上の相手の厚意からくる、物品や意見などの言葉を受け取る際に使います。 間違った使い方をしているかも 実際にメールや手紙などで、この「頂く」、「戴く」、「いただく」の間違った使い方をしているかも知れません。
また3つ目の意味は、「食べる、飲む」「もらう」の謙譲語というもので、「ごちそうを頂く」「ほうびを頂く」のような使われ方をします。
そのため、上司などから受けた厚意であっても親しい間柄や何度もあるようなことで使うことは、かえって軽い印象になってしまうので使い方や使い過ぎには注意が必要です。
5/3のご質問ではご丁寧なお礼のお返事を有難うございました。
例えば「プレゼントをいただく」という文の場合の「いただく」は、「頂く」となります。 平仮名で「いただく」と表記されている場合は、「何かを~してもらう」という意味の補助動詞となります。
もらうこと、食べることをへりくだった表現のほか、もらったものをうやうやしく扱う様も意味しているでしょう。
謙虚な気持ちから使った「いただく」が、その機能を果たさないどころか、逆効果になってしまう。
例「先生に国語を教えていただく。
ここではさらにその違いについて詳しくお伝えします。
その動作が動作する人間の意志によってもたらされる場合です。 例えば、以下のよう使います。
以上、ご参考になりましたら。
では、本動詞の方はすべて漢字(頂く)で書くのか、ということになりますが、そうとも言い切れません。
このルールに沿うと、動詞の後に続いて「イタダク」を使う場合は平仮名を使うのが正解。
「戴く」は「頂く」と違い、「大切にする」という意味は含まれないのでもらった品物を大切に保管するという意味で使う場合は、「頂く」と書く方が良いでしょう。 引き続き、文化庁の「敬語の指針」も参考にしながら、見ていきます。
「いただく」には補助動詞として、「頂く」には「『もらう』の謙譲語」、「『食べる』『飲む』の謙譲語・丁寧語」としての意味があります。
ではでは ニゴでした。
自分でそんな言葉を探して、正しい使い方を調べてみることも面白いかも知れません。
「戴く」の語源も確認しておくと、 「 戴」という字は「 戴冠(たいかん)」という言葉からきています。 次例の 【 】内はいずれも補助動詞です。 同じ足だと思ってしまいがちですが、実は違いがあるのですね。
12いただくは謙譲語であり、くださるは尊敬語ですね。
「いただく」 「いただく」という敬語が、正しく使われているとは言いがたい。
どちらかしか使ってはいけないということはありません。
以上の3つが「いただく」の補助動詞としての使い方になります。