モブ同士のギャグ、宗教要素満載のシリアス… 合わせてチェックを! あれは昨年6月のこと。 あと、今作はページ数を前作の倍もらえたので、入れたかった細かい動きや表情・間の取り方をあまり省略せず描けるのも嬉しいです。
1同級生モブ同士が、味気ない人生を脱すべくBLに… 高校に進学し、隣の席になったA治とC郎。 これは捨ててはおけん!!とオズは自分が働く店に頼み、テオをウェイターとして雇ってもらいます。
全体のページ比率からすると少ない濡れ場ですが、だからこそ映える形になったと思います。
なので、ふたりが徐々に惹かれ合う様子は一周回って新鮮で、描いていて楽しいです。
とはいえ話の繋がりはあるし、作品の背景等理解を深めるには両方(『ラムスプリンガ』の後に『ジーン』を)読むのがいいかもしれません。
どんな風に物語が展開していくのか楽しみです。 そして何がすごいって適当な脇役とか当て馬として生まれたようなキャラは一人もいないところ。
6故郷を捨てることになっても、二度と愛する家族や友に会えないと分かっていても、テオが涙を流さなかったのは、自分で後悔しない生き方を選んだからなのだろうなと思うと、胸が詰まります。 しかしあるとき、仕事の重要書類を紛失してしまいます。
今回誰かの運命の人、と書きましたがそれは必ずしも恋愛だけの関係に限りません。
気さくな彼女と仲良くなるうち、トレヴァーがゲイであることを知ったジーン。
笑える作品から切ない作品、また抉るような強い作品が入っていますのでお勧めです。
【このレビューはネタバレを含みます】 初めての作家さん。 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう? アーミッシュという、あまり身近ではない文化を題材にしていますが、アーミッシュであるテオが自分の出自に悩む話…ではなく、一般人であるオズ側の葛藤がメイン軸になっています。 実はこの作品を表題作にしようかと迷いましたが、ご相談の末、モブ二人に軍配があがりました。
14語彙力 3周回ってアホかわいい順応高すぎ先輩と、容赦ない癖先輩大好き壬生さんが愛しすぎます。 名前とルックスが外国風というだけなら割かし大丈夫なのですが、がっつり異文化要素が入っていると背景を理解するのに時間がかかってしまって……。
それでは、「801 AUTHORS 108」第1558回、吾妻香夜先生どうぞ! 夢破れた青年には、純粋すぎる攻めが眩しくて… Q. NYに行く途中テオの故郷に寄り「オレと一緒に生きてくれないか」とプロポーズ(?)。
これはもう間違いなくスタンディングオベーションものです。
お分かり頂けたでしょうか……? そうなんです、表紙の構図が非常に似ているんです……! これは意図的なのか、あるいは偶然なのか! 『水底に棲むこどもたち』 こちらは、新任高校教師・森崎が不登校の美少年・鷹野未来の家庭訪問を続けるうち、森崎の危うい感情が未来の性的魅力によって引きずり出され、とうとう過ちを犯すが…といった、表題作とは正反対のどす黒い内容になっています。
また、トークショーを開催する「トークラウンジエリア」入場には、別途チケットが必要となります。 カレンが遊覧船でジーンに語りかけるシーンは個人的にお気に入りです。 そして愛の営み後、これまで抑えていた感情が溢れ出し涙するトレヴァーをジーンは優しく抱きしめます。
14吾妻先生の作品は良作しかありません。 『ラムスプリンガの情景』を決して裏切ることのない人間ドラマを丁寧に描いた、読みごたえたっぷりの本作。
作中出てくる、アーミッシュである事を放棄したジーンのお話です。
ドラマチックでカントリー、ハピエンで切ない純愛BL! オズは、田舎町のバーのウェイター。
お問い合わせ. ある日オズはバー店内の隅に佇んでいたアーミッシュの青年・テオドールに出会います。
いや、電子は電子で試し読みしていただければ…。 婚約者と別れたばかりのお堅い弁護士・トレヴァーと、ホームレスな元アーミッシュ・ジーン。 でもそれに生返事でしか答えられないオズ…純粋ってゆ~のも残酷なもんです。
ギャグっぽ いの好きだから尚の事。
ありがとう。
パチパチパチパチ。
アーミッシュとは、主にアメリカのペンシルバニア州などで農耕や牧畜による移民当時の質素な暮らしを続けている、キリスト教徒の共同体です。
それには理由があり…。 「完」とありますがお話自体は続きます。
しかしテオは「お父さんは怒ってないよ」と優しく包み込みます。
バレエのレッスンに励んでいたオズにパパの戦死の知らせが…!!そして悲しみ打ちひしがれながらも、ダンサーになることを志すオズ。
ストーリーに引き込まれるとはこういうことかと称賛の声は尽きません。
あと、ネームを提出すると担当さんがさらなるアホネタの上乗せを提案してくれて楽しかったです。 SMモノ苦手でも読める劇場型ギャグ?なんて言うんだろう。 しかも飲みすぎたのか「もう一度オズとキスしたい」とゲイ心をくすぐる発言をしてきたテオ。
19時は1992年に戻り、日記を読んだことは内緒にして「(昔のジーンと行った)ステーキのレストランに行きたい」とトレヴァーに願いするのでした。
きりがないので、次からはそこそこでやめとこうと肝に命じました。
描き切った! 年齢も、職業も、育ちも、何もかも違う2人が出会ったキッカケは「落とし物」。
タイトル通りに偽りなし! まさにそんな内容なんですが、カバー絵に驚かれるかと思いますが中身はキランキランですので安心して下さい。
担当さん、携わって下さった皆様、本当にありがとうございます、もう思い残すことはありません。 ほんの一時の関係になるはずだった2人は、互いを知っていくと共に目を背けていた過去が突き付けられます。
吾妻先生の初オリジナルBL『金色、空色、涙色。
6月7日発売、吾妻香夜先生の初コミックス『モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦』。
キリの良いところで終わっているので、次作を待たずに読んでもそんなに苦じゃないと思いますよ。