—悪逆非道を繰り返しどんなことをしてでも愛を得ようとした「最凶の令嬢」 主人公を突き落としたり、王子を眠らせて孕んだと脅したりと恋敵の主人公をいじめ抜きます。
よくある系の恋愛ゲームの破滅回避ストーリーなのですが…… 最高にオリジナリティーに溢れる良作です。
ミスティアとの再会 手紙を焼却炉で燃やすことが、週末の決まりごとのようになりかけていた時。
読んでみればわかる。
人からの好意(悪意にも?)全般に絶妙にズレている解釈の持ち主です。
そして学園入学後いったいどんな生活が待ち受けているのでしょうか。 愛の偏り方に、狂気に賛否両論があると思うけど読んでほしい。
11彼女は破滅回避に尽力し、ゲーム関係者に近づかないよう努めた結果、攻略対象たちはゲームに無かった病みや狂気を現し、投獄死罪を回避するための学園生活は一歩間違えれば監禁バッドエンドの学園生活に変化していていた。
レイドとエリクとの関係もすでに知っているのでしょう。
最初はちょっとズレた子の話なのかな、とほのぼの読み進めて行けます。
しかし、一見一番普通の対応をしているヤンデレが、一番怖ろしく、気持ち悪く思うはずです。
これほどまでに「悪役令嬢」で「ヤンデレ」で「総受け」を綺麗に書けている人はいないと思う。
それからは、毎日後悔ばかりです。
異常=ヤンデレられていると分からずに、人を助けヤンデレが… 読み進めていくうちにきっと貴方も叫びたくなることでしょう。
それが場面に絶妙にマッチします。
褒めすぎではないと思う。 ( いつものことだから気にしていなかったのに・・・) そんなとき、一人の少女が声を掛けてきたのです。
全員が真面目で本気です。
そして両親とともに来たにもかかわらず、子供だけで1室に放っておかれてしまいます。
過去の異常さも振り返りたくなり、読み返しては凍り付きます。
設定はありきたりです。 チンピラたちは、ミスティアに食って掛かろうとします。
ミスティアや攻略対象者、使用人達が少しだけズレた勘違いをしていくのを、ちょっと気持ち悪いかなーくらいな感覚で、呑気に読み進めて行けるのです。
そして、ミスティアとの乗馬訓練が始まったのです。
(どうして・・・私はミスティアになってしまったのだろう) よく寝付けなかったミスティアは、ベッドから起き上がらずに考え込んでいました。
「アルゴー家が仕組んだことだよ全部」 アルゴー家とは、シーク家と仲が悪い家。 その分、別視点がすべてを物語っており、とてもとても穏やかじゃない。 彼女はふとしたことで自分の前世が平凡な家庭に生まれた平凡な16歳の少女だったことを思い出してしまいます。
3廊下を歩いていると次々に声をかけてくる攻略対象たち。
スポンサー ジェシー先生の過去 ジェシー先生は、人を怯えさせる顔をしていました。
新たな活路として婚約者を慕う転校生令嬢に期待を寄せ、ほのぼのイベントの「勉強会」に参加するのだが……なぜか拉致・暴力事件が発生! ( この一連の騒動は、私が関わったことによる影響ではないと言うこと) 自分が心配しなくても良かったのだと言うことが分かり安心することができました。
エリクに関して、推測できる馬に関するWordが今までなかった気がするのですが。
ええ、でも本当の始まりは、そこからです…… 今度はヤンデレ達の怖いもの見たさにあと一頁、あと一頁だけ…と読み進めてしまう。 しかし、ミスティアにとっては最悪の相手です。
5「選びなよ。 頭脳明晰、文武両道、能力・家柄をおごらず誰にでも優しいまさに王子そのもの。
まだまだ、波乱の予感です。
(私がミスティア君だったらメロと結婚して幸せになるのに) しばらくミスティアは現実逃避をしていましたが、現状を打破する方法を考え始めます。
オススメしたい作品です。