そのため、 外側半月板は内側半月板に比べて大きな可動性を有しています。
進行期• 6と高いので、疼痛の再現があれば半月板損傷の可能性が高くなります。
Thessaly Test 最初に、荷重位で行えるThessaly Testを行いましょう。
半月板は内側と外側に分かれており、内側半月板はC型の形をとり、MCLとつながっています。
(写真5)術後には適切なリハビリ期間が不可欠です。 半月板損傷の原因と病態について 半月板損傷は、体重が加わった状態で膝をひねったり、衝撃が加わったりすることで起こり、前十字靭帯損傷に合併することもよくあります。
1また、断裂の形態が横断裂・水平断裂の場合は切除術が選択されます。 電気治療 『痛み』を和らげる目的で、『痛み』のあるところを中心に低周波などを流します。
足を持ち、内や外に足先を急速に回します。
ところで 変形性ひざ関節症とは?• 縫合術は技術が高い手術なので、半月板の損傷部位によっては上手くいかないこともあります。
ここではこれらについて説明していきます。
引用文献 [1]Kurosaka M, et al. 肺塞栓症の頻度は高くはありませんが、当科ではリスクを減らすため、「早期離床と積極的な運動」「理学的予防法(間欠的空気圧迫法など)」を行っています。 右膝は90度曲げた状態で痛みが出現し、この角度以上に曲げることは無理でした。
4逆に、半月板損傷の可能性が低いならば痛みの原因は他にあるかもしれない。 ロッキングと呼ばれる状態になったときの対処についても詳しく解説するので、膝の状態を改善したい方や、半月板損傷の解消法を知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
この場合、半月板の修復と損傷した関節面の修復の両方が必要なため手術が行われることがあります。
尾側の手で足底を把持します。
最近では関節鏡視下(内視鏡)で半月板を切除したり、半月板辺縁部の断裂例では縫合術を行ったりします。
アプレー圧迫テストの方法 アプレー圧迫テストの方法・陽性所見・解釈は以下になる。 5時間です。 疼痛がみられる場合には陽性となります 外側半月板損傷の方が、内側半月板損傷よりも正確に評価・診断され、精度が高いという結果があります。
11保存療法 安静、抗炎症薬などの薬物療法、リハビリテーションなどを行います。 症状 半月板損傷は、スポーツ外傷でよくみられますが、高齢者ではささいな怪我や日常生活動作でも損傷(変性断裂)することがあります。
The Journal of orthopaedic and sports physical therapy , 37 9 , 541—550. 半月板損傷に靭帯断裂を合併するとより大量に出血します。
膝関節の中にあるCの字状の半月板は、骨の間でクッションの役割を果たす重要な組織です。
下腿の回旋と膝関節の屈伸を組み合わせ半月板にストレスをかけます。
痛みが生じたら陽性とします。
最近は、縫合技術の向上によって、『縫合術』が適応になる例が多くなっています。
中間点では、内側側副靭帯の深部線維として知られる関節包との接続を介して、大腿骨と脛骨にしっかりと付着しています。
その後、回旋と牽引を加え、 圧迫のときに疼痛があり、牽引の時に疼痛が軽減されれば陽性になります。
スポーツ復帰までの期間は、半月切除術で術後2~3ヶ月、縫合術では術後4~6ヶ月のリハビリが必要です。
長時間着ける、またはきつく締め付けるといった着け方は血流が悪化してしまい損傷回復に逆効果です。
中央部分は栄養供給のために滑液の拡散に完全に関与しています。 The Journal of orthopaedic and sports physical therapy, 37 9 , 541—550. :The predictive value of five clinical signs in the evaluation of meniscal pathology. 半月板は内側と外側にそれぞれ1つずつある軟骨組織で関節のクッションの役割を担います。
30秒キープし3セット行う• 症状および検査(MRI)結果が軽症で、特に血流がある部位の損傷の場合は保存療法が有効です。
前十字靭帯前部付着部は、内側半月板の前角を繋ぐ横靭帯と結合します。
これに関しては、McMurray Testの複雑さが影響していると考えられます。
McMurray Testでは、下腿内旋・外旋のストレスだけでなく、内反・外反ストレスと脛骨軸上に圧力を加えることで診断の制度が高くなりますので、それを踏まえてご紹介していきます。 ・関節裂隙(半月板)に疼痛、圧痛もしくは違和感がある。
6図1 図2 膝蓋大腿関節を横から見た図• 外方へ捻転したときには内側半月板損傷を示す。 外側半月板は、前後方向に10 mm(0. スクワットテスト(squat test)• 手術は半月板縫合術と切除術の2種類 半月板損傷には縦に損傷した縦断裂、横に損傷した横断裂、水平に損傷した水平断裂、中高年の方の変性による変性断裂などさまざまな損傷形態があります。
まとめ 多くの研究では、半月板裂傷の診断において、McMurray Testの方がJLTよりも感度が低いことが示されています。
これで、おおよその状態がわかりますが、中には手術される人で 「半月板損傷があるのはMRIでもわかるけど、細かいところは手術で中を直接見ないとわからない」 というようなことを医師から言われる方もいらっしゃいます。
歩くときに痛みが出る• このとき、膝を内側(knee-in toe-out) 外側(knee-out toe-in) にして行います。