香川真司 yahoo。香川真司、初の自叙伝『心が震えるか、否か。』まえがき

香川真司、測りきれなかった想いの強さスペイン移籍か、ドルトムント残留か

それでも監督がファーガソンだった1年目はまずまずの活躍を見せたものの、2年目以降は香川の個の弱さが露呈し出番が減ってしまいましたね。

「最初の練習でシャヒンを見て、コイツはチームの中心だろうなと思ったんですよ。「今日はクラブの誕生日ということでおめでとうございます。

ある年は、ドルトムントからマンチェスターに飛行機で飛んだ。つかの間のオフをはさんで、日本を発（た）つ日はすぐにやってきた。負傷から復帰し、再びピッチで披露する香川らしいプレーをファンは待ち望んでいる。

香川の移籍については、2014年8月にユナイテッドを離れる際に、ドルトムントが、推定800万ユーロ（当時のレートで約10億円）の移籍金を支払っている。現状だけを見れば「もはや香川は不要」と見る向きも多いだろうが、完全にそうと決まったわけではないのだ。

彼らを相手にサッカーをすれば、登るべき山に出会えた気がして、胸が高鳴る。代表で活動した選手が遅れて合流したり、怪我人が出ていたりしていたからだ。

4月中旬のオンライン取材では機嫌がよさそうだった（筆者撮影）波乱の連続だった直近の２年間その間、香川自身の動きも波乱の連続だった。

その多くは正解なんて存在しない。ドルトムント時代にペナルティーエリア内での華麗なステップと切り返しから左足でゴールを決めたシーンをはじめ、絶妙な右足アウトサイドでのフリック、ユナイテッド時代のアシストなどの映像が収録されている。西日本に住む人間にとって、東北の冬は寒い。

当初、香川の後の10番だった中島翔哉（アルアイン）も絶対的主軸だったが、彼もまた当時所属のポルトで出場機会を失うにつれて代表での序列が低下。

リハビリ中と思われるトレーニング室から元気な姿を見せた香川。

その彼が初の自叙伝となる「心が震えるか、否か。「今の状況じゃ話にならない」 2020年10月にスペイン２部・サラゴサとの契約が打ち切りとなり、３か月の浪人を経て、今年１月にギリシャ１部の名門・ＰＡＯＫに移籍した香川真司。

しかし、FCみやぎの場合はやる気さえあれば、誰でも入ることができた。少なくとも、ガルシア監督がアリスとのダービーの前半だけで香川を見切った、ということはなさそうだ。移籍が絡むと、色々なことがドライに進んでいくが、その点だけは違和感を覚えた。

僕たちの世界はグラウンドの上で見せていかないといけない」と復活への強い意欲を改めて口にしたのだ。兵庫県出身。

前年の11月のようにいきなりトップチームの練習から離れるように言われたわけではない。
当時からFCみやぎの練習時間は長かった。
この試合でPAOKの選手たちは、0-2で迎えた終盤、アリスに対してロングボールを使用して強引に同点に追い付いたが、そうした原始的な部分が残るのがギリシャのサッカーだとしたら、歴戦の背番号23にとって、ある程度の妥協は必要になってくるだろう。

最後に10番を背負ったのは2019年３月のボリビア戦とはいえ、香川が日本代表に呼ばれたのは2019年６月シリーズが最後。堂安律（ビーレフェルト）も「三銃士」と証された2018年段階の勢いが薄れ、アタッカー争いは混とんとしつつあった。

PAOKは主導権を握れないまま、0-1で前半を折り返した。森保監督としても香川をリストに入れたくても入れられないのが本音ではないか。

森保一監督率いる現体制発足以降は、2019年３月のコロンビア（日産）・ボリビア（神戸）２連戦で初招集され、ボリビア戦ではキャプテンマークを巻くなど、指揮官からも期待を寄せられていた。
僕が小さいころからプロ選手を志して、日本代表になって、海外で約10シーズンを過ごすことができているのは、小学6年生のときの「選択」によるものだと思っている。
南アフリカW杯のメンバーだったサイドバックと、メンバーには入れなかったMF。