宮島 達男。 宮島達男 クロニクル 1995−2020

宮島達男 クロニクル 1995−2020

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「被爆の柿二世」を通し、「時の蘇生」を目指しました。 震災直後は目の前に苦しんでいる人がいて、パンは役立つけれど、アートなんて何も役に立たないと思い知らされました。 弧を描くように壁にランダムに配されたLEDは、パステルカラーの光を放ちます。

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壁に大きく映し出された参加者の顔に、死ぬまでの秒数がカウントダウンされます。

宮島達男 / Tatsuo Miyajima

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世界銀行東京開発ラーニングセンターから要請を受け、学生たちがウガンダのエイズ孤児が置かれている現実を学んだ上で、その子どもたちのためのワークショップを考案し実施した。 時の蘇生・柿の木プロジェクト [ ] また、によって被爆したの木から採取した種を苗木に育て、展覧会場などあらゆる場所で配り、また世界中の子供たちと植えていく「『時の蘇生』柿の木プロジェクト」を展開している。

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「仏の智恵」を意味する「金剛智」をモチーフにした作品です。

柿の木・原爆・震災——揺さぶられた心 答えを探してアートの力 現代美術家・宮島達男さんに聞く:朝日新聞DIALOG

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宮島達男さんの作品が手軽に見られる美術館が、東京都現代美術館の大きな空間に設置された作品《それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く》です。

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だから今の状況も、新しい潮流が起こる一つの機会かもしれませんよね。

宮島達男 クロニクル 1995−2020

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それが、惨事の記憶が風化していく一つの原因でもあると考えています。 「柿の木プロジェクト」は、実はアメリカでも実施されています。 それを見ているうちに、逆に僕自身が影響を受け始めて、自分の中のアート観が変わってきました。

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カタログ上の言葉や批評の中にも出てきますし、年表の中にも、芸工大のことはもちろん徳山先生とのこと、新しい学科をつくったことや改革したことなども入っています。

宮島達男 クロニクル 1995−2020

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そうした 癒す力も生命維持のためには必要だということです。 ここから代表作の《Mega Death》をはじめ、宮島達男のLED作品について解説していきます。

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生命の永遠性を表徴する数字のLED。 それが、このインタビューに取り組んだきっかけです。

日本を代表する現代美術家、宮島達男のLED作品と個展情報

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戦争や貧困、差別などの様々な社会問題に対する芸術の可能性と具体的アイデアは、新国立美術館でのシンポジウムで一般公開・共有し、「芸術に何ができるのか」を芸術教育の実践を通して検証した機会となった。

例えば、腕を怪我したら絆創膏を貼ればいい。 個展「宮島達男:如来」では、宮島達男を代表するLEDの作品群と、新作のインスタレーションやパフォーマンス作品の映像や写真などが展示され、宮島達男がこれまで向き合ってきた「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」の3つのコンセプトを体現したといいます。

宮島達男 クロニクル 1995−2020

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本展ビジュアルデザインは、本学グラフィックデザイン学科教授の(こんどう・かずや)氏の手によるもの。 アートであるがゆえに、国も言語も、概念やイデオロギーも超えていくことができるんです。

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だからアートを止めてはならない」というメッセージを出しています。 ヨーロッパの人たちが個性豊かといわれるのは、学校の授業で、自分がどう思うかを挙手して発信するからだと思います。

正解に縛られない世界で、新たな文体を/現代美術家 宮島達男 Tatsuo Miyajima

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《ブロンズで型取りされた被爆柿の木2世》は、1998年に国連本部で展示された作品です。 同じくドイツの文化大臣のモニカ・グリュッタース氏は、「クリエイティブな人々のクリエイティブな勇気は、危機を克服するのに役立つ。 宮島達男の作品の媒体として代表的なLEDのデジタルカウンターですが、多くの作品の中で、表示される数字に「0(ゼロ)」がないということはご存知でしょうか。

その手腕に感動し本展のデザインも宮島先生自ら近藤先生を指名した。

日本を代表する現代美術家、宮島達男のLED作品と個展情報

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"Deathclock"は200部限定で販売した、による作品で、作者と購入者が共同で制作する作品である。

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でも目に見えない傷は、音楽、映画、美術などに触れることで、少しずつゆっくりと癒す。