なにせ現在の基本給の33パーセントという艦艇乗り組み手当が必ず毎月付与されるうえ、航海手当というものが日数や母港からの距離で算定され、航海の内容に応じて支給されます。
7職種によっては飛行機乗りという道も開け、その場合はさらに手厚い手当てが期待できます。 上からの命令に絶対服従を求められる実力組織である自衛隊とて、例外ではない。
方面隊をまたいでの転勤はほぼ無いと聞きますし、転勤しても隣の駐屯地が隣の市、ぐらいの規模であったり、それだけ勤務地が多いという事でもあります。
海自もまた、そんな彼らを生かす義務がある。
この侮辱的な言動によって,三等海曹は, うつ病を発症し,自殺したと認定されて, 慰謝料合計350万円の請求が認容されました。
この件について海上自衛隊に問い合わせると、次のように回答した。 今後の人事で戒田氏が現在の陸将補から陸将に昇格すれば、数千人、数万人の自衛官をまとめる師団長に出世することは確実視されており、国防の礎であるはずの自衛隊におけるパワハラ被害者は大幅に増加することが懸念される。
ドアの修理履歴で処分が確定 筆者がさらに取材を進めると、内情を知る陸自幹部は「今回、懲戒処分を受けたのは間違いなく戒田氏」と話した上で経緯を明かしてくれた。
まず,いまさら言うまでもないことですが,男性が多い(いわゆる男社会である),上下関係が強い,といった環境があったとしても,セクハラが正当化されることは一切ありません。
居住が義務付けられているため、に下宿という形でアパートを借りる隊員がいますが、当然住宅手当等はつきません。
1983年12月20日生まれ。 防衛省では、懲戒処分実施時の公表基準を定めており、「被処分者の所属等、事案の概要、処分年月日及び処分量定に関する情報を、個人が識別されない内容のものとすることを基本として公表する」としているため、これだけでは処分を受けた「幹部自衛官」が戒田氏であるとは特定できない。 一方、重傷を負わせても、「被害者の態度が反抗的」「思わず感情的になって突発的な一回の平手打ちや殴打を加えたが、それ以上の暴行に至らなかった」などであれば、免職としない処分軽減の規定も設けた。
11告発状が陸上自衛隊の内情を暴露 そうしたなか、今月初旬、筆者宛に防衛省職員とおぼしき人物から告発状が届いた。
随分と重い処分となっているが、これには理由がある。
すでに各種報道でも報じられているように、当時の艦長、運用長、船務長の3幹部自衛官には懲戒処分を行いました」(海上幕僚監部広報室) これに伴い、当時の艦長、運用長、船務長は、すでに艦艇勤務から外され、現在(本稿執筆2月26日時点)、「護衛艦隊司令部付」として陸上勤務となった。
今、海自では厚生労働省が定めた「職場のパワーハラスメントの定義」に従って、きめ細かく対応している。
なお、責任者である湯浅陸幕長は、戒田氏とは防衛大学少林寺拳法部での先輩後輩の間柄で親しいことは陸自内では周知の事実である。 また業務の都合上残業が課された場合は、その分だけ時間休が付与され、(部隊の雰囲気が許せば)どんどん休暇を消化するよう促されます。 」 などと誹謗されていたことが認定されました。
その意味では、彼もまたパワハラの被害者といえるのかもしれない。
わが国の法律や自衛隊の規則に、『自衛官ならパワハラをしてもいい』などという条文がどこにありますか? 実力組織であることが(パワハラをしてもいいという)根拠にはなりません」 海自においては、パワハラは刑事犯罪と同じと認識されている。
理不尽な規則や外出禁止等も少なく、世間一般的なイメージもよく、かろうじて公務員という土俵に立てるのが空自ではないかと個人的には感じます。
その人物のパワハラについて、防衛省が責任を認めたことになる。
陸自の隠蔽体質を暴露する内容と戒田氏の懲戒処分の公表資料が同封されたA4判2枚のもので、「陸上自衛隊、特に陸上幕僚長の横暴は、もう限界で目に余ります」と告発が始まっている。
3それも、多くの新聞記事にはまずでてこない、待遇面や生活の実情、それも独身隊員の目線に立った視点で書いていこうかと思います。 趣味は,子供と遊ぶ,運動をする(金沢弁護士会野球部に所属しています),美味しいものを食べる,読書,登山などです。
9%しか存在しない(2017年10月末時)。
(幹部は別ですよ) 基地内の隊舎のことを営舎ともいうためか、基地内に住む隊員のことを専門用語で営 内者と呼びます。
(文=秋山謙一郎/経済ジャーナリスト) 当時の記事を読む• 防衛省を含む各省庁のキャリア官僚は、基本的に海外の大学院に留学させるが、自衛隊では非常に限定される。
この決定は陸自トップの 湯浅悟郎陸上幕僚長(2019年4月から現職)の「ワガママ」な決定によるもので、自衛隊関係者の間でも「日米同盟にひびが入る」と衝撃が走った。 その理由を海幕関係者は次のように語る。
このため、特定の隊員が懲戒処分を受けたか否かについては、回答を差し控えます〉 徹底的に悪しき体質を追及していただきたい さらに、防衛省が戒田氏を処分したという事実は、陸自内部の問題にとどまらない。 「パワハラで乗員ひとりを自殺に追い込んだ前艦長を、また艦長職に就けるということは、それこそ艦艇勤務隊員たちの士気にかかわる。
米軍の現役幹部の41. 内容は正確に陸自内の状況を反映しており、今月26日付で湯浅悟郎陸幕長が退官するとの観測が高まっていたことを受け、現役の間に筆者に情報提供したかったのだと考えられる(観測通り、湯浅氏は26日付で退官)。
8%(15年時)と比べると異常な低さだ。
自らの生き方をもって、今回の事件と向き合う義務が彼らにはある。
「彼のニックネームは学生時代から名前をもじって『ハカイダー』。
それを自覚すべきだ。
約2000人の団員がいる。
新たな処分基準ではパワハラで全治1カ月以上の重傷を負わせた場合、従来の「16日以上の停職」を原則「免職」とし、最低でも「6カ月以上の停職」に引き上げる。