男の嗜みたる由縁を、まさに肌で感じることができますね」 の爽やかでスイートなトニックの香りをほんのりと漂わせ、身だしなみは完璧です。 物書きとしても活躍している店主である。
8学ぶことの重要性と、その上でお客様から質問があってわからないときはわからないと伝える素直さを持つ重要性も教えてもらいました。 森岡書店 銀座 ーそうなんですね。
自らの事業を心から愛し、希望を託せること。
いま、何年も取り組んでいるものなんですが、ガラスの器で万華鏡みたいなものが作れないかなと考えているんです。
運だけではない何か不思議なプロデュース能力が、こうした縁を引き寄せているとしか思えません。
写真集を中心にzineや中には新刊本もある。 ちょうど馬喰町に3階建ての1棟貸しの物件が出るという情報を入手しまして。 しかし、森岡さんにとっては何より大切な行為だ。
今回は大阪文の里にある「居留守文庫」を紹介。
そこでは、土門拳、藤本四八、河野鷹思、亀倉雄策など名だたるクリエイターたちが集い、日本の文化や近代化を海外に伝える『NIPPON』などの雑誌が制作されていました。
というのも、得られる単価は本の展覧会によって大きく変動するからです。
「この形って見たことがないような気がするんです、それでいてビールを飲むための最適性を求めた形というところに惹かれます。
しかし、ここ数年間に東日本大地震を始めとした天災などを経験してから、ものに心の面からも支えられていることや、ものには思い入れが宿ることを様々な場面で感じています。
こういうのが職人がデザインをするスガハラらしい製品なのかなと思います」 松浦「この泡のグラスも、水を入れてみると、奥に見える泡が大きく見えるんです。
そんな考えで言うと、私は「良い方・美しい方」を見ていたいなという気持ちがあります。
そして来てくれた人を見て、作家さんも喜んでくれます。
こうして、茅場町でひとり立ちしたのが、2006年6月。 こう話すのはオーナーの森岡督行(よしゆき)さん(44)だ。 5、 6人で良く遊びに行ってましたね。
8一冊の本を売るスペースがあればいいので、3坪くらいがちょうどいいと僕は思っていました。
どれも小学校の教室に貼ってあるような言葉ですけれど。
そんな「やさしいスキンヘッド」が厳選した本たちがこの空間にはある。
東京より電車を乗り継ぎ、森岡さんが九十九里にあるSghrの工房まで来てくださいました。
さっそく、遠山さんに再度お会いしたときに、馬喰町の物件に一緒に行きました。 隣で働く僕たちをそば屋さんやお寿司屋さんに連れていってくれましたね。 例えば、仮に100円の本だったとしても、『どうしても森岡書店で売りたい』という気持ちが伝われば、売上の見込める展示の後での開催を探ります。
19その製品の背景も、森岡さんは「デザインした人の気骨を感じますよね」と。
トントンですね。
そんな話をしたように記憶しています。
あるのは飲食店の立て看板のみ。
それによって、お客さんはただ消費を繰り返す代わりに、他者とつながり、新しい場や体験を生み出していける。
これでは、昔の映画のタイトルではないが、まるで「荒野の古本屋」である。 今回は新宿マルイアネックスの地階にある「Brooklyn Parlor」を紹介。
これも、大人の嗜みですかね」 が店を構える鈴木ビルは昭和4年に建てられた近代建築。
多くの財界人・文化人が愛した銀座の名店は日本の紳士の身だしなみを整え続け、今年で創業100年を迎える。
著書に『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『BOOKS ON JAPAN 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『荒野の古本屋』(晶文社)など。
今回は大阪・心斎橋にある新刊書店「スタンダードブックストア」を紹介。 よそ見をするな、気をつけろ! 地球のそばには、お月さま、 ぶつからないように、かじきって。 バターケースは三谷龍二さん作。
7あまりに気持ちが良くて眠ってしまったのが悔やまれるほど。
買い物客でにぎわう銀座の中心街からちょっと離れた、ひときわ静かな場所に、去る2015年5月5日、新しい本屋さんが産声を上げました。
ー東京が大自然ですか? そうですよ。
店主が厳選した1冊の本が中核にありますが、そこから派生したさまざまな展示やイベントが開催されます。
私が思う生活工芸の魅力は『ものの経年変化が楽しめること』。 ここなら家賃が安くて、一冊の本を売る書店とカフェ、ギャラリーを併せてできる。 でもきっと、ガラスならできるんです」 森岡「いやぁ、それもまた楽しみですね。
ここから、「一冊の本を売る本屋」開店への準備が始まった。 人が作り、人が読み、人が伝える「ことば」の力を、この時代だからこそ強く信じたい、という森岡さんの身体感覚がそこにあるように思えます。
ビルは赤茶けた岩山。
1冊の本と真剣に向き合い、それを提供する場においてさまざまなコミュニケーションが交わされる。
すなわち、見渡すかぎりの荒れ地。
撮影:白石和弘 身の回りにあるものを一つずつ選ぶこと 「工芸という響きから印象は少しずれるかもしれませんが、洋服、財布や文具などの小物も含めて身の回りにあるものを一つ一つ大事にしたい気持ちがあります。 塩気がの効いた、付け合わせのしその実をちょいちょい挟むのがまた良い」 「実は銀座には銭湯が2軒あって。
11その中で年々日本の生活工芸への興味は強まっている気がしていますし、海外からわざわざ日本に買いに来る方も増えているように思います。 さらに言えば、本というものはもともと二次元のものですが、それを三次元に展開するような感じでしょうか。
一見敷居が高く感じます。
その『正しさ』にこだわる姿勢に、気品が宿ると考えています。
今回は駒澤大学の近くにある「スノウショベリング」を紹介。