~男たちの喫煙所篇~ 『 』で田向浩樹役を演じられた小出恵介さん、本日バースデー🎂これを記念して映像を解禁!〜男たちの喫煙所編〜「会ってその日にやっちゃう子なんて嫌だよ。
16それが、田中妹が田向友希恵と関わっていたという事実であり、そこから田中兄妹は事件の傍観者から関係者に立場を急激に変える。
その父親を殴って追い出してくれた兄のこと。
一度は就職したものの、やはり作家になりたいという夢が捨てられなかった。
ネタバレになりますが、この田中がとった行動というのは、取材の過程で知り合った宮村淳子を殺害してしまうことを指します。
でも、違うんですね。 監督:石川慶• 【広告の配信について】 当サイトでは、第三者配信の広告サービス Googleアドセンス、Amazonアソシエイト)を利用しています。
12【私的評価】 90点/100点満点中 登場人物ほぼみんなド畜生なのですが、それこそが人間味であり、自分が自覚していない嫌な部分を投影させられている気分になります。
田向一家を殺したのは田中だったのか! と、一瞬思ってしまったわたし。
浮気して別れた女の父親が会社を経営してるからといって、よくもまぁ紹介してなんて頼めるなぁこいつ、と思いましたが、彼女もまた彼に復讐の意味も込めて、今彼氏いるけど2番目の彼氏でいいなら紹介してあげる、と彼の頼みを承諾。
情緒不安定なあの感じを出せる今の日本では数少ない貴重な女優です。
原作では事件被害者と交流のあった6人の証言者が、被害者の人物像について語るのですが、映画版では証言者の数が4人に絞られ、原作にあった「事件当日のことを語りたがる近所のおばさん」や「被害者・田向友季恵のママ友」のパートはほぼカットされています。 原作:『愚行録』(刊)• もしかしたら。 渡辺正人:眞島秀和 田向浩樹の会社同僚• 一方、田中記者の妹・光子(満島ひかり)は育児放棄の疑いで逮捕され、勾留中。
内容がえげつないので決してとしては向いてないが、終わった後の議論が盛り上がることこの上なしな映画なので、ぜひとも友達と一緒に行ってほしい作品。 どちらかというと犯人が誰なのか?という部分においては後半くらいから察しがついてくるので、そこに対してのインパクトはなかったものの、田中が取材を重ねていくにつれ、 被害者の野心的でしたたかで、自分が這い上がっていくためには、他者がどうなろうと関係ない、手段など厭わないといった本性が暴かれていくエピソードは、まぁ心地悪い。
この作品で賞レースに名が挙がり、数々の作品に出演。
しかし、補足したい情報が多すぎる。
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「関係者の証言」のつなぎ合わせの前半、そして事件の真相を田中兄妹の視点で明らかにする後半という構成。 【田向友季恵(旧姓・夏原友季恵)という人物】 被害者の妻である田向友季恵()は、加害者の犯行の引き金となった人物です。
妻夫木聡• もっと近い人がいくらでもいるだろうに。
週刊誌の記者である田中 妻夫木 聡 は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。
尾形孝之……殺された田向友希恵の大学時代の恋人で、淳子の元彼。
悲惨な子供時代を共に過ごした兄妹は、兄妹愛を超えた愛情で結ばれていたんですね。 どうやら原作があるようなので、こっちも合わせて読んでみようと思った。 その頃、田中のもとに、宮村淳子から電話がかかってきます。
5ライン・プロデューサー:小宮慎二• 雑誌記者の田中(妻夫木聡)は、その事件を取材していますが、実は実妹・光子(満島ひかり)が育児放棄で逮捕されており、心の中にはいつもそのことがあります。
この後どうなっていくのか気になったなぁ。
09 MOVIX京都 貫井徳郎原作の同名小説の映画化作品 ある殺人事件を洗いなおす雑誌記者とその妹の独白で」物語は綴られる 監督は石川慶 脚本は向井康介 雑誌記者の田中武志(妻夫木聡)は、1年前に都内で起こった一家惨殺事件に対して再取材を始めるところからスタートする そして同時進行で彼の妹のシングルマザー・光子(満島ひかり)の児童虐待事件が描かれる 拘置所で接見するふたり 光子は自分たちの境遇を話しながら、罪悪感皆無の不気味な笑みを浮かべている そして「ふたりだけの秘密」と呟く この映画は交わるとは思えないふたつの事件を同時進行させているのだが、実際には光子の虐待事件が起こったことで、再度武志が一家惨殺事件へのこだわりを持つことになった その理由は最後に明かされるが、概ね3つのミステリーがこの映画の衝撃となっている 一家惨殺事件の犯人は誰か? 武志が1年前の事件を調べているのはなぜか? 光子の娘の父親は誰か? 本編は一家惨殺事件の被害者像の再確認するかのように武志が大学時代の友人、会社の同僚などに取材をしていく その中で暴かれる被害者・田向(小出恵介)とその妻・友季恵(旧姓・夏原:松本若菜)の人物像 彼らを表現するのは、大学時代の友人、恋人、会社の同僚たちであるが、好意的に思う者、裏の顔を知る者など「多方面」から被害者像を暴露していく そして奇妙なのは「事件の被害者の闇の部分を臆することなくペラペラと話す」ところである 田向家の町内の女性から始まり、まるで他人ごとのように語られる被害者は「どれが本物なのか」と判断を惑わすように「徐々に闇の部分が露呈」していく それぞれが語る被害者像はそれぞれのコンプレックスでもある 相手に見える嫌なところは「自分の中の嫌な部分」でもあるからだ この映画の主題は劇中でも使われる「階級社会」である 日本は格差ではなく「階級社会」であり、生まれは人生を最後まで苦しめる 光子はろくでない親に育てられ、虐待を受け、その脱出を思って進学した大学でもそれが足枷になることを知った そして社会に出て、偶然見かけた「大学時代の因縁」は彼女の希望を打ち砕き凶行へと向かわせる この物語の真新しさは「凶行の動機」だろう これまでのミステリーは基本「復讐」であり、それは対象が定められがちである だが近年起こる犯罪は対象が加害者と密接な関係がない 光子の独白によれば、最初の殺人は夫であり、この男は光子とは無関係である そして光子が大学時代の夏原の悪行に対して怒りを抱いていたかと言うと、それは描かれていないのでわからないが、おそらくは無いだろう 光子は、彼女なりに必死で現状から抜け出すために「できることは全部していた」からだ その行為も傍から見ると、「夏原が光子を使って大学での地位を上げようとしていた」と映るのだから不思議なものである 光子は明確な動機をもって田向家を殺害していない ヒエラルキーの存在を認知した決定的要因を彼らに見たからである 無論、彼ら(特に夏原)の背景を知っていたからこそ、世の中の不条理が明確になったとも言える まあ、ここまででも大概なのだが、この映画のおそろしいところは、この段階では「露見」していない それが記者・武志の言動の理由である 彼は「光子」を守るために立場を利用して「光子に繋がる糸」を断ち切ろうとしていた 他人を貶める証言を笑顔で聞きながら、怒りを表に出さずに目的を完遂する 冒頭のバスのシークエンスからして「常人」とは思えない発想と行動力である まあ、とにかく「重たい」映画だった タイトルからして「重い」のは承知ではありましたが でも本当の愚行はラストシークエンスの光子の独白でしょうか 経緯はわかりませんが、幼少期の虐待の連鎖は終わっていない 武志の言動を顧みると、ヒエラルキーすら超越した「愚行」がそこにあるように思えてなりません 彼の台詞をそのまま彼に贈りたい 彼の愚行のレベルからすれば、たかだかヒエラルキーから自分を守ろうと躍起になっている対象者はバカにしか見えないでしょうね そこが一番怖かった 光子はサイコパスに見えるけど、兄はそれ以上だった 心に闇を持っている人間に対して本性を引き出す力は恐ろしいもの この映画の肝は、なぜ誰もが疑いもなく武志に語ったのか?でしょうね その理由は「人心と時間の関係」に依るものだと感じました. 夏原友希恵:松本若菜 一家惨殺事件で殺害された田中武志の妻• 描写とか、それぞれが何か隠してることとかは想像で補えるし、グレーでいいかなとか思うんですが、 まずそれぞれの人物の行動自体が???って感じでした。
妻・友希恵 の大学同期であった宮村淳子。
関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像と証言者たちの思いもよらない姿であった。
それをはたから見ていた淳子は、当時の恋人である孝之に彼女の存在を妬んでいました。
内部と外部の人間がつるむことのない中、いとも簡単に打ち解けた友希恵に、いつしか外部者たちは彼女に憧れを抱き、なんとか仲間に入れてもらえないかと取り繕う。
(出典元:映画「愚行録」公式Twitter) 友希にしてみても、結果として歴然たる不公平感は取り払うことは出来ていません。
音楽:• (出典元:映画「愚行録」公式Twitter) 去り行く男に追いすがるエレベーターでのシーンは、思わず「にやり」としてしまうほど。 C 2017「愚行録」製作委員会 俗に言う「イヤミス」=「読んで嫌な気持ちになるミステリー」の傑作とされている、第135回直木賞候補にもなった、貫井徳郎の長編小説の待望の映画化。
悪口、陰口をいうとき、人はこんなに人相悪くなるんだと思いましたね。
そこでの友希恵に対する孝之の言動や行動にジェラシーを募らせる淳子。
光子の過去 同時進行で描かれていた、主人公の妹・光子。
新人監督賞• 最高の映画だったと思った。
職場内での人間関係ではなく、お客様とのやりとりで人間のイヤな部分も目にすることもしばしばあって。 しかし、実際には「映画を見ただけでは気づけない」衝撃もあります。 本作での彼の役柄が、実は原作では姿を見せないキャラクターだけに、その役作りにはかなりの苦労があったと思う。
7世間を震撼させた一家惨殺事件。
稲村恵美……殺された田向浩樹の大学時代の恋人で、愛人。
では物語からサクっといってみましょう。
父親が光子に手を出した当時力がなかったことと勇気がなかったことで助けることができませんでしたが、高校生になった田中は、ついに父親に馬乗りになって手を出し光子を救います。