まだ20歳という若さでありながら、現在絶好調のチームを支える中心的な選手へと成長した佐野選手に話を聞いた。
15一方、琉球の樋口靖洋監督は「この4連敗という結果をしっかり受け止めたいと思います。
グループ練習が始まった時に「サッカーができるって本当に幸せだな」と感じたのですが、全体練習が始まるとコミュニケーションを取る回数や人数も増えてくるので、より楽しさが増しました。
また昨季は現役時代にサイドバックで日本代表に上り詰めた相馬直樹前監督の下、両サイドバックである意味期待を込められた起用が続いていたものの、今季は育成年代からプレーしていたボランチのポジションに定着。
もともと緊張しないタイプなので(笑)。
これからも応援をお願いします」 --ありがとうございました。 兄と比較されることは理解した上で米子北へ進学。 ピッチ中央から1人でDFを1人、2人と抜き去り、PAでさらに1人をかわして右足を振り抜いた。
6佐野 今はまだコロナの影響で大変なことがたくさんありますけど、自分たちが結果を残すことで誰かを元気にすることができると信じています。 ボランチで出場したいという思いはずっとあったので、昨シーズンが終わったタイミングで、もう一度ボランチで頑張ろうと決意しました。
町田のJ1昇格に少しでも貢献したい」と目標を語った。
とはいえ、自己評価は「前半は良い形でボールを奪ったり、前への選択ができていた」と振り返りつつも、試合を通じてのプレーには満足せず。
僕のような後ろの選手が機を見て飛び出すというのはすごく有効だと思いますし、チャンスがあればもっと出ていきたいです。
佐野 ファン・サポーターの皆さんに会えない時間が続いていた中で、自分たちの状況を発信できるツールがあったのはすごく良かったと思っています。 実際にプレーしていて手応えはありましたか? 佐野 うまく崩すことができた場面もあったのですが、シュートまで持っていくシーンは少なかったですよね。 そのまま加藤陸次樹の追加点に直結し、ゴールが決まると佐野は頭を抱えた。
16とにかくあまり先を見過ぎず、目の前の試合にしっかり集中すること。 佐野 はい。
僕自身、背後にボールを出すのがあまり得意ではないので、そこは指摘されています。
個人としての目標はプロ入り。
2試合連続得点、今季初の2ゴールを決めた安藤は「(1点目は)海夏くんから『打っていくから狙っておいてくれ』と言われていて的中したゴールでした。
「あんだけJ2で活躍してお兄ちゃんと思えないくらい」と兄の凄さを改めて実感しているが、「自分は自分のプレースタイルでやっている。
8大きな器具を使うトレーニングができなかったので、腹筋などの筋トレを行ったり、外を走ったりしていましたね。 そこは空いているという共通意識があったので、狙えたのが良かった」というMF吉尾海夏の2点目につながる縦パスも披露。
「大学に行ってプロに行くより高卒の方が厳しいけど、厳しい道を進んだ方が成長すると思ったので選びました」。
前例は鹿島に入団したDF トゥールーズ 、川崎に入団したFW ヴァンラーレ八戸 の2011年まで遡る。
サポーターのみなさんの後押しは大きな力になります。
「トップらしいゴリゴリもできて、トップ下らしいテクニックも出せるくらいじゃないとプロから声も掛からないと思う」と語る佐野は後半6分に、馬力とテクニックの両方を示すような突破。 そこからは町田の他にも練習参加を経験したが、雰囲気が気に入った町田から10月後半に獲得オファーが届いたことで、入団を即決した。
ボランチの選手がああいう形でプレーするのは昨シーズンとの違いの一つですよね? 佐野 そうですね。
J1に上がれないと分かっていてもモチベーションを維持できるのは、凄いと思いました」 プロでの対戦を楽しみにするのは、今季より大津高から湘南に入団するDF. 前半の終了間際、45分だった。
--チームはここまで好調ですが、その要因は何でしょうか。
すごく昔の、自分が生まれる前のJリーグの試合も見ていました。
「中学の頃はあまり走れなくて」と振り返る。 (残り 1725文字/全文: 2100文字) この記事の続きは会員限定です。 30分、平戸のロブパスから安藤が背後へと抜け出して自身2点目を奪う。
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FCヴィパルテU-15()• 佐野 ボコボコにされました……。
2019年、鳴り物入りの高卒新人としてゼルビアへ加入。
OBで兄の町田MF佐野海舟とはプレースタイルも、性格も異なると言われてきたが、現在は巧さに加えて兄のような走り、戦える選手にもなってきている。
連戦を考慮して交代をしていきましたが、もちろん最後の失点は喫してはいけませんでした」と課題を挙げつつも喜んだ。 (2点目は)ずっと練習していた背後の動きが、今季初めてつながった嬉しいゴール。 海舟という名は、父親が好きだという江戸時代末期から明治時代初期に活躍した偉人、勝海舟に由来する。
55月5日、第12節の戦で途中出場からプロデビューを果たした。
このプレーでは直前のインターセプトも含め、攻守のクオリティーを端的に示していた。
一発でそこを攻められたら、それが一番いいですからね。
に新入団するMFは「1年目から試合に絡みたい。
さらに「海夏くんからボールを奪ったら逆を見るように常に言われていた。 1試合を通して安定したクオリティーを発揮できる選手を目指していく。 とはいえ、昨シーズン同様に背後を狙うプレーも意識しています。
その場所は、佐野がこだわり続けたボランチだった。 だけど周りの人から「いろいろなポジションでプレーできたほうが絶対にいい」と言ってもらえて、それからはサイドバックでのプレーを自分の中でプラスに捉えることができました。
そのためにプリンスリーグ中国や全国大会でアピールしなければならない。
1年次からレギュラーを確保し、3年連続でとに出場した。
[文:サカノワ編集グループ]. 選手権初戦敗退後はテクニックよりも筋トレや身体の使い方の向上、走り込みに取り組み、ジムにも通って強化してきたという。