見にくきも、さこそはあらめと思ふこそ、わびしけれ。 前の部分と後ろの部分のつながりが自然になるような訳を当てはめて、どの用法が用いられているか見極めましょう! まとめ 今回学んだことをまとめます。
20さもあるまじき人の、さし答へをも後やすくしたるは、うれしきわざなり。 語釈の意味ごとの改行もありません。
参考文献(ページ末尾のAmazonアソシエイトからご購入頂けます) 石田穣二『枕草子 上・下巻』(角川ソフィア文庫),『枕草子』(角川ソフィア文庫・ビギナーズクラシック),上坂信男,神作光一など『枕草子 上・中・下巻』(講談社学術文庫) [古文・原文] 84段 めでたきもの 唐錦(からにしき)。
私が持っている新版と比べ、本文のデザインが随分進歩した印象です。
1 角川のサイトも本文見本がなく、詳しい内容は分かりません。
1 こちらも在庫あり。 参考文献 石田穣二『枕草子 上・下巻』(角川ソフィア文庫),『枕草子』(角川ソフィア文庫・ビギナーズクラシック),上坂信男,神作光一など『枕草子 上・中・下巻』(講談社学術文庫) スポンサーリンク [古文・原文] 254段 よろづのことよりも、情あるこそ、男はさらなり、女も、めでたくおぼゆれ。 さだになくは、うちいで、笑ひもしつべし。
7実物も未確認。 法師の才(ざえ)ある、はた、すべて言ふべくもあらず。
トータル2段分以上使って『竹取物語』の原文と現代語訳、そして用例に出てきた重要語の解説を載せています。
もはや「あはれ」の説明ではなくなっています。
初学者用に「意味ウインドー」や「学習ポイント」を用意しているのは良いのですが、カラーで見ると少々見にくい感じがしました。
しかしまた、そういう人も多いのだろうが。
14 三省堂全訳基本古語辞典 第三版増補新装版 鈴木一雄編 2007. 5 学研学習用例古語辞典 改訂第三版 金田一春彦監修 2014. iPhone版があるから紙の方はいいか、という気持ちにもなり、今回は購入するに至りませんでした。
実は「現代語訳」「語義の概要」「意味ごとの改行」の3点を満たしているのですが、存在の地味さに食指が動きませんでした。
しかし古語辞典がこんなに沢山出ているとは思いませんでした。
出版社による本文見本などの情報と、実物の本文画像を以下に掲載しています。 9 角川必携古語辞典 全訳版 吉川泰雄・山田俊雄・室伏信助編 1997. お娘が后でいらっしゃったり、またはまだ入内していなくて姫君などと呼ばれている人の所に、帝の御書簡を届ける使いとして参上したのに、その手紙を御簾の中に取り入れるのをはじめとして、敷物を差し出す女房の袖口などを見ると、明け暮れに見慣れていた者とは思えないほどの立派さで、下襲の裾を長く引いていて、衛府の役目をしている者は、更にもう少し素敵に見える。
17単語数も少なく、中学生をターゲットにしているようなのですが、如何せん古い辞書なので、同じベネッセなら全訳古語辞典の方が良いと感じました。
見出し語が大きい分、岩波古語辞典より多少は読みやすい程度。
いみじくかしこまり、土に居し、家の子、君だちをも、心ばかりこそ用意し、かしこまりたれ、同じやうに連れ立ちてありくよ。
学研全訳古語辞典の「あはれ」 ちょっと赤がくどい。
19 大修館 新全訳古語辞典 林巨樹・安藤千鶴子編 2017. 人の容貌(かたち)は、をかしうこそあれ。 だが今の世では、競うようにして受領(地方長官)になりたがっている。
20実物も確認できました。 「あはれ」と「をかし」の違いにも十分な説明を載せており、初学者には至れり尽くせりの内容です。
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今の世には、走りくらべをなむする。
ただフォントは明朝体のみ。
楽天AD [現代語訳] 254段 他のどんなことよりも、情があることが、男はもちろんのこと、女でも、素晴らしいことだと思われる。
実物は未確認。
学研学習用例古語辞典の「あはれ」 画像はモノクロですが、実際には二色刷りです。
花でも糸でも紙でも紫は素晴らしい。
色は黒一色。 Amazonではまだ新刊がありますが、次の『新全訳古語辞典』に切り替えたようです。
1 小学館のサイトも本文見本はありません。
清少納言(康保3年頃(966年頃)~万寿2年頃(1025年頃))が平安時代中期に書いた 『枕草子(まくらのそうし)』の古文と現代語訳(意訳)を掲載していきます。
昔の蔵人は、今年の春、夏よりこそ、泣きたちけれ。
「Web日本語」にコンパクト版の本文見本が載っています。 「新明解」ブランドだからといって、新明解国語辞典との共通性は特にないようです(じゃあ何で同じブランド名にするんだ、って話ですが)。
18「最新」といいながら1991年発行なのも何ともいえません。 どうして悪口を言わないでいられようか。
六位の宿直姿(とのゐすがた)のをかしきも、紫のゆゑなり。
用例はできれば語釈の後の方がよいと思います。
新明解古語辞典の「あはれ」 画像はモノクロですが、実物は二色刷りです。