不審死だったため、以降、早貴容疑者の名前は捜査線上にあがり疑われてきた。 和歌山県警はドン・ファンの会社の従業員や友人にまで捜査の手を広げたが、今日にいたるまで犯人逮捕には至っていない。
野崎幸助社長は亡くなる直前、A子のことを「新しい彼女や」とまわりに自慢していたといい、「嫁の早貴さんと離婚してA子と結婚する」とまで言っていたとか。 ただ、遺体からは覚せい剤は検出されていませんでした。
当時、事件に最も食い込み、日刊ゲンダイで「紀州のドンファンに何が起きたのか」を執筆したライター吉田隆氏の連載の一部を、以下に再掲する。
あわせて読みたい関連本• その後、Xさんは店を辞めたと聞いた。
25歳の元妻、須藤早貴容疑者が逮捕されたのだ。
さらに、経口摂取した時間帯として割り出されたのは、野崎さんと須藤容疑者が自宅で二人きりのラブラブタイムでした」 和歌山県警は須藤容疑者所有の2台のスマホを押収し、「位置情報」の捜査を行った。
本誌はさらに取材を進め、事情聴取を受けた関係者から重大な証言を聞くことができた。
節目が替わったのは事件から1カ月後のこと。
早貴容疑者のドバイへの高跳び計画をつかんだ和歌山県警は急きょ逮捕に動いたようだ。
源氏名は「小雪」だった。 今後の捜査ポイントについて、小川氏は「覚醒剤の入手ルートも今後の捜査の中で広げていく必要があると思います。 「刑事から掃除機の写真を見せられたんで、『何で調べているんですか?』と聞きました。
お手伝いさんには事情聴取などを通じ、絶対に犯人ではないことがわかった。 2019年5月24日(死亡当日)の 午後8時には、野崎幸助さんの足音を 階下にいた妻と家政婦が聞いています。
さらに、芸能記者なんかは「有名グラビアアイドルや、人気グループのメンバーがいた」と話しているそうですが、その中で、紀州のドンファンが付き合ったTTが話題になっています。
(田中ひかる著『「毒婦」 和歌山カレー事件20年目の真実』第4章 株式会社ビジネス社) このシーンは、テレビで繰り返し流され、林眞須美の悪印象を決定づけた。
「株主総会はわずか10分で終了し、会社に関する具体的な話は何もなかったそうです。
フライデーがA子を直撃し、野崎社長のことを質問しても「会ったことはない」と繰り返すばかりだったといいます。 しかし、結婚生活はわずか4カ月足らずで幕を閉じることに。
225歳の元妻、須藤早貴容疑者が逮捕されたのだ。
仮に、田辺市への全額寄付が認められたとしても、須藤容疑者は「遺留分」として、その半分を手にすることができた。
世論はそれらの捜査情報を全て真実であると考えているようだ。
いまどこにいるのかすら知りません。
Sさんとは無関係だった。 当然、『知るワケありません』と答えましたよ。 こんなしょうもない番組の収録こそ自粛させてほしい》 《守秘義務や常識がない探偵の話の内容なんて、全く信じられないし、それをテレビで取り上げるって神経どうなっているんだ?》 《真犯人が誰にせよマスコミが誘導してはいけない。
8今後、逮捕された須藤容疑者が、取り調べで何を語るか注目される。 ここで身柄を確保しないと、悪く言えば『高跳び』されてしまうという理由があり、これまで積み上げた状況証拠で逮捕したか」と指摘した。
その時間になって、ようやく起き出してきた須藤容疑者と一緒に、家政婦さんの作ったしゃぶしゃぶの食事を摂った。
野崎さんとは30年以上の付き合いがあり、同氏が東京で事業を展開していた時代には協力するなど、故人にとっては盟友的な存在だったXさん。
以前あったものが古くなって音がうるさくなっていたため、同じ年の2月に入籍したばかりのSさん 23 が近所の家電量販店で買ってきたという。
3年前、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏と共に、都内の飲食店で働いていた本人を直撃した時の様子を記者の視点で再現する。
当初、警察は紀州のドンファン事件との関連を調べるために、飼っていた犬のイブを鑑定にまわし、覚醒剤が検出されたら入手ルートを徹底的に洗うつもりでした。
1、2回ではなく、ある程度の量を買っていることから、警察は多方面から裏付けを取って周囲を固めていくのかなと思います」と推測した。
最後にいつ使ったのか。
当時22歳の女性が1人で考えてできることなのか。
年の差婚、多額の遺産、殺人。 林家で食事をした複数の男性がヒ素中毒になっていたことを報じる記事が出ると、世間の疑いの目は林夫妻に集中し、それに呼応するようにマスコミ報道はさらに加熱した。
14・野崎さんは須藤被告に関する不満を周囲に漏らすようになり、被告と激しく口論する姿も目撃された。
紀州のドンファン事件 犯人は嫁? 紀州のドンファン事件は、誰しもが「遺産を狙った嫁の犯行に間違いない」と思っていることでしょう。
野崎氏の遺体の第一発見者で、現在は都内に住む家政婦の竹田純代さんが言う。
最後に会ったのは市内の寺で執り行われた社長の三回忌法要です。
野崎さんの不審死から3年。 夫は、過去に「ヒ素」を扱うシロアリ駆除の事業を営んでいた。 そこに疑問の余地はなかった。
9当時の記事を読む• 我々遺族は遺言書の無効を求めて、訴えを起こしています。
社会部デスクによると、 「須藤被告は逮捕時に容疑を否認して以降、黙秘を続けているようです。
いわば、「消去法」での犯人洗い出しだった。
ある意味、このコロナの事態で出入国ができなかったのも逮捕にプラスになったと思います」と語った。