「ゆゆゆゆゆゆ…ゆきとさん…」 「さ、これでとりあえず大丈夫、はやく家に帰ろう」 「はにゃ~」 耳たぶまで真っ赤になって倒れるさくら。
「?? しゃ、小狼くん?」 「冷えてるな、体」 強く触れたところから小狼の体の熱が伝わって、冷えたさくらの体を温める。
「そういう噂があるんだよー。
浮かない表情のまま動かないさくら。
End チア部のユニフォームさくらちゃんと小狼が狭い空間で密着する話が書きたかったんです。 気がつくと部室には自分だけになっていて、テーブルには部室の鍵が置いてあった。 次は失敗しないでおくれ~。
4損な役回りだけど。 Sちゃんの家はある一定の気温を超えると家全体に冷暖房が入るシステム。
ジャムパン、アンパン、カレーパン 棒チーズ、うまい棒、魚肉ソーセージ、 カール、ベビースターラーメン焼きうどん味、 みかんにりんごにぶどうにバナナ… 背中に背負った食料袋から次々と食料を取り出しては、 ひっきりなしに綺麗な白い歯で咀嚼し、嚥下していた。
触れ合っている部分から鼓動が伝わって、きっと相手にはバレているのだろう。
二人とも喜んでるし。
さすがに反省する。 どうしたの?!」 「それがわからないゆきは…大馬鹿物だ…」 「なんで?!どうして?さくらちゃ~ん! すみれには、お腹めがけて倒れ込まれるし>ぇ その後もコントの如く、相談しかけては邪魔される…の繰り返し。
19しかし狭いスペースに無理やり入った為、二人の密着度は非常に高い。 扉は閉められて、廊下に響いていた女生徒達の声もやがては静かになった。
ででででも、もしかして渡辺としては ギャグを絡めた 明るく軽い展開にしているつもりだったりして? そうだとしたら 読み取れなくてゴメンよ、渡辺。
太郎よ、このお姉さん怖いぞ。
身が入らなかった事で、心配や迷惑をかけてしまったかもしれない。
ギシ… 「僕もね…さくらちゃん好きだよ… こんなに綺麗な女の子はこうしたくなる」 そう言いながらベッドに登ると、雪兎はさくらを抱きしめた。
8その後Sちゃんが「ここ面白いよ~」というアトラクションにみんなで入る。 いつものさくらの匂いだし」 イヤイヤと体を離そうと試みるが、相手は離れる気はないらしい。
自分が立てない場所に堂々と立って、彼を支える事が出来るのが羨ましくて仕方ないのだ。
「助かった・・・!かくまってくれ、さくら!」 「美木さん、李くんいた?」 「ううん。
入って5分もしないうちだったのでさすがにむかっときてつい語気を荒めると 「ごめんってば~」といいながらその場に倒れこむのでおんぶをして日陰へ。
そのとおりですよケルベロス」 「…そーゆーふーにして力を補充せなあかんのか?」 「うん…そろそろ雪兎本体が危なかったんだ」 「たしかにさくらは普通に魔力を与えることは出来へんけど… さくらが可哀相やないか」 腕組みをしてしかめ面をする封印の獣。
「さてと…そろそろ帰らないと…」 「おい、月(ユエ)!」 帰り支度を始めた雪兎に突然声を掛けてきた人物?があった。
安くはないけど記念になるだろう。
真剣な表情でじっと見つめるさくらを困ったように見て、少し思案した後、重い口を開いた。
「私はしつこいからね!覚悟しててよ、二人とも!」 ぴしゃん。
大阪在住だけあって、うどん尽くし? …なんてことは置いといて 言いたいことも言えないこの世の中じゃポイズン…じゃなくて 言いたいことを言い合えない夫婦…ってことで 共通する姉妹? それにしても 紀夫が倒れて 喜代さんが倒れて すみれが倒れて… 話を進めるためとはいえ、ここまで似た様な出来事を重ねるとは ももももしや これもまたギャグ?>ぇ ワクワク感やスカッと感が欲しいと昨日書いたけど これって基本はサクセスストーリーなんだから この2つは必要不可欠だと思う。
7胸騒ぎのAfterSchool 西日が眩しく光る放課後。
色や形のオーダーが難しそうだったので、Sちゃんに同行をお願いしてた。
ふと、気付く。
お嬢様家業とかドンブリ勘定とか散々な言われ様だったけど 日報を書いてもらったりして、それなりに進んでいる。