新たな道へ ８
」 「稜君がどうかした？？仕事で何かあったとか？」 「ううん、仕事の事じゃないの。
11」 頭を下げた司に、玲人もビックリしていた。 彼女は、玲人のスタッフに対する横柄な態度が許せず、彼をその場で叱った。
「はーい」 つくしが返事をしてドアを開けると、稜と女の子が立っていた。
ミーティングで、ホテルを訪れていた。
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何で？？」 稜の質問に、黙ったまま俯くつくしだった。 「ただいま。
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数日後、店に行ってみると、彼女は辞めていた、あの一件後、半ば辞めさせられていたのだ。
あっ、これがオレの母さん。
彼女からの手紙だった。 悪かったな。
まさか、付き合っているのか？？ そういえば、少し前に再会したと言っていた。
「おい、笑うところじゃねーだろ」 「ごめん、ごめん」 「俺は牧野のことが好きだよ。
さっき、あきらんちの双子達が噂してたからさ。
お嬢さんのお名前聞いてなかったわね、うっかりしてた笑」 「あっ、オレも言いそびれてた笑」 「じゃあ、自己紹介してくれるかしら？」 つくしは、梓に笑いかけた。 今日は、お招きありがとうございます。
しかし、ソムリエを目指す彼女との話を合わせるために、玲人も必死に、ワインの勉強をして、会話のきっかけをつくっていた。
」 「それでいいの？」 「、、、、」 「彼女の事、本当に愛してたのか？？ このまま、中途半端に気持ちを引きずったまま、先になんて進めないんだぞ。
「あっ、そういえば。
。 」 「ああ。 数週間後、ようやく都内のレストランで働く彼女を見つけた。
何かプレゼント考えてるの？」 「う〜ん、それなんだよね。 」 「ああ。
」 麗香が、稜に教えた。
」 「はじめまして。
まだ、大学生である自分。
稜には、別れるように言ったが、納得するハズが無い、、、 自分でも、どうしていいのか、わからなかった。 いや、いいんだ。
みんな良く書けていて関心させられます。
オレが言えた立場じゃないが。
さっきのホテルに戻って」 「はっ？ 戻るんですか？」 「そう、悪いけど」 運転手はその場でUターンして、結局、総二郎を、ホテルまで連れて帰ってきた。
「話って？」 類が、切り出した。 どういう経緯かは、わからないんだけど、その梓さんと、稜がお付き合いしてるみたいなの。 類は、とりあえず一旦落ち着こうよ、と つくしの背中をさすりながら、店を出て行った。
母さんと一緒の誕生日なんて、彼女も驚いてたし。 」 つくしに促され、席に着いた。
「こちらは、佐伯稜さん。
」 梓の誕生日の次の日に、稜の家に招待することにした。
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