京都アニメーション犯人逮捕。 【京アニ事件の犯人:青葉真司の現在の状態】まだ逮捕されていない?病院はどこ?

京都アニメーション放火事件の『家族』~41歳犯人の嫁や子供や実家について

京都アニメーション犯人逮捕

京アニ事件の犯人、青葉真司の現在の状態は? 京アニ放火犯の青葉容疑者。 なんで36人も殺しといて死刑にならないなんてことが有り得るの? 精神疾患があるから死刑を免れるとか終わってるじゃん。 こんなクソな人間の命が被害者と等しい価値なわけはないけどせめて命で償えよ 法律を変える機会にした方がいいと思います。 その 犯人は、犯罪歴のある無職の41歳・ 青葉真司容疑者でした。 罪のない多くの人を巻き込んだこの ショッキングなニュースを知ったとき、私は心の底から 怒りと 悲しみがあふれ出ました。 この事件により自らも全身に火傷を負い、長期間意識不明状態が続いていましたが、あれから3か月近く経った現在、 青葉真司容疑者の状態はどうなっているんでしょうか?意識は 回復したんでしょうか?それとも…? まずはこの 事件の概要、そして青葉真司容疑者とはいったい どんな人物なのかから見ていきましょう。 Sponsored Link 京アニ事件とは 節電の張り紙はひとり暮らししてるならするやろ 京アニの被害者また増えてしまって、しかも20代という若さ。 2019年7月18日午前10時半ごろ、京都府のアニメ制作会社・ 京都アニメーションの 第1スタジオの建物が全焼してしまうという火災事件が発生しました。 この事件は、ただの火災ではなく 放火事件でした。 当時41歳の 青葉真司容疑者は、 建物の1階や従業員向けて10~15リットルものガソリンをかけ、ライターで着火。 爆発を伴う火災が発生しました。 第1スタジオは 全焼。 紙の資料や作画等はすべて焼けてしまい、サーバ上のデジタルデータのみが、破損なく残っていたそうです。 しかし、被害はそれだけではありません。 当時、建物内には 70人の役員・従業員がおり、そのうち 1人のみが無傷、 33人は負傷、 残り36人もの尊い命が奪われてしまったのです…。 火災発生後、青葉真司容疑者は 逃走しますが、スタジオすぐ近くで警察官によって身柄を確保されました。 この時に声をかけた警察官に対して、青葉真司容疑者は「 京アニが自分の作品をパクった」と叫んだといわれいます。 警察の調べによると、この事件発生数日前には青葉真司容疑者は京都に来ており、スタジオ付近の店に立ち寄っているとのことです。 青葉真司容疑者は、放火前に 下調べに来ていたのでしょう。 京アニに 強い恨みを持って、犯行に及んだと考えられています。 なお、この陰惨な事件は、「 平成以降最も多くの死者を出した放火事件」とも、「 戦後最も多くの死者を出した事件」ともいわれています…。 もう2度と、こんな事件が起きないことを強く願います…! 京都アニメーションについて 事件の概要を見たところで、一度京都アニについての情報を確認おきましょう。 京都アニメーション、通称・ 京アニは、京都府宇治市に本社を置くアニメの制作会社です。 創業者は東京都出身の 八田陽子さんで、虫プロダクションで仕上げの経験を積んだ後、京都に引っ越し転職・結婚。 近所の主婦たちを集めて、 アニメ制作塾を開くようになります。 その主婦たちと、1981年からタツノコプロやサンライズの 仕上げ業務を行ったことが、現在の事業のきっかけとなります。 「 京都アニメスタジオ」という名前でスタートした京アニですが途中で現在の社名に変更、1985年に 有限会社となりました。 当初はアニメの仕上げのみを行う会社でしたが、1986年より作画部門を設立、1987年にテレビアニメ「 赤い公弾ジリオン」から本格的にアニメ制作に関わります。 1990年代に入り、演出から仕上げまでを自社で行うようになった京アニは、 クオリティの高い仕事をすることから業界での評価が高まり、多くの 有名アニメ会社の制作にかかわるようになります。 なんと、「 魔女の宅急便」「 紅の豚」などのジブリアニメの制作にもかかわっているんですよ! 2000年代に入ると、アニメファンの間でも京アニの知名度は高まり、2006年放送の「 涼宮ハルヒの憂鬱」は大ヒット作となりました。 私の周りでも、いまだにこの作品のファンはいますね~。 京アニ事件の犯人、青葉真司とは? さて、京アニ事件を引き起こした犯人・ 青葉真司容疑者とはいったい どんな人物なのでしょうか?どうしてこんな事件を起こしたのか、その背景に迫るためにもプロフィールを見ていきましょう。 京アニ事件の犯人、青葉真司のプロフィール 京アニ放火事件の青葉真司が自身のゲームの大音量でご近所とのトラブルがあったらしいけど、最初は「住んでいたアパートがレオパレスだから仕方ない」と思ったら家宅捜査でガチなスピーカーが押収されていた…。 — KYウリエル KYuriel 青葉真司容疑者は埼玉県出身、小さいころに両親が離婚し、父と2人で暮らしていたそうです。 青葉真司容疑者は20代で 下着泥棒で逮捕、30代半ばに入り コンビニ強盗で逮捕・服役しています。 出所後は家族と縁を切られたのか、身寄りのない人が入る 更生施設で暮らし、その後はさいたま市内で 一人暮らしを開始させます。 ただ、ここでも青葉真司容疑者は近隣住人達と トラブルを起こしていたとされており、 要注意人物だったことがうかがえます。 青葉真司容疑者は、過去に京アニ主催の「 京都アニメーション大賞」という小説の公募に応募しており、これと「 京アニがパクった」発言はなにか関係している可能性も考えられますが、本人が口を開いていない現段階では、事件の核は 謎のままです…。 京アニ事件の犯人、青葉真司の現在の状態は? 青葉真司容疑者は、自身も 全身に火傷を負った状態で、事件後長らく意識不明の状態が続いていました。 事件発生後3週間後ころから反応が見られるようにはなったものの、その後も依然として危機的状態にあったようです。 10月8日には、寝たきり状態を脱した青葉真司容疑者は リハビリを開始、車いすの乗れるほどに回復したとの報道がなされていますが、「 まだ拘留に耐えられる状態ではない」という医師の判断により、 逮捕には至っていない模様。 なんと、あれほどの事件を起こしたというのに、 逮捕はまだだったんですね…。 また、青葉真司容疑者は簡単な会話はできるものの、 事件についてはまだ何も語っていないようです。 事件の概要を明らかにするためにも、一刻も早い 犯人の自供を望みます! 京アニ事件の犯人、青葉真司が入院している病院は? 青葉真司容疑者は、当初は 京都府内の病院に搬送されたものの、火傷の状態があまりにもひどく、 より高度な治療を施すために、 大阪府内の病院に転院しています。 具体的に、大阪府のどこの病院かという公式な発表はされていませんが、ネット上の情報によると搬送先は「 近畿大学医学部付属病院」ではないかといわれています。 青葉真司容疑者の入院先は気になるものの、おぞましい 犯人の具体的な入院先が判明すると、そのに入院している患者さんや関係者に 迷惑がかかる恐れもあるという事情もあり、公表されていないのかもしれません…。 Sponsored Link 京アニ事件の犯人、青葉真司は今後どうなる? 【まとめ】 2019年7月18日に起きた「 京アニ事件」。 アニメ制作会社・京都アニメーションで起きた、社員69人が負傷・死亡という多くの犠牲者を出したこの事件の犯人は、さいたま市在住の41歳男性・ 青葉真司容疑者でした。 青葉真司容疑者は自身も 全身に火傷を負い、一時は意識不明状態でしたが、10月に入りリハビリを始めるほどに 回復しています。 簡単な会話はできる状態とのことですが、まだその口からは事件については何も語られていないようです…。 医師が青葉真司容疑者が 十分に回復したと判断した時に、改めて事情聴取・逮捕となるのでしょうか? 令和になってすぐに起きてしまったこの 恐ろしい放火殺人事件の概要が一刻も早く明らかにされ、青葉真司容疑者もしかるべき 罰を受けることを、切に願います。

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京アニ放火、容疑者逮捕 36人殺害など認める―やけど回復、動機解明へ・京都府警:時事ドットコム

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京都アニメーション第1スタジオで火災が起きた。 2019年7月18日、日本アニメの聖地が黒い煙に包まれた。 テレビではショッキングな映像が繰り返し映し出された。 死者34人、重軽傷者34人。 平成以降で最悪の放火事件だ。 ツイッターには驚きや悲しみほか、さまざまな感情が入り混じった書き込みが溢れた。 京都アニメーション(京アニ)は日本有数のアニメ制作会社だ。 それら作品を生み出した、優秀なアニメーターたちが命を落とした。 犯人・青葉真司は全身やけどで予断を許さない状況だ。 いまだ動機は明かされていない。 最新情報はすぐ下に追記していく。 mokuji• 犠牲者は35人になった。 重軽傷者のうち、まだ10人が入院している。 回収したデータにはデジタル化された原画などが含まれている。 サーバーは四方をコンクリートに囲われた1階の部屋にあった。 火災や、消火活動による水の影響を受けなかった。 作品は1次審査で落選している。 同社代理人は「京アニ作品との類似性はないと確信している」と述べた。 「無差別テロ」「爆発物もって京アニ突っ込む」など、危害を加える書き込みもある。 書き込みが同一人物によるものかは不明。 京都府警も把握している。 青葉容疑者が拘束時に話していた内容と共通する部分があるため、関連を調べている。 看護師の呼びかけに答えるそぶりを見せたり、目を開いたりしている。 ただし、症状が重いことに変わりはなく、逮捕の見通しは立っていない。 事件当日、第一スタジオには20〜61歳の従業員が70人出勤していた。 3階で27人、2階で11人、1階で32人が働いていた。 死傷者がもっとも多かったのは3階で、27人のうち20人が亡くなった。 20人は屋上に向かう階段で、折り重なるように倒れていた。 7人は、2階に降りてベランダから飛び降りるなどして助かった。 2階では11人、1階では4人が亡くなった。 また、負傷者がひとり増えて34人になった。 死傷者数は計69人(うち死者35人)。 無傷で助かったのは1人だけだ。 義援金のうち、1万円以下は5万6631件(構成比は78. 個人が直接入金したケースに加えて、アニメ関連会社『アニメイト』など企業が募金を募り寄付した金額も含まれる。 海外のクラウドファンディングと合わせると総額で20億を超えた。 捜査関係者によると、応募作品は京アニの作風を意識した学園もの。 小説として読める内容だという。 放火事件より1ヶ月の節目を迎えたためと理由を説明した。 公表済みの10人は、遺族の承諾が得られたとして8月2日にすでに公表している。 京都府警はこれまで、一部の遺族が名前の公表を望んでいないとして、報道各社に対して匿名での報道をお願いしていた。 氏名公表の理由を京都府警は「事件の重大性や社会的関心の高さなどから、35人全員の葬儀が終わったタイミングで判断した。 間違った名前が広まる懸念もあった」と説明した。 京都府警の発表を受けて、京アニの代理人を務める桶田大介弁護士は「度重なる要請と一部ご遺族の意向に関わらず、被害者の実名が公表されたことは大変遺憾です。 京都府警と報道機関に対し、改めて故人とご家族のプライバシーとご意向を尊重していただくようお願い申し上げます」とコメントを発表した。 京アニ放火事件の被害者の氏名は下記リンク先に載っている。 会話はまだできない。 逮捕状の請求には、勾留に耐えられると医師が判断する必要がある。 逮捕はもう少し時間がかかりそうだ。 19日に京都新聞が報じた。 皮膚移植などの治療を今後も続けねばならず、逮捕のめどは立っていない。 青葉容疑者は現在も集中治療室にいる。 医療関係者の問いかけにうなづくなど簡単な意思表示はできる。 呼吸器をはずせば言葉を発することができる程度まで回復している。 京都アニの専用口座に寄せられた支援金は20日時点で25億8590万円にのぼる。 京都府が募る義援金も2億円を超えた。 税制優遇措置も決まった。 支援金と義援金は全額、いちど京都府が預かる。 配分委員会を通じて被害者に非課税扱いで分ける。 それでも被害者とその家族に十分な補償ができる金額には不足する。 被害規模が大きく「少なくとも40億円」は必要だという。 京アニの代理人弁護士はさらなる支援を呼びかけている。 20代で、死因は広い範囲の熱傷による敗血症性ショックという。 女性は事件当時、スタジオ1階で働いていた。 玄関から逃げて救助された。 京アニ放火事件による死者は36人になった。 寝たきり状態を脱したという。 8日に共同通信が報じた。 青葉容疑者は車椅子に乗れる状態まで回復している。 今後は歩行訓練に移る。 簡単な会話もできるが、事件については口を閉ざしているという。 逮捕にはまだ時間がかかりそうだ。 拘留に耐えられるとの医師の判断が必要になる。 相葉容疑者には殺人など容疑で逮捕状が出ている。 京都アニメーションの八田秀明社長が京都市内で事件後初めて記者会見をおこなった。 時計の針を巻き戻すことはできない。 「7月18日まであった日常がない」と八田社長は今も続く苦しみを語った。 「この3ヶ月間、会社のなかにいても、みなさん顔がむかしと違う」。 「あそこにAさんが、Bさんが、Cさんがいた。 ここにいて笑って返してくれた。 その人たちが突然、いなくなってしまった」。 事件の傷あとは大きい。 事件当日に第一スタジオにいた70人のスタッフのうち、36人が亡くなった。 重軽傷を負った33人のうち27人が職場に復帰した。 退社した社員もいる。 4人の女性がいまだ入院している。 残ったスタッフは新作映画の制作を進めている。 来年1月に公開予定だった映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、4月以降になる見通しだ。 その後の予定は決まっていない。 社員ひとりひとりの心の問題などをみて考えるという。 青葉真司容疑者については、個人の考え方と強調したうえで「何を考えてこういう行動を起こしたのか。 どれだけ多くの人が悲しみ、悩み、人生をなくしてしまったか、思いを致してほしい。 」と語った。 義援金やメッセージを寄せてくれた国内外のファンに向けて感謝を示した。 17日までに集まった義援金は18万653件、31億9244万円にのぼり、遺族と被害者で分配する。 会社の再建費用は火災保険金や自社の蓄えでまかなう。 第一スタジオは取り壊す方針だという。 ファン向けのお別れ会を11月3日と4日の2日間、午前10時から午後5時で京都市左京区の「みやこめっせ」で開く。 詳細は京アニホームページで。 「お別れ そして志を繋ぐ式」には、アニメ業界や行政の関係者ら約500人が参列した。 会場には国内外のファンが同社に届けたメッセージや折り鶴が飾られた。 八田秀明社長があいさつで、「事件の事件の災禍は計り知れないほど大きく、失われた可能性を思うと、言葉もありません。 京都の会社として、これからも世界中に夢と希望と感動を育むアニメーションを届けたい」と話した。 3、4日は午前10時から午後5時まで一般向けのお別れ会がある。 入場は無料。 お別れ会には2日間で、約1万1千人が参加した。 「仲間たちを悼む皆様の涙は、私たちに温かく寄り添い、ぽっかりとあいた心の穴を癒してくださいました。 これまで世界中の皆様より頂いた励まし、応援のお言葉は、私たちの胸に届き、今一度、前へ向いて進んでいく力となりました」。 京都府警が8日、病室で1時間にわたり事情聴取をした。 青葉容疑者は捜査員の質問に淡々と答えた。 容疑を認めたうえで、「どうせ死刑になる」と話していたという。 事件にひとつの区切りがついた。 京都府警は27日の朝、殺人や殺人未遂などの疑いで青葉真司容疑者(42)を逮捕した。 青葉容疑者は、事件のときに負った全身やけどで京都市内の病院に入院していた。 病状はいまだ重く、歩行や食事は自分ひとりではできない。 しかし会話はできるようになった。 府警は容態が一定に安定したとみて、勾留に耐えられると判断した。 そして逮捕にふみきった。 事件を起こした動機は「小説を盗まれたから」と、本人は2019年11月の事情聴取で話している。 京都アニメーションとは 京都アニメーション(京アニ)は、手塚治虫氏の設立した「虫プロ」出身の八田陽子氏(元社長八田秀明氏の妻)が京都への引越しを機に、女性アニメーターらと立ち上げたアニメ制作会社だ。 1980年代に設立した。 設立当初はジブリなど大手制作会社の下請けを行なっていた。 90年代からは自主制作を始めた。 2006年に「涼宮ハルヒの憂鬱」が大ヒット。 その後も数々のヒット作品を世に送り出した。 アニメファン以外にもその名を広く知られるようになった。 京アニは作品の質に徹底してこだわることで有名だ。 風景描写から戦闘シーンに至るまで細部を丁寧に描く。 ダイナミックな動きだけではなく、体のわずかな動きや表情の変化で微妙な感情を表現する。 アニメファンからは京アニクオリティーと称される。 会社の名前自体がブランドになっている。 京アニクオリティーを維持するのは所属する優秀なスタッフたちだ。 京アニに入社するのはむずかしいと言われる。 募集要項によると、入社までには3度の審査をパスする必要がある。 このため、京アニには全国から優秀なクリエイターが集まる。 ジブリを蹴って京アニに入社する人もいるほどだ。 京アニを退社した人は、他のアニメ制作会社の争奪戦になる。 また、京アニは育成にも力を入れる。 アニメ制作会社は作業の一部を外注することも多いが、京アニはすべての作業を自社で行うことが多い。 スタッフを正社員として雇用することで、それまでのテレビアニメでは表現できなかった精密な絵を丁寧に描けるスタッフを育ててきた。 その実力は質量ともに国内では三指に入る。 京アニは従業員に優しい会社でもある。 社屋内には託児スペースもある。 会社設立の経緯からも、女性の社会進出の先駆けともいえる会社だ。 現在でも女性社員が多く、業務委託や契約社員が多い業界にあって、ほどんどの従業員が正社員として働いている。 「いつか世界一のアニメを作りたい」。 京アニにはそういう夢をまじめに追う人たちが集まってくる。 情熱があり、そして夢を実現できる技術力も持っている。 スタッフのひとりひとりが日本アニメ界の宝。 京アニは日本が世界に誇るアニメ制作会社なのだ。 京アニの主な作品 京アニは設立以降、多くのアニメファンの心を掴んできた。 放送の翌日は、日本中が「あーだ、こーだ」と盛り上がった。 NHKでは「響け!ユーフォニアム」が放送された。 映画「聲の形」では第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。 同容疑者は「死ね!」と叫びながら1階にガソリンをまき、多目的ライターで火をつけた。 体に直接ガソリンを浴びせられた従業員もいる。 爆発音とともに火はとんでもない速さで燃え広がった。 鉄筋コンクリート作りの3階建のビルは、燃え盛る炎と黒い煙に包まれた。 わずか1分足らずの犯行だった。 青葉容疑者は現場から逃げた。 本人も全身やけどを負っていた。 同容疑者は、現場から南に100mほど進んだ住宅街の道路脇で仰向けに倒れこんだ。 目撃した住人によると、青葉容疑者は髪はちりちりで、Tシャツやジーンズは焦げてた。 靴は履いていなかった。 腕の皮がめくれ上がり、ジーンズが破れてすねから下がむき出しだった。 足の裏も真っ赤にやけどしていた。 衣服から煙が出ていたため、近隣住民がホースで水をかけた。 建物の溶けた塗料を浴びたのか、顔は青銅色だった。 容姿は短髪で、身長180cmくらい。 お腹に刺青が入っていたとの話もある。 京アニの従業員は青葉容疑者を追いかけていた。 駆けつけた京都府警伏見署の署員に「こいつが犯人だ」と引き渡した。 署員は動機を聞き出そうとした。 青葉容疑者は怒ったように「小説を京アニが盗んだ」「パクりやがって」と言っていた。 会社に恨みがあるような口調だった。 そして青葉容疑者は意識を失った。 現在も意識不明の重体だ。 これが供述と言える最後の言葉となっている。 7月25日に意識が回復したが、まだ話せる状態にない。 京都府警は19日、事件の重大性を鑑みて、回復を待たずに放火容疑の男の本名が青葉真司(41)だと公表した。 京アニ放火事件・被害状況 青葉真司容疑者の凶行により、女性21人・男性13人の合わせて34名が死亡した。 ほか34人が重軽傷を負った。 被害者の年齢は20代から60代。 半数以上が20代30代の若手だった。 死者のうち19人は煙と熱から逃れげようと試みたのか、屋上につながる階段で折り重なるように倒れていた。 別のフロアでは、本人の特定が難しいほど損傷した遺体も見つかった。 現場の様子を、近隣住民はまるで地獄を見ているようだったと振り返っている。 道路の白線には、建物から逃げ出した従業員の血痕と思しき赤色の足跡が生々しく残った。 ひどい状況に涙を流す近隣住民もいた。 検視の段階では、死亡した34人のうち28人の死因は一酸化炭素中毒。 ほか焼損の激しい5人の死因は、司法解剖で焼死とわかった。 残りの1人は遺体の損傷が激しく性別もわからない。 その後の司法解剖の結果、死因は焼死が26人、一酸化炭素中毒が4人、窒息死が2人、全身やけどが1人、不詳が1人と発表された。 治療中の34人のうち、3人は重篤な症状だ。 事件では過去の作画や資料などの多くが焼失した。 だが、もっとも深刻なのは人的損失だ。 同社は社員150人のうち4分の1ものスタッフを失った。 気がかりなのは京アニクオリティーと称される技術の継承だ。 アニメの制作はアニメーター個人の技術に頼る部分が大きい。 他から人を連れてくるとしても、データと引継書を渡しておわりというわけにはいかない。 一般の企業とは違う。 技術はベテランから若手に受け継がれてきた。 京アニはじっくりと人材を育て、最高の技術を持つ集団を作り上げた。 そのタスキが途切れた。 これは日本のアニメ業界にとって大きな損失だ。 生き残った人たちのケアも必要だ。 なかには怖くて絵がかけなくなる人もいるかもしれない。 アニメが見れなくなる人や、会社に戻れない人も出てくるだろう。 今後の作品にも影響が出る。 夏公開予定だった劇場版『Free!』の最新予告編の公開はすでに中止が発表された。 2020年1月にも公開予定作品があるが、先行きは見えない。 作成中の原画はすべて焼失している。 事件の影響はアニメ業界全体に広がる。 京アニは他のアニメ制作会社にも協力している。 京アニ以外の作品にも影響がでてきそうだ。 京アニの経営悪化は避けられない。 京アニの再建にはかなりの時間がかかるだろう。 あるいは二度と経営状態には戻らないかもしれない。 京アニ放火事件・被害拡大の原因 京アニ側に落ち度はない。 京アニは防火・防災に熱心な会社だった。 2014年には京都市消防局から表彰を受けている。 防犯訓練も定期的に行っていた。 建物も十分な耐熱性を持っていた。 多くのスタッフが机を並べて仕事をするという現場の事情もあるが、それを非難するのは違う。 どこの会社も似たり寄ったりだ。 ガソリンは2リットルでも建物1棟分を焼失できるほどの威力がある。 大量のガソリンで想定を超えた火災が起きた。 それに尽きる。 炎は横に移動するより、縦に移動するほうが速い。 ガソリンに引火して爆発が起きた後、黒煙はらせん階段を通じて瞬く間に2階3階に達したと思われる。 火災で怖いのは一酸化炭素だ。 一酸化炭素を吸うと、まずは身体機能が低下する。 次に意識障害が生じる。 そして意識不明に至り、命を失う。 健康な状態なら3階から屋上に逃げられたかもしれない。 だが、中毒状態ではそれは叶わない。 京アニ放火事件・犯行の動機 青葉容疑者の意識は7月25日に回復したが、まだ話せる状態にない。 同容疑者と京アニとの接点は明らかになっていない。 青葉容疑者の犯行が計画的だったのは明らかだ。 現場付近には容疑者のものと思われる手さげカバンが残されていた。 なかには数本の刃物と、ハンマーが入っていた。 ガソリン以外にも複数の凶器を用意していた。 包丁はむき出しの状態で、6本見つかっている。 現場周辺の下見もしている。 犯行の数日前から、青葉容疑者と思われる人物が防犯カメラに映っているのが確認されている。 事件前日に京アニ付近をうろついていたとの目撃談もある。 ガソリンは近くのスタンドで買っている。 購入量は20リットル入りの携帯缶2缶分。 定員には「発電機で必要」と用途を告げた。 同容疑者はまわりに怪しまれないように行動している。 ガソリンの携帯缶などは、同じホームセンターで複数回に分けて買った。 京アニの八田秀明社長は、数年前から脅迫メールが匿名でいくつか届いていたことを明らかにした。 それらのメールは作品に対する中傷で、たびたび警察に相談していた。 だが、小説を盗んだといった内容はなかった。 テレビなど報道では、逆恨みが犯行の動機だという意見が有力視されている。 青葉容疑者は意識を失う前に「パクられた」と警察に話していたのがその根拠だ。 ネット掲示板も逆恨み説を支持している。 その理由はこうだ。 京アニが2015年に制作したアニメ『響け!ユーフォニアム』にでてきた「バリサク」というフレーズを「自分が考え出した」と繰り返し主張する人物が5ch掲示板にいた。 その人物は事件の直前から掲示板に現れなくなった。 その人物と事件との関連を指摘する意見だ。 青葉容疑者の「パクりやがって」との発言とも当てはまる。 だが、逆恨みだったとしてもその対象が間違っている。 京アニのほとんどの作品には原作がある。 京アニはアニメ化の権利を持つ人、あるいは会社の注文を受けてアニメを作っただけだ。 恨まれる理由はない。 京都府警は7月26日、青葉容疑者の住むさいたま市の自宅アパートを捜索した。 段ボール5箱分の所持品などを押収した。 押収物を調べて、動機を明らかにする考えだ。 戦後の主な放火事件 京アニ事件は、放火による火災の死者数では平成以降で最悪の大惨事だ。 戦後の主な放火事件を表にまとめた。 犠牲者が2桁を超える事件はほどんとない。 ・ 昭和郷アパート放火事件 1957年 死者8人 ・ 新宿西口バス放火事件 1980年 死者6人 ・ 宇都宮宝石店放火殺人事件 2000年 死者6人 ・ 武富士弘前支店強盗殺人放火事件 2001年 5人 ・ 歌舞伎町ビル火災 2001年 死者44人 ・ 奈良自宅放火母子3人殺害事件 2006年 死者3人 ・ 大阪難波個室ビデオ店放火事件 2008年 死者16人 ・ 大阪此花区パチンコ店放火殺人事件 2009年 死者5人 ・ 豊川市一家5人殺傷事件 2010年 死者2人 ・ 川崎市簡易宿泊所火災 2015年 死者11人 これらの放火事件は、動機が明らかになっているものと、不明なものがある。 16人の死者を出した2008年の『大阪難波個室ビデオ店放火事件』では当時46歳の男が逮捕された。 男は当初、次の供述をしていた。 「会社をリストラされて多額の借金を背負った。 生きるのが嫌になって火をつけた」 だが、公判では一転して無実を主張した。 男は2014年に最高裁で死刑が決まった。 現在は再審請求の審議中だ。 1957年の『昭和郷アパート放火事件』は火災保険金が目的だった。 当時16歳の少年が起こした2006年の『奈良母子3人殺害事件』は家庭環境が原因だったとみられている。 犯行の動機がわかっていない事件もある。 2001年の『歌舞伎町ビル火災』や、2015年の『川崎市簡易宿泊所火災』は放火の疑いが強い。 だが、警察は犯人をまだ検挙できずにいる。 事件名は「放火」ではなく「火災」になっている。 京アニ放火は事件の全容が明かされることを願う。 京アニ放火事件・募金活動がはじまる 京アニ作品は海外の評価も高い。 今回の事件は、イギリスのBBCやアメリカのCNN、中国や台湾のメディアも大きく報じた。 世界中の京アニファンを悲しませた。 SNSには「「 pray for kyoani(京アニに祈りを)」などのハッシュタグが拡散した。 アニメファンにとっては京アニの第1スタジオの建物自体が財産だった。 海外ファンのなかには、2019年4月に起きたノートルダム大聖堂の火災と重ねるコメントもあった。 それほどショッキングな出来事だった。 支援の輪は国内外に広がっている。 京アニの公式ツイッターには、日本だけではなく、英語や中国語など各国の言語で励ましや悲しみのメッセージが書き込まれている。 アメリカのアップル社ティム・クックCEOも哀悼の意を表した。 「京アニのアーティストたちは数々の名作を通じて、世界中に世代を超えて喜びを広げてきた。 心よりご冥福をお祈りいたします」。 海外では支援のためのクラウドファンディングも始まっている。 日本のアニメ作品の海外配信を手掛けるアメリカのセンタイ・フィルムワークス社はすぐさまクラウドファンディングを立ち上げた。 「Help KyoAni Heal(京アニの回復を助けよう」には19日現在、1億5000万円を超える寄付金が集まっている。 25日には200万ドル(2億1000万)を突破した。 6万2000件を超える寄付があった。 こうした動きを受け、京アニは公式HPで支援金の受付口座を開設した。 支援金は、亡くなった社員とそのご家族・ご親族や、療養中の社員とご家族・ご親族、および会社の再建に使う。 収支報告を予定している。 同口座は7月24日の午後6時に告知。 25日午後3時時点で総額2億7000万円が集まっている。 1万4000件を超える寄付があった。 26日午後3時には、6億2000万円、2万9000件の入金があった。 Yahoo! も募金を始めている。 T-POINTを使って1ポイントから募金できる。 事件から1週間、被害にあった第一スタジオや近くの献花代には、ファンや近隣住民が途切れない。 多くの人が花やメッセージを手向け、犠牲者の冥福を祈るとともに作品への感謝を伝えている。 海外から訪れる人もいる。 京アニ作品が愛される理由 1990年代までは非現実な世界を描いた作品が主流だった。 スタジオジブリ作品や機動戦士ガンダムにはじまり、新世紀エヴァンゲリオンあたりまでの作品はファンタジーやSFが多かった。 宮崎駿監督や富野由悠季監督、庵野秀明監督といったアニメ界の巨匠がスケールの大きな作品を作った。 2000年代に入ると、深夜アニメが盛り上がった。 ターゲットを絞った作品が作られるようになる。 興味がある人にはドンズバで刺さる作品が次々と生み出された。 こうした流れのなかで頭角を現してきたのが、京アニだ。 京アニはありふれた日常を綿密に描いた。 登場人物は視聴者となんら変わらない普通の学生だ。 自分と同じような生活を送り、同じような悩みを抱く彼女たちに、視聴者は自分を重ね、考えに共感し、行動を応援した。 視聴者は彼女たちを身近に感じた。 この世界観はネット世代の若者に響いた。 京アニはアニメを、どこか遠くの宇宙で繰り広げられる物語から、となり街で起こっている物語に近づけた。 京アニの描くキャラクターたちはきらきらと輝く。 気持ちの持ちよう次第で、彼女たちと同じようなきらきらした毎日が送れる、学校が楽しめると教えてくれた。 「彼女たちの輪に入りたい」。 視聴者はそう願った。 そしてそれは実現する。 2000年代前半は、ユーチューブやニコニコ動画など動画投稿サイトの黎明期と重なる。 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で流れたハルヒダンスを世界中のファンが踊り、その様子を投稿した。 視聴者はアニメの世界に入ったのだ。 新しい文化が生まれた。 この文化はニュースにも取り上げられ、アニメの知名度を押し上げた。 京アニ作品には人々を行動させる力がある。 『けいおん!』では日本中のギターがごっそり売れて、学生は軽音部のドアを叩いた。 『響け!ユーフォニアム』では、吹奏楽部っへの入部希望者が増えすぎて、楽器が足りなくなる学校もあった。 京アニ作品の影響力の大きさがわかる。 京アニはアニメのイメージを変えた。 「アニメは根暗のオタクが見るもの」。 そんな先入観を消した。 クラスのカースト上位の学生たちが、昼休みにアニメを語り、放課後にダンスを踊った。 恋愛やファッションの話と同レベルで、アニメを語れる雰囲気を作った。 京アニはオタクのステータスを押し上げた。 かわいい女の子や、イケメン男子が自分をオタクと言うようになった。 いわゆるリア中オタクだ。 なかには、「アニメ好き」を意外な一面を見せるためのステータスとして使う計算高い人たちもいるが、アニメにポジティブなイメージをつけた貢献は否定できない。 京都アニメーション放火事件・まとめ 許せない。 いまはその言葉しか思いつかない。 僕たちにできることはなんだろう。 事件を消すことはできない。 犯人への怒りも消えることはない。 だけど、京アニがこれまでに築き上げてきたポジティブできらきらしたイメージを消してはいけない。 それは犯人を喜ばせることになる。 火災によるネガティブなイメージを吹き消していこう。 作品を見て、泣いて笑って、楽しもう。 作品のすばらしさを友人・家族に広めていこう。 それが僕たちにできる最大の恩返しだ。 京アニが描くキャラクター達なら、いつか悲しみを乗り越えて、立ち上がり、さらにきらきらした日常を作り上げていくはずだ。

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青葉真司京都アニメーション放火殺人事件「重度火傷の治療の実験体」と物議

京都アニメーション犯人逮捕

mokuji• 京アニ放火事件の概略 2019年7月18日午前10時半ごろ、京都市伏見区の新興住宅街にある「京都アニメーション」第1スタジオで火災が起きた。 爆発音のあと、3階建ての社屋は炎と煙に包まれた。 死者35人、重軽傷者33人。 未来あるアニメーターの命が一瞬のうちに奪われた。 犯人は青葉真司(41)。 青葉は1階でガソリンをまき、「死ね!」と叫びながらライターで火をつけた。 わずか1分足らずの出来事だった。 青葉は逃走。 現場から100mほど離れた住宅街で、かけつけた警察官に身柄を拘束される。 警察官の問いかけに対して、「小説をパクりやがって」と怒りに満ちた表情でわめき散らした。 その後、青葉は意識を失う。 自身も全身やけどを負っていた。 病院に運ばれて治療をうけた。 事件から1週間が過ぎた26日に青葉は目を覚ます。 だが、いまだ動機は不明だ。 詳しくは下記リンク先にまとめている。 京アニ放火事件犯人・青葉真司の半生 青葉真司は1987年に3人きょうだいの次男として生まれた。 2歳上に兄、1歳下に妹がいる。 埼玉県内の小学校に進む。 低学年時のクラスメイトによると「クラスでも浮いた存在」だった。 友だちは少なかった。 どこにでもいる「普通の子」だったと振り返る同級生もいる。 友人たちといっしょに放課後はボール遊びや鬼ごっこをしていた。 この頃から体格はよかった。 クラスメイトと並ぶと、頭ひとつほど背が高かった。 当時流行っていた『北斗の拳』のラオウと青葉の「ば」をかけて、「バオウ」と呼ばれていた。 ネグレクトだった。 自宅は木造のアパートで、室内はゴミ屋敷だった。 食べ終わったコンビニ弁当の容器やゴミ袋が部屋中に散らばっていた。 足の踏み場もないほどだった。 暮らしは貧しかった。 毎日、同じ服を着ていた。 Gジャンにトレーナー姿だった。 お菓子を買うお金もなかった。 青葉は万引きの常習犯だった。 10代になる前から犯罪に手を染めていた。 万引きに友人を誘うこともあった。 小学校3年生のとき、両親は離婚する。 きょうだい3人は父親と4人で暮らし始める。 1991年に地元の公立中学校に進む。 中学では柔道部に入る。 練習熱心だったが、部内での評判はよくなかった。 反則技を多用して、練習相手と揉め事をよく起こした。 誰も青葉と組みたがらなかった。 青葉真司は中学校を転校する。 クラスメイトはもちろん、担任の先生も転校を知らなかったという。 突然いなくなった。 転校先は誰も知らなかった。 家賃の滞納で、アパートを追い出されたのが原因のようだ。 青葉は埼玉県内の別の中学校に移った。 ここで不登校になる。 いじめを受けていたとの話もある。 当時のクラスメイトは卒業写真を見てもほとんど覚えていないと口を揃える。 1994年に埼玉県立浦和高校の定時制に入学する。 在学中に、県庁の文書課で非常勤職員として働く。 庁内の郵便物や通知の集配をしていた。 1日6時間・週5日で勤務した。 県庁を辞めた後は、埼玉県内のコンビニで働き始める。 1999年に実家を出て、春日部市内でひとり暮らしを始める。 といっても、家族仲は良好だった。 ひとり暮らしを始めてからも、青葉はたびたび実家に顔を出した。 だが、その関係は崩れる。 タクシー運転手だった父が交通事故を起こして怪我を負う。 父親は松葉杖生活を余儀なくされる。 仕事ができない。 家賃が払えないほど家計が苦しくなる。 そして青葉容疑者が21歳の時、一家を悲劇が襲う。 1999年12月30日、父が自殺する。 生活苦による自殺だった。 残された子どもたちはさらに家賃を滞納。 家を追い出された。 この頃から青葉真司はまわりと距離をとり始める。 兄とも疎遠になっていく。 近隣住民とたびたびトラブルを起こすようになる。 2006年に事件を起こす。 ある日警察がアパートにやってきて青葉を連れて行く。 下着泥棒だった。 執行猶予の判決を受ける。 この時期に青葉は母親を頼っている。 母親は再婚して別の家庭を築いていたが、青葉を金銭面で支援した。 社会復帰した青葉は人材派遣会社に登録する。 関東近郊で派遣社員の仕事を転々とする。 2010年に常総市内の雇用促進住宅に入る。 雇用促進住宅は、賃金の安い非正規労働者や、無職の人向けの家賃の安い住宅だ。 ここで郵便局の配達員の仕事を得たが、長くは続かなかった。 2012年6月にコンビニ強盗を起こす。 坂東市内のコンビニに深夜に押し入った。 包丁を突きつけ、現金約2万円を奪って逃げた。 自首して強盗と銃刀法違反で疑いで逮捕された。 検察の取り調べに対して青葉は、「仕事で理不尽な扱いを受けた。 社会で生きていくのが嫌になった」と犯行の理由を述べた。 2012年9月、懲役3年6ヶ月の実刑判決を受けた。 この事件で、肉親でゆいいつ青葉を支援していた母とのつながりも切れた。 警察とアパートの管理人は家宅捜査のため青葉容疑者の部屋に入った。 部屋の中はひどい状態だった。 3DKの室内には物が散乱。 足の置き場もなかった。 テーブルの上にはカップラーメンやコンビニ弁当の容器がそのまま置いてある。 直に畳においた赤いノートパソコンは、画面もキーボードもぐちゃぐちゃに壊れていた。 窓ガラスは割れて、部屋の壁には2カ所穴が開いていた。 部屋にはハンマーがあった。 冷蔵庫からは液体が漏れだし、悪臭を放っていた。 住人とのドラブルも多かった。 夜中の0時4分になると毎晩、目覚まし時計を大音量で鳴り響きかせながら壁を叩いた。 青葉真司の奇行は刑務所内で加速する。 心はさらに病んでいった。 昼は大人しいが、夜になると暴れた。 監房にある木の机を振り回した。 自殺を試みたこともある。 懲罰房での作業も青葉だけ別だった。 他の受刑者が千羽鶴を折るなか、青葉だけがグラウンドで草むしりやドブ掃除をした。 「あいつは危ないから」が理由だった。 刑務所内では小説を書くのがゆいいつの楽しみだった。 刑務官にノートとペンを借りては、夕食から消灯までの間、小説を書いて過ごした。 青葉は2016年に出所した。 服役後はさいたま市内の更生保護施設に半年間入居。 2016年7月に現住所であるさいたま市見沼区大和田町のワンルームに移る。 家賃4万円のレオパレスだ。 ここでもアパートの住人と騒音トラブルをたびたび起こしている。 平日は夜中0時すぎになると重低音が聞こえてきた。 休日は数分のゲームサウンドっぽい音が1時間ほど繰り返される。 通報を受け、警察が訪ねてくることが複数回あった。 京アニ火災の4日前の7月14日に、青葉は隣人とトラブルを起こす。 深夜に奇声を発しながら何度も壁を叩いた。 隣人が青葉の部屋のドアをノックすると、飛び出してきて胸ぐらと髪をつかんだ。 「お前殺すぞ!」「こっちは失うもの何もねぇんだ!」。 大声で何度も繰り返した。 10分ほど続いた。 無精髭でニキビ面、180センチ近い青葉の太った体からはすえた臭いがした。 その4日後、「失うものはない」との言葉通り、放火による大量殺人事件を起こす。 京アニ放火事件犯人・青葉真司の父と母 青葉の父は茨城県西部の農家に生まれた。 働きもせず、選挙運動ばかりに熱をあげていた。 地元の市会議員の選挙を熱心に手伝っていた。 その議員の口利きで、仕事を得る。 幼稚園の送迎バスの運転手だ。 青葉の父と母はこの幼稚園で出会う。 不倫だった。 ふたりは駆け落ちする。 当時、青葉の父は既婚者だった。 奥さんとの間には6人の子ともがいた。 だが、彼は妻子を裏切る。 それだけではなく、土地建物も売り払っていた。 残された妻子は家を追い出された。 青葉の母は、高校をでて幼稚園で働き始める。 運転手である青葉の父とすぐに恋に落ちる。 実家からは勘当される。 ふたりは3人の子宝に恵まれたが、やがて離婚する。 結婚生活は10年足らずで終わった。 母は家を追い出された。 子供とは離れ離れになる。 青葉の母は上京して都内で働き始める。 その後は再婚して、茨城県内に引っ越す。 父の自殺後、青葉がコンビニ強盗で服役するまでは、金銭面で支援していた。 京アニ放火事件犯人・青葉真司は死刑か、それとも無罪か 京都府警は記者会見で「(青葉真司には)精神的な疾患があるとの情報を把握している」と述べた。 報道される青葉の言動から、統合失調症ではないかと指摘する識者もいる。 また、週刊誌では精神障害2級との話もでている。 精神障害者保健福祉手帳の障害等級は1級から3級まである。 2級は食事や通院、服薬、他者との意思疎通で援助が必要な人に交付される。 統合失調症になると、幻覚や妄想が現れる。 自分と外の世界の境目があいまいになって、自身の行動や思考が他人に操られていると感じるなど、自我障害が起こる。 青葉真司の言動からは、統合失調症のいくつかの症状が見て取れる。 ひとつは「思考奪取」。 これは自分の考えを盗まれたと感じる症状だ。 青葉は小説をパクられたという被害妄想を抱いていた。 被害妄想が強くなると、他者に対する攻撃を仕返しとして正当化しがちになる。 もうひとつは「幻聴」だ。 青葉は騒音トラブルをたびたび起こしている。 これは大きな音で幻聴をかき消そうとしていたとも考えられる。 青葉真司が統合失調症を患っていて、精神障害者手帳2級を持っているとすると、責任能力が疑問視される。 精神鑑定をおこなう流れになる。 責任能力は「物事の良し悪しが区別できる」能力と、「やってはいけないことをやらない判断ができる」能力をいう。 精神鑑定では、犯行時に「心神喪失」または「心身耗弱」状態にあったかどうかが争点になる。 心神喪失と判断されると、刑法第39条により無罪となる可能性がある。 心身耗弱と認められると、無期懲役になる恐れもある。 だが、青葉の犯行は明らかに計画的だった。 事件3日前に京都に入り、下見をしている姿が防犯カメラに映っている。 目撃証言もある。 ガソリン以外の凶器も用意してあった。 周囲に怪しまれないように工夫もしている。 包丁やハンマー、携帯缶は複数回に分けてホームセンターで買っている。 ガソリン購入の際には「発電機に使う」と嘘をついた。 これらの行動を司法がどのように判断するかはわからない。 日本は国民感情より法が優先される国だ。 被害者遺族が望む判決がでることを願う。 まとめ 幼少期の両親の離婚、貧しい生活、ネグレクト、父親の自殺など、青葉真司の半生は恵まれたものではない。 まわりの環境の変化が彼の精神を蝕み、殺人鬼へと導いた一面もある。 何不自由なく育っていたら、青葉には違う人生が待っていたのかもしれない。 それは否定できない。 だが、どれだけ不幸な人生を歩んできたとしても、青葉の罪は許されるものではない。 彼は罪のない多くの命を奪った。 それだけではない。 多くの人の未来をも狂わせた。 被害者遺族は悲しみを抱えたまま、これからを生きていかなくてはいけない。 生き残った京アニスタッフは傷の痛みと、事件の記憶に苦しむことになる。 なんの非もない人たちがなぜ悲しみ、なぜ苦しまないといけない? こんなことがあっていいのだろうか。 責任能力があろうがなかろうが、精神障害があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいい。 司法がどのような判断を下そうが、青葉真司の罪は消えない。

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