ウラル アルタイ 語族。 日本語はウラルアルタイ語族と昔習いました。モンゴル語、朝鮮語、日本...

ウラル・アルタイ語族

ウラル アルタイ 語族

にそれぞれが1つの文法的意味をもつ ではも を,規則的にさせることによって文法的な関係を示す構造をもつ言語。 接は2つ以上連接しうる。 の諸言語,,日本語などが代表。 このようにかなり規則的に接合するだけに,分析の際はそれらの要素を比較的容易に取出すことができる。 ただし,言語により,要素により,接合の密着度はさまざまである。 また純粋にだけを文法的手段とする言語も存在しないとみられ,逆に,,にもなんらかの着的要素があるのが普通である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について の解説 言語の構造類型の一つ。 文中における単語間の文法的な関係を示すために、それぞれの単語にそれぞれ特有な意味や機能をもったことば(正確には形態素)を結び付けていくタイプの言語。 われわれの日本語や、朝鮮語、モンゴル語、トルコ語、ハンガリー語と連なるアルタイ語やフィン・ウゴル語などがこれにあたる。 この、結び付けていくことばは、とも助詞とも接辞ともいわれるが、それらが屈折語にみられる変化語尾(曲用語尾とも屈折語尾ともいう)と異なる最大の特徴は、そのおのおのが特有にして単一の意味や働きをもっている点である。 したがって、このことを日本語のような膠着語で正確にいおうとしたら、「(文法的には 男性の)住民・ たち・ でもって」のように、二つか三つの、単一の意味や働きをもったことばを添えなければならないわけである。 なお、膠着というのは、これらの添えことばと語幹との間に、他のことばを挟みえないことも意味している。 [形態論に基づく言語の分類] この分類は19世紀のらにさかのぼるもので,語構成を基準にすべての言語を孤立語,,の三つ,あるいはさらにを加えた四つのタイプに分けようというものである。 言語の分類法として一般に広く流布するところとなったが,この分類の仕方はあくまでも語の構造という一面のみに着目したものであり,決して包括的なものではない。 出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について.

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チュルク語族

ウラル アルタイ 語族

構成言語と共通特徴 [ ] アルタイ諸語であることが広く認められている言語グループには以下の3つがある。 これらそれぞれの中での系統関係は実証されているが、これらの間の系統関係については決着を見てはいない。 (、、、、、など)• (、、など)• (、など) これらの言語グループにはいくつかの重要な共通の特徴が見られる。 を行う• である• 原則として( - - )の語順をとる• 語頭にが立つことを嫌い、固有語に語頭Rのをほとんど持たない などの諸点である。 加えて、(、)と(、、、)および(、、)の3つをアルタイ諸語に含めることもある。 チュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族のみの括りを「ミクロ・アルタイ」(Micro-Altaic)、日本語族、朝鮮語族を加えた括りを「マクロ・アルタイ」(Macro-Altaic)という。 「アルタイ語族」の支持者のほとんどは、日本語族、朝鮮語族を含めることを支持している。 上記特徴のうち母音調和だけは日本語と朝鮮語が欠いているものだが、朝鮮語については過去に明らかな母音調和があった()ことが知られている。 また、日本語についても、過去に母音調和を行っていた痕跡が見られるとする主張もある()。 アルタイ語族 [ ] アルタイ諸語を共通のをもつ アルタイ語族とする説は古くからあるが、母音調和を共通に行う3グループですらなどの基礎語彙が全く違うため、少なくとも伝統的なの手法によってアルタイ祖語を復元し、アルタイ語族の存在を証明することは困難である。 研究史 [ ] アルタイ諸語の研究は18世紀の北欧において開始され、のち20世紀前半にいたるまで北欧はアルタイ言語学の中心地のひとつであった。 、の外交官であり地理学者であった ()( Philip Johan von Strahlenberg、1676—1747)がの際にロシア帝国の捕虜となりユーラシア大陸を移動した経験をもとに刊行した本で、・・に関する記述がある。 19世紀から20世紀にかけて・・を研究する学者の多くは、これらアルタイ語族をやなどのウラル語族とあわせて考えた(説)が、ロシアの歴史言語学者(1953—2005)がそれを否定し、現在ではこれらの考え方は棄却されている。 の Anton Boller が日本語をウラル-アルタイ語族に位置づけ、1920年代にはの言語学者やは、朝鮮語を同語族に分類した。 以降、 、Karl H. Menges、Vladislav Illich-Svitych、Vera Cincius のツングース研究などがある。 ポッペは朝鮮語について、• アルタイ諸語のモンゴル語・テュルク諸語・ツングース語群との系統関係はないが、アルタイ系語族からの影響が見られる。 朝鮮語は上記3語族と分岐する以前に文字体系の構築があったのではないか。 との仮説を提出している。 は、多くのアルタイ言語学者は日本語をアルタイ語族に帰属すると考えているし、またミラー自身も同様に考える、との見解を提出し 、以降、日本語もアルタイ語族にあらためて再分類された。 John C. Street はチュルク - モンゴル - ツングース語族から朝鮮 - 日本 - アイヌ語族集団と北東アジア語族集団が分岐したとする説を提起した。 いずれにせよ、このアルタイ語族という分類の理論的な問題としてまず、それがなのか、 独: Sprachbund)なのか、という問題がある。 同根語による比較対象と内的再構 [ ] Sergei Anatolyevich Starostin の語彙比較分析によれば、潜在的な類縁関係を持つが15%から20%の割合で対応関係が認められた。 Starostinを代表とする辞典 Etymological Dictionary of the Altaic Languages の編纂過程でのAnna V. Dybo、Oleg A. Mudrak、Ilya Gruntov、(Martine Robbeets)らの研究では2800個の集団を抽出し、この同根語集団を基礎に音韻的対応関係、文法的対応関係、アルタイ祖語のを試みたが、他の研究者との間で議論が継続中である。 子音対応表 [ ] Starostinらの研究 2003 における子音対応表は、同研究におけるアルタイ祖語の内的構成を踏まえて作られた。 しかし、それはアルタイ語族の存在の証明とはいまだなっていない。 他、の代表的史料であるモンゴルの8世紀のの対照研究からも様々な研究がなされている。 詳細は「」を参照 語彙対応比較表 [ ] 語彙対応比較表 全般 pronun. ただしこのタイプはやでも高頻度であり、 アルタイ諸語の基層にのようなを想定できるかもしれない。 [ ] アルタイ系民族は騎馬が多いが、の起源はにさかのぼる。 最初に南に騎馬文化をもたらした民族はを話したの担い手である。 アルタイ系民族は彼らから騎馬文化を取り入れたと考えられる。 その後南シベリアではが興るが、この担い手としてアルタイ系民族()が想定できる。 その後、時代をへて、アルタイ系民族が中央で覇権を握る時代が訪れる。 テュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語の分化時期は明らかでないが、各々の拡散に、印欧系騎馬文化の影響があったことは明らかである。 [ ] 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• "While 'Altaic' is repeated in encyclopedias and handbooks most specialists in these languages no longer believe that the three traditional supposed Altaic groups, Turkic, Mongolian and Tungusic, are related. "When cognates proved not to be valid, Altaic was abandoned, and the received view now is that Turkic, Mongolian, and Tungusic are unrelated. "Careful examination indicates that the established families, Turkic, Mongolian, and Tungusic, form a linguistic area called Altaic... Sufficient criteria have not been given that would justify talking of a genetic relationship here. [T]his selection of features does not provide good evidence for common descent" and "we can observe convergence rather than divergence between Turkic and Mongolic languages--a pattern than is easily explainable by borrowing and diffusion rather than common descent", has a good discussion of the Altaic hypothesis. 出典 [ ]• ; Ramer, Alexis Manaster; Sidwell, Paul J. 1999-03. Journal of Linguistics 35 1 : 73-74. Campbell, Lyle; Mixco, Mauricio J. 2007. A Glossary of Historical Linguistics. University of Utah Press. Nichols, Johanna 1992. Linguistic Diversity in Space and Time. Chicago. Dixon, R. 1997. The Rise and Fall of Languages. Cambridge. Pereltsvaig, Asya 2012. Languages of the World, An Introduction. Cambridge. 211-216• Turks, Kalmyks. ただし、隣接する国・地域同士の言語は語族に関係なく語順が似てしまうことがある。 また、SOV型は世界的に最も多く見られる語順である()。 Stratification in the peopling of China: how far does the linguistic evidence match genetics and archaeology? Human migrations in continental East Asia and Taiwan: genetic, linguistic and archaeological evidence. 2008. による身体語に関する考察などがよく知られている。 詳細はを参照。 Roy Andrew Miller:ロイ・アンドリュー・ミラー『日本語 歴史と構造』訳、三省堂、1972年 原著は1967年。 ミラー『日本語とアルタイ諸語』西田龍雄監訳、近藤達生、庄垣内正弘、橋本勝、樋口康一共訳、大修館書店、1981(原著は1971年)• 3 vols. Brill,2003• 詳細や注釈は英語版wikipedia項目を参照• Lee, Ki moon 1968, 1969• Park, Byong chae 1968• Ryu, Ryeol 1983• Shichiro Murayama 1962• Shichiro Murayama 1962• 『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年) 関連項目 [ ]•

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ウラル語族

ウラル アルタイ 語族

私たちの話す言語である日本語は、系統的に謎が多い言語だとされています。 19世紀ヨーロッパで比較言語学が発展した結果、ヨーロッパで話される言語の多くがインド・ヨーロッパ語族(印欧語族)という大きなグループに含まれることが判明しました。 さらに、印欧語族のなかにもイタリック語派(ロマンス諸語)、ゲルマン語派、スラヴ語派など下位の分類があり、印欧語族に含まれる言語は詳細に分類されているのです。 また、印欧語族以外の言語についても、ウラル語族(フィンランド語、エストニア語、ハンガリー語)、シナ・チベット語族(中国語、ミャンマー語、チベット語)、オーストロネシア語族(インドネシア語、マレー語、タガログ語)など、さまざまな語族の存在が明らかになっています。 一方、日本語は日本語族(日本語と琉球語が含まれる)に分類され、孤立した言語であると見なされています。 日本語の周辺で話される朝鮮語やアイヌ語も同じく孤立した言語だとされています。 このように謎の多い日本語の系統ですが、日本語の起源や分類を明らかにしようと試みた人々は、学者からアマチュアまでかなり多くいたようです。 それぞれが日本語とそれ以外の言語の文法や単語を比較し、類似性を見出そうと努力しました。 そしてさまざまな仮説が立てられました。 代表的なものでは、朝鮮語、オーストロネシア語族やドラヴィダ語族など、アジアの諸言語との関連性が提唱されました。 しかし、これらの仮説のうち、学問的に認められたものは存在していません。 そのような仮説のうち、もっとも興味深いのは、日本語がアルタイ語族という語族に含まれるというものです。 アルタイ語族とは、トルコ語や中央アジアの言語を含むチュルク語族、モンゴル語を含むモンゴル語族、満州などで話されるツングース語族、さらに日本語や朝鮮語等が含まれるとても大きな語族です。 アルタイ語族は1960年代頃までは受け入れられていた説ですが、現在では他の仮説と同様、学問的に認められていません。 「アルタイ」とは、中央アジアにあるアルタイ山脈から来た名称です。 アルタイ山脈はロシア、カザフスタン、モンゴル、中国にまたがっています。 アルタイ諸語の根拠とされた各言語の共通点は、母音調和という音声的な特徴、膠着語(単語に接頭辞や接尾辞を付けて意味が変わる言語)であること、語順などがありました。 語彙的な共通点については、説得力のある証拠は提示されていません。 また、日本語は母音調和を欠いているため、他のアルタイ諸語とは異なっています。 このように、アルタイ語族は学説としては不十分な点が多すぎるため、あくまで仮説に留まっており、さらに近年ではもはや説得力のない仮説と考えられています。 それでも、日本語や朝鮮語など孤立した言語を語族に含めようとした意図は興味深いものです。 結果としてアルタイ語族が証明されることはなかったものの、これにより日本語を他の言語と関連付けることの難しさは確固たるものになったと言えるでしょう。 具体的に、アルタイ語族にはどのような言語が含まれていたのでしょうか。 まず、アルタイ語族であると広く認められている言語には3グループあります。 それが、チュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族に含まれる言語です。 チュルク語族はいわゆるトルコ系の言語のことで、話者数の多い言語ではトルコ語、アゼルバイジャン語、ウズベク語、カザフ語、ウイグル語、トルクメン語、タタール語などが含まれます。 話される地域はトルコ、中央アジア、ロシア、中国などにまたがり、「トルキスタン」とも呼ばれます。 モンゴル語族はモンゴル系の言語であり、モンゴル語、ブリヤート語、オイラート語など、モンゴル系民族の言語が含まれます。 ツングース語族は現在では話者数の少なくなっている語族です。 ツングース語族に含まれる言語としては、ロシアや中国で話されるエヴェン語、エヴェンキ語、オロチョン語、ウデヘ語、ナナイ語、そして満州語が含まれます。 満州語は清王朝や満州国皇帝を輩出した満州族の言語として知られていますが、現在中国国内の満州族(満族)の多くが中国語を話すため、消滅危機言語となっています。 これらチュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族に日本語や朝鮮語を加えて、アルタイ語族とする説が支持されていました。 上記の通り、アルタイ語族は科学的に証明することが難しく、現在では過去の仮説止まりの概念となっています。 具体的には、語族を証明するためには数詞や基本語彙など、基礎的な単語に共通性を見出す必要性があるところ、アルタイ語族では中心的な構成言語であるチュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族のあいだにすらそのような共通点を見出すことができなかったとされています。 日本語と朝鮮語はさらに遠い言語ですから、これによってアルタイ語族は証明不可能な仮説となってしまったのです。 日本語と朝鮮語についても、相互の関連性を裏付けようとした研究が多くありますが、確実な系統的関連性は証明されていません。 日本語と朝鮮語は文法的に類似性があるものの、基礎語彙に共通性はほとんど見られないとされています。 7世紀まで朝鮮半島北部を支配した高句麗の言語である高句麗語は、日本語と類似している部分も多いとされています。 しかし高句麗語は資料が少なく、十分な研究をすることが難しい状態です。 北海道や千島列島、樺太で話されるアイヌ語は、日本語と類似した語彙もありますが、これは借用語だとされています。 アイヌ語は音声的にも日本語と異なり、日本語にはない閉音節(子音で終わる音節)が存在するなど、相違点が多いです。 結局のところ、日本語と朝鮮語・アイヌ語などの言語を共通の系統に位置付けることは難しいようです。 本日は、日本語の系統に関する仮説の1つとして、アルタイ語族という概念について書いてみました。 といっても、すでに書いた通り、アルタイ語族は過去の仮説であり、今後有力な証明がなされることはないように思われます。 それでも、日本語をチュルク語、モンゴル語、ツングース語、そして朝鮮語などと関連付けようとした意義は大きいように思われます。 実際、トルコ語やモンゴル語などの教科書を見ていると、日本語となんとなく共通点があるように思うことも多々あります。 特に文法や語順が日本語に似ている、と感じることは多いです。 日本語と朝鮮語においてはこの傾向は顕著で、「日本語と朝鮮語の文法はほぼ同じ」と言う人までいます。 しかし、このような感覚は科学的な裏付けのあるものではないので、言語の系統の証拠とはなりません。 日本語と朝鮮語の共通点は語順がSOVである点や膠着語である点に留まり、基礎語彙に類似性はほとんどないのです。 そうなると、これらの言語のあいだには系統的な共通性を示すほどの類似点はないということになります。 「なんとなく言語が似ている」と感じることはよくありますが、このような直観が正しいかどうかは、科学的な観点で証明しなければ、真実とは言えません。 なんとなく似ている、というところから仮説を立て、そしてそれを証明しようと試みたができなかった、という点にアルタイ語族という概念の重要性があるように思われます。

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