昏睡 四肢が弛緩し、自発運動が全く行われない意識混濁状態。
グラスゴー・コーマ・スケール GCS の特徴 世界的に通用する意識レベル評価法になります。
意識障害の原因疾患 意識障害の原因疾患はさまざまありますが、大きく2つに分けられます。
なので、意識障害の回復 覚醒状態 を評価するのに適している。
自分と外界の正確な認識(認知)ができ、それを表出するための機能が保たれ(応答/反応)、覚醒状態(覚醒)にあることが、意識清明な状態となります。
グラスゴーコーマスケールは、『E:開眼、V:発語、M:運動』の3つの項目で意識レベルを評価します。 意識障害の患者の急性期は、まずは生命の危機的状況を脱するための看護を行います。
5また、意識のレベル(鮮明度)のみならず、意識の変容等も病気のサインとなるので、注意深く観察を行い、異常の早期発見に努めるようにしましょう。 EBMが重要視される中、それに遅れを取らず臨床家が飛躍的に加速していくためにはEBMの実践が不可欠。
「覚醒」を軸に、誰もが同じように評価できることを目的に開発された指標です。
ただ、褥創や誤嚥、拘縮予防のための看護は急性期から行われるべきですので、急性期から看護問題として看護計画を立案して、安静度などに配慮しつつ、できる範囲で看護介入していきましょう。
手を握ってもらうだけでなく、話してもらうところまで確認する(離握手)。
高齢者にジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)を活用する際の注意点 高齢者にジャパンコーマスケール(3-3-9度方式)を活用する際には以下に注意する。 痛み刺激を加えつつ、呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する ここでいう「覚醒」は、もっと簡単に「目を開けることができるか」と考えることができます。 もしくは「JCS30」という表現でも良いです。
20意識障害とは? 意識とは、「外界からの刺激を受け入れ、自己を外界に表出することのできる機能」を意味します。 119番に電話をかけ、「救急」であること、施設の住所、傷病者の性別と年齢に加えて、「状態はJSCIIの30と思われます」と伝えると、救急隊の初動処置に大いに役立つでしょう。
Vと2を連動して覚える。
100 痛みに対して払いのけるなどの動作をする• また、痛み等と言った刺激に対しては、振り払う等の反応がみられる。
GCS(Glasgow Coma Scale) GCSを主に使う場面と使用する診療科 GCSは 救急外来や 集中治療室など限られた場所で使用されており、使用する診療科も 救急科や 脳神経外科など一部の診療科であることが多いと思われます。
E2の痛み刺激はJSCと同じで大丈夫です。 評価した分類が、どの点数に属しているかを評価する• 一般的にはこれら一連の行為を「意識」と呼んでいますが、一方で医療の現場では「意識がはっきりしない」や「意識レベル」等と言ったように、意識障害の有無を確認する際にも用いられます。
痛み刺激に対し少し手足を動かす、顔をしかめるといった四肢の反応は、「JCS=200」となります。
従って、ボーっとしている、何となく反応が鈍いといった徴候が見られたら、意識障害も疑ってみる必要がある。
おおむね意識清明であるが、ややはっきりしない場合は「JCS 1」• 病院前・病院到着後・入院中と国内で最も使用され・普及しているスケールなので共通認識はばっちりです。
介護・医療に特化した情報を提供するWebメディアです。 ECSは、JCS・GCSと比べ評価者間でのスコアの一致率が高く、スコアと患者の転帰との相関に関して強い結果を示しているとのことです。
16やに当てはめて、「正確に評価できない。
やっぱり覚える種類は少ないので楽なんでしょうw なので、文句を言われているJCSですが、これは絶対に把握しておきたいところですね。
これは外的刺激の反応(目を開く等)によって計ることが可能です。
世界的に用いられている方法ですが、判定方法がやや複雑である事、3つの項の内1つでも判定ができない場合意識レベルを評価出来ない等の問題点があります。
痛み刺激に対して、払いのけるような動作をする場合は「JCS 100」• 声掛けなのか、肩トントンなのか、大声でゆさゆさなのかで、10・20・30が決まります。 では臨床で意識状態を測定するときは、どのような方法が用いられるのかご存知ですか? 「なんとなくぼーっとしています」「声をかけるとうっすら目を開けることができます」・・・などの説明でもなんとなーくはその人の意識状態について知ることはできますが、これでは冷静に客観的にその患者さんの状況について、スタッフみんなで共有することはできません。
スポンサーリンク 意識障害の表現方法 そんな意識障害のレベルは以下の4つで表現される。
20 痛み刺激を与えながら呼びかけ続けるとなんとか目を開ける。
表1 ジャパン・コーマ・スケール(Japan Coma Scale:JCS) I. 3-2、グラスゴーコーマスケール(GCS) グラスゴーコーマスケールは世界的に広く使われている意識障害の分類・評価法で、JCSよりはやや複雑になります。
扱いは1点と同等である。 3 C:Circulation(循環) ショック症状(交感神経賦活症状:冷汗、手足の冷感・湿潤、チアノーゼ)はないか?血圧は?頻脈か?徐脈はないか? 頸動脈が触れなければ、すぐに心肺蘇生を開始する。
1、意識障害とは 意識障害とは意識が混濁していて、覚醒か認知のどちらか、もしくは両方に障害が起こっている状態のことです。
「Aさん、失礼します」と言ってカーテンあけますよね。
実際の治療やケアに際しては、必ず医師などにご確認下さい。