私たちが日常生活の中で耳にする機会はあまりありませんが、政治家の方などが公の場で演説や説明をする際に使われる言葉として一部の方々の中では知られています。 そのためこの棒を「めど」、あるいは「めどぎ」と呼び、「占い」そのもののことを表すこともあったとされます。 例えば、「準備が遅れていて、イベント開催の目途が立たない」といった場合は「準備が遅れていることが原因で、イベント開催の予定が分からないまま」という意味になります。
14「目処」と「目途」。
「メドハギ」はハギ科の雑草で、茎の部分が易で使う筮竹(ぜいちく)の原料となっていました。
辞書では同じものとして扱われていることが多いので、あまり気にする必要はないかもしれませんが、成り立ちや意味の微妙な違いなどを見ていきましょう。
割と使用頻度が高いと言える言葉なので、いつでも使えるように頭にインプットしておきましょう。
易占いで使うじゃらじゃらした細い竹の棒のことを「筮竹(ぜいちく)」と言いますが、昔はメドハギが使われていたそうです。
ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。
一方で、「目途」の方は 「目標」の「目」に「途中」の「途」をつけた当て字です。
「占い」は、 将来を予測して人にアドバイスを与えるものです。
通例は「目処」、または「目途」が一般的に用いられるようです。
「目処」は日本にもともとあった言葉(和語)で、こちらの方が「目途」より先に使われていました。
見通し ほとんどが目処(めど)の意味と同じではありますが、目途(もくと)の類語が気になった場合はこの辺りを想像していただければ間違いありません。
参考になさってください。
いずれにせよ、 「目処」、「目途」、「目度」という言葉は、いずれも 「目指すところ」、「目当て」、「ものごとの見通し」といった共通の意味を持ちます。
8熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。
出典: 三省堂 大辞林 「 目処」は、「 めど」としか読みません。
「目処」の方が一般的に使われています。
例えば、「10分を目処に小テストを行う」だったら「10分を目標にして、問題を解く」、「事件を片付ける目処が付く」だったら「事件を片付ける見当が付く」という意味になります。
目安を置く などとなります。 そこで今回は、「目処」と「目途」の意味や違いを解説するとともに、よく似た言葉の「目安」についても詳しく紹介していきます。
「目途」は公的な場面で使われることが多く、ビジネスシーンなど日常では「目処」が使われます。 「目処」と「目途」の違いとは? どちらも同じ言葉ではありますが、漢字によっては大きく意味が異なる場合がある為、注意が必要です。
「め(訓読み)」+「と(音読み)」という湯桶読みので、後ろを濁らせることはなじまないことから、「目途」を「めど」とことは、常用漢字表の音訓による使い方から外れている。
目途の「途」という字は、道筋や手段、方法という意味を持つ言葉です。
ということでした。
先日の豪雨被害により、この店も営業再開の目処は立っていない。 実は、「目途」と「目処」は同じ意味で、同じように使うことができるようになっているのですが、細かく分けると、それぞれ「目途」は「目標」、「目処」は「おおよその見通し」という意味である事が分かります。
12「目途」との違いについては、以下で見ていきましょう。
使い分け方を考えると少し難しいように思えますが、日本語の奥深さを感じ取ることが出来ますね。
「目途(もくと)」の意味 目途(もくと)とは「目標・目的・めあて」といった意味で使われる言葉です。
むしろそれ以外の言い方をする人はほとんどおらず、会話の中でもほぼこういった使い方をすることになります。
達成するべき目的や、物事を進める上で目指すべきところです。 また、例文2では、工事は来年に完成する予定であり、完成する道筋がはっきりとわかっている状態を意味しています。 「目途」は主に「 目標」という意味で使いますが、 「目処」は「 見通し」という意味で使います。
「目途(もくと)」の類語 目途(もくと)は私たちが日常的に使用する言葉ではありませんが、ほぼ同じ意味合いを持つ「目処(めど)」と共通の類語をいくつか挙げていきたいと思います。 ただ、「目途」を「めど」と読んだからといって間違いではないようですので、「目途」はあくまで「目標」としての意味だと認識しておくと良いでしょう。
目当て• その理由は、「目途」には「見通し」 という意味は含まれていないからです。
こういったことから、情報を発信する側が公式発表や説明の際に 「目標」を少し柔らかく表現したい時に使われる(言い換えられる)言葉と解釈することも出来ます。
目途と目処の英語表記の違い 目途と目処を英語にするとどちらも「aim」「goal」「outlook」となり、例えば「目処を知りたい」を英語にすると「I want to know the goal」となります。