「目から鱗が落ちる」を略して「目から鱗」「目からウロコ」 「目から鱗」あるいは「目からウロコ」と言ったり表記したりすることが多いですが、「目から鱗が落ちる」が本来の表現です。
英語圏における「目から鱗」は、聖書にあるとおり、真実に目覚めるという意味であるため、「be awakened to the truth」とも表現されます。
いずれも急にモノの見え方が変化したり、思いもしないような理解が得られた状態で、劇的な心境の変化に「自分でも驚いた」というニュアンスが含まれます。
「目から鱗」は、日頃から疑問に思っていた物事の真相や本質に気がついたときや、自分の人生観を変えるほどの大きな気づきを得たときに「なるほど!そういうことだったのか!」という驚きのニュアンスを含んで使用されます。
「目から鱗」とは 「目から鱗」の意味は「物事が急に理解できる」 「目から鱗」は、「めからうろこ」と読みます。
省略されることも多いためか、ある調査によれば「目から鱗(うろこ)が取れる」と認識している人も一定数存在するようです。 そしてサウロはその後、皆さんも一度はその名を聞いたことがあるであろう、大宣教師「使徒パウロ」と改名しキリスト教の伝道に生涯を捧げるようになります。 さて、ということで、例文を見て具体的な使い方が分かったところで、続いては実際の 会話例を通して、自分自身で「目から鱗が落ちる」という 言葉を使うイメージを養ってみましょう! 皆さんも、下記の会話例 のパンダさんになりきり、 〇〇の部分に入る言葉を考えてみてくださいね。
2そういった背景もあり、サウロにとっては 鱗というもののサイズ感がちょうど瞳の大きさであり、その上その薄い形状も含めて考えると、鱗がさながら現代で言う『コンタクトレンズ』のようなイメージにピッタリだったことから、「自分の視界を遮るもの」の比喩表現に「鱗」を用いたのではないでしょうか。
サウロはイエスに祈りをささげると、元通り目が見えるようになりました。
そのことから、「目から鱗」の言葉は、もともとは「誤りを悟り回心する」という意味を持ちます。
なお、このような意味合いを持つ「目から鱗が落ちる」という表現ですが、実際の会話で使う際には、思わず「そういうことか!」「なるほどね!」と言いたくなるような ハッとしたような心境で使うことが多いというのも大事なポイントです。
しかし、「目から鱗」の語源・由来は前に説明したように『聖書』であり、日本の故事などとは関係がありません。 本当は熱心なユダヤ教信者だったんですね。 一世紀のこと、キリスト教徒を迫害していたサウロ(パウロ)という人物は、ダマスコという町へ向かう途中、目もくらむような光に包まれました。
16だから、過去に話などを聞いたことがあるが自分ではよく分からなかったという前提が必要であり、そういったものが後に詳しく理解できたというケースで初めて「目から鱗が落ちた」といった言い方ができると言えます。 また、その一方で「目から鱗が落ちる」と似たような表現で「 目から鱗が取れる」という表現も目にする事がありますが、この使い方は誤用になるのでご注意ください。
目から鱗が落ちたような気持ち• その対象に関して、後に詳しく判明した、理解できたようなシーンで使うのです。
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これは「サウロの回心」と呼ばれるエピソードです。
よく使用される言い回しには、• つぎのようなあらすじです。 氷解する 「氷解する」は「ひょうかいする」と読みます。 いかがでしょうか?〇〇にはどんな言葉が入りましたか? この〇〇に入る言葉は、言わずもがな『アマゾン』ですね 笑 さて、ということで、パンダさん達のやり取りを見て「目から鱗が落ちる」という表現を実際に使うイメージがついた ? ところで、続いてはその 類語を知ることで、 この言葉の輪郭をより鮮明にしていきましょう! 皆さんも、パッと思いつく類語がありませんか? 目から鱗が落ちるの類語 「目から鱗が落ちる」の類語には、下記のような表現が当てはまるでしょう。
1「悟る」• スマホに限らず今まで知らなかった新機能を知った時に、目から鱗が落ちる思いになるでしょう。 この表現は、今までにない発見により新たな境地が開けるようなシーンで使うので、当然と言えば当然ですね。
しかしこのパウロ、実はキリストの迫害者。
それからと言うものサウロは心を入れ替えました。
仕事やプライベートで他人からアドバイスを受けることがあるでしょう。
そのように、明るいものでもすぐ下は暗くよく見えないという事です。 今まで知らなかった意外な知識に驚いた時に使えます。 日常でよく使われる言葉ですが、聖書に書かれた一説が由来というのは意外でしたね。
13まず、このことわざの語源を理解する上でのメインの登場人物として、「 サウロ」という男性がいます。 その時は逃げる信者を追って来ていたのですが、そこでサウロ一行はとても強い光に照らされます。
小判の価値もわからない猫に小判を与えたところで無駄という言葉で、価値のわからない人には価値のあるものを与えても無駄という意味になります。
特に子供はすぐに汚しますから洗濯に手こずるママさんは多いのではないでしょうか? あなたが「もう無理!」と諦めた後、ママ友に話をすると「それはこうすると落ちるよ!」と教えてくれました。
案外デマと思いきやそうでもないという意味ですね。
しかし、そんなサウロのもとに、とある旅の途中で予期せぬ事が起こります。 そしてサウロは目が見えない状態になってしまいます。 これは「今まで知らなかったが、聞いたら納得がいく話」といったニュアンスです。
2(その話は彼女の目を開かせた)」などといいます。 I was suddenly awakened to the truth. 「すると、たちまち目から鱗のようなものが落ちて、サウロは再び物が見えるようになった」 と、あることに基づくとされる。
その時、自分の発想ではまず考えられないような斬新な着眼点でアドバイスが貰える時もありますよね。
知識を得たり物事を理解したりするという意味は似ています。
例え一つは小さなものでも、積み重なれば必ず大きな成果につながるでしょう。
一般的には「目から鱗が落ちる」という表現を使います。 「氷解」は「氷が溶ける」という意味です。 例文3. 「その発想はなかった」と思った時に、使ってみてはいかがでしょうか。
2それでは最後に 「まとめ」でおさらいをし、 このことわざを完全にマスターしましょう! まとめ いかがでしたか?「目から鱗が落ちる」の意味はしっかり理解できましたか? 最後に、ここまでの内容を簡単にまとめましょう。 そんなことがあったのね。
身近な物事であるほどよく気付かずに見落としてしまうという意味があります。
ただちょっとニュアンスの違う使い方をしてしまうと恥ずかしい思いをするのでしっかり使い方を覚えておきましょう。
例文は「塵も積もれば山になるという気持ちで1円玉貯金を続けた結果、ついに1万円が貯まった」などです。