ロコモティブ シンドローム 症状。 ロコモティブシンドロームとは?症状と原因、予防について

【医師監修】ロコモティブシンドローム(ロコモ)になると、どんな症状が現れる?

ロコモティブ シンドローム 症状

予防の為に特に気をつけること 関節を動かすと痛む変形性関節症や脊柱管狭窄症のような痛みは、確かに身体の活動範囲をせばめてしまうでしょうから、 症状そのものが招く運動器の痛みや働きの低下が助長されることは容易に理解できます。 分かりやすい痛みなどがあればそれなりに対策も行えます。 しかし、 とくに注意したいことは更年期以降の女性は「骨粗しょう症」の影響です。 なぜかというと、平均寿命がのびている昨今でも女性の平均閉経年齢の約50歳は変わりません。 閉経の時期を境に女性ホルモンが大幅に減ると食事で気をつけていても、カルシウムの吸収率が低下して骨がもろくなりがちです。 なので、自分の骨密度が正常値と比べてどうなのか早めに知っておくことはポイントです。 ロコモティブシンドロームの対処法 ロコモの予防と改善には毎日の食事と運動が基本となります。 症状が進めば、治療や服薬も必要となってきますが、まずは食事で骨になる材料や成分が不足しないようにこころがけましょう。 コラーゲンを食べてもコラーゲンそのものは体内での再合成には直接素材となるわけではないので、 コラーゲンの基になるアミノ酸であるタンパク質を摂りましょう。 食べる量の目安は、体重1gあたり1gです。 体重50kgの人であれば、1日のタンパク量は50gです。 ただし、肉類で摂ろうとすると、タンパク質量は全体量の約20%程度なので、大豆類、豆腐など植物性タンパクも合わせて充分に摂るようにしましょう。 また、カルシウムの吸収を助けるにはビタミンDも欠かせません。 日光を浴びると体内で作られますが、ビタミンDを含むきのこ類を積極的に摂りましょう。 骨の合成を促すには刺激が必要です。 その場でできる「動きをとめないスクワット」や「ゆっくり大股でフロントランジ」などの負荷を与える筋トレで充分です。 ロコモも骨粗しょう症も放置すると転倒、骨折、寝たきり、要介護のリスクが高くなります。 閉経を境に女性の骨量は大幅に減少するのはある程度自然なことです。 それを知ったうえで40代から足腰の強化を始めて早めのケアと予防を開始しましょう。

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新概念「ロコモ(運動器症候群)」|公益社団法人 日本整形外科学会

ロコモティブ シンドローム 症状

運動器とは、身体活動を担う組織や器官 運動器とは、体を動かすために働く、筋肉や骨格、神経系や脈管系の総称。 筋肉や腱・靭帯、骨や関節、軟骨や椎間板、神経や血管・リンパ管などで構成されます。 それぞれが連携して働くことで、人は支えられ、行動し生活しているのです。 移動機能が低下すると、ロコモティブシンドロームの症状が 移動機能とは、立つ・歩く・走る・座るなど、日常生活をおくるのに必要な体の移動を担う機能をさします。 移動機能が低下すると、手すりを使って階段を昇るようになったり、15分ほど続けて歩くのが辛い、青信号の間に横断歩道を渡り終わらないなどの状態に陥ります。 また、靴下を片脚立ちで履くとふらついたり、なんでもない場所や家の中でつまずいたり、転びそうになります。 これらの症状がみられたら、ロコモティブシンドロームの可能性があるでしょう。 やがて、歩行や着替え、トイレなどの「日常生活動作」が一人でできなくなり、閉じこもりや心身機能の低下、寝たきりなどの要介護に至ります。 要介護のリスクが高い状態がロコモティブシンドローム 加齢とともに筋肉が弱くなったり、関節の疾患や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などのため、移動機能が低下します。 その結果、要介護のリスクが高くなったり、寝たきりになってしまった状態が、ロコモティブシンドロームです。 運動器の病気のため、閉じこもりや転倒のリスクが高くなる「運動器不安定症」と比べ、要介護リスクが高まった状態も含めるロコモティブシンドロームは、より広い病気の概念ですね。 要介護の原因の20%は、運動器の障害です 要介護になる男性の40%以上は脳卒中ですが、女性の30%近くは、運動器の疾患が原因となります。 ロコモティブシンドロームに関係の深い運動器疾患は、膝や腰、骨の病気(変形性膝関節症・変形性腰椎症・骨粗鬆症)とされています。 これらは、多くの人が患う疾患なので、要介護にならないためにも、女性は特に注意が必要です。 要介護の予防には、「男性はメタボ、女性はロコモに注意!」ですね。 ロコモティブシンドロームの原因は、運動器の病気と機能の低下 加齢による、関節や脊椎の病気、骨粗鬆症や関節リウマチなどが原因になります。 痛みや麻痺、骨折のため、関節の動きが悪くなり、筋肉が弱くなります。 その結果、バランスが悪くなり、体力や移動能力が低下するのですね。 また、年齢と共に、身体機能は衰えていきます。 筋力や持久力、運動の速度やバランス能力が低下し、細かい作業がしづらく、反応に時間がかかるようになります。 閉じこもりなどによる運動不足は、これらをより悪化させるでしょう。 ロコモティブシンドロームの診断は、ロコチェックとロコモ度テスト 運動不足の人、いつも腰や膝などが痛い人、やせ過ぎや太り過ぎの人などは、ロコモティブシンドロームになりやすいので、初期症状をチェックをしてみましょう。 片脚立ちで、靴下がはけない• 家の中でつまづいたり、すべったりする• 階段を上がるのに、手すりが必要• 横断歩道を、青信号で渡りきれない• 15分くらい続けて歩けない• 2kg程度の買い物をして、持ち帰るのが困難• ロコモ度テストで、定期的に自分の移動機能を確認しましょう。 立ち上がりテスト……片脚か両脚で、4種類の高さから立ちあがれるかで、脚の筋力を測り、判定• 2ステップテスト……大股で2歩あるき、歩幅を測定して、歩行能力(脚の筋力・バランス能力・柔軟性など)を評価• ロコモ25……25問(最近1ヶ月間の体の痛みや、日常生活で困難なこと)に答えて、ロコモ度を調査 3つのテストにより、現在の移動機能の状態から、ロコモの段階を判定します。 毎日10分の「ロコトレ」でロコモティブシンドロームを防ぐ! たった2つの運動(ロコモーショントレーニング)で、元気な足腰を保ちましょう。 開眼片足立ち……机などに手か指をつき、片足立ちを左右1分間ずつ、1日3回• スクワット……足を肩幅より広めに、つま先を30度に開いて立ち、お尻を後ろに引くイメージで、脚を曲げる(ゆっくり5~6回、1日3回) 最初は少なめの回数から始め、無理をせずに、徐々に体を慣らしていってください。 途中で痛みを感じたり、無理だと思ったら、必ず中止してください。 転ばないように気を付け、出来れば毎日続けましょう。 体力に余裕のある人は、つま先立ち運動や、脚をゆっくり大きく前に踏み出す運動などを追加してみましょう。 運動習慣として、柔軟体操やストレッチを毎日の生活に取り入れたり、普段より10分間多く、体を動かすように心掛けて下さい。 転倒を予防する運動療法により、転倒や骨折を原因とする、寝たきりや要介護の状態にならないようにしましょう。 食生活の改善で、ロコモティブシンドローム予防 ・肥満も痩せすぎも、ロコモの原因 メタボによる体重増加は、膝や腰などの関節の病気の原因となり、移動機能を低下させます。 若い女性のダイエットや、高齢者の食欲不振による低栄養状態は、骨や筋肉の量を減らします。 ・五大栄養素をバランスよく 運動器の働きを維持するためには、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルが必要です。 主食と主菜や副菜に、乳製品や果物を加え、五大栄養素をバランスよくとりましょう。 1食ごとに全てを摂取するのは難しいので、1日あるいは1週間単位で、トータルで栄養をとるようにしてください。 また、栄養不足の高齢者には、食欲がでるような工夫が大切ですね。 飽きないようなメニュー、いろどりや盛り付けなど見た目にも配慮しましょう。 多人数での楽しい会食や、外食もおすすめですよ。 骨と筋肉を強くする食事も大切 ・カルシウムで骨を強くしましょう 骨に鬆(す)が入り弱くなる「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」を患うと、骨折しやすくなります。 日本人に不足しがちなカルシウムを、牛乳や乳製品、小魚や緑黄色野菜などから、しっかりと摂りましょう。 ・タンパク質やビタミンも、骨には必要です 骨の材料になるタンパク質、カルシウムの吸収を助けるビタミンD(魚・きのこ)、骨をつくり維持する働きのビタミンK(納豆・青菜)などが多く含まれる食品も、意識して食べましょう。 他にマグネシウム(大豆製品・海藻)や葉酸(ほうれん草・春菊)、ビタミンB6(レバー・鶏肉)やB12(レバー・サンマ)なども、骨を強くして骨折を予防するために必要ですよ。 加工食品などに多く含まれるリン、カフェインや食塩は、摂りすぎると骨を弱くするので、注意してください。 ・筋肉を強くするには、運動とタンパク質 筋トレに伴い、筋肉の材料になるタンパク質を、肉や魚、卵や乳製品、大豆製品などから、積極的に摂りましょう。 炭水化物や脂質が不足すると、筋肉内のタンパク質が減ってしまうので、バランスのとれた食事がのぞまれます。 また、ビタミンB6は、タンパク質の代謝を促進するので、マグロの赤身やカツオ、赤ピーマンやキウイ、バナナなどから摂取しましょう。 ロコモティブシンドロームの予防にチャレンジ! ロコモ・メタボ・認知症は、健康寿命と介護予防の敵です。 最近では、運動が認知症の予防になるとの報告もあります。 ロコチェックで早期発見し、ロコトレで予防に努めましょう。 運動と食事療法は、ご自分でできる最善の治療法ですよ。 現代の高齢女性は、平均余命データから、90歳まで生きると推計されます。 この超高齢化社会のなか、ロコモティブシンドロームの人口は予備軍を含めると、4700万人といわれる、まさに国民病です。 40歳を過ぎたら「いつまでも、自分の足で、自由に歩ける」を目標に、ロコモティブシンドロームの予防にチャレンジしましょう。 ロコモと関連のある骨粗鬆症の記事はこちら.

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ロコモティブシンドロームのチェック項目と対策

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プロテオグリカンサプリを利用されている方はご存知だと思いますが、最近話題のロコモティブシンドロームについて紹介したいと思います。 ご自身がロコモティブシンドロームかどうか?もしくは予備軍なのか?チェック項目とロコモテストを紹介します。 また、ロコモティブシンドロームの可能性がある方もロコモ体操などで健康寿命を延ばしていきましょう! ロコモティブシンドロームとは ロコモティブシンドロームチェック7項目 ロコモティブシンドロームかどうか?を簡単にチェックする7項目があります。 片足で靴下がはけない• 家の中でつまづいたり滑ったりする• 階段を上がるのに手すりが必要である• 家のやや重い仕事が困難である(掃除機、布団の上げ下げ)• 2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのが困難である• 15分くらい続けて歩くことができない• 横断歩道を青信号で渡り切れない もっとしっかりとロコモティブシンドロームかどうか?について知りたい方は以下のテストでチェックしましょう! ロコモティブシンドロームテスト ロコモティブシンドロームかどうか?をしっかりと判断する方法として3つのテストが用意されています。 3つのテストを行い、それぞれで分かった数値、状態からロコモティブシンドロームの度合いを調べることができます。 立ち上がりテスト ロコモティブシンドロームかどうか?を知る方法としてテストがあります。 その一つとして立ち上がりテストがあります。 立ち上がりテストはある一定の高さから両足、片足で立ちあがることで足の筋力を測定するテストです。 ステップテスト ステップテストは2歩進んだ歩幅と距離から足の筋力 まっすぐ立ち、2歩進み足をそろえた場所でメジャーなどで計測します。 2回計測したうちの遠くまで進んだ計測値を身長で割ることで2ステップテストの計測値が計算されます。 点数が低ければ低いほど問題ないという結果になります。 3つのテストの結果を手元に確認してみましょう! ロコモ度1の判定基準• 立ち上がりテストで片足で40センチの高さから立ち上がれない方• 2ステップテストで数値が1. 1以上、1. 3未満の方• ロコモ25の結果が7点以上16点未満の方 以上の1つでも当てはまる場合にはロコモ度1です。 ロコモ度1の結果 ロコモ度1は運動機能の低下が始まっている状態 ロコモ度1の対処法 運動習慣と食生活に配慮する ロコモ度2の判定基準• 立ち上がりテストで両足で20センチの高さから立ち上がれない方• 2ステップ値が1. 1未満の方• ロコモ25の結果が16点以上 以上の1つでも当てはまる場合にはロコモ度2です。 ロコモ度2の結果 ロコモ度2は運動機能の低下がさらに低下している状態 ロコモ度2の対処法 運動習慣と食生活に配慮する 急速に運動能力が低下している場合には医療機関を受診する ロコモ体操 ロコモティブシンドローム対策のために、ロコモ体操があります。 ロコモ体操は簡単な運動で筋力を衰えさせないようにするための運動です。 インターネットが利用できる方はYoutubeなどの動画サイトでロコモ体操が掲載されているのでチェックしてみましょう。 ロコモ体操をいくつかピックアップしてみました。 座ってできるロコモ体操 立っていても座ってもできるロコモ体操.

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