透析患者さんの食事
そんな腎臓が病気になってしまうことで、透析をしなければならない状況に陥ります。
15カリウムは透析によって比較的よく除去されますが、透析の間に蓄積されるので、カリウムを摂りすぎると高カリウム血症になることがあります。
取り出した血液は透析器を通り、透析器内で血液中に蓄積している尿毒素を除去し、血液中のミネラルを調整して水分量を調整します。
リン酸が血中に蓄積されると、骨からカルシウムを取り出してしまいます。
食べないで採血データを良くしても、エネルギー不足で痩せが進んでしまっては元も子もないのです。
そもそもリンはたんぱく質量の多い食品やカルシウム含有量の多い食品に含まれているので、過度な摂取は控えるようにしましょう。 水分摂取量を制限して喉の渇きを和らげるには、次のヒントが役立ちます。 透析によって半分近くのビタミンB1が失われます。
14鍋物は塩分摂取量が多くなるので要注意です。 たんぱく質が含まれない砂糖や油類を上手に使いましょう。
カリウム 血中カリウムは高くても低く過ぎてもよくありません。
腎臓の機能が低下すると余分なカリウムを除去できなくなる。
香りや酸味を利用する（レモンやゆず、すだちなど）• でも、かけがえのないご自分の体を守るためには大切なことばかりです。
透析には血液透析と腹膜透析があります。
既製のポテト製品（マッシュポテト、ポテト餃子、ポテトチップス）。
透析とは 透析とは、 本来腎臓が担っている役割を助けるための療法です。
水分をとりすぎると、むくみ・体重増加･呼吸困難・血圧上昇などの症状があらわれ、高血圧・心不全・肺水腫などの原因になります。
そのため 血液中の老廃物は透析液に排出され、必要な物質は血液中に残るのです。
またステーキなどの場合は「こしょうのみで焼いてください」と頼むとよいでしょう。 食生活によっては意識しないと不足気味の人が案外多いかもしれません。 透析食は主にバランスの良い食事であること、 消費エネルギー量に合ったエネルギーの摂取、たんぱく質は適量であること、塩分や水分は控えめにすること、カリウムやリンは摂取しすぎないことが挙げられます。
12この段階では、医師はしばしば大量の低タンパク食を飲むことを勧めます。 リン酸はほとんどの食品に含まれており、リン酸の厳しい制限は非常に困難なことです。
必ず主治医・管理栄養士の指示に従ってください。
食事制限が守れていても、それが全体的な健康を害しているようでは意味がありません。
透析は、腎臓の働きが 正常時の10％以下になってしまった際に、人工的にその働きを助けるための治療法です。
煮汁にかつお節でとった出汁を利用する。 腎臓の働きが低下することで起きる主な症状は、体内の老廃物が適切に排出できなくなることによる 尿の異常や体のむくみ、高血圧などです。 透析療法はあくまでも、腎臓の働きを助けて命をつなぐための方法なのです。
水分・塩分の制限 腎不全になると尿が出なくなり、体の中に水分が溜まります。 だるさや、高血圧などの原因になるからです。
腹膜透析（PD）／血液透析（HD）の方の食事 透析は、本来腎臓が持っている働きを完全に補ってくれるわけではありませんので、より良い状態を保つためには、透析を開始しても、食事に注意をすることはとても大切です。
上手に食べて、痩せてこないしデータも良いというのが理想です。
少量でもたくさんのカリウムを摂ってしまいますので控えましょう。
そのまま放置していると最悪の場合、命にも関わってしまう病気です。
31日に4回ほど透析液の交換が必要で、毎回20～30分程度の時間がかかる方法です。 逆に水分を摂りすぎると塩分がほしくなります。
水分と塩分は切っても切りはなせない関係です。
減塩のポイント 味にメリハリを付ける 1～2品に塩分を多く使い、ほかの品を薄味に味付けするとメリハリが付いて食べやすくなります。
しかし透析患者さんの場合は余分なカリウムが尿として排出されず体に溜まってしまい高カリウム血症となる危険があります。