この冷たい空気の塊(寒気団)が、梅雨の初期は勢力を強くしています。 百科事典(日本大百科全書)、小学館、2013年9月1日閲覧 [ ] 関連項目 [ ] ウィキニュースに関連記事があります。
3この雲から雪が降ることになる。 2つの拮抗しているものの、そのバランスが安定した場合は梅雨前線が動くことは滅多にありません。
赤道付近は年中太陽からのエネルギーによって地表面や海面が暖められ、特に海洋はそれによって沢山の水蒸気が発生して上昇気流が起きているから、熱帯収束帯と呼ばれる低圧部になってます。
夏の時期には熱帯低気圧が発達することによって日本上空へとあらわれるのです。
この高気圧は北太平洋を帯状に覆うの西端で小笠原高気圧ともいい、この母体となる暖かく湿った気団をという。
実際この時期の前線は日本付近にだけではなく、日本から東南アジアに伸びていることが多い。 しかし、寒気団が小笠原気団の北側から近づくと大気が不安定になり、夕立が発生しやすくなる。
日本近辺の気団を論ずる場合に限れば、「海洋性亜熱帯気団」などと呼ぶよりも、 「小笠原気団」と言った方が、はるかに馴染み深いですからね。
「」毎日新聞、2013年05月31日北海道版• くわしく言うと、と呼ばれる現象が起きます。
こちらが日本で言う 太平洋高気圧です。
このような寒暖を繰り返しながら、春から夏に向けて次第に気温が上昇し、夏から秋に向けて低下する。
この記事は、 「日本付近の気団の特徴がわからない」という人に向けて解説 します。
2008年7月22日,PD NASA) 梅雨前線の最初 [ ] 冬の間、シベリアから中国大陸にかけての広範囲を冷たく乾燥したが覆っている。
梅雨をもたらす4気団の位置および梅雨期間中の勢力変化も示した。
その後調べた限りでは、中学校段階ではおおよそ次のような説明でよいのでは、と考えています。
傾向として、陰性の場合は、の勢力が強いことが多く、陽性の場合は、の勢力が強いことが多いが、の流路や、・(ENSO、・)なども関係している。
8ただし、秋雨は中国大陸方面ではほとんど見られない。
次に取り上げるのは、 オホーツク海気団 です。
こうしたときはまだ未発達なシベリア気団との間の前線が停滞する。
の海洋性気団の影響を強く受けている。
気象情報として発表を始めたのはになってからである。
」と評されたりもした。 楽曲 [ ]• ただし、小笠原気団は安定した気団であり、気団が占めている範囲内では晴天が続く。
これが最初の梅雨前線である。
これは、大気の下層(3000m以下)では、はるか赤道付近から高温多湿の気流が流れ込み(その形から湿舌という)、上空には北西の冷たい乾いた空気が流れ込んでいるため、大気が不安定になり積乱雲が次から次へと発達して、局地的な豪雨となる。
手持ちの気象の教科書(気象学概論、山本義一著)でもそうで、「太平洋高気圧」という言葉は一切出てきません。
でも太平洋気団とは言わずに小笠原気団と言いますね。 前線には水蒸気を多く含んだ南からの風が多く吹き込むため、梅雨の末期のような激しい天候が今よりも増えるようです。
44つの気団とは、次のとおりです。
なお梅雨前線のもう1つの特徴として発生当初よりも消滅するより前の状態の方が活発に活動する傾向があります。
日本上空の気団と特徴と性質 気団の名称 特徴 季節 シベリア気団 寒冷・乾燥 春・秋・冬 オホーツク海気団 低温・湿潤 梅雨・秋 小笠原気団 高温・湿潤 春・夏・秋 揚子江気団 温暖・乾燥 春・秋 気団の位置関係 春・秋の天気:シベリア気団と小笠原気団 春の天気について考えるにあたって大切なポイントは、「シベリア気団も小笠原気団も、どちらも発達していない」という点です。
北海道の中でも南西部太平洋側(・・)では本州の梅雨末期に大雨が降る事がある。