しかし,2乗を計算するのは簡単です。 相互関係の3つ目の式を使うと、次のように計算できます。 上の相互関係を順に確認していきます。
式の値を計算するもの についてまとめました。
様々な三角比の四則演算 例題 の値を求めよ。
複雑な方からスタートして式変形をし、簡単な方に変形してクリア、というのがよくある流れです。
三角比だけからなる関係式です。
様々な三角比の四則演算• 等式を証明するもの• 解答 であるから より示された。
そうすれば、ど忘れなどは一切無くなります! 3. 三角比の定義の覚え方 三角比の値を覚える方法として、筆記体を利用した覚え方があります。
上の問題では右辺を左辺に変形していきましたが、どちらが平易かは問題次第。
三角比に慣れるまでは、このような方法も知っておくと便利ですね! 三角比の拡張 さらに、もう少し三角比の考え方を拡張してみます。
(参考:)• 一つ目の式は正接( tan )の定義から直ちにしたがうものです。
。
赤線を斜辺とする直角三角形で三平方の定理を使います。
角度の範囲に注意して、適切な符号を選択しましょう。
それを考えるために使えるのが 2 でつくった方程式です。
まとめ 三角比を用いた代表的な計算問題• 基本公式のおさらい 次に、三角比の基本公式を復習します。 この考え方は後で紹介する三角比の相互関係を求めるときにも利用するので、単位円の書き方とともに理解しておいてください。
三つ目の式は、二つ目の式を で割り算したものです。
相互関係 異なる三角比の間には、次のような関係が成り立ちます。
逆に、 複雑な結果になってしまったら「どこかで計算ミスをしていないかな?」と自分でチェックするようにしましょう。
途中で符号や sin, cos のミスがあると途端に複雑になってしまいます。 解答 であるため、 したがって であるから また であるから ポイント 三角比の相互関係を用いて他の三角比を求める場合、 符号の選択をする必要があります。 題意の2次方程式はいくつもありますが,最も簡単なものを考えます。
41 2 3 解答 1 の両辺を二乗すると も合わせると 2 1 の結果を用いると、 3 のとき であるから、 より ゆえに 1 より よって、 ポイント 1 で の 両辺を二乗するのが山場。 三角比の相互関係の覚え方 初めはなかなか覚えづらい三角比の相互関係ですが、 式の導出方法を知ると意外とすんなり覚えられます! 三角比の相互関係は、単位円における三角比の定義式から簡単に導けます。
対称式の式変形についてはで詳しく解説しているので、不安な人は確認しておきましょう。
そうすれば、簡単に相互関係の式を覚えることができ。
まず,ひとつめの式ですが,単位円の図を思い出してください。
三角比の式の値を求める問題では重要ポイントなので、必ず覚えておきましょう。
これは、辺の長さが出てこない、 三角比だけの関係式です。
等式を証明するもの 例題 が成り立つことを証明せよ。
これも 三角比だけの関係式です。
それは次の方程式ですね。 二乗して と を出して を用いることで、 だけが残るというカラクリです。
二つ目の式は、三平方の定理を用いると証明できます。
先ほどの図で が成り立つことを用いましょう。
ここで紹介した3つの式が、基本的な三角比の相互関係です。
三角比の相互関係 半径1の円(単位円)を考えます。 特に式の値を求める問題などでは、 図を描いても意味がないことがあります。
これらの値は、いつでも計算に使えるようにしておきましょう。
どちらも答えになります。
考察を進めていきましょう。