手代木求 『日本産蝶類幼虫・成虫図鑑 I タテハチョウ科』、1990年、108頁、。
成虫も魅力的【赤い斑紋のある美しいチョウ】 アカボシゴマダラは幼虫だけでなく、 成虫の姿もとっても魅力的。
このようにアカボシゴマダラが厳しく規制されている理由は、在来種である 「 オオゴマダラ」「 ゴマダラチョウ」の生態系に悪影響を与える可能性があるため。
小さな生き物が色々教えてくれますね。
温暖化とヒートアイランドも関係しているかも。
このまま蛹化して成虫になるのだろうか? 中国や韓国に分布するものと奄美大島産は別亜種で奄美大島産は春型(低温期型)の成虫にも後翅に赤紋があります。 本来、アカボシゴマダラは国内だと 奄美大島(鹿児島県)でのみ分布しているチョウだったのですが、人の手によって放たれてしまい、その地で繁殖してしまったのです。
6この様に、関東地方のアカボシゴマダラは人為的に持ち込まれた、問題を抱えた種と言えます。
アカボシゴマダラの場合は、現在次の3つの亜種がいます。
ある種の蝶が大発生した時などに、蝶はそこから遠くへ移動することがあります。
まだ季節ではないのでしょうか?素敵な世界が見える気がします。
shirakii亜種: 奄美大島に分布。 越冬から目覚めた幼虫はエノキの新芽を食べ始めますが、数日の内に脱皮して終齢幼虫になります。 渡邊永悠 「京都府におけるアカボシゴマダラの記録」『月刊むし』503号、2013年。
34,383,086アクセス• formosana)に分布. 形態 成虫の前翅長40~53mmになる大型のタテハチョウ.翅は黒地に白の斑紋があり,白黒の縞模様に見える.夏型成虫は後翅後部に赤い斑紋を持つが,発達がやや弱くリング状になりにくい.春型は赤い斑紋を持たず,黒色部分が少なく全体に白っぽく見える(特に雌). 奄美諸島と台湾の別亜種は,翅の斑紋,白化型が出現しないことで区別される. 日本本土の在来種ゴマダラチョウ H. 明日からもっと見回して見ようと思います。 矢野高広 「1995年度アカボシゴマダラ発生について」『寄せ蛾記』87号、2495-2497頁、1998年。
脱皮した幼虫は春のゴマダラチョウの幼虫と同様に体色は緑色の地に赤い部分が見られます。
青木好明 「栃木県小山市でアカボシゴマダラを採集」『月刊むし』490号、18-19頁、2011年。
成虫は学芸大学。
いきもの図鑑 アカボシゴマダラ アカボシゴマダラ 分類 昆虫 タテハチョウ科アカボシゴマダラ属 名前 漢字、学名 赤星胡麻斑 Hestina assimilis 神奈川県での分布 95年以降 人為的な放虫により分布を拡大している。 これらの本からも、虫たちを好きになってくれる人が増えると嬉しいです。
6無記名(写真:西山保典)「Escape「アカボシの秘密」」『TSU-I-SO』867号、536頁、1996年。
assimilis Hestina assimilis , アカボシゴマダラ 英名• しかし、最近では神奈川県藤沢市に突然現れ、2000年に入り神奈川県を中心に次第に分布を広げ最近では東京都内でも公園など榎の有る場所に姿を現し分布を広げています。
確かに彼らはとってもかわいいですし、日本人が昔から暮らす 里山で生きる虫たちですからね。
その成虫の姿が、以下です。
私は未だアカボシコマダラを見たことがないように思います。 上で説明した通り、関東地方のアカボシゴマダラは奄美大島などに分布する shirakii亜種ではありません。
16地球温暖化の影響で、本来の生息地より北の地域でも適応しやすくなっているのかもしれませんね。
アカボシゴマダラ : : : : (鱗翅目) : : : : Westwood, : アカボシゴマダラ H. 図鑑であまり見かけないこの蝶は、中国から人為的に持ち込まれた蝶と考えられています。
参考文献 [ ]• 森下和彦 「アカボシゴマダラ,ゴマダラチョウと近縁種」『Butterflies』16号、34-44頁、1997年。
の広域分布種で、斑紋は近縁のによく似るが、が示す通り、後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋が出現することで区別される。
shirakii(Shirozu) 奄美亜種 アカボシゴマダラ( Hestina assimilis)は、・に属するの一種。 先述した通り、この3種はみなエノキを食樹とするチョウたちであり、 えさや生息環境が競合してしまうのです。 柴田直之 「秋ヶ瀬公園のアカボシゴマダラの採集記録」『寄せ蛾記』86号、2469頁、1998年。
19外来種についての詳しい話は以下の記事でどうぞ。
japonica は,後翅に赤い斑紋が無いこと,アカボシゴマダラ白化型より黒い部分が多いことで区別される. 生息環境 都市~里山. 温度選好性:冷温帯から温帯域,亜熱帯 繁殖生態 繁殖期:5月~10月 少なくとも年3回発生する.白化した春型および赤紋の出る夏型がある.産仔数は約200卵 生態的特性 雄はテリトリーを持つ. 食性:幼虫期はエノキ属( Celtis spp. このチョウは春型・夏型があって、 春の成虫は赤い星がほとんど見えないのです。
アカボシゴマダラは「特定外来生物」 見出しにある通り、関東で見るアカボシゴマダラは実は 外来種。
幼虫から成虫までの変わる姿に 息子とともに、すごくすごくワクワクしています。
ゴマダラチョウやオオムラサキと異なり、エノキの枝の上で越冬する。 」『Satsuma』30巻85号、116頁、1981年。
区別がついて見回したらどんな世界が見えるだろうかとわくわくします。
この赤い斑紋、これが「 アカボシ(赤星)」の名前の由来です。
出現期、場所 5~10月? 藤沢市六会 101207 羽化後の脱け殻の蛹。
つまり、神奈川県で発生しているアカボシゴマダラは最後に残された assimilis亜種ということが分かります。 assimilis亜種: 中国南部、香港に分布。
16などあります。 2016年12月26日 19:58• また、関東地方のアカボシゴマダラは春になると、白化型という翅の模様が白っぽくなった個体が現れます。
アカボシゴマダラ( Hestinus assimilis )は日本では奄美大島以南に分布している南方の蝶ですが、最近神奈川県を中心とした関東地方でアカボシゴマダラが観察された報告を聞くようになりました。
中国亜種みたいですね。
幼虫は玉川上水で見かけました。