このように、ごく狭い地域だけで行われる行事は、書籍などには載りにくく その地域外からはそうしたものが有ることがなかなか判りませんので、他に も同様にこうした「ローカル」な盆の時期や、変わった盆行事などあれば教 えてください。 先祖の霊に「少しでも早く帰ってきてほしい」という意味を込めて、早い時間帯に迎え火を焚くことが多いです。 日本では、推古天皇14(606)年に、初めてお盆の行事が行われたと伝えられています。
9「盂蘭盆」とは、お盆のことです。
なお、新暦に改暦されたのは、近代化を進めていた明治政府が、暦についても西洋の制度を取り入れる方針を決めたためです。
お墓の掃除• なお、新盆と旧盆の内容自体にほとんど差はありません。
改暦に伴って日本の各行事は30日遅れとなり、 もともと旧暦の7月15日に行われていたお盆も、改暦後には新暦の8月15日に行われるようになりました。
「春彼岸」に対して、こちらは「秋彼岸」と呼ばれることもあります。 命日のお墓参りについて 春分の日と同様、秋分の日を中日として、その前後3日間を含んだ7日間が秋のお彼岸にあたります。 通常のお盆のように、毎年あるわけではなく、故人の死後1回目の夏だけが新盆と呼ばれます。
2法要自体も葬儀の時と同様に盛大に執り行われることが多いので、新盆に参加する場合は葬儀の時と同様に喪服で行くようにしましょう。
東京では、どのような風習があるのでしょうか? 地域によって風習も異なる お盆は、人々の生活に根付いて受け継がれてきたため、その土地ならではの風習も珍しくありません。
全国的にお盆の時期は8月 改暦になっても、ほぼ1カ月繰り上げという突然の制度変更でしたので、新政府の意向が浸透していない地域では、旧暦のお盆の時期をずらすことなく、8月15日前後に行われていました。
焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの平らなお皿の上にオガラ(皮を剥いだ麻の茎)を置いて火を灯して焚きます。
旧盆の地域の多くでは8月15日をお盆の中心と考え、 8月13日から16日までの4日間にお盆の催しや風習が行われます。 今の日本では、これが最も多いお盆でしょう。
16しかし、新盆の時には喪服を着用して参加するのがマナーです。 ただし迎え火よりも、やや遅い時間帯を選んで焚くことが多いです。
故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、冥福を祈るとともに霊魂を供養する時期とされています。
落ち着いてご先祖様のお迎えをすることができません。
まとめ お盆は東京とそれ以外の地域で別の時期になります。
一方 新盆は7月15日が基準です。 新盆・初盆の迎え方 「新盆」と「初盆」は、呼び方が違うだけで、同じく「故人が迎える最初の盆」を示しています。
11最終日は日付が変わるまでにぎやかに過ごすそうで、本土で行われるお盆の行事とは趣が大きく異なることがわかります。 お釈迦様に相談すると、「夏の修行が終わる7月15日に、供物を捧げて飢えた心を満たしてあげれば母を救える」とのこと。
先祖の霊があの世から戻ってきて、また、天に帰っていくという日本古来の信仰と、仏教の行事が結びついたもの。
送り火を灯した後はお墓の方角へと案内して先祖の霊を送ります。
ここまでで紹介したように、お盆期間は法要や説法をはじめとして、僧侶とお寺関係者はかなり忙しくなります。
お盆に海に入ってはいけない? お盆の時期は海に入るのは避けるべきと言われています。 ( - )• 新盆の迎え方と盆提灯 四十九日の忌明け後、初めてのお盆を新盆といいます。 帰ってきている御先祖様と一緒に過ごすため、仏壇や墓前にお供え物をします。
10伝統としては、元々は旧暦の7月15日にお盆を行うことが一般的でした。 ハスの花は水あげも難しく花もちしないため、代用品として使われることが多いのが「クルクマ」。
明治時代、政府は国際基準に合わせて、太陰太陽暦から太陽暦へと変更しました。
そこで、いつからお盆にしようとした時に、時期的に旧暦とおなじ8月にお盆を行うようになりました。
新暦の7月が農業の繁忙期で、それにかかわるお祭りもあったので、とても落ちついてお盆に集まれません。
【盆入り】迎え火 盆入りの夕方になったら、自宅の軒先で迎え火を焚きます。 8月1日には、我が家をはじめ 120軒の檀家を御住職がまわって、盆棚の前で お経をあげてくださいます。
金額の相場は5,000円から1万円くらい。
また、法要の方法なども違っていることがあるので、お盆の法要に参加する際は、あらかじめ地域による違いなども確認しておくようにしましょう。
また、新盆の際にはお供え物は現金を贈るのが一般的です。
7月にお盆をおこなう地域 お盆がいつからかは、地域やその家の伝統によってさまざま。