アメ 車 キャンピングカー。 輸入キャンピングカー(ヨーロッパ車)|キャンピングカースタイル

キャンピングカーで快適に過ごす! 画期的な新型エアコン登場

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一日の長がある欧米のキャンピングカー 欧米のキャンピングカーの歴史は古い。 ヨーロッパもアメリカもほぼ同時期、1920年代後半から30年代前半に生産をスタートさせている。 ヨーロッパには創立60年以上のビルダーが何軒もあり、最古といわれているのがDeathleffs社だ。 この長い年月の間には大恐慌があったり、戦争があったり。 それでも大きなマーケットとして、産業として存続している陰には、各社の切磋琢磨がある。 交通インフラの変遷、EUの誕生などに翻弄されながら、小型のタイプから超大型モデルまで、多彩な商品を提案し続けている。 デュッセルドルフのショーを見ていても、市場規模を示すデータを調べても、間違いなく巨大産業である。 専用の冷暖房設備や水回りなど、周辺機器の専門メーカーも多数あるし、日本の国産キャンピングカーにも、ドアの金具やキッチンのパーツにこうした部品が使われていることも多い。 長年キャンピングカーを研究しつづけているだけあって、最適なパーツ、最適なレイアウト…その商品は非常に洗練されているといっていい。 「高い」「壊れる」「アフターサービスが不安」「使い勝手がわからない」… 輸入キャンピングカーを敬遠する理由はいくつもあるだろう。 だが、本当にそうなのか?「輸入車だから」というだけで敬遠するのはあまりにもったいないのではないだろうか。 「洗練されたデザイン」と「動力性能」がウリ! 近年、日本への市場拡大が著しいのが、ヨーロッパ製のキャンピングカーだ。 以前から輸入されている老舗ブランドに加え、新興ブランドも続々登場。 生産国だけを見てもドイツ、イタリア、スペイン、スロベニアと様々だ。 具体的に挙げてみると、 《おなじみの老舗ブランド》 デスレフ(ドイツ) ハイマー(ドイツ) バーストナー(ドイツ) ホビー(ドイツ) クナウス(ドイツ) トリガノ フランス アドリア(スロベニア) そのほか、一部、イタリアやイギリスの車両も販売されていた。 《近年登場しているブランド》 サンライト(ドイツ) サンリビング(スロベニア) ローラーチーム(イタリア) エース(スペイン) などが出てきている。 さて、従来はドイツのメーカーの独壇場。 最近は他国が増えてきた、というのが大まかなトレンドだが、ここで面白いのがベース車両だ。 ビルダーの出身国こそさまざまだが、上記のほとんどのビルダーで採用しているベース車両は、 イタリア・フィアット社のデュカトなのだ。 この傾向は年々強まっていて、全ヨーロッパのキャンピングカーマーケットに占めるシェアは7割に上っているという。 なぜそれほどまでにシェアが伸ばせたのか。 今一度、 フィアットデュカトの人気の秘密を整理してみよう。 他メーカーの車種と比べて安価である。 車両重量に合わせてエンジンのバリエーションが豊富。 大きくこの3つが、圧倒的シェアの理由なのだ。 もちろんデメリットもある。 各社同じ車両をベースに採用することで、サイズもレイアウトも「似たり寄ったり」になりがちだということだ。 それではどこで、他社と差別化するか。 それは内容的には「ディティールで勝負」であり、その先は「価格競争」にもつながってゆく。 こうした最近の事情を踏まえて整理してみよう。 ヨーロッパ製キャンピングカーの魅力 洗練されたデザイン ヨーロッパでは、キャンピングカーは家庭生活の延長。 おのずと「キャンピングカー選びの主導権」を握るのは『奥様』ということになる。 女性は特にインテリアのデザインセンスにこだわる傾向があるため、インテリアデザイナーに女性を起用するなどして、デザインに力を入れているビルダーも多い。 実際、日本でヨーロッパ車に乗っているユーザーに聞いても「内装デザインに奥さんが一目惚れした」というのは、よく聞く話なのだ。 コンパクトでシンプル。 だけどフル装備 キャンピングカー先進国なので、それに向けた「インフラ」は整っている。 いわゆるキャンプ場ももちろんあるが、主だった観光地の一角には電源付きで滞在できるサイトで、汚水処理や給水・給油ができたり、コインランドリーやコインシャワーを併設した設備(キャラバンパークなどと呼ばれる)も多い。 しかしこれらはあくまでも、キャンピングカーでの生活を「バックアップ」するためのもの。 そのため、バンコンでもコンパクトサイズのトレーラーでも、キッチンやトイレはしっかりしたものを完備している。 ただ、ここでアメリカ製と発想が違うのは 「家じゃないんだから、多少の簡易さはあたりまえ」と考えること。 デザインはシンプル。 機能性は必要にして十分。 それらをコンパクトにまとめ、かつ、デザインよく。 それがヨーロッパキャンピングカーの装備の真骨頂だ。 車として「低燃費」で「高性能」 ヨーロッパでは一般道でも車両の平均速度は高い。 特にEUが設立してからは国境越えもどんどん楽になり、長距離を走る傾向にも拍車がかかっている。 そのためエンジンはディーゼルが主流。 ディーゼルというと「燃費はいいけど走らない」というイメージがあるかもしれないが、ヨーロッパのディーゼルは優秀で、非常に高い走行安定性が特徴だ。 日本国内でも長距離を走りたいキャンピングカーユーザーにとっては、車両としての性能の高さは大きなメリットといえるだろう。 使い勝手のよいフルフラット 日本でベース車両となるハイエースなどの商用車は、エンジンの上に運転席を置くキャブオーバータイプだが、ヨーロッパのベース車両はよほど大型のものを除けば乗用車のように運転席前にエンジンがあるボンネットタイプだ。 ボンネットタイプは、運転席と居室部分に段差がなく、コクピットから居室への移動もスムーズ。 運転席と助手席を回転させてダイネットに利用するなど、スペースを効率よく無駄なく使えるのもポイントが高い。 ヨーロッパ製キャンピングカーの弱点 バンコンでも、少々大柄 車幅はバンコンで約2m、キャブコンで2. 1~2. これは国産キャブコンとさほど変わらない数字だが、長さ方向には大きな車両が多い。 2人旅仕様のバンコンでも6mクラス、ファミリーユースとなると7mクラスも少なくない。 もちろんその分、車内空間はゆったりだが、駐車場に少々苦労することも。 日本式とは装備の考え方が違う 日本のキャンピングカーは「家庭用エアコンをバッテリーで駆動して熱帯夜でも快適に過ごせる」など「電気などの支援設備が期待できない場所で、いかに快適に寝泊まりできるか」を考えて作られていることが多い。 実際、日本ではまだヨーロッパほどのインフラが整備されていないからだ。 その点、ヨーロッパでは前述のとおりインフラも万全。 ちょっと走れば給油・給水。 キャンプ場以外にも電源つきで停泊できる場所が多いから、家庭用エアコンが回せるほどのバッテリーは搭載していない。 社会インフラに応じた装備なので、日本で快適に過ごすには、オプションを考える必要がある場合もあるだろう。 まとめ いかがだろうか。 それぞれにメリット・デメリットがあるのは乗用車と同じ。 だがキャンピングカーは家であり、乗用車以上に生活スタイルに密着したものともいえる。 何しろ 「生活を積み込んで走る」のだから乗用車以上に悩ましいかもしれない。 日本よりもはるかに長い歴史を持つ欧米式のキャンピングカーには、長年の経験に裏付けられた魅力があるのも事実なのだ。 たとえば、そのままの外車には下駄箱がない。 欧米人はキャンピングカーの中でも靴を脱がないので、げた箱は不要なのだ。 その点、国産キャンピングカーはありとあらゆる状況を想定して、隅々まで配慮してある。 どちらが自分には向いているのか、そんなところも、判断基準になりそうだ。 自分で住みやすいように工夫しようという人もいれば、「郷に入っては郷に従え」で、ルールのほうを変えてみる人も。 いっそのこと「車内を土足OKにしてみる」なんていう対応も、また楽しい。 そして最後にもうひとつ。 「外車は壊れやすい」「外車は高い」。 そんなイメージも今は昔。 確かに修理のために部品を取り寄せたりすると、送料もかかってパーツが高価になる場合もある。 だが、「外車は壊れる」という発想には、大いなる誤解が含まれている。 例えば「ブレーキローター」。 日本車に乗っている人にとっては「滅多に交換しないバーツ」だろう。 だが、欧米ではブレーキローター=消耗品という扱いである。 このように、国産車と輸入車では「常識」が違う場合もある。 ブレーキローターの交換を 「消耗品の交換だ」と考えるか、 「故障した!これだから外車は…」と考えるか。 外車の魅力は深く掘り下げれば掘り下げるほど、輝きを増す。 「外車だから」と無条件に敬遠するのはもったいない!ぜひ、じっくり研究してみてほしい。

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展示新車キャンピングカー|RVランド

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会場の様子 混雑が苦手な人間だったら、週末ではなく、一番人の少なさそうな金曜日を選ぶところだ。 しかし、今回たまたま金曜日は都合がつかず、混雑しそうな2月1日土曜日に行くことになってしまった。 それも珍しく電車で。 混雑は予測していたけど、海浜幕張駅から歩いている最中はそれ程人が多そうな気配を感じることもなく、会場に着いてみるとチケット売り場もそんなに混雑しているわけでもなかった(理由は前売り券を購入していた人が多かったからのようだが)から、ちょっと安心していた。 しかし、会場の入り口へ続く人の列を見てビックリ。 列の最後尾がどこにあるかわからない。 建物の連絡通路まで結構な距離を歩いて行くとようやく「最後尾」と書かれたプラカードを発見。 結局会場に 到着してから入場するまで10分くらいかかったと思う。 人の多さに、こんなにキャンピングカーへの関心が高まっているのかとまずは驚く。 そして、列に並んでいる人たちに当てはまる共通点などが少ないことにまた驚く。 年齢も性別も雰囲気もさまざまなのだ。 これはすごいことだと思う。 イベントは内容がニッチであればあるほど、集まる人のタイプや雰囲気にも共通点や傾向など特徴が現れることが多く、集まった人たちの雰囲気で何関係のイベントなのかおおかた想像がつくことも多い。 キャンピングカーも、まだどちらかと言えばニッチ系だと思っていたのだけど、さまざまなタイプの人たちが並んでいて、見ただけではまるで何の集まりか想像がつかない列なのだ。 キャンピングカーは、もはや特定の層の人たちが興味を示す特殊なものなどではなく、 あらゆるタイプの人たちから注目や感心を集める一般的な存在となっているようだ。 自分もその列に加わりながら、そんなことを実感した。 憧れのFiat Ducato(フィアット デュカト) 顔や雰囲気は昔のアメ車のVANの方が好きだけど、私が現在最も興味をそそられる車が フィアットのデュカトだ。 だから余計目に付くのかもしれないが、 デュカトをベースとした車両が多かったことが印象深かった。 それも 『右ハンドル』を多く見かけた。 少し前までは、需要の多い乗用車でも輸入車には右ハンドルの設定がない車種も多かったし、あってもわざわざ左ハンドルを選ぶような人もいたが、現在乗用車の場合は、ヨーロッパ車でも右ハンドルが当たり前になっている。 しかし、輸入キャンピングカーの場合は、イギリスから輸入した車でもなければ、右ハンドルを選べる機会は少なかった。 世界的に見ると、例えば右側通行のアメリカでは右ハンドルの車が原則登録できない(25年以上経った古い車なら登録できるようだが)ように、道路の外側に運転席がある車の走行は原則的に禁止されている国が案外多い。 しかし、日本はどちらかと言えば何かと車に関する法律が厳しい割に、なぜか左ハンドルには寛容だ。 明確な理由など知らないが、安全より経済面でアメリカへ忖度することの方が重視されているからかと疑ってしまう。 私も実際に左ハンドルの車を持っていたことがあり、左側通行の日本でも慣れてしまえば問題ない気もしていたが、やはり左側通行であれば右側に運転席があった方が安全だと思う。 輸入キャンピングカーに右ハンドル車が増えるのは大変良いことで、これもキャンピングカー普及の証しの一つだと思う。 デュカトベース定番のレイアウト ところで、デュカトベースのキャンパーにはバンコンとキャブコンどちらもあるが、室内のレイアウトは似たものが多い。 と言うよりメーカーは色々あるが、以下1. が定石のようになっている節すらある。 運転席と助手席が回転して後ろを向くようになっている。 回転して後ろを向いた運転席と助手席とテーブルを囲むように二人掛けのシートがサイドドアと反対側に配置されている。 二人掛けシートの後ろがバスルーム(シャワー・トイレ)• 二人掛けシートの反対側にはギャレー。 最後部が横向きのベッドで、その下が物置。 などだ。 もちろんこれとは違うものもあるし、各々のメーカーで内装や雰囲気は違うが、これがおおかたのデュカトベースのキャンパーの定番レイアウトだろう。 私は、このレイアウトが非常に合理的で良いと思っている。 そして、ボディーに手を加えて広くしたキャブコンタイプも快適そうであるとは思うが、基本的には元のボディーのまま架装したバンコンタイプの方が、個人的にはデュカトベースの場合は色々な意味で好ましく思う。 デュカトのVANは全長と全高の違う数種類のボディーがラインアップされていて、長さは 最も短い5m弱から約5. 4m、約5. 9m、6. 4mまで4種類のバリエーションが揃っているようだ。 そして、車の大きさなどによって定番レイアウトからバスルームが省かれていたり、シートが追加されたり後部のベッドが二段ベッドになっていたり、ポップアップルーフの追加や、キャブコンの場合はバンクベッドが追加されていたりしている。 デュカトベースのキャンピングカー これはAdria(アドリア)の車で、定番レイアウトの後部のベッドが収納できるようになっていて、 バイクなど大きなものや大量の荷物を積むことができるようになっているバージョンだ。 これは頼もしい。 倉庫代わりにもなりそうなスペースだ。 こちらはHymerの「Sydney(ハイマー シドニー)」。 デュカトで最も短いボディーをベースにしていて、全長は4,960mm。 私のE25キャラバン スーパーロングと変わらない長さだ。 5mを切っているから 駐車場の長さ制限に引っかかりにくく(コインパーキングなどは5mまでとなっているところが結構ある)、 フェリーも5m未満の料金で乗ることができる。 ハイルーフではなくポップアップルーフ仕様としてあるため、全高は2,350mmに抑えられている。 そのため、ハイルーフ仕様(デュカトのハイルーフは、最低でも2,600mm以上になってしまう)より入れる屋内駐車場も多い。 全幅は2,050mmあるから、定番レイアウトの最後部の 横向きベッドの長さは大抵の人が余裕で寝られる1,970mm(幅は1,350mm)ある。 そして ポップアップルーフ部分にも2,020 x 1,500mmのベッドが展開されるため、大人4人が無理なく就寝できるスペースが確保されている。 短いボディーでハイルーフではないためバスルームはないが、トイレやシャワーの必要性を感じず、就寝できる人数は多い必要のある人にとっては、 現実的に大変使いやすい非常に魅力的な車なのではと思う。 高級キャンパーのHymerだから仕方がないと言えば仕方がないが…。 他にHymerのデュカトベースのバンコンには全長が5,410mmの「Free 540」と5,990mmの「Free 600」と「Free 602」があり、 Freeはハイルーフでどれもバスルームがあり、ポップアップルーフはオプションとなっている。 同じHymerのキャブコン。 幅はバンコンより広く全幅2,220mmとなるが、この車の長さは6mを切っているから、コースターやシビリアンのバスコンよりは短い。 この Exsis-tシリーズには6m未満から7mを超えるものまで豊富なバリエーションが揃っている。 Sunlightの「Cliff 540(サンライト クリフ540)」は、長過ぎないことをアピールするディスプレーがされていた。 Hymer Sydneyよりは長くなってしまうが、十分使いやすいサイズ(全長5,410mm 全幅2,050mm 全高2,605mm)だ。 同じ5,410mmボディーをベースにした車には、他にHymer「Free540」、Roler Team「Livingstone K2」、Adria「Twin」などがある。 ベースが同じだからサイズも同じだが、室内もほぼ同じレイアウトとなっている。 十分な荷物を積むことができて、手間が掛からずすぐに寝られる独立したベッドルームがあって、ちゃんと使えるバスルームがあって、長過ぎない車。 この全てを網羅しているのがデュカトの5. 4mボディーベースの定番レイアウトのキャンパーなのではと思う。

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【2020年上半期】新作キャンピングカー まとめ

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会場の様子 混雑が苦手な人間だったら、週末ではなく、一番人の少なさそうな金曜日を選ぶところだ。 しかし、今回たまたま金曜日は都合がつかず、混雑しそうな2月1日土曜日に行くことになってしまった。 それも珍しく電車で。 混雑は予測していたけど、海浜幕張駅から歩いている最中はそれ程人が多そうな気配を感じることもなく、会場に着いてみるとチケット売り場もそんなに混雑しているわけでもなかった(理由は前売り券を購入していた人が多かったからのようだが)から、ちょっと安心していた。 しかし、会場の入り口へ続く人の列を見てビックリ。 列の最後尾がどこにあるかわからない。 建物の連絡通路まで結構な距離を歩いて行くとようやく「最後尾」と書かれたプラカードを発見。 結局会場に 到着してから入場するまで10分くらいかかったと思う。 人の多さに、こんなにキャンピングカーへの関心が高まっているのかとまずは驚く。 そして、列に並んでいる人たちに当てはまる共通点などが少ないことにまた驚く。 年齢も性別も雰囲気もさまざまなのだ。 これはすごいことだと思う。 イベントは内容がニッチであればあるほど、集まる人のタイプや雰囲気にも共通点や傾向など特徴が現れることが多く、集まった人たちの雰囲気で何関係のイベントなのかおおかた想像がつくことも多い。 キャンピングカーも、まだどちらかと言えばニッチ系だと思っていたのだけど、さまざまなタイプの人たちが並んでいて、見ただけではまるで何の集まりか想像がつかない列なのだ。 キャンピングカーは、もはや特定の層の人たちが興味を示す特殊なものなどではなく、 あらゆるタイプの人たちから注目や感心を集める一般的な存在となっているようだ。 自分もその列に加わりながら、そんなことを実感した。 憧れのFiat Ducato(フィアット デュカト) 顔や雰囲気は昔のアメ車のVANの方が好きだけど、私が現在最も興味をそそられる車が フィアットのデュカトだ。 だから余計目に付くのかもしれないが、 デュカトをベースとした車両が多かったことが印象深かった。 それも 『右ハンドル』を多く見かけた。 少し前までは、需要の多い乗用車でも輸入車には右ハンドルの設定がない車種も多かったし、あってもわざわざ左ハンドルを選ぶような人もいたが、現在乗用車の場合は、ヨーロッパ車でも右ハンドルが当たり前になっている。 しかし、輸入キャンピングカーの場合は、イギリスから輸入した車でもなければ、右ハンドルを選べる機会は少なかった。 世界的に見ると、例えば右側通行のアメリカでは右ハンドルの車が原則登録できない(25年以上経った古い車なら登録できるようだが)ように、道路の外側に運転席がある車の走行は原則的に禁止されている国が案外多い。 しかし、日本はどちらかと言えば何かと車に関する法律が厳しい割に、なぜか左ハンドルには寛容だ。 明確な理由など知らないが、安全より経済面でアメリカへ忖度することの方が重視されているからかと疑ってしまう。 私も実際に左ハンドルの車を持っていたことがあり、左側通行の日本でも慣れてしまえば問題ない気もしていたが、やはり左側通行であれば右側に運転席があった方が安全だと思う。 輸入キャンピングカーに右ハンドル車が増えるのは大変良いことで、これもキャンピングカー普及の証しの一つだと思う。 デュカトベース定番のレイアウト ところで、デュカトベースのキャンパーにはバンコンとキャブコンどちらもあるが、室内のレイアウトは似たものが多い。 と言うよりメーカーは色々あるが、以下1. が定石のようになっている節すらある。 運転席と助手席が回転して後ろを向くようになっている。 回転して後ろを向いた運転席と助手席とテーブルを囲むように二人掛けのシートがサイドドアと反対側に配置されている。 二人掛けシートの後ろがバスルーム(シャワー・トイレ)• 二人掛けシートの反対側にはギャレー。 最後部が横向きのベッドで、その下が物置。 などだ。 もちろんこれとは違うものもあるし、各々のメーカーで内装や雰囲気は違うが、これがおおかたのデュカトベースのキャンパーの定番レイアウトだろう。 私は、このレイアウトが非常に合理的で良いと思っている。 そして、ボディーに手を加えて広くしたキャブコンタイプも快適そうであるとは思うが、基本的には元のボディーのまま架装したバンコンタイプの方が、個人的にはデュカトベースの場合は色々な意味で好ましく思う。 デュカトのVANは全長と全高の違う数種類のボディーがラインアップされていて、長さは 最も短い5m弱から約5. 4m、約5. 9m、6. 4mまで4種類のバリエーションが揃っているようだ。 そして、車の大きさなどによって定番レイアウトからバスルームが省かれていたり、シートが追加されたり後部のベッドが二段ベッドになっていたり、ポップアップルーフの追加や、キャブコンの場合はバンクベッドが追加されていたりしている。 デュカトベースのキャンピングカー これはAdria(アドリア)の車で、定番レイアウトの後部のベッドが収納できるようになっていて、 バイクなど大きなものや大量の荷物を積むことができるようになっているバージョンだ。 これは頼もしい。 倉庫代わりにもなりそうなスペースだ。 こちらはHymerの「Sydney(ハイマー シドニー)」。 デュカトで最も短いボディーをベースにしていて、全長は4,960mm。 私のE25キャラバン スーパーロングと変わらない長さだ。 5mを切っているから 駐車場の長さ制限に引っかかりにくく(コインパーキングなどは5mまでとなっているところが結構ある)、 フェリーも5m未満の料金で乗ることができる。 ハイルーフではなくポップアップルーフ仕様としてあるため、全高は2,350mmに抑えられている。 そのため、ハイルーフ仕様(デュカトのハイルーフは、最低でも2,600mm以上になってしまう)より入れる屋内駐車場も多い。 全幅は2,050mmあるから、定番レイアウトの最後部の 横向きベッドの長さは大抵の人が余裕で寝られる1,970mm(幅は1,350mm)ある。 そして ポップアップルーフ部分にも2,020 x 1,500mmのベッドが展開されるため、大人4人が無理なく就寝できるスペースが確保されている。 短いボディーでハイルーフではないためバスルームはないが、トイレやシャワーの必要性を感じず、就寝できる人数は多い必要のある人にとっては、 現実的に大変使いやすい非常に魅力的な車なのではと思う。 高級キャンパーのHymerだから仕方がないと言えば仕方がないが…。 他にHymerのデュカトベースのバンコンには全長が5,410mmの「Free 540」と5,990mmの「Free 600」と「Free 602」があり、 Freeはハイルーフでどれもバスルームがあり、ポップアップルーフはオプションとなっている。 同じHymerのキャブコン。 幅はバンコンより広く全幅2,220mmとなるが、この車の長さは6mを切っているから、コースターやシビリアンのバスコンよりは短い。 この Exsis-tシリーズには6m未満から7mを超えるものまで豊富なバリエーションが揃っている。 Sunlightの「Cliff 540(サンライト クリフ540)」は、長過ぎないことをアピールするディスプレーがされていた。 Hymer Sydneyよりは長くなってしまうが、十分使いやすいサイズ(全長5,410mm 全幅2,050mm 全高2,605mm)だ。 同じ5,410mmボディーをベースにした車には、他にHymer「Free540」、Roler Team「Livingstone K2」、Adria「Twin」などがある。 ベースが同じだからサイズも同じだが、室内もほぼ同じレイアウトとなっている。 十分な荷物を積むことができて、手間が掛からずすぐに寝られる独立したベッドルームがあって、ちゃんと使えるバスルームがあって、長過ぎない車。 この全てを網羅しているのがデュカトの5. 4mボディーベースの定番レイアウトのキャンパーなのではと思う。

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