グランパス アカデミー。 【特別企画】“熱きサポーター”が語る、グランパスアカデミーの魅力とは

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グランパス アカデミー

7月に行われた第43回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会を制した名古屋グランパス。 クラブ史上初となる同大会の優勝は、選手やスタッフだけで成し遂げられた功績ではない。 今回はU-18をはじめ、グランパスアカデミーをサポートする五味さん、伊藤さん、大塚さん、岡さんの4名にフォーカス。 インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部 皆さんがアカデミーを応援するようになったのはいつからですか? 伊藤 僕がアカデミーを観るようになったのは2000年頃です。 トップチームの応援をしていて、トヨタスポーツセンターにはよく行っていたんですけど、ある日アカデミーの試合が第2グラウンドで開催されているということでふらっと行ったんですよ。 そこでは高校生の選手たちがグランパスのエンブレムをつけてプレーしていました。 大塚 僕が本格的に応援するようになったのは2011年のJユースカップの頃だったかな。 それまでは端のほうで観ていたんですけど、Jユースカップの準々決勝まで勝ち上がったあたりで、「自分も声を出して応援したい」と思って。 高校生が一生懸命に頑張っている姿を観て、惹かれていったんですよね。 五味 私は1994年から。 Jリーグがアカデミーというカテゴリーを作った時から見ています。 伊藤 1期生から? 五味 そうだよ。 トップチームも観ていたんだけど、いつからかユースを観ることのほうが楽しくなってしまって。 選手たちとの距離が近いし、単純に観ていておもしろいと思ったから、応援するようになりました。 岡 僕は2011年にトップチームで磯村亮太選手(現長崎)が3試合連続ゴールを決めたあたりから、アカデミーに興味を持ち始めて、試合を観に行くようになりました。 本格的に応援に参加させてもらうようになったのは2014年。 小島亨介(現大分)、高尾瑠(現G大阪)が3年生になった頃から、ゴール裏で応援しています。 皆さんはどのカテゴリーを応援しているのでしょうか? 伊藤 僕はU-18に特化していますけど、ほかの3人はU-18だけでなくU-15も観ていますよ。 岡 今年のクラブユース(日本クラブユースサッカー選手権 U-18)で優勝した3年生は、帯広で行われたクラブユース(U-15)で観ていた世代なので、すごく思い入れのある代でしたね。 伊藤 ちなみに、僕らはクラブユースの最中に群馬から静岡にU-15の試合を観に行きましたからね(笑)。 岡 初日に前橋で大宮に勝ったあと、静岡に行ってU-15東海リーグの清水戦を観て、翌日にまた群馬へ。 あれは楽しかったですね(笑)。 伊藤 アカデミーを応援し始めたばかりの頃は、選手たちも「この人たち、こんなところまで試合を観に来るんだ」って思っていたみたいですよ(笑)。 五味 選手の驚く表情がおもしろかったよね(笑)。 伊藤 すごくびっくりしていたよね。 試合会場が遠い時は「選手が驚く顔を見たい」という楽しみもありましたね(笑)。 皆さんはどのような形でアカデミーをサポートしているのでしょうか? 岡 伊藤さんはチャントも横断幕も太鼓も担当していますよ。 伊藤 横断幕に関しては、チーム系のものと個人系のものがあるんですけど、個人系のものは別の方と共同で作っています。 チーム系のものは僕が作っていますね。 五味 チャントのセンスがいいよね。 伊藤 初めて聞いたよ(笑)。 岡 伊藤さんが作るチャントは、メロディーが降りてきているのか知らないけど、原曲がなにもないんですよ。 それでいて歌いやすくてメロディーも入ってきやすい。 高体連や大学のチームが応援歌として流用したりしているぐらい素晴らしいんですよ。 ハーフナー・ニッキ(現FCトゥーン/スイス)のチャントを、高校選手権で聞いたこともあったなあ(笑)。 五味 テレビで高校選手権を観ていて、「このチャント、聞いたことあるな」って思うことも結構あるからね(笑)。 大塚 動画共有サイトにアップされていますからね。 ちなみに、伊藤さんはU-18の応援がメインのため、U-15を観る機会が少ないんですよ。 だから、U-15からU-18に昇格してくる選手の情報を、よく聞かれるんです(笑)。 選手の特長を聞いて、チャントを作っているんですよ。 伊藤 自信がないので、みんなに助けてもらっています(笑)。 彼らは「こういうチャントがいいから、こういう情報を渡そう」とか思っていたりするんじゃないかな(笑)。 アカデミーのチャントは、選手のプレー面に特化したチャントが多い印象です。 岡 アカデミーは選手が主体で、「このクラブで大きくなってほしい」、「こういう活躍をしてほしい」という目線で歌われているものが多い。 大塚 「光り輝け」とかね。 岡 そういえばこの前、ユース系の試合をよく観ているライターさんが「グランパスの個人チャントはクオリティーが高い」って言っていましたよ。 伊藤 こういう話を聞いたことがないから、なんだか変な感覚(笑)。 五味 チャントだけじゃなくて、横断幕のクオリティーも高い。 伊藤 なんか気持ち悪いなあ(笑)。 大塚 個人の横断幕は選手に渡すんですよね。 伊藤 選手というか、ご父兄に、というイメージかな。 社会人サッカーの舞台で横断幕を使ってくれている選手もいるんですよ。 ちなみに矢田旭(現千葉)はアカデミー時代に渡した横断幕を取っておいてくれたみたいで、大学卒業後にプロになってグランパスに戻ってきたあとに使ってくれていましたね。 五味 「フィールドスター」ってやつね。 大塚 現在トップチームに在籍しているアカデミー出身選手、例えばはるちゃん(藤井陽也)なんかは、アカデミー時代に使っていた横断幕を掲出しているんですよ。 伊藤 自分が作った横断幕が並んでいる光景を見ると、やはりすごくうれしい気持ちになりますね。 これまでに最も印象的に残っている出来事を教えてください。 五味 2017年にプレミアリーグの参入戦に勝った時かな。 あれは今までで一番うれしかったかもしれない。 杉田将宏(現早稲田大)が点を決めた試合ね。 大塚 今の3年生が1年生の時にその大会を経験したんですよね。 伊藤 あの試合では(菅原)由勢のフリーキックから藤井が決めたんだよね。 岡 そうそう。 こういう思い出話はいつまでもできますね(笑)。 伊藤 うれしかった出来事で言えば、やはり2011年のJユースカップ優勝。 今、町田に所属している奥山政幸がキャプテンだった時ですね。 2011年の決勝はキンチョウスタジアムでセレッソ大阪と対戦したんですよ。 完全にアウェイの雰囲気の中、ギリギリで競り勝って優勝した。 あれがU-18にとっての初タイトルだったんですよね。 やはり初タイトルというのは格別にうれしかった。 その一方で、辛くて印象に残っている試合もあります。 その試合はすごく印象に残っています。 五味さんと同じようにプレミアに昇格した時も印象的でしたけど、それ以外であえて挙げるとしたらその2試合ですね。 大塚 今言おうと思ってた試合だ(笑)。 まだ出ていない試合だと、プレミアからの降格が決まってしまった試合かな。 その時は選手になんて声を掛けていいかわからなかったですね。 育成の難しいところは、勝ってばかりでもいけないし、負けてばかりでもいけないというところだと思うんですよ。 だから、降格も昇格も経験できるというのは選手にとってすごくいい経験になると思うんですけど、3年生は卒業してしまうし、2年生は次のシーズンをプリンスリーグで闘わなくてはいけなくなってしまう。 試合後には「来シーズンは昇格しよう」という声しか、掛けられなかったです。 伊藤 なんて言っていいかわからないよね。 大塚 トップチームであればブーイングをできるかもしれないですけど、アカデミーの選手にブーイングはできない。 五味 降格は辛かったよね。 伊藤 檄を飛ばすことはあっても、ネガティブな声は掛けるべきではないと思います。 そういう声を掛けたって、テンションが下がるだけですから。 岡 僕らは勝手についていっているだけですしね。 選手たちがいろいろなところに連れて行ってくれているっていう。 プロになることとか、タイトルを獲るという夢に向かって闘っている選手たちを、僕らは勝手に応援して、勝手に夢を懸けているだけなんですよね。 だから、見返りなんて考えたことがない。 岡 純粋に応援しているだけですからね。 グランパスU-18で彼らが過ごす3年間を見るのが楽しいし、その後にグランパスのトップチームに上がれなくても、大学だったり、さまざまな進路からプロになることだってある。 サッカー人としての生き様を見ることが楽しいんですよ。 五味 そうだね。 もちろん、アカデミーで育った選手たちが名古屋で活躍してくれるのがベストなんだけどね。 アカデミー在籍経験のある選手の中で、最も印象深かった選手と言えば? 五味 長谷川徹(現徳島)ですかね。 18歳時点での素質に関しては彼が一番だったと思う。 伊藤 トオルちゃんかあ、たしかに。 正直、印象深い選手というのは山ほどいますよ。 毎年新3年生が13人前後いて、僕個人としてはチームを離れる選手を200人ぐらい見てきたわけですから。 ただ、あえて挙げるとすれば富岡英聖と森敬史。 すごく礼儀正しくて、謙虚な選手たちでした。 プレーがどうこうというわけではなく、人間性に魅力があったというか。 18年近く前のことですし、僕と歳が近かったということもあると思いますけど。 五味 英聖は現役引退後に東京のテレビ局に入ったんだよね。 大塚 僕も印象深い選手はたくさんいるんですけど、あえて言うとすれば森勇人(現水戸)と森晃太(現甲府)の森兄弟。 伊藤 そういうまとめ方できたか(笑)。 大塚 グランパスのアカデミーに在籍したことのある兄弟で2人ともプロになったのは初めてじゃないかな。 プロになって壁に当たったというのはあると思うんですけど、後輩たちのためにも頑張ってほしいですね。 2人とも華のある選手でした。 リーダーシップもあるし、いいキャラクターだった。 五味 そうだね。 どこかで必ずブレイクしてほしい選手だよね。 岡やんが印象に残っている選手は? 岡 月並みですけど、菅原由勢ですね。 月並みって言うと失礼か(笑)。 菅原を初めて観た時のインパクトがすごかったんですよ。 彼を初めて観たのは彼が中学2年生の時。 U-15の清水戦でした。 五味さん、大塚さんも一緒に観に行きましたよね? 大塚 ああ、行ったね。 岡 清水はかなり強いチームだったんですけど、中3のチームに上がったばかりの菅原は先発で出て、いきなりゴールを決めたんですよ。 今もそうですけど、僕の中で菅原はあの頃から想像の遥か上を行っていました。 めちゃくちゃうまいわけでもないし、めちゃくちゃ強いわけではないんだけど、なにか違う雰囲気を持った選手がいきなり出てきたという感覚。 U-14Jリーグ選抜として出場した国際大会でMVPを獲得していたから、名前は知っていたけど、雰囲気が違いましたね。 五味 由勢は吉田麻也(現サウサンプトンFC/イングランド)を超える可能性があるよね。 伊藤 うん。 彼らは通じるものがあるような気がする。 岡 トップチームではサイドバックやセンターバックで出ていたし、守備の選手というイメージがあると思うんですけど、当時は右のウイングでアタッカーとして試合に出ていました。 「絶対にプロになる」と思った選手で、プロになってどこでプレーすることになるのかわからないぐらいの素材も持っていました。 でも、まさか高3でプロ契約をして、次の年にトップチームに昇格したと思ったら半年で海外に移籍するなんて。 しかも、エールディビジの開幕戦でゴールを決めて、オランダメディアが選ぶベストイレブンにも選ばれて。 インパクトがすごすぎますよね。 すごい選手になるとは思っていたけど、その何十倍も何百倍も上を行っている。 彼には圧倒されてばかりです。 伊藤 そういえば彼が高2の時に代表招集でチームを離れなくてはいけないっていうタイミングで、わざわざ僕らのところに来て「皆さんの応援のおかげで……」って話し出したこともあったよね。 岡 あの時は辞めるのかと思った(笑)。 伊藤 退団でもするのかなってぐらいにかしこまってね(笑)。 そういう一面もありますよね。 岡 期限付き移籍をする時には、「アカデミーのサポーターの皆さんにお別れをしたい」と言って、わざわざ僕らに声を掛けてくれましたよね。 19歳とは思えない器の大きさもある。 「自分は小さい人間だな」って思うぐらいです(笑)。 大塚 人間力が高いんですよね。 社会人として立派というか。 サッカーじゃなくても、なにをやっても成功すると思いますよ。 ここからは先日のクラブユース選手権について話をうかがっていきます。 これまでアカデミーを長くサポートしてきた皆さんは、優勝という結果をどのように受け止めましたか? 伊藤 優勝が決まった瞬間は本当にホッとしました。 試合後のスタッツを見ても「楽なゲームだったんじゃないか」と思えるかもしれないですけど、1点を返した相手は必死に食らいついてきて、「リードを守れるのか」という気持ちになった。 後半にはチャンスがありながらゴールを奪えなくて、少し危険な感じもあったじゃないですか。 それもあって、試合が終わった瞬間は「本当に良かった」とホッとしましたね。 岡 僕は2011年のJユースカップをテレビで観ていたため、タイトルを獲得した瞬間を初めて生で観たんですよ。 カップ戦のファイナルはU-18、U-15をあわせて過去に2回あったんですけど、どちらも負けてしまっていて。 「今回こそ絶対に勝ちたい」という気持ちだったので、「決まった瞬間は泣いてしまうかな」と思っていたんですけど、涙は出なかったんですよね。 ここまで連れてきてくれた選手たちに対する感謝の気持ちが一番大きかったからだと思います。 決勝まで応援を続けられたのは彼らの頑張りがあったからです。 カップ戦のファイナルでグランパスのアカデミーを応援させてもらう幸せ、しかもタイトル獲得という大きな幸せを与えてうれしかったですし、選手をはじめチームに対する感謝の気持ちが一番に湧いてきました。 大塚 うれしかったというのは第一にありますけど、大会期間中の彼らの成長には驚きましたね。 今シーズンのプレミア開幕戦で、昇格してきたばかりの愛媛FCに負けたんですよ。 試合内容が本当に良くなくて、「また降格してしまうんじゃないか」と思うぐらいの出来だったんです。 そう思ったチームが、まさかクラブユースで優勝するなんて本当に驚きでした。 高校生の成長って本当にすごいんだなと。 選手たちの大きな成長を感じた大会でした。 伊藤 優勝への第一歩となったのが(2019日本クラブユースサッカー選手権大会出場を懸けた)ジュビロ磐田との3位決定戦。 結果的にあの試合以降負けていませんしね。 五味 あの試合は大きかったと思う。 大塚 その後はプレミアで3連勝しましたよね。 伊藤 ジュビロに勝ったところで潮目が変わった感覚はあったよね。 でも、クラブユースの初戦と次の広島戦を観て、まさか決勝まで行くとは思っていませんでした。 大宮戦は負けてもおかしくない試合展開でしたし、あそこで勝ったことは大きかったと思います。 大塚 クラブユースでの成長ぶりはすごかったですね。 岡 勝ち上がるたびにどんどん成長していった。 大塚 クラブユースが終わってすぐにプレミアの試合が来てほしいぐらい。 中断期間がもったいないって感じてしまいます(笑)。 伊藤 今後の対戦相手は目の色を変えて向かってくるよね。 大塚 ここからが大変ですよ。 伊藤 クラブユースで優勝したことで、昨年に亡くなった三浦(哲郎)さんもきっとどこかで喜んでくれているんじゃないかなと思います。 (武内)翠寿をはじめ、三浦さんが連れてきた選手たちの活躍も光った大会でした。 大塚 過去にスタッフとして在籍した方々やエクイップの をはじめとする長年アカデミーを支えてきたスタッフの方々 の尽力があってこその優勝だったと思います。 岡 積み重ねですよね。 トップチームが風間(八宏)体制になって、U-18の監督が古賀(聡)さんになった。 トップとユースの連係というところは注目されがちですけど、それより以前からの積み上げがあった上での優勝でしたから。 もちろん、トップチームとユースの連動も一つの要因だとは思いますけど、それだけではないと。 過去の積み上げがあって今があるんですよね。 大会を制したチームに期待していることは? 伊藤 あえて大きなことを言わせてもらえば、三冠ですよね。 僕らだけですからね、その狙う権利があるのは。 やるからにはそこを目指してほしいですね。 五味 選手もそう言っているし、本気で狙っていってほしい。 岡 挑戦者として頑張ってほしいですね。 月末に広島戦は一つのカギになりそうですよね。 広島は昨シーズンのプレミアチャンピオンですし、今年のプレミアでもクラブユースでも勝てていない。 絶対に勝たなくてはいけない相手ですよね。 五味 負けられないね。 伊藤 Jユースもありますけど、やはりプレミアで優勝してほしいですね。 トップチームで表すなら、Jリーグにあたる大会ですから、そこで頂点に立つというのはやはり格別なものだと思います。 もちろん、ほかの大会を下に見ているというわけではないですけど、やはり重要な大会ですから。 今年のチームはプレミアを制する力があると思うので、頑張ってほしいですね。 改めて皆さんにとってアカデミーの魅力とは? 岡 毎年選手が入れ替わるというのはトップチームと変わりませんけど、アカデミーというのは1年が経てば自動的に入れ替わってしまうものです。 「プロのサッカー選手になる」という夢を叶えるために3年間を過ごすわけですけど、同じチームで闘えるのは1年だけなんですよ。 だからこそ選手たちは「できるだけチームメイトと長く一緒にプレーしたい」と思っていて、その一瞬に懸ける想いはやはりプロとは少し違うのかなと。 その瞬間を目に焼きつけられることが幸せですね。 自分にはそんな眩しい高校3年間がなかったし、うらやましいって思いもあるかな(笑)。 五味 なにより一生懸命にサッカーと向き合っている姿を見るのが楽しいね。 活躍次第で、自分の将来も変わってくるものですから。 岡 そうですね。 その後の人生を歩む上でも、選手たちにとってすごく貴重な3年間ですもんね。 大塚 アカデミーの魅力は、多くの楽しさがあることですよね。 選手たちのサッカーを観ることはもちろん、選手の成長を見ること、ケガでピッチを離れていた選手が戻ってきて活躍する姿を見るのも楽しい。 この街にはグランパスというクラブがあるので、ぜひほかの方々にもこの楽しさを味わっていただきたいですね。 きっかけさえあれば、アカデミーを応援する人はもっともっと増えると思うんです。 選手たちも多くの人に観られることで成長すると思いますから、ぜひ多くの人に観てもらいたいなと。 五味 多くの人に観てもらうためにも、いろいろなメディアが取り上げてくれるようになるとうれしいね。 伊藤 僕はU-18を中心に応援していますけど、やはりグランパスが好きなわけですから、目の前にU-15、U-12の試合があれば同じように応援したい気持ちになるものです。 グランパスのアカデミーに在籍している選手たちは、「トップチームに昇格してグランパスで活躍したい」と強く願って闘っています。 高校選手権のように大きな注目を集めることはないかもしれませんけれど、やはりグランパスでプロになることを目指して闘っている彼らのことは応援したくなるし、少しでもいい思いをしてもらいたい。 だから、個人の横断幕を作ったりだとか、チャントを作ったりしているんでしょうね。 そんな彼らをこれからも応援し続けていきたいと思います。

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グランパス アカデミー

新型コロナウイルス感染拡大の影響で グランパスアカデミーも活動中止を余儀なくされた。 それは選手の安全と育成の狭間で悩み抜いた決断だった。 6月2日(火)から活動を再開したものの これまでどおりの生活を取り戻せる見通しは立っていない。 活動が制限される中での育成をどう捉えているのか。 今季よりアカデミーダイレクターに就任した佐々木理に迫った。 インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部 名古屋グランパスアカデミーが活動中止に至った経緯を教えてください。 佐々木 3月2日から3月22日と4月7日から6月1日の合計で約11週間、活動を中止しました。 3月23日に感染予防策を取りながら活動を再開しましたが、4月初旬頃から関東や関西を中心に新型コロナウイルスの感染者が増え、愛知県でも徐々に拡大しつつある状況が続いていました。 そういった情勢を我々フロントスタッフは注意深く見ていました。 それに加えて、4月7日の週から学校が始まる予定でした。 学校が始まると選手たちがほかの生徒や先生方と交わることになります。 それが一つの転機になると考え、7日に話し合いの時間を設けていました。 ただ、6日に愛知県から学校の臨時休校が発表されたので、その決定と新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえて、活動中止を決めました。 活動中止を決断した時の心境はいかがでしたか? 佐々木 正直に言うと、とても悩みました。 我々はJクラブのアカデミーですので、トップチームの安全な活動を最大限に考えることが前提にあります。 そして第一に考えなければいけないのは選手の健康、つまり新型コロナウイルスに感染させないことです。 ただし、アカデミーとしては選手たちを成長させることが大きな目的の一つでもあります。 それはプレイヤーとしてもそうですし、活動をとおして人としても成長させたい。 選手からも「活動したい」という声は上がっていましたし、活動させてあげたいという気持ちはもちろんありました。 でも、誰も経験したことのないことが起きている状況で、正確な情報が今以上になかったのも事実です。 活動させてあげたいけど、感染させられないという狭間で非常に悩みましたね。 最終的にはクラブスタッフと話をしながら、先ほど言ったような状況を踏まえて中止の判断をしました。

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