10年の間違い? 第2希望の曲なら可能ですよ。 10全曲+ショパンのバラード全曲という珍しい取り合わせによるCDです。
音をとるのは簡単です。
音色の種類が少ないし、ポリフォニーを掘り下げて表現する技術に乏しい感じ。
対する第二主題関係は全体にたっぷり歌っていて、特に2度目のゴージャスな変奏の盛り上がりなどは素晴らしいです。
1820年代のワルシャワ時代からパリ時代までの背景を扱っている。 第2主題はハ長調で登場し、軽快で優雅な旋律です。
ビロードのようなレガート奏法がすごくきれいです。 なお、楽譜はパデレフスキ版とヘンレ版を併用した模様です。
第2主題のあとの パッセージ 6度の連続が中心 は耳に聞こえる以上に技術的に難しいですし、単に指が動くいうだけでなく、 「技術の洗練度」というピアノの演奏の最も深遠な要素が必要とされます。
まるで大聖堂からかすかに漏れ聞こえてくるコラールのような雰囲気に、びっくりする人も多いのではないでしょうか(私もびっくりしました)。
すると妖艶な水の精は本来の姿に戻り、男を喰らいます。
第二主題関係はガツガツ弾くのではなく、きちんと抑制された表現になっていてフレーズの上下にあわせたクレシェンド・デクレシェンドの付け方なども適切でしっかり見通しの取れた流れを見せます。 全音楽譜の解説者はこの作品を、 「4曲中最もポピュラー」と書いていますが、それが事実かどうかは別としても、この作品の魅力は、 この作品より人気の高い第1番、第4番に決してひけをとらないと思います。
7しかしこれが欠点にもなっていて、ふわりと響かせて欲しいアルペジョがジャララ~と派手に鳴ってしまったりします。
コーダで4拍子になってようやく音楽に流れが生まれます(笑)。
そうなんだけど、終わりはイ短調なんだよね。
音色に派手さはありませんが十分にロマンティックですし、4番における幻想的な音響作りなども素敵です。
ユーザーID: 7747262682• 続く主題は第1主題を複雑にしたもので、複雑な和音の中から美しいメロディーラインがはっきり浮かび上がるように 弾かなければならないのですが、これも案外な曲者。
7しかし、ショパンがこの舞踏の要素を意図的に組み込んだのか、それともバラードの起源が舞踏にあると感じて直感的にそれを用いたのかは不明。 なお、このCDと同じプログラムによるDVDが出ており、そちらも必見です。
しかし恣意的な解釈ではなく、楽譜を読んだまま素直にドラマを大きく表現していくような演奏になっています。
そしてこの曲のクライマックスの両手の凄まじいアルペジオ Op. [ ]また、バラード全曲の中、唯一長調で締めくくっている(第2番ではで始まるが、最終的にはで終わっている)。
彼はそのとき、このバラードを書くためにミツキェヴィチのある詩(=「魔の湖」)から感銘を受けたと言っていた。
右手が嬰ハ短調の分散和音をこれでもかと 叩き続ける部分が最高に難しいですが、その後も、左手のパッセージは広音域に渡り、全ての音を拾わなければ 曲調が曖昧になるので厄介な部分です。 本当に弾きたいなら、初歩から専門的に教えるのが主だけれど、大人も教えてらっしゃる方に、毎日レッスンして貰って下さい。
14ショパンの4つのバラードとその先行研究について ショパンの4つのバラードとその先行研究について 2002年10月10日 西川研究会 3年 真島 愛美 1.発表の目的 ショパンの4つのバラードについては、これまでにさまざまなことが論じられている。 そのため、ショパンのバラードを演奏する際には、創作の動機となった物語の内容については、特に知る必要は ないというのが、僕自身の個人的な考えです。
エル=バシャはコントロール優先のピアニストなので全力でフォルテを弾くことがほとんどないのですが、この演奏はコーダを中心にかなり全力で弾いています。
第1番は、第一主題の6拍子がいきなり変。
そして個人的観点からの難易度になると、モチベーションも含めて得手不得手などがかかわってくるので他人の個人的難易度は正直自分に当てはまりはしない。
でもその後はおそらく無理です。 未熟といえば未熟かもしれませんが、瑞々しい瞬間が多々あり、曲調にマッチしていていて良いです。 嫌味にならず高度なテクニックを披露してくれる、貴重なピアニストです。
19参考文献一覧、インデックス、作品の年表、ディスコグラフィーを含む。 それが静まると再び第一主題のモチーフを使った平穏な中間部がしばらく続くが、ここはただ平穏なだけでは なく、嵐の前触れを予感させるものがあります。
あまり高い目標はあまりの高さに挫折する可能性が高いのでもうちょっと手頃な所から始めた方が無難ですよ。
自分でトロトロやっているので、間違っているところもあるかもしれません。
最初のゆっくりのところも、技術的にかなり難しいですし、 中盤のところ、最後のクライマックスの部分・・・ 憧れになりやすいノクターン2番や幻想即興曲などよりも、 さまざまな曲想やテクニックがてんこもりで、長く規模も大きいのです。
日本人の女性ピアニストは流れの悪い変なショパンを弾く人が多いのですが、仲道さんは「いろいろと小手先の工夫するより自然な歌いまわしで丁寧に弾いたほうがよい」と判断したようで、それが成功しています。 25の練習曲は軒並み難易度が高く、 ピアノの技術と音楽性が非常に高いレベルで求められる最高の芸術作品となっています。
1しかし、決して手を抜いているわけではなく、楽譜に忠実に弾くことに神経を遣い余計な私情は挟まない、というストイックな態度を貫いているように思います。 まるで木炭で殴り書きした力強くも荒々しい石膏デッサンのような演奏です。
ショパンは、特にバラードでは1曲につき超難しいところを作っているのですが、それは人間が弾ける限界を狙っているようです。
第3番:サロン的と評されることが多い曲だが、かなりロマンティックに、しっかりと弾きこんでいて交換が持てます。
47は円熟期の先駆けのような作品です。
この作品の最大の魅力は、「青天の霹靂」の如く、 何の前触れもなく突然落ちてくる 雷にあるからです。 最初の2小節で、一人の若者が湖のほとりで少女に 出会う情景が描かれます。
ピアノを弾く時、まずロ長調の音階から練習を 始めました。
そして、家でも出来れば娘さんにもチェックして貰って更に練習でしょう。
ピアノ歴は、小学校低学年のころバイエルを終えた程度です。
曲は自由な構成となっていて、ハ長調の序奏の後にヘ短調の第一主題が登場した後、それをモチーフとして 経過句や他の主題を挟んで効果的に変奏されます(第1変奏:和音型、第2変奏:パッセージ型、ともにヘ短調)。 あと全体的にアインザッツ(フレーズの開始点)を強調しすぎです。 ここの表現の難しさはそのペダリングにあります。
ショパンは嬰音や変音が好きでした。
みなさんはどうでしょうか。
半年は練習しないと。
横山さんの演奏からはほとんど拍子感が伝わってこないので、音楽の足取りそのものが不明瞭で構成などがわかりにくいものになりがちです。