。 あれは打ち合わせも描いているときも載ってからも楽しかった。 観光書にはよく紹介されていた香港でとっても有名な中華刺繍のスリッパのお店、 今も存続していることを願います。
13今日は工藤さんとお昼ご飯を食べたいから声をかけにきたという鯨井に、工藤はふーん、と気の抜けた返事を返します。
これは彼らふたりだけに起きている、クーロンの異変なのか? それとも、この街全体が、彼らと同じ現象に襲われているのか…? 作中の言動すべて、コマごとの描写すべてに「裏」があるんじゃないかと、今では第1話よりはるかに前のめりになりながら、ページをめくっています。
過去の記憶がない。
漫画には、実際に行った台湾を参考にしているようですが、 そこは、嘘の漫画ですからね、 もともと架空の場所の話としての漫画とわかってますから違いを楽しめます。
「こんな状況で喜んでるなんて不謹慎だってわかってる、わかってるけど・・・」 鯨井Bは死んでいて、自分が最も工藤に近い場所にいる・・・ さらに、鯨井Bが死んでいるからこそ見られた工藤の新たな一面・・・ 鯨井は夜空に浮かぶジェネリックテラを眺めながら、まだ鯨井Bですら知らない工藤をもっと知りたいと願いました。
10でも、そもそも落ちないようにしてよ(笑)。 鯨井令子(A現在):「私、記憶が無いんです。
違う点はいくつかありますが、 香港の「人情深く蒸し暑い空気」だけはやけにリアルなんです。
工藤 「いつかなくなっちまうとしたら、恋なんかしたらつらいんじゃないすか?」 「この九龍という場所はなんて優しくて残酷なんだろう。
古くからの香港大好きな人達だと、 九龍城砦(クーロンじょうさい)「九龍寨城」に 実際に行ってきたという人も多いと思います。
デビューしてからくすぶっていた時期が長かったので、だんだん型にはめようとして……。 実際、女性だと香港でのお土産に刺繍スリッパを購入して帰った人がたくさんいると思います。 でした。
4「切れかけの電灯」「カビくさ路地裏」「うるさい隣人」無性になつかしく感じないか? 俺はこのなつかしいって感情は恋と同じだと思ってる。 そのときに考えていた要素は私の中にずっとあって、それは「クーロン」に反映されているし、今後も反映していくと思います。
そんな気配がある街。
【アオリ】雑誌に掲載されている漫画の最終ページに書かれている短い文章。
」 という鯨井令子(A現在)と工藤が、もう引き返せない出口で見たものは、 蛇沼総合medical中心の巨大な看板を見ることになった。
マンガの中の香港は、そのまんま私の中の香港。 昭和~平成にかけての名作マンガを見ているような作風であるが、中身は全く懐かしさのないっていうのが引き寄せられる。
15」 鯨井令子さんも、また同じようで。 その国だからこそサービスあるし、国が違ったら値段も価値も違うのは当然だと思います。
だから ヤンジャンで本当の週刊連載を知ったというか…… もうずーっとマンガを描いています。
1巻は起承転結の起の部分でしかまだないと思います。
ということを説明すると 蛇沼は、 「生憎、記憶に関しては、専門外なものでわかりかねます。
返還の時から危ない危ない、大陸と同じことになるってわかってたのになあ・・、 香港人は金儲けに負けた、結果が今の香港のこれだよ・・。 2巻の最後になって謎のジェネリックテラの元締め 蛇みたいで気持ち悪い謎の蛇沼社長が出てきます。
11ただ、 「ここは任せたいけど任せられない」という部分もあって。 スポンサーリンク 不吉な予感 どれだけ探しても辿り着けなかった、工藤さんと一緒に行った喫茶店。
『九龍ジェネリックロマンス(クーロンジェネリックロマンス)』 の作品紹介にはこう書かれています。
」 「今、貴女が此処に存在している。
癖がある。
沢木耕太郎さんの「深夜特急」が好きなのですが、時代的にちょうど九龍城が現存したころに書かれている本で、実際に香港の旅行から始まる名作なのです。 サトートモロー. 九龍城砦の不動産店「旺来地產公司」に勤めている。
4早くこの先の展開を、目にしたくて仕方ありません。
大熊八甲 集英社・週刊ヤングジャンプ編集部所属。
不動産支店にあるテレビニュースでは、 美容と健康の総合施設、美容外科のカウンセリングと内科の診察を受けられる。
ざっくり雰囲気を説明すると・・・ 不動産会社で働く女性鯨井令子(くじらいれいこ)と同僚の工藤 発(くどうはじめ)の二人の恋愛と、香港・九龍城砦で繰り広げられる様々な出来事を観察していくストーリー。
ベランダに出た工藤さんは、かつて自分が愛した鯨井さんの影を見てしまった。
いろいろ愚痴っぽく書いちゃいましたが、 ローカルを愛せって部分に深く 共感しました。
眉月さんの作品に『恋は雨上がりのように』という歳の差恋愛を描いた作品があるが、九龍ジェネリックもこういったラブロマンスをとても上手に描いている。
女性の方から離れていったから工藤さんはその人のことを諦めきれず、想いを残している感じか? とか、実は工藤さんが好きだった女性はすでに他界している可能性もあるかも? などと前回の感想で書いたが、それはある意味合ってたのかな。
大きく割れた窓ガラス。 老人とのマージャンで住人の悩みに寄り添うことも不動産屋の仕事だと教わって行く。
今作『九龍ジェネリックロマンス』は、香港・九龍に実在した「九龍城砦」をモチーフとしたスラム街が舞台です。
香港映画の題名に「九龍(クーロン)」ってよく使われたよね。
」とイラっと言って外に出てしまう。