ところが計画は漏れスパイグラスは命を落としてしまいました。 一方でデルフィーヌに手をかけた理由はさっぱりわかりません。 【考察】スパイ映画との差別化を意識しすぎで意味がわからないと感じるのかも 『アトミック・ブロンド』には魅力的なポイントがいくつもありました。
15ロレーンたちの読み通りバーシヴァルが裏切り者のサッチェルで、リストの持ち主だったのだ。 結局こういった演出やアクションって、邦画ではどうしても作ることができなしい、作ったとしても洋画の二番煎じになってしまうんですよね。
(町山智浩)で、これはユーリズミックスっていうバンドが歌っていて、当時これが非常にヒットした理由っていうのは、1980年代っていうのは世界中の政治状況がものすごく大きく変わる状況だったからなんですよ。
ちなみに、• 最後の最後にローレンの本当の正体がが分かるのでした。
明らかに自分を尾行していることに気付きながらも、彼女の誘いに乗るロレーン。
聞きたくないよ。 主人公ローレン・ブロートンの素性は謎のベールに覆われている。 そこからデルフィーヌの危険を察知し、彼女のもとへ向かいます。
イギリス秘密情報部(MI6)に所属していたローレン・ブロートンは実はロシア KGB のスパイだった・・・と思わせておいて、実はアメリカ中央情報局(CIA)のスパイだったということが発覚したわけです。
敵役はたいていロレーンに銃を向けるのですが、彼女も銃で応戦することはそれほど多くありません。
バイオレンスシーンにポップな音楽を合わせるアンバランスさは気持ちいいです。
(町山智浩)これ、僕ぐらいの世代だと日本人でも普通にポップスを聞いている人だと1番は結構歌えちゃうんです。
猛獣のように雄叫びを上げながらの殺し合い まさに、バイオレンスアクションという言葉がぴったりで、スパイ映画のくせにとにかくアクションが泥臭くて、アドレナリンが大放出しました。
(海保知里)股間を何度も(笑)。
聞く耳を持たないということではなく、耳に入れた上で自分の損得を考え、不都合であれば自分の拳で戦うのです。
彼女が終盤に着ていた「赤」いドレス。
それは非常に過酷なもので、トレーニング中に歯を食いしばっていたところ、セロンの歯が折れてしまうほどだったのだという。
5シュタージ:ドイツ といった各国のスパイ組織がドンパチやるといった内容になっています。
(山里亮太)へー! (海保知里)忘れられなかったっていうね。
でも強い!曲も合わさって外連味もタップリ。
これまでスパイ映画ってのは、男性が主人公のものがほとんどで、女性ものがあったとしても恋愛要素や自立をメッセージにしたような、ある意味純粋なスパイ映画には感じられないものが多かった印象が強いんですが、 今作は恋愛もない、女性よ立ち上がれ!的なメッセージもない、ミステリー要素を孕んだスパイアクションだったと思います。
とくに主演のシャーリーズ・セロンは身長が177cmもあるため、とにかくアクションの迫力が桁違いなわけですよ。 単純にカッコいい映画 主人公の長い回想シーンをベースに、胡散臭い登場人物たちとの駆け引き、決してスマートではない決死の攻防バトル、赤青緑を基調としたネオンの光、そして当時を彩る80年代ロックが鳴り響く、 シャーリーズ姐さん暴れまくりのアクション映画でした。 主人公ピーター・クィルが宝物にしている「最強ミックステープ」の中身も80年代の曲で、雰囲気作りに一役も二役も買っていました。
2だから僕のような50代の人にとっては本当に超懐かしい曲ばっかりですよ。
東ドイツ国家保安省から亡命を企てた男・スパイグラス役に、「 シャーロック・ホームズ」、「 おみおくりの作法」の エディ・サーマン。
(海保知里)ふーん! (町山智浩)これがティル・チューズデーの『Voices Carry』だったり。
私もね、聞かなきゃいけないのよ……」とか言いながらのインタビューで。
で、結構映画祭みたいなやつでショーン・ペンと久しぶりにあった時に、かわいそうだからってこう、ショーン・ペンを抱いてあげてましたよ(笑)。 脚本家は「300」シリーズで知られる、カート・ジョンスタッド。 あれだけ「痛み」や「疲労感」、「緊迫感」溢れるアクションシーンを実現させることは容易ではなかったと思います。
12つまり、「相手に自分たちの国がリストを得た」という情報を悟られないことこそが、リストを手に入れることそのものよりも大きな武器になると考えたのではないでしょうか? よってCIAの指令通りに行動したと見せかけて、実はそれすらKGBの予定調和なのかもしれません。 ロレーンはラストシーンで赤いコートを着るんです。
というか、男を捨てる側の女で。
「アトミック・ブロンド」のラストまでの展開・結末 MI6のロレーン・ブロートンは機密情報の入ったリストを取り返す」「裏切り者のサッチェルを探す」といった2つの任務を背負い、東西に分かれているドイツを行き来していく。
最近の映画の大きな特徴が音楽ですね。
スピーチからの数分だけで、ある共通点に気づかされます。 本当にいつ起こるかわからなかったんです。
まとめ スパイ映画に分かりやすさを足した今作はバランスのとれた素晴らしい作品です。
今回の『アトミック・ブロンド』は。
デモのとき、スパイグラスを銃で攻撃しローレンをKGB ソ連国家保安委員会 と戦わせたのは、このためでしょう。
そもそも彼がどんな罪を犯していたのかはよくわかりませんが、劇中の暗躍ぶりを踏まえるとさほど不思議はありません。
次に、バクティンの行動が不可解ですよね。 ネタバレ感想 を紹介していきます。
結果的にアメリカはリストの東側陣営への流出は防げたと考えているでしょう。 つまりあのラストシーンは、彼女がこれからは「女性」として「ローレン・ブロートン」として普通の生活を送っていくということを示唆していたのではないでしょうか? 併せて楽しみたい!! 参考: ラストシーンの解説・考察その2 C 2017 COLDEST CITY, LLC. そして現代らしい描写の極めつけといえば、フランス対外治安総局・DGSEのエージェント、デルフィーヌ・ラサールとの同性愛でしょう。
アクションシーンは単なる映像的快感を提供するだけではなく、キャラクター性や物語性をも孕んだものだけでなくてはならないという見解の元、本作では「重い」アクションシーンにこだわったようです。
しかしサッチェルはこの事を予想していたように、銃を取り出し皆殺しにします。
このことから察するにブロートンがKGBと何らかの繋がりを持っている可能性が容易に推測できます。
「キングスマン」のガゼル役が最高だったソフィア・ブテラは、味方として登場するが果たしてその正体は?というミステリアスな役どころなのだが、彼女は期待に反してアクションの見せ場が少なくて残念。 身支度を整え出向いた先はイギリスの諜報部MI6のオフィス。
19(KGBはセロンを二重スパイでKGBの味方だと思っていたから) だけど、パーシバルが腕時計を奪う前からセロンはKGBを殺してるのはなぜ? 一回見ただけでは理解出来ないややこしさがありました。
考えてみれば、スパイアクション映画が現実であるはずがないんですよね。
これが何を意味するのか考えてみました。
ベルリンに潜入していたが、裏で敵国ソ連のスパイ組織 KGB と繋がっていた。