アルコール 次亜塩素酸水 混ぜる。 微酸性次亜塩素酸水と弱酸性アルコール製剤の混同について

次亜塩素酸水

アルコール 次亜塩素酸水 混ぜる

アルコールと次亜塩素酸塩はハロホルム反応が起こるので、水溶液で室温の場合でもゆっくりと反応してクロロホルムとアルコールの種類に応じたカルボン酸が生じると思います。 たぶん混ぜた直後はほとんど反応していないのでそれぞれの抗菌力は保持されていると思いますが、その混合液を保存していると徐々にこの反応が起こり次亜塩素酸とアルコールは分解し、抗菌力も落ちると思います。 あとノロウイルスですが、これは結構アルコールに耐性があります。 一般の細菌の場合はアルコールの気化の際に水分を奪い、さらに脂溶性の細胞膜をアルコールが破壊していくので死滅します。 ウイルスでもエンベロープと呼ばれる脂溶性の膜を持っているものはアルコールでこの膜が破壊されるので壊れていきます。 しかしノロウイルスはこのエンベロープを持たず表面のたんぱく質もアルコールに結構耐性があるようなので結構厄介だということを聞いた事があります。 あと、おそらく手間を考えて予め混合する事を考えておられると思うのですが、混合後の安定性については(特に移し変えるスプレー容器などを現場レベルでは実際には理想的な状態で洗浄できないので)実験してみないと解らないと思います。 そうすると、毎回使用前に混合の方が良いという事になるでしょうが、それぞれで一回ずつ2度拭きするのとどちらが楽でしょうか?これなら作業を2人で分担できるし...。 作業内容によりますね。 横ですが、アルコールの滅菌メカから考えると、オスバンとアルコールの混合液の滅菌力って如何なんだろう?実験的に丁度良い組成を見つけてるのでしょうか?オスバンは良いとして、アルコールの滅菌力は本当に発揮できているのかな? Q 質問のカテゴリーが間違っているかもているかも知れません、すみません。 押入れの壁を誤って塩素系漂白剤原液で吹き付け雑巾で拭いてしまい、後に水拭き、乾いてから消毒用エタノールをティッシュに染み込ませ拭き取りました。 押入れの壁は漆喰のような石膏ボードのような素材で吸湿性があるような感じがしました。 質問です。 どうぞよろしくお願いします。 A ベストアンサー ANo3です。 補足質問の件ですが、アルコール 酒など を酢酸発酵させたものが「食酢」です。 ですから、分解してないアルコールなら中性ですが、発酵したアルコールは酸性になるので念のためアルコールも混ぜるなという意味です。 なお、漂白剤などは次亜塩素酸ナトリウムに水酸化ナトリウムが配合 混ざって ますが、水酸化ナトリウムも強アルカリ性なので化学反応を起こさず塩素ガスも発生しない安定薬剤液になってるのです。 従って「アルコールは酸性になる可能性がある」から混ぜては危険ということで、アルコール濃度の高い消毒用アルコールが酸化 酸性に変化 することは常識的に考え難いので心配無用なんです。 Q 至急!ハイターとアルコールを混ぜてしまった 先程救急外来に行き、行きに子供が車で嘔吐 ノロの疑いあり してしまいました。 私は子供と病院待機中ですが、主人が車を掃除するということで任せました。 キッチンハイターで掃除とだけ伝えてしまったため、近所のコンビニでキッチンハイターとアルコール除菌シートを買い、除菌シートにハイター原液をつけた物で拭いたということでした。 吐瀉物わーとり、その後車全体を同じ方法で拭いたようです。 さらにゴミになった除菌シートに最後ハイター原液をかけて袋を縛ってきたようです。 ハイターとアルコールを合わせるとガス?が発生するとかあった気がするんですが大丈夫でしょうか? 原液ハイターのついたアルコール除菌シートは袋に入れて二重に縛って置いてありますがそこからガスが発生してどうにかなるとかありますか? 病院で隔離状態ですので私はなにもできずガスや火事にでもなったらと不安だけが高まります。 お分かりのかたおられたらよろしくお願いします。 A ベストアンサー ハイターとアルコールの関係は、他の回答のとおり。 ガスの心配もありません。 火事もありません。 毒ガスは、塩素系漂白剤に酸性の洗剤を混ぜると発生します。 ときどき勘違いされてる方がいますが、酸素系漂白剤は酸性ではありません。 なので、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜても無害です。 もうすでにご存知かもしれませんが、ノロウィルスはアルコールでは死滅しません。 塩素で死にますが、塩素で手などを消毒すると角質が破壊されて、手荒れを起こします。 ハイター原液で車のシートが変色するかどうかは試したことありませんが、塗装や材質によって、変色しないものもあります。 今も変色していないようなら大丈夫でしょう。 ちなみに、塩素系漂白剤は色落ちのデメリットがありますが、最近、加速化過酸化水素という成分の除菌剤がノロウィルスに有効ということで、これは色落ちもせず、すでにハイプロックスアクセルなど商品化もしています。 業者用のデカいボトルなので、高価ですが。 興味があれば、ググってみましょう。 加速化過酸化水素とはなんぞや、というと、低濃度の過酸化水素水である「オキシドール」に化合物を添加したようなもの。 過酸化水素自体はノロウィルスに効果的なんですが、高濃度だと手が白くやけどするほど危険なので、劇物指定されて一般には市販されていません。 しかし、安全な濃度まで下げたオキシドールでは、ノロウィルスには効果が薄くなります。 そこで、化合物を添加することで、過酸化水素水を低濃度のままノロウィルスを退治するほど効果を高めたものが「加速化過酸化水素水」というわけです。 以上、参考まで。 みなさんの無事を祈っております。 ハイターとアルコールの関係は、他の回答のとおり。 ガスの心配もありません。 火事もありません。 毒ガスは、塩素系漂白剤に酸性の洗剤を混ぜると発生します。 ときどき勘違いされてる方がいますが、酸素系漂白剤は酸性ではありません。 なので、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜても無害です。 もうすでにご存知かもしれませんが、ノロウィルスはアルコールでは死滅しません。 塩素で死にますが、塩素で手などを消毒すると角質が破壊されて、手荒れを起こします。 ハイター原液で車のシートが変色するかどう... A ベストアンサー 次亜塩素酸ナトリウムが成分の塩素系洗剤にアルコールを混ぜても塩素ガスは発生しません。 アルコールを混ぜていけない理由は、ハロホルム反応によってクロロホルムができる可能性があるためです。 (ハロホルム反応のうちでハロゲンがヨウ素の場合、ヨードホルム反応といいます。 高校の有機化学で習いますよね。 ) 塩素ガスが発生する反応はアルカリを加えたときには起こり得ません。 だって仮に塩素が出来たとしても、アルカリ性では次亜塩素酸イオンに戻ってしまいますから。 アルコールは酸性でもアルカリ性でもなく、中性です。 次亜塩素酸ナトリウム水溶液にアンモニアを加えたときは、アンモニアが酸化されて窒素ガスが発生します。 A ベストアンサー 次亜塩素酸ナトリウムを使って消毒の仕事をしたことがあります。 それは固形のものでしたが自然の光でガス化して新車の車のめっきが1年で赤く錆びましたので・・・怖いと思い・・・その会社には1年の1回の検査をする時には、次亜塩素酸ナトリウムガスを吸っているのにその検査をしないのでなんべも聞いてみたが会社からは答えがないので辞めました。 社員の多くは耳鼻咽喉科にいかなければいけない状態でした。 辞める時に労動監督署の世話になった時に会社の方から訴えを下げてほしいといわれました。 理由は次亜塩素酸ナトリウムの管理のことで会社がつぶれるから・・・といわれました。 それくらいに恐ろしいものです。 Q ノロウィルスはアルコール除菌では効果なく塩素系漂白剤が有効だと聞きました 魚屋さんでは塩素漂白剤のにおいがします。 プールもそうですよね 一方、注射前や怪我をしたとき、また手をふいたりするウェットティッシュがアルコール系を使います そこで気になったのですが、除菌殺菌のさい、塩素系漂白剤、アルコール除菌なぜ使い分けるのでしょうか? 単純に塩素系は強すぎて人体に使えないとかの理由ですか? 自分自身なんとなく塩素系が一番強いのかなと思っています それと混ぜるな危険がなんとなく不安で酸素系漂白剤を遣っていますが、これについても効果の違いがあるのでしょうか それとも対応している菌への得意不得意があるのでしょうか? 塩素系漂白剤よりアルコールのほうが効果を発揮する場合などもありますか? 除菌や殺菌について詳しい方ぜひ教えてください^^mm A ベストアンサー >除菌殺菌のさい、塩素系漂白剤、アルコール除菌なぜ使い分けるのでしょうか? 塩素系漂白剤はの主成分は次亜塩素酸ナトリウムというものですが、これは素肌の消毒には適しません。 お風呂のカビ取り剤も次亜塩素酸ですがゴム手袋を使いますよね?手が荒れてしまうからです(金属も腐食性がある)。 対してアルコールは健康は肌には適しますが、傷の消毒には適しません。 注射や採血はアルコールですが、傷の消毒は違いますよね? > 自分自身なんとなく塩素系が一番強いのかなと思っています 時間があるなら次亜塩素酸ナトリウムが一番です。 肌や粘膜にはイソジンなどのポピドンヨード、グルコン酸クロルヘキシジンも有効性が高いという報告が最近ありました。 このように消毒薬は菌やウィルスへの得意不得意がありますし、使う場所によっても変わってきます。 と、色々種類はあるのですが個人的に最強だと思うのは水です。 水を消毒薬として考えるとこれ以上すぐれたものはありません。 流水でしっかり手を洗い、汚れを落としましょう。 長文、乱文失礼しました。 ご参考になれば幸いです。 Q まぜるな危険の洗剤を混ぜてしまいました。。。 家中のいろんな場所を掃除してたときなのですが、 汚れていた2F洗面台をこまめに掃除していて普段は中性の台所用の洗剤で済ますのですが 朝シャンによる髪の毛がかなり排水溝のネットにからまっていたので 排水溝まわりと排水溝の中に液体ジェル状の(パイプ洗浄用)を流し込み ちょっと時間を置いて下さいと書いてあったので、その間他の場所を掃除してました。 (トイレ、キッチン、フローリングその他色々) その時に、トイレ周りで使っていたクエン酸の付いた(クエン酸を水で薄めてますがかなり濃く作ってます) タオルを(タオルにスプレーして使っていました) 先ほど、掃除途中だった洗面台にて(液体ジェルを流さずにしてあった) クエン酸のたっぷり染み込んだタオルを水で洗ってしまいました。 (水を流しながらです。 ) すぐさまツンをする異臭がして(プールの匂いそのものです) とっさにジェル状の洗剤を思い出し有毒ガスが発生したのではとパニックになり タオルを捨てればよかったのですが、気が動転してしまいタオルについてる クエン酸を落とさないとと一生懸命タオルを洗ってしまいました。 ツンと来る匂いなのですが、時間的には5秒ぐらいは匂っていたと思います。 すぐさまそこから移動して部屋の窓を開け放せばよかったのですが・・・ 動転してしまい。。。 タオルを洗った後には(2~3分後だと思います。 )もうツンとする匂いはなかったのですが 20分ほどして鼻や喉に少し違和感を感じました(喉は乾燥した時みたいに少し痛みがありました) 廊下周りの窓を開け近寄らないようにしていましたが、 隣が寝室ということもあり 気になるので1時間ほど水を出しっぱなしにして置きました。 匂いはもうしませんが、大丈夫でしょうか? 体のほうは気にしだすと気になるので喉の痛みがちょっとあるだけで他は頭が痛いぐらい (たぶん神経的にだと思います) 液体ジェル状のアルカリ液にクエン酸の付いたタオルを洗うとは なんともなさけないやらで。。。 鼻と喉は8時間経ったいまでも少し違和感を感じますが病院にいかないで大丈夫でしょうか? また排水溝なので手で触ったり見たいできなので教えて頂きたいのですが、 排水溝からまだ有毒ガス等はでていないのでしょうか? またそのガスが無害になって心配がなくなるのはどこぐらい時間が必要でしょうか? 寝室の前を通るたびに匂いはしませんが、まだガスが発生してるのでは?と心配になります。 お忙しいと思いますがよろしくお願いします。 まぜるな危険の洗剤を混ぜてしまいました。。。 家中のいろんな場所を掃除してたときなのですが、 汚れていた2F洗面台をこまめに掃除していて普段は中性の台所用の洗剤で済ますのですが 朝シャンによる髪の毛がかなり排水溝のネットにからまっていたので 排水溝まわりと排水溝の中に液体ジェル状の(パイプ洗浄用)を流し込み ちょっと時間を置いて下さいと書いてあったので、その間他の場所を掃除してました。 (トイレ、キッチン、フローリングその他色々) その時に、トイレ周りで使っていたクエン酸の付いた... A ベストアンサー 飲食店勤務です。 >中性洗剤で拭きとったあとで消毒用エタノールをスプレー いい方法だと思います。 当店も全く同じようにしてトイレの壁を掃除しておりますから。 壁に漂白剤は使ったことがありません。 壁の素材によっては漂白剤が強すぎてムラになってしまうことがあるからです。 (あげくに表面の艶が落ちたり、素材が痛んだりする) 私としては今のまま様子をみられてはいかがかと思います。 もし、一週間もしないうちに再びカビが生えるようであれば、再び同じ方法でカビを除去した後、カビ防止剤をお塗りになられればどうでしょう?漂白剤より専用の防止剤の方がずっと効果があるでしょうから。 なお、防臭剤にバイオタイプのものがあります。 カビの原因となるものを食ってくれるもので、これがなかなか効果があります。 毎年カビまみれになる倉庫がきれいなまま維持できたりしました。 おまけに結構何ヶ月も持つタイプが多いです。 amazonあたりで防かび、バイオ、の言葉で検索してみると、いろんなタイプがでてきますのでご興味があられましたら見てください。 防かびタイプはお風呂用が多いですが、別にトイレでも問題なく使えますよ。 (さきほどチラッとみてみたら、スプレータイプもありました。 素材によっては使えないかもしれませんが、便利そうですね) 飲食店勤務です。 >中性洗剤で拭きとったあとで消毒用エタノールをスプレー いい方法だと思います。 当店も全く同じようにしてトイレの壁を掃除しておりますから。 壁に漂白剤は使ったことがありません。 壁の素材によっては漂白剤が強すぎてムラになってしまうことがあるからです。 (あげくに表面の艶が落ちたり、素材が痛んだりする) 私としては今のまま様子をみられてはいかがかと思います。 もし、一週間もしないうちに再びカビが生えるようであれば、再び同じ方法でカビを除去した後、カビ防止剤をお塗り... Q 掃除などをする際の除菌する商品について、 お店でも除菌する商品として、ほとんどが アルコールが使われているものです。 アルコールだと手が荒れるのでネットで 調べてみると、次亜塩素酸水 微酸性 が非常に 良い 食品添加物にも使われているため、安全性が 高く、除菌できる菌の種類もアルコールより多く、 手も荒れない というのを見ました。 しかし、次亜塩素酸水は、一般に流行っていないですよね。 そこまで良いなら、色々な商品が売られていたり、お店などで、 もっと出回ってても良いと思うのですが。 ということは、次亜塩素酸水も何かしらのデメリットなどが あるのでしょうか? 次亜塩素酸水のデメリットと流行らない理由を 教えていただけると助かります。 A ベストアンサー デメリットとしては ・次亜塩素酸ソーダは金属を腐食する怖れがあります。 もちろん水洗いすればよいことですが。 ・それに希釈した次亜塩素酸ソーダは時間が経つと消毒効果が低下するので消毒用商品としては適さない。 デメリットではないですが 次亜塩素酸ソーダは単価が安いのでこれを希釈して商品化しても商売になりにくい。 他方アルコールは食品のイメージから何となく安心感があり希釈品であっても価格設定を高くしても売れる。 食品業界では大量に使用するので次亜塩素酸ソーダが多いのではないでしょうか。 野菜等の食品の消毒にも使用されています。 Q 掃除の際に混ぜるな危険と書いてある洗剤をつかうことがあるのですが色々と気になっています まずもし酸性のものと混ざってしまった場合、塩素系と酸性のものの割合によって有害なガスの有害度(濃度や量とか何か)は変化しますか? 例えば塩素系6割酸性4割のほうが、塩素系4割酸性6割より強力なガスが発生するとか また単純に混ざった物質の量と発生するガスの量(多さとか濃度)は比例しますか? キャップ1杯ぶんの塩素系洗剤と巣が混ざったものなら大したことないけど、バケツいっぱいは危険だとか 最後に、例えばトイレにつかう洗剤の場合、一度トイレの水を流しただけで成分がきちんと流れるのでしょうか どのくらい薄まっていれば(そのあと酸性のものを遣っても)有毒なガスが発生しないのか 不安なので塩素系使ったあとのトイレの水なんか10回くらい流しています だいたいの目安というかあれば知りたいです、よろしくお願いします A ベストアンサー 「混ぜるな! 危険1」と書いてあるのは塩素系の洗剤ですね。 塩素系の洗剤には2つの種類があります。 (A)塩酸を多く含むものと(B)次亜塩素酸ナトリウムを多く含むものです。 この2つは用途が異なります。 (A)は主にトイレのしつこい汚れ、特に小便器の黄ばんだ沈着物を除去するのに使います。 尿酸や尿素の変化したものが沈着物の主成分になっている場合が多いので強い酸で溶かそうということです(尿酸や尿素はアンモニアの仲間と考えていい物質ですからアルカリ性です。 酸に溶けます)。 (B)は台所での汚れ落としです。 酸化剤として働きますので漂白、殺菌作用があります。 私の家にある(A)のラベルを見ると9.5%の塩酸を含むと書いてあります。 これは結構濃いです。 pH=1という塩酸よりも10倍以上濃いです(市販の濃塩酸の濃度は37%です。 10%というのはかなり濃いというのがわかります)。 ものを溶かす時に使うときの酸は濃いものが多いです。 ラベルには「他の塩素系の製品と混ぜると危険です。 」とも書かれています。 (A)と(B)を混ぜると危険だということです。 塩酸が働きの強い酸であるというのはよく知られていますから皆、注意して使います。 ゴム手袋をはめたり、しぶきが飛び散らないようにしたりします。 (B)を使うときはほとんど気にしなくてもいいでしょう。 台所の洗い物がお酢を使った料理の後のものであるかどうかなんて気にする人はいません。 (B)は家具や柱、壁などの汚れを取る時にも使いますから家中あちこちで使う可能性があります。 (A)と(B)を混ぜるとどうなるでしょう。 塩素Cl2が発生します。 (1)の反応は酢酸でも起こります。 でも(2)の反応は酢酸ではおこりません。 10%というような濃い塩酸があれば(1)、(2)の2つの反応が一度に起こってしまいます。 反応式だけからいえば食塩と酢酸でも反応は起こることになります。 でも普通の料理に含まれている食塩と酢の量でしたら生成する塩素の量は微々たるものです。 塩素は水素や酸素、窒素に比べて水によくとけます。 二酸化炭素の溶解度に近いです。 意図的に食塩水と酢,洗剤(B)を混ぜない限り気にする必要のないものだと思います。 食酢の濃度は約5%です。 でも電離度が小さいですから塩酸に比べると働きが弱いです。 食酢をほとんど薄めないで使うような料理もありますが普通に食べることができます。 台所用の洗剤とトイレ用の洗剤を混ぜて使うということはふつうしませんね。 でも(B)でやってみたがうまく汚れが落ちない、働きの強い(A)を重ねて使ってみたということは起こる可能性はあります。 以前死亡事故があったのはお風呂場の汚れをとる作業中だったように記憶しています。 家庭の中の、誰でもが手にすることができる場所に2つの薬品があればやはり注意は必要だろうということです。 結論的にいうと 塩素系ということだけで怖がる必要はありません。 注意しなければいけないのは(A)です。 水道水の消毒にも塩素が使われています。 わずかな量の次亜塩素酸を怖がるのであれば水道水も怖いということになります。 「混ぜるな! 危険1」と書いてあるのは塩素系の洗剤ですね。 塩素系の洗剤には2つの種類があります。 (A)塩酸を多く含むものと(B)次亜塩素酸ナトリウムを多く含むものです。 この2つは用途が異なります。 (A)は主にトイレのしつこい汚れ、特に小便器の黄ばんだ沈着物を除去するのに使います。 尿酸や尿素の変化したものが沈着物の主成分になっている場合が多いので強い酸で溶かそうということです(尿酸や尿素はアンモニアの仲間と考えていい物質ですからアルカリ性です。 酸に溶けます)。 (B)は台所で...

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「次亜塩素酸水」の消毒薬としての評価に厚労省と経産省で食い違いの謎

アルコール 次亜塩素酸水 混ぜる

今回より、アルコール消毒に向かない水回りや、患者の吐瀉物(としゃぶつ、要するにゲロ)などの消毒に使われる次亜塩素酸ナトリウムと、一般に次亜塩素酸水として販売されている次亜塩素酸について、アルコールの代わりに使う人がSNSやブログなどネットでは目につきますのでその妥当性について論評します。 次亜塩素酸類は、体内に取り込むとたいへんに有害で命を落とすこともあります。 またクエン酸以上の強酸と混ぜると塩素ガスを発生し、家庭で命を落とす痛ましい事故が何度も発生しています。 これら次亜塩素酸類の性質と取り扱い上の注意については、過去記事(1、2をお読みください。 いつも書いていることですが化学薬品は、我々人類に清潔で快適な生活を提供しますが、使い方を誤ると簡単に人を殺す両刃の剣です。 とっても安価でチョー強力、幾らでも手に入る次亜塩素酸ナトリウム 次亜塩素酸類として広汎に流通しているものは、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸カルシウムです。 前者はキッチンハイターとして、後者はさらし粉として一般に流通しています。 水道やプールの消毒には次亜塩素酸カルシウムが昔から使われます。 次亜塩素酸の殺菌能力は次亜塩素酸イオンClO-や次亜塩素酸HCIOが担っているとされます。 次亜塩素酸ナトリウムの場合、pH9 でほぼ完全電離していますので、溶液中に存在する有効塩素は、ClO-です。 次亜塩素酸ナトリウムはNaClOです。 この希釈液は強アルカリ性です。 入手性と価格、使いやすさでは液体の次亜塩素酸ナトリウムが突出しており、ここでは次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターおよびその類似品)を取りあげます。 筆者は、次亜塩素酸ナトリウムが大好きで、水回りは何でもかんでもキッチンハイター(実際は格安の類似品)を薄めた液で消毒しています。 但し、強酸との接触は必ず回避しているようにしています。 「混ぜるな危険」です。 トイレもお台所もお風呂も水回りはシュッシュで、カビは皆殺しです。 筆者が愛用するのは安い類似品ですが、次亜塩素酸ナトリウム濃度が5〜6%でおなじである限り効果は変わりませんし、2〜3%と濃度の低い製品でも希釈倍率を変えれば良いだけです。 値段は税込みでも600mミリリットルあたり税込み100円前後で、いつでも何処ででも入手できます。 塩素系殺菌剤の利用で重要なのは有効塩素濃度です。 それではーコロナウィルス対策としてーどの程度の有効塩素濃度が必要なのでしょうか。 消毒に必要な次亜塩素酸ナトリウム濃度と希釈液の作り方 塩素系消毒剤の強さは、有効塩素濃度で示します。 疫病発生などの緊急事態ではこの有効塩素濃度が2ppmに引き上げられることがあります。 WHO(世界保健機関)の勧告では、5ppm以下とされています。 この濃度はかなり高めですが、確実にコロナウィルスを破壊するにはこの程度の有効塩素濃度が必要という考えのようです。 また吐瀉物や便器の消毒には1,000ppm 0. これらの推奨値は、医療機関向けと全く変わりません。 05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。 トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。 清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0. 1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。 そして、衣服は脱色されてしまう恐れがあります。 またアルカリ性なので、皮膚の弱い人は、ゴム手袋か使い捨て手袋の着用が必須です。 次亜塩素酸ナトリウム希釈液の具体的な作り方は、官公庁自治体のホームページで見ることができるのでそちらをご参照ください。 1%と500ppmの処方がコロナウィルス向け〉 覚えておくと良いのは、ハイターのピンク色のキャップは25ミリリットル計量でき、ペットボトルのキャップは5ミリリットル計量できることです。 従って、500ppmの次亜塩素酸ナトリウム希釈液が欲しい場合は、ペットボトルのキャップ一杯のキッチンハイターを500ミリリットルペットボトル入りの水で薄めれば良いです。 水は水道水で全く問題ありません。 家庭・一般業務利用では、精製水の利用は全く無意味ですし、ミネラルウォーターの利用は好ましくありません。 【常用500ppm 0. 日常利用は、500ppmでよいので、市販のキッチンハイター600ミリリットル入りから60リットルの消毒液が作れます。 従って一月に2本(200円相当)もあれば十分です。 なお次亜塩素酸ナトリウムは、時間と共に分解して水と食塩になります。 このため使用期限を守ってください。 次亜塩素酸ナトリウムは、高温と光で分解が進みます。 従って希釈液は、冷暗所に保管してください。 冷蔵庫に入れる必要はありません。 遮光瓶が無い場合は、透明な瓶をアルミフォイルで包めば良いです。 アルカリ性の物質は、ガラス瓶に入れないでください。 アルカリは、ガラスを溶かします。 05%、0. 1%の液は作れるの?〉 次亜塩素酸ナトリウム希釈液の使いかた 次亜塩素酸ナトリウム希釈液は、その極めて強い酸化力から医療機関でも使われています。 水回りをはじめとして、様々なものの消毒に使われますが、強力であるが故に注意すべき点も多いです。 1 人体には使えない 次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリのため手指消毒など人体には使えません。 2 強力な漂白力がある 次亜塩素酸ナトリウムは、極めて強力な漂白剤であるために衣服などに付着すると脱色してしまいます。 3 金属を侵すことがある 次亜塩素酸ナトリウムは、強アルカリでありかつ酸化剤であるために金属を強く侵すことがあります。 取っ手やドアノブの消毒に用いたあとは、必ず水拭きで取り除いてください。 筆者は学生時代にガールフレンドの指輪が酸化で汚くなったときハイターで再処理したところますます酷くなり、立場が危うくなったことがあります。 4 メラミン樹脂を侵す 次亜塩素酸ナトリウムは、メラミン樹脂を強く侵します。 メラミン樹脂は、黄ばむだけでなく強度も衰えます。 5 耐性菌がある 次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系殺菌剤には緑膿菌などが耐性をもちます。 かつて平成初期までは、病院などに逆性石鹸や塩素系消毒薬または石炭酸を入れた手洗い洗面器がありましたが、これらは緑膿菌などの培養槽となり、最悪の院内感染源となるために全廃されました。 消毒薬は、都度使い捨てにしていちど何かと接触した薬液の再利用は絶対にしないでください。 多剤耐性緑膿菌 MDRP が蔓延すると、取り返しがつきません。 6 ガラスを侵す 強アルカリ性の物質は、ガラスを時間をかけてゆっくり侵します。 アルカリ性の物質をガラス瓶に入れると時間が経過したのちに蓋が溶着して外れなくなります。 7 人体やペット等生体に絶対に取り込まない 次亜塩素酸類などの塩素酸類は、生物にたいへんに有害ですので食べる、飲む、吸い込む、注射するなどの体に取り入れる行為は絶対にしないでください。 大統領がヨシと言っても厳禁です。 たいへんに便利な一方で、次亜塩素酸ナトリウムは家庭内での誤飲事故の皇帝と言っても良いほどに誤飲事故が多く、不幸中の幸いで命を落とさずとも、とても苦しく辛いことになります。 子供やお年寄りなど家族の居る家では、絶対に混同、誤飲しないように厳重に管理と分離をしてください。 やはりアルコールを使えば良い場合は、アルコールを使うことを強く強くお勧めします。 また次亜塩素酸ナトリウムの恒常的噴霧を行う装置がありますが、耐性菌の問題、事故やものの破損の恐れがありますので、筆者はお勧めできません。 塩素系消毒薬は、都度、使うべきところで必要な時のみお使いください。 これは次の理由です。 1 かつて消毒薬の噴霧による空間洗浄がたいへんに流行ったが、効果がみられない反面、薬液吸引などによる害が多く有害無益であった 2 スプレイ内部のスプリングなど金属部品が薬液により破損し、思わぬ動作をすることがある 3 眼鏡や保護眼鏡未着用の場合、目に入り失明する可能性が増大する 従って、安全上の理由から花王株式会社はQ& 038;Aにおいてスプレイボトルでの運用を禁止事項としています。 (ハイター・スプレイタイプを使えという指示) 筆者は、この手の化学薬品の扱いを熟知していますが、その為に安全基準をフールプルーフ foolproof 「何も知らない人が使っても大丈夫なように証明されているもの」へ日常的においていません。 本記事では、その点の齟齬が現れています。 この点は今後の執筆への強い留意点とします。 従ってこの部分は、一般消費者向けにはスプレイボトルでなく「何らかのプラスチックボトル」にれることを強く推奨とここに注記します。 その為に手に薬液が付着する可能性が激増し、別のリスクが大きく増大しますが、失明の可能性は最優先で回避すべきです。 また薬剤を使う際は、眼鏡、または保護眼鏡を着用することを強く推奨します。 筆者は、反応事故で熱強酸を顔に浴びましたが、眼鏡のおかげで大事に至りませんでした。 化学薬品は、小さなミスで大きな事故に至ることがあります。 とくに目は厳重に保護してください。 なお容器は、誤飲防止のために絶対に飲食物と混同するようなラベルの無いものを使ってください。 小分け瓶による誤認は誤飲事故の最大の原因となっています〉 また、何度も繰り返しますが、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素酸類を強酸(目安としてはpH3以下、クエン酸を含む)と混ぜると猛毒の塩素ガスが発生します。 本邦でも「おうちに帰ったらママがトイレで死んでいた」などの悲惨な事故が多く発生しています。 不幸中の幸いで死を免れても肺水腫などを生じて死ぬほど辛い目に遭います。 混ぜるな危険 絶対に忘れないでください。 正しく使えば、コロナ禍においても生活がずいぶん楽になります。 手指消毒はどうすれば良いか 次亜塩素酸ナトリウムは、手指消毒には使えず、アルコールは入手できないという場合、どうすれば良いのでしょうか。 基本は石鹸での手洗いですが、それが難しい場合も多くあります。 そういった場合に「次亜塩素酸水」が使えるという説があります。 筆者は、平素の備蓄のおかげでアルコールを潤沢に使えるため、次亜塩素酸水を使ったことがありません。 巷では、次亜塩素酸水は強力に効いて安全、次亜塩素酸水はニセ科学のインチキだという諸説が入り乱れています。 幸い、厚労省と経産省という異なる立場の官庁からコロナウィルス対策について次亜塩素酸水への見解が出ましたので次回から2度にわたり、それらを用いて次亜塩素酸水について解説します。 徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。 勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。 1年半の沈黙の後著述家として再起。 本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。 原発問題についてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中.

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次亜塩素酸とアルコールの違いとは?除菌力が高いのはどっち?

アルコール 次亜塩素酸水 混ぜる

そもそも殺菌とは、有能な殺菌剤とは 3つの殺菌剤を解説する前に、そもそも殺菌とは、どのような行為なのか解説します。 殺菌とは、病気を引き起こす「病原性微生物」や、人の健康を害する「有害微生物」を殺すことをいいます。 悪者だけを叩き、損害を最小限にする 微生物には、ウイルス、細菌、真菌、原虫がありますが、すべてが病原性だったり有害だったりするわけではありません。 人にとって有益な微生物もたくさんあります。 したがって殺菌剤の有能さは、病原性微生物と有害微生物だけを叩き、有益な微生物は叩かない能力を持っているかどうかで決まります。 また、微生物が付着している対象物に損害を与えないことも、殺菌剤には求められます。 病原性微生物が問題になるのは、それが付着している対象物が機能しないときです。 例えば、新型コロナウイルスは、世界中を恐怖に陥れた病原性微生物ですが、これが森のなかに存在し人間界に入ってこなければ、殺菌する必要はありませんでした。 新型コロナウイルスを殺菌しなければならないのは、それが人の体内に入って、肺炎などを引き起こすからです。 このとき、新型コロナウイルスを確実に殺菌できても、同時に人体にまで損傷を与えてしまう殺菌法は、採用できません。 新型コロナウイルス向けの殺菌剤は、「コロナを殺菌しながら、人の健康を害さない」ものでなければなりません。 例えば、アルコールで野菜を洗うと殺菌できますが、同時に野菜が傷んでしまいます。 オゾン水なら、野菜を殺菌しながら鮮度を落としません。 (オゾン水には鮮度保持効果がある) 殺菌作業では、このような選択が必要になります。 殺菌剤の能力を測るときの観点 オゾン水、アルコール、次亜塩素酸水の殺菌能力を測るときは、次のことに注意します。 どの微生物(ウイルス、細菌、真菌、原虫)を殺すのが得意なのか• 微生物が付着している対象物に損害を与えることはないか この2点に注意しながら、3つの殺菌剤の特徴をみていきましょう。 オゾン水の特徴 オゾン水とは、気体のオゾン(O 3)を水に溶け込ませた液体です。 ここではオゾン水・アルコール・次亜塩素酸水の比較を目的にしているため、必要だと思われる部分のみをピックアップしています。 より詳しくオゾン水を知りたい方は「」をご覧下さい。 オゾンは化学的にどのような存在なのか オゾン水の原料になるオゾンは自然界にも存在しますが、それを採取することは困難です。 オゾン水をつくるには、人工的にオゾンをつくらなければなりません。 オゾンの原料は、酸素(酸素分子、O 2)で、化学反応式は次のようになります。 さまざまなシーンで活用されるオゾン水 オゾン水は今、さまざまなシーンで殺菌剤として使われています。 白内障の手術の前に、患者の目をオゾン水で洗浄する• トイレに小型のオゾン水製造装置を内蔵させて、便器を洗う• 病院内の医療器具、机、椅子などの殺菌• 野菜や魚などの洗浄• 包丁やまな板、シンク、食器などの調理器具の殺菌• 精密機器の部品の洗浄 これまでアルコールや次亜塩素酸水などを使っていた企業や病院が、オゾン水に切り替えるケースも増えています。 アルコールには、手荒れの原因になったり燃えやすいという欠点があり、次亜塩素酸水には、塩素の発がん性という重大な問題があります(*1)。 オゾン水にはこうした欠点がありません。 amed. この性質によってOHラジカルは、近くの他の物質から「電子を奪う」行動に出ます。 電子が奪われると、その物質は分解してしまいます。 オゾンは、細菌の細胞壁を壊し、細胞内の染色体DNAを損傷し、細胞の生存に必要な酵素の活性を低下させます。 つまり、徹底的に細菌を殺します。 これが、オゾン水の殺菌のメカニズムです。 オゾンには消臭効果もあり、そのメカニズムは、殺菌のメカニズムとは異なります。 オゾンは、悪臭の原因となっている物質を、性質の異なる物質に変えて臭いを断ちます。 悪臭はさまざまな物質が混ざり合ってできますが、なかでも硫化水素は多くの悪臭の原因になっています。 硫化水素がオゾンと接触すると、硫黄(いおう)と水と酸素になります。 化学反応式は次のとおりです。 硫黄は無臭 「硫黄も悪臭を放つはず」と思われるかもしれませんが、それは温泉地をイメージしているからではないでしょうか。 実は、硫黄(S)は無臭で、温泉地で臭っているのは硫化水素なのです。 オゾン水のつくり方 オゾン水のつくり方には、バブリング式と低電圧電解式の2通りあります。 バブリング式は、オゾン発生器で生成した気体のオゾンを、水のなかに投入してオゾン水をつくる方法です。 バブリング式では、投入した気体オゾンがすべて水と混ざるわけではないので、高濃度にすることができません。 低電圧電解式は、水に電圧をかけて、オゾンを発生させる方法です。 電気の力で、水の成分の酸素(酸素分子、O 2)をオゾンに変えます。 発生したオゾンが水と混ざり合ってオゾン水ができます。 この方法のほうが、高濃度のオゾン水をつくることができます。 オゾン水のメリット オゾン水の殺菌剤としてのメリットはたくさんあります。 殺菌力が強い• 自然に酸素に戻るので、殺菌が終わったら放置するだけで無害になる• 原料(酸素または水)は無尽蔵にある• 薬害がない• 耐性菌をつくらない• 細菌の芽胞に対しても殺菌効果がある オゾン水の殺菌力は、強すぎることが短所になるくらいの威力があります。 細菌もウイルスも、短時間で殺すことができます。 オゾン水中のオゾンは、自然に酸素に戻るので、後処理が必要ありません。 次亜塩素酸水などの塩素系は残留性が高いので、殺菌したあとでしっかり洗い流す必要がありますが、オゾン水殺菌ならその手間が要りません。 オゾン水の原料である酸素または水は、無尽蔵に存在します。 オゾンやオゾン水をつくるには特別な装置が必要なので、初期投資は安いわけではありません。 しかし、装置さえ買ってしまえば、原料の調達コストは安いので、製造コストも抑えることができます。 オゾン水は薬剤を使わないので、薬害がありません。 耐性とは、殺菌剤に負けない力のことです。 細菌やウイルスは、一時的に殺菌剤に負けても、生き残る術を見つけて、耐性を身につけることがあります。 ある殺菌剤の耐性を身につけた耐性菌は、もうその殺菌剤では殺せません。 例えば、耐性菌によって抗生物質が効かなくなることが、医療界で大きな問題になっています。 抗生物質は、細菌をワンポイントで攻撃するだけなので、細菌に遺伝子をつくりかえる余裕を与えてしまい、それで耐性菌がつくられてしまいます。 しかし、オゾン水で殺された細菌は、耐性菌をつくることができません。 オゾンは細菌の染色体DNAを損傷するので、徹底的に細菌を殺すことができ、耐性菌を生み出す余裕を与えないからです。 芽胞とは、細菌のバリアのようなものです。 一部の細菌は、高温や低温、乾燥など、生存に適さない環境下に置かれると、芽胞という堅い殻をつくって休眠状態に入ります。 そして、生存に適した環境に変わると、芽胞から細菌が発芽して、再び活動し始めます。 オゾン水は芽胞のなかに入った殺菌をも殺します。 オゾン水のデメリット オゾン水のデメリットは次の2点です。 気体としてのオゾンは毒性がある• 短時間で酸素に変わってしまうのでつくり置きできない 高濃度の気体オゾンを人が長時間吸い込み続けると健康被害につながります。 これまでは気体オゾンのコントロールが難しかったことから、オゾン水の利用を躊躇することもありました。 しかし最近は、先ほど紹介したとおり、オゾン水生成器を小型化してトイレに内蔵できるほど技術が進化しました。 安全性も確保できるようになりました。 またが販売されるなどしています。 オゾンは自然に酸素に戻って殺菌効果が失われるので、オゾン水はつくってすぐに使わなければなりません。 保管の便利さについては、アルコールに分があります。 アルコールの特徴 アルコールは酒と呼ばれたりエタノールと呼ばれたりしますが、この3つはほぼ同じ意味です。 エタノールは、アルコールの一種で、酒に含まれるアルコールのことを、エタノールといいます。 アルコールは化学的にどのような存在なのか アルコールは化学的には「炭化水素の水素原子をヒドロキシ基(-OH)で置き換えた化合物」と定義されます。 代表的なアルコールであるエタノールの化学式は「C 2H 5OH」で、「語尾」に「OH」(ヒドロキシ基)があります。 アルコールは人類にとってとても便利な液体です。 それはアルコールには、無色、揮発しやすい、燃えやすい、有機物を溶かしやすい、という性質があるからです。 「揮発」とは、常温で液体が気体になることです。 燃える液体は、揮発しやすいほど燃えやすくなります。 それでアルコールは燃料に使われることがあります。 有機物を溶かしやすいことから、アルコールは溶媒としても重宝されています。 例えば、塗料は、アルコールに色の物質を混ぜたものです。 そしてアルコールといえば、飲料でしょう。 アルコールは胃や小腸で吸収されて血液に溶け込み、それが脳に回って脳を麻痺させます。 それが「酔った」状態です。 さらに殺菌作用もあります。 アルコールはどのように使われているのか さまざまなシーンで活用されるアルコール アルコールは人気のある殺菌剤です。 医療現場では、人の体(生体)から、医療器具や机、椅子、ベッドまで、なんでもアルコール洗浄しています。 食の領域でも、食材の洗浄や加工場の殺菌、飲食店のテーブルの消毒で、アルコールが使われています。 アルコールを利用した殺菌のメカニズム エタノール(アルコール)は、濃度が40%を超えると急激に殺菌効果が高まり、約70%で最高の殺菌力になります。 エタノール濃度が80%を超えると、殺菌効果が低下します。 細菌がアルコールに触れると、細菌の細胞膜が壊れたり、穴が開いたりします。 それで細菌の内容物が漏れ出て死滅します。 ただ、なぜアルコールが細菌の細胞膜を壊すことができるのかは、わかっていません。 またアルコールには、細菌が栄養を取り込もうとするのを邪魔する作用もあります。 それで細菌が餓死します。 アルコールのつくり方 アルコールは、デンプンや果実に、酵母や細菌を加えて発酵させることでつくることができます。 そのままでも酒として楽しめますが、それを蒸留すると、さらにアルコール濃度が高くなります。 殺菌に使われるアルコールは、合成アルコールといい、まったく別の方法で製造します。 合成アルコールの製造法には、直接水和法と間接水和法があります。 圧縮されたエタノールと、ガスを混ぜて250度にまで加熱した純水を混ぜて「粗アルコール」をつくります。 粗アルコールから、エチルエーテルやアセトアルデヒドといった不純物を除去して、エタノール度数を95%以上にします。 そのあと、水分を抜き取る脱水剤「ノルマルペンタン」を加えることで「無水アルコール」という超高濃度のエタノールが完成します。 このあと、各メーカーがアルコール濃度を調整するわけです。 アルコールのメリット 消毒液としてのアルコールのメリットは次のとおりです。 殺菌スピードが速い• 殺菌スピードをコントロールできる• 殺菌できる微生物の種類が多い(さまざまな微生物を殺すことができる)• 耐性菌ができない• 残留性がない• 毒性が弱い• 血液などの有機物によって効果が低下しにくい 殺菌スピードの速さは、殺菌剤として大きな魅力です。 また、アルコール濃度を変えることで、効果を出すスピードをコントロールすることができます。 例えば、濃度80%のアルコールなら、5分以内に細菌の細胞を破壊することができますが、8~20%にまで落とせば、30分~48時間かけて細菌を殺すことができます。 アルコールで殺すことができる微生物の多さも魅力です。 細菌からウイルスまで、幅広く対応します。 オゾン水同様、アルコールも耐性菌をつくりにくい物質です。 アルコールは短時間で細菌やウイルスなどを破壊するので、微生物に耐性を持つ「隙(すき)」を与えません。 アルコールは揮発性が高いので、殺菌したあとに残りません。 「殺菌力=毒性」が残留しません。 ヨードやオキシドールなどの消毒剤は、血液や体内分泌物などの有機物に触れると、殺菌力が低下してしまいます。 しかしアルコールには、有機物と混ざっても殺菌力が低下しにくい性質があります。 アルコールのデメリット アルコールのデメリットは次のとおりです。 細菌の芽胞に対して殺菌効果がない• 低温の場所で殺菌効果が低下する• 揮発することによってアルコール濃度が低下して、殺菌効果が下がる• 燃えやすく危険• 材質を変質させたり変色させたりする• アレルギーがある人が使うと、かゆみや発疹が起きたり、呼吸困難に陥ることもある• 手荒れの原因になる• オゾン水とは異なり、ノロウイルスやロタウイルスにはほとんど効果が期待できない オゾン水は、細菌の芽胞にも殺菌効果がありましたが、アルコールにはありません。 芽胞ないの細菌を殺すことができないので、「しっかりアルコール消毒したのに、後日、細菌が増殖した」という現象が起こり得ます。 次亜塩素酸水の特徴 次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムと名前が似ていますが、別物です。 次亜塩素酸ナトリウムも殺菌剤の1つですが、こちらは、他の液体と混ぜると毒ガスを発生させるなど、取り扱いが難しい薬品です。 漂白剤のハイターに入っているのが、次亜塩素酸ナトリウムです。 この記事では、取り扱いが楽な次亜塩素酸水について解説します。 次亜塩素酸水は化学的にどのような存在なのか 次亜塩素酸水は、次亜塩素酸を主成分とする液体で、食品添加物としても使われているほど、安全な物質です。 次亜塩素酸の科学式は「HClO」と書き、1個の水素原子(H)と1個の塩素原子(Cl)が、1個の酸素原子(O)に結合した構造を持ちます。 次亜塩素酸は安全性が高いのですが、塩素はとても危険な物質です。 塩素濃度900ppmの空間に人が入ると即死します。 ppmは、百万分の1という意味です。 次亜塩素酸水は無色透明で、無臭または、わずかに塩素の臭いがすることがあります。 次亜塩素酸水はどのように使われているのか 次亜塩素酸水は、厚生労働省が「食品添加物殺菌料」として指定しているので、カット野菜の工場や、生食用の鮮魚を扱う店、冷凍食品の工場などで洗浄剤として使われています。 ただし、殺菌後に次亜塩素酸水をしっかり落とす必要があります。 日本農林規格によって、次亜塩素酸水は、有機農産物をつくるときの使用可能農薬になっています。 また、薄い次亜塩素酸水なら、人が触っても飲んでも問題ありません。 それで手洗いや、うがいに次亜塩素酸水を使うこともあります。 次亜塩素酸水を利用した殺菌のメカニズム 次亜塩素酸水に含まれる塩素は、高い殺菌能力を発揮しますが、危険な物質なのでできればあまり使いたくありません。 そこで次亜塩素酸水に光が当たりました。 次亜塩素酸水のほうが、次亜塩素酸ナトリウム液より、塩素濃度が薄い状態で殺菌効果を発揮します。 次亜塩素酸水の製造装置メーカーによると、次亜塩素酸水の場合、塩素濃度が10~60mg/kgで殺菌効果が生まれますが、次亜塩素酸ナトリウム液で同じ効果を得るには、塩素濃度100~200mg/kgも必要になります(*2)。 次亜塩素酸は、細菌などの微生物の細胞内部に侵入し、細胞が生きるために必要な酵素や組織を破壊します。 そのため次亜塩素酸は、塩素濃度が薄くても、効率的な殺菌していくことができます。 濃度が高い次亜塩素酸は、「別の殺し方」で殺菌します。 高濃度の次亜塩素酸水では、水酸化合物イオン「OH —」が発生し、これが微生物の細胞壁や形質膜を壊していきます。 techcorporation. html 次亜塩素酸水のつくり方 次亜塩素酸水をつくる方法はとても簡単です。 水道水に塩を入れた食塩水に、プラスとマイナスの電極を入れて電気を流すと、プラス側に次亜塩素酸水ができます。 食塩水に電気を通すと、プラス極に塩素イオン「Cl —」が引き寄せられます。 これにより、気体としての塩素(塩素分子、Cl 2)が発生します。 化学反応式は次のようになります。 殺菌効果が高い塩素が含まれている• 塩素は残留しやすいため、効果が持続しやすい• コスト安• 薄めて使えば、皮膚に触れることも飲むこともできる 皮膚に触れても安全なことから、加湿器のなかに次亜塩素酸水を入れて、部屋全体を除菌することもできます。 病院や介護施設では、すでにその方法が試されています。 また、次亜塩素酸水には消臭効果があることから、ペットの臭い対策でも加湿器を使った方法が導入されています。 次亜塩素酸水のデメリット 次亜塩素酸水のデメリットは次のとおりです。 塩素が有機物と混ざると、発がん性があるトリハロメタンが生じる• 塩素が残留しやすい(殺菌後も残留してしまうと、害になることがある) 次亜塩素酸に含まれる塩素が生むトリハロメタンは発がん性があることがわかっています。 この欠点は致命的に思われるかもしれませんが、塩素の人類への貢献度を考えると、すぐに使用を中止することができません。 浄水場で塩素が使われているのは、水道水が長い配水管を通って家庭の蛇口に到着するまで殺菌力を失わないからです。 もし塩素を使わなかったら、別の殺菌剤を使って浄水場で水を殺菌しても、配水管のなかで再汚染されてしまうでしょう。 そうなれば、汚染された水が家庭の蛇口から出てくることになります。 次亜塩素酸水も、塩素を極力減らして使う必要があります。 まとめ~オゾン水に注目を オゾン水とアルコールと次亜塩素酸水は、いずれも優れた殺菌剤です。 それぞれの長所を活かせる場所と、それぞれの短所が出にくい場所を選んで殺菌すれば、高い効果を得られるでしょう。 この3つのなかで、オゾン水に注目してみてください。 オゾン水には他の2つにはない長所がありながら、アルコールや次亜塩素酸水ほど「メジャー」ではないので、検討されないことがあります。 しかしそれはもったいないことです。 <オゾン水が、アルコールより優れている点>• 脱臭効果がある• 燃えない• 皮膚に優しい• 環境への負担が小さい• 食材へのダメージが小さい• 菌やウイルスを確実に殺菌・不活化できる <オゾン水が、次亜塩素酸水より優れている点>• コスト安• 殺菌後に洗い流す必要がない(殺菌作業を効率化できる)• ぬめりを除去できる• 発がん性がない• 食材を直接殺菌してもダメージを与えない• を「殺菌剤の選択肢」に加えると、コストや安全性でもメリットを得られるでしょう.

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