特にコーダの前半は難易度が高いです。 でも、慣れれば、実は全部白鍵よりも、 覚えやすく、 指の運びや、 指くぐりなど やりやすく感じると思います。
18そして左手は、のときよりも少しだけ軽やかに弾いてみても面白いかもしれません。
私の場合は感動ジャンキーなので、何千回と聴いている曲だったとしても実際この手で弾くとなると感極まってしまい、初見のときは「ええ〜!なんでこんなエモい音がこの世に存在するわけぇぇぇえええ!?どおなってるのぉショパンさあああん! いきなり臨時記号がドッと増えますので、一つ一つの音を正確に確認していきましょう。
中ほどのB部では、やや不安定で激しさを秘めた楽句と なっており、和音の6連打、オクターブを含む和音のパッセージ等、技術的にさりげなく難しい部分です。
ですが、この曲を弾く上での最大の醍醐味は、冒頭でも申しましたように噛めば噛むほど味が出るスルメイカのように、弾けば弾くほど味が出る奥深さなのです。
主部の再現部:主部と同様のものが繰り返されるが、最後の最後、高音から駆け下りてくる高速下降音階を弾いて華やかに締めくくる。
このときすでに即興演奏の技術は高く、聴衆を魅了します。
間違えずによくできました。
ショパンの恋人としてはジョルジュ・サンドが有名ですが、ショパンがその生涯で最も愛した人は、きっとこの人だったに違いない、 という確信に近いものがあります(何の根拠もありませんが、直感による確信です)。
ショパンは当時、恋人のジョルジュ・サンドと同棲生活を続けていたわけですが、そのジョルジュ・サンドが飼っていた小犬が、 自分の尻尾を追いかけてくるくると回る習性を持っていたようで、サンドがショパンにその様子をピアノで表現した曲を作ってほしい と頼んだそうで、そうしてできたのがこの「小犬のワルツ」というわけです。
ショパンのワルツは規模の大きいものでも演奏時間が5分30秒程度で、中には第6番や第11番のように2分弱で終わってしまう小品もあります。 全体的なテンポというのは気にする必要はそれほどありませんが、必要以上に途中で速くなったり遅くなったりすると、何だかぎこちない印象になってしまいます。
12一番の特徴は何といっても右手の2声同時演奏でしょう。
重要なポイントは、 旋律・副旋律ともにいっさい休符がないこと。
ただ、難易度自体はそれほど難しくはありませんが、この曲は譜読みの段階でけっこう苦労される方も多いかもしれません。
左手の伴奏で曲の雰囲気が決まる! だいたいワルツが重くなる理由は伴奏です。
(笑) 5番にいたってはあまりの弾きにくさに途中放棄。 21)が有名ですが、 実はこの曲も同じ思いがベースにあって、その心情の吐露の結果、作品として結晶化したものと言われています。 ・・・中略・・・ トリオの第5小節で低音部の旋律が変ホ音まで上がっているが、この旋律に乗せた想いを、説明しなくともあなたは感じてくれてるに違いない。
そして何度も申しますが、この曲は弾けば弾くほど味が出てきます。
とにかく柔軟な手首の上下運動が大切です。
この作品の構成は例によって序奏とコーダを含む3部形式で書かれています。
曲目 名曲度 最高5 体感難易度 最高10 一般的認知度 最高5 ワルツ第1番変ホ長調Op. ショパンのワルツとしては比較的初期のもので、短調のワルツとしては例外的に急速なテンポの華やかなワルツとなっている点が特徴的です。
このような部分は、指が途中でもつれたり旋律が止まってしまわないよう、スムーズに指を動かせるような練習が必要です。 それでは手始めにどんな曲から入ったらよいかについて考えてみたいと思います。 。
16また和声進行も独特で、主題がいきなりドミナントで開始し左手の伴奏の最低音がホ短調の全音階を形成しながら上昇していくところなど、 調性は違いますが、エチュード・ヘ短調Op. 同音連打が苦手という方は、ツェルニー40番の中から22番、ハノン44番なんかを練習に取り入れるのもいいかと思います。
動画を予めよく視聴しておくことで、曲の全体的なイメージなどをつかむことができるかと思います。
初めてワルツを弾く人にはもってこいと言える難易度! それでは本題に入りますね。
かつてこの曲を練習していた私は、この部分がとても苦手でした。
右手が華麗に動き回り、左手は華麗に跳躍するという華やかさで、 最後に向かってアッチェレランドしながらホ短調の上昇・下降アルペジオを弾き、 最後は両手で1つ毎に左右に乖離していく和音を弾き、華やかに終結します。
コーダはこの曲の規模からするとかなりの規模でバランスを欠いているきらいはありますが、 非常に技巧的でピアニスティックでスケールが大きくこの曲の最大に聴きどころと言っても過言ではないほどです。
華麗なる大円舞曲や、小犬のワルツなどは有名ですし、 2番も4番もマスターするのは難しいですが、 少しでも弾けるようになれば、気持ちよく弾けるので、 練習は続けてもらいたいです。
譜面を見ながら、例えば「恋はロマンがある一方で悩みもつきもの」など、いろいろな解釈ができるところも醍醐味の一つです。
でも何しろもぐらですので、結局毎年諦めています。 ショパンの『ワルツ第3番(華麗なる円舞曲)』、ワルツ集の前半に収められている珠玉の名曲です。
6セクションB1 ~旋律の流れをスムーズに~ ここでようやく曲の本題に入った感じがしますね。 はい、こんにちは! ピアノ弾きのもぐらです。
どこか日本的な憂いを感じる部分があったり、やわらかい美しさだけでなくショパンの曲の醍醐味?ともいえる狂気のようなものも味わえる曲。
』の意味は『音の長さを充分に保って』 ここではイ短調からイ長調に変化します。
「音楽性豊かに弾きたい」という以前に、 そもそもその曲を今の自分のレベルでものにすることができるかどうかが知りたいわけですからね。