彫刻表現の都合上、材料は次つぎと向きを変えながら彫らなければなりません。 刃巾もそれぞれに1ミリから30ミリ位まで豊富にあるので、作品の微妙な表現が思い通りにできます。
195㎜、3㎜、6㎜、9㎜の4サイズを紹介します。
刃先はドリルのチャックの様な部品でくわえられており、様々な形状の刃先に交換が可能である。
用途を優先して、平刀は伝統型、丸刀はダルマ型、平すくい刀は貫通型を選ぶといった方法も実際的です。
現在は様々なメーカーから発売されているが、その大元となった彫刻機は東京オートマック株式会社が開発したモノである。
また、板にくっついている木くずを削ぎ落すことができます。
はり合彫刻刀は刃も長く中級の彫刻刀の倍以上の刃の長さがあります。
三角刀3㎜• 浅丸刀の彫り面 左から1. 慣れてくると、「もっとこういうのがあったらいい」と思うようになるので、そのときはまた形や大きさのちがうものを購入するようにしていくのが彫刻刀選びで失敗しないコツだと言えます。
極浅丸• 剣先 の先のように先端が尖り、両刃になっているもの。
また、木版を浅く彫ることで、全体をぼかし柔らかな印象の仕上がりにもできます。 平刀 9㎜• こまめに刃を研ぐことは制作効率や仕上がりにも大きく影響するので、面倒くさがらず研ぐことを心がけましょう。
4三角刀 (写真:三角刀) 輪郭をはっきりさせたいときにV字の細く鋭い線を彫ることができます。 彫刻刀の刃の種類と使い方 平刀 (写真:丸みを帯びた平刀) 余分な部分をすき取るのに活躍します。
底面から金槌で叩いて彫れるため、深く彫るのに向いています。
線の太さや彫る広さに合わせて使い分ける 三角刀 細い線や鋭い線を彫ることがでる 平 刀 平らに削れる 丸刀などの彫り跡を削るときによく使う 輪郭をぼかす効果を出すことがでる 彫刻刀の選び方 大きな選択肢は、 伝統的な柄か ダルマ型かでしょう。
彫刻刀の種類なら「5本組」がおすすめ (写真:左から平刀、切出し刀、三角刀、中丸刀、小丸刀) 平刀、切出し刀、三角刀、中丸刀、小丸刀。
他にも、彫り残しや微調整など、すき取る際にも平刀は使われます。
V角度は基本60度ですが、ほかに45度、90度とバリエーションがあります。 下記がよしはる彫刻刀GXとマルイチ彫刻刀SXの比較表です。
これに対して ダルマ型は短い柄で、要所には指の引っかかりを設けて持ちやすくしたもの。
硬く切れ味が鋭い特殊鋼の上に、弾力性と耐久性のある軟鉄を組み合わせることで、切れ味と耐久性を両立させています。
単一の材料を使うことで安く購入できます。
ただ、合金であるため全鋼製よりも値段は高くなりがちです。
曲がり刀 曲がり刀は、先端が少し上方向に反った、スプーンのような彫刻刀です。
丁寧に砥ぎ直しを行っていただければ、数十回砥ぎ直しても品質が衰えることはがなく、したがって、買い替えの必要がありません。
小道具刀 小道具刀とは小型の彫刻鑿の総称であります。
微妙なカーブを持つ輪郭やふくらみなどが、きれいに正確に彫れますので、版画や仏像彫刻の方にも喜ばれています。 意外と知られていませんが三角刀は横から見た時に刃の底面と刃渡りの位置関係は垂直ではありません。
18木の目の方向が順目でも切れ味が悪いようであれば、研ぎが必要です。 反り返った形状の彫刻刀を全てが曲がり刀と呼ばれます。
彫刻刀は状況に合わせて使い分ける 彫刻刀には、さまざまな種類があります。
使う刃の幅も1. 最新のランキングは画像を クリックすると表示されます。
その時も親指を添えて「確実に止められる」ストロークを心がけます。