そう話す県内の福祉関係者もいる。
入所者の食事を手伝う施設職員(高知市春野町秋山のあじさい園) あじさい園(高知市)で感染 入院対応に課題も 高知市春野町秋山の知的障害者支援施設「あじさい園」で8月発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)は、職員が入所者と緊密に接しながら生活を支える福祉施設特有の難しさを浮き彫りにした。
「他の病気でも『24時間の付き添いがないと入院させられない』と言われることも。
広島市の施設で4~5月に計58人が感染した際も同様の対応が取られた。
南さま:2棟目を勝水氏、3棟目を剛平氏、三代にわたりお世話になりましたので、ミタニさんの実績と技術の向上を目の当たりにしています。 美容院を避けて職員同士で髪を切ったことも。
感染発覚後に30件ほど寄せられた電話も全て激励だったといい、「人は支え合って生きていることに改めて気付かされました」と話していた。
高知県健康政策部の家保英隆副部長は「病院に入院させ、経過を観察し、医学的評価を下すのが基本だ。
クラスター発生はどこの施設でもあり得る。
平成6年3月25日 法人認可 平成7年4月1日 日本財団助成 知的障害者更生施設あじさい園開設(定員50名) 平成10年10月1日 あじさい園併設通所事業所開所(定員7名) 平成12年4月1日 日本財団助成 知的障害者通所授産施設第二あじさい園開設 定員20名) 平成12年8月28日 中央競馬馬主会社会福祉財団助成 あじさい園付属施設ミニ体育館完成 平成14年5月31日 中央競馬馬主会社会福祉財団助成 第二あじさい園作業場増築完成 平成18年9月 1日 第二あじさい園分場 こばと作業所指定認可(定員9名) あじさい園短期入所事業所認可 平成18年12月1日 あじさい園相談支援事業所認可 平成21年3月30日 第二あじさい園増築完成 平成24年4月1日 障害者支援施設あじさい園(生活介護・施設入所支援:定員52名)認可 生活介護事業所第二あじさい園 定員20名)認可 生活介護事業所こばと作業所(定員20名)認可 平成24年7月31日 障害者支援施設あじさい園別館新築完成 平成27年4月1日 あじさい園障害児者相談支援事業所指定 平成28年3月24日 生活介護事業所こばと作業所 高知市曙町に移転 平成31年4月1日 高知市障害者相談センター西部 事業受託. もちろん木材は高知産のみ。 新型コロナを巡っては、感染者への誹謗(ひぼう)中傷も問題になっているだけに、運営する「高知小鳩会」の南守理事長は「感染を出してしまい後ろめたい気持ちもあったが、応援旗を見て心が安らぎました」。
4高齢者は重症化するリスクが高い。
「ソーシャルディスタンスは不可能。
ウイルスが水際対策をすり抜け、集団生活の場で感染が広がった。
あじさい園の運営法人理事長も、記者会見で「早期検査のシステムをつくってほしい」と訴えた。
今月からは「検査協力医療機関」で検体を採取し、県外の民間検査会社に送ることも可能になった。 3月以降は入所者と家族に面会や帰宅を控えるように要請し、自宅からの通所利用者は運営法人の別施設で対応した。
実施に至るには、まず帰国者・接触者相談センターに相談し、専門外来を受診するなどの手続きを踏んでいかなければならなかった。
手続きが簡略化できるメリットがある。
施設には感染していない入所者もおり、職員は防護服を着て対応した。
15日の会見で南理事長は沈痛な表情を浮かべた。
私の生物的(食べて飲む)な糧を得る働きが、知的な障害によって生き辛さを持っている人の暮らしを支えることの一助になっていれば、それは私にとって精神的(心の豊かさ)な糧も得られていることになります。
私だけでなく、福祉に携わる大勢の人たちもそのような人であると確信しています。
園内では入所者の食事や入浴、トイレなどを職員が支える。
お蔭様で日本全国から視察の来園が増えました。
一見普通の対応に映るが、個別のケアが必要な障害者の場合は必ずしもそうではない。
県内78事業所でつくる高知県知的障害者福祉協会の山崎隆顧問が指摘する。
(浜崎達朗). 感染者を早めに発見するため、PCR検査を活用し、施設内のクラスター化を食い止める必要がある。
あじさい園の玄関に設置された応援旗(19日午前、高知市春野町秋山) 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した高知市春野町秋山の知的障害者支援施設「あじさい園」で、励ましの言葉をしたためた2本の応援旗が設置されているのが、19日までに見つかった。
高知県知的障害者福祉協会は「本当にありがたかった」と謝意を示す。
水際対策で完全に防ぐことは難しい。
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あじさい園での感染は、高知県知的障害者福祉協会がこうした例を踏まえ、県に病院での対応を要望していたさなかに起きた。
千葉県の施設幹部は「感染への不安、負担は相当大きかった」と高知新聞の取材に振り返った。 「『あじさい』で出るなら、他でも出かねない」。
私たちのありったけの要望を限られた予算で実現するのは大変だったと思いますが、ミタニさんは毎回気長にお付き合いしてくれます。
15日に入所者と職員計12人の感染が判明し、以降も関係者の感染確認が続いている。
病状が一変することもある」と述べ、「基本は入院」との姿勢を示す。