アレンジも自在だし、薬味で味のバリエーションも豊かになりますよ」 と話す料理家の飛田和緒さんに、おでんの弱点を一気に解決してくれる作り方を教えてもらった。 豚肉は食べやすく切り、キャベツは手で大きくちぎる。 【飛田和緒】 料理家として書籍や雑誌等で活躍している。
2太陽の光をたっぷりと浴びた干し野菜はとっても美味しいのです。
くし形切り(1) 根元を切らないよう、根を切り落とす。
より出しやすくするために棚を引き出し式にしたいと現在計画中。
娘にも、やきもきばかりしたりしていて…。
おひつに移せば余 分な水分がとれていっそう美味しい 少量の 揚げ物にも便利な『ル・クルーゼ』の片手鍋はも う3代目 いいところもダメなところも全部ひっくるめて受け止めて、その中で自分に合った道具やルールを見つけ出す。 台所には365日立つわけだから、ストレスなく料理ができて、なおかつそれを使ったら気分が乗って早く手が動くとか、千切りが楽しくなるとか、そういうことにつながるものだといいですよね」 ボウルもまな板も家族3人分の食事なら小回りのきく小さな道具が重宝する。
12見えてきたのはそんなシンプルなスタイル。 「どんなにいいものでも、暮らしに合わなければ、自然と使わなくなる。
甘辛い割り下で味つけするので、ごはんも進みます。
しまい方にも、 ひと工夫。
右側から細かく切るとみじん切りに。
ドライトマトはそのままいただくか、オリーブオイル漬けにしたものをサラダに合えたり、スープに入れたりします。
さやから出す(2) さやを両手で持って、親指を立てて押し開くようにして、豆をひと粒ずつ取り出します。
それでもう、いろんなことをぶつぶつ言うのはスパッと止めたというか。
薄切り 縦薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして縦に置き、繊維に沿って、端から料理に応じた厚さに切ります 画像のもの。
切り目を入れる 豆の黒い部分 お歯黒ともいう の反対側に、包丁で切り目を入れます。
蒸篭などは風通しのいいキッチン上の棚に 菜箸や木べらはガス台横に 包丁は一番取り出しやすい引き出しの中に 仕事柄数が多いため専用の収納容器などは使わず、リネンを敷いた一番上の引き出しの中にまとめている。 旬の野菜や果物を大量に干して保存食をつくったり、アレンジしたり…。
だからたまにはものを点検して、一年に一回も使わなかったものは人に譲ったり処分したりするんです」 さらに、道具のしまい方にも飛田さんなりの工夫がある。
保存容器もガラスかホーローを利用しますので、あまりプラスチック製品はありません。
常備菜は忙しい子育て中の身には、家事をお助けしてくれる頼もしい味方ですよね。
10年ぶりのエッセイ本『』(扶桑社刊)を上梓した料理家の飛田和緒さん(57歳)。 飛田さんのレシピと言えば、常備菜や保存食が人気ですが、最近お気に入りの食材や食べ方などがあれば教えていただけますか? 「この季節(取材時:3月初旬)は、小カブやパクチーが美味しいですよね。
5本のテーマでもある、時間や年齢を重ねてわかった「おとなの暮らし方」について伺いました。
「大根やこんにゃくなど味のしみこみにくいものから煮て、餅きんちゃく、里芋といった途中から煮るもの、トマトのように最後にサッと火を通すもの、段階を分けて煮ていきましょう」 だしに薄口醤油を使えば、見た目もきれいな極上のおでんになる。
三つ葉はざく切りにする。
あの鍋がいいと聞けば買い、新しい道具を見つけたら試して。
なにより食べることが好きだからこそ感じられる季節のうつろいや、ふだんのなにげない生活から見えてきたことを、自然体ながら感性豊かな言葉でつづっています。
両親は今も住んでいます。
飛田和緒さん 料理家・飛田和緒さんインタビュー。
飛田さん:私、子どもを産むのが遅かったから、40代は子育てでわーっとなっちゃって、いろんな変化を感じる暇がなかったんです。
重い鋳物鍋は別の棚に重ねて 『ル・クルーゼ』の鍋は重量があるため別の棚にまとめて収納。
輪切り 玉ねぎの繊維を切る向きに、用途に応じた厚さに切る。 祖母がとてもグルメな方で、食べ歩きによく一緒に付いていったのだとか。
短さが手に合う盛り付け箸は、 和え物や焼き物など菜箸代わりにも活用している 三角っぽい形は鍋の形にきちんと沿い、深さもしっかりあるのですくいやすい三角お玉 〝相性が良い〞が そろうまでの道具選びの歴史 道具のしまい場所は細かく決めすぎると窮屈。
でもそれがすごく楽しくて。
にんにくがこんがりと色づいてきたらひき肉を入れて炒める。