レーダー 照射。 韓国レーダー照射問題の経緯と疑問【追記あり】

韓国海軍レーダー照射問題

レーダー 照射

photo by Hunini via wilimedia commons(CC BY-SA 4. 0 単発記事のつもりで始めた日韓軍事インシデント「日韓電探照射問題」シリーズは、今回で第7回となりました。 大前提として、日韓両国の公式発表、所轄する省庁の担当者による記者会見での発言というファクトに立脚するという執筆方針を堅持し続けていますが、なぜか「反日」だのと意味不明の言葉とともにツイッターやフェイスブックでKamikaze Attackしてくる方があとを絶ちません。 対空砲は商売大繁盛です。 一方で被参照数も鰻登りです。 これまた商売大繁盛です。 とで韓国国防部の重要なブリーフィングについて全訳をご紹介しました。 これらと日本政府、主に防衛省からの発表内容を照合することによって、何が対立点であるか、何が問題であるか、何が不明であるかが分かると思います。 今回は、1/23以降の事態拡大については触れません。 あくまで12/20に発生したインシデントと、1/22までに明らかとなったことについて論考します。 第一に、今回の日韓軍事インシデントでは何が起きたのか、それがわからないといけません。 残念ながら二国間の協議では未解決となってしまいましたので、日韓双方の主張を併記します。 飛行はICAO条約等に則っている。 不測の事態を招きかねず極めて危険」と述べ、韓国に強く抗議したことを明らかにした。 これは危険な威嚇行為である。 本稿でも今後、三峰号と表記する。 三峰号は独島(竹島)警備用として建造された韓国最大の警備艦(巡視船。 建造の経緯は、海上保安庁と韓国海洋警察庁の保有する巡視船艇、警備船艇の不均衡に対応するため(要は、韓国側が見劣り著しかったため)。 三峰は、竹島の韓国での古い呼称である) When, Where, Whatの3Wの時点で、すでに日韓双方の主張は大きく異なっています。 【 When】 まず日時については、詳細情報こそありませんが、日韓双方で相違はないようです。 【 Where】 次に位置です。 困ったことに日韓ともに座標を明示していません。 GPS時代ですので、日韓双方ともに軍用、商用双方のモードで座標を把握しているのは当然です。 日本側の主張は能登半島沖の日本側EEZ(排他的経済水域 内となっています。 また、大和堆付近であるとも報じられています。 一方で、韓国側の主張は、独島(竹島)の北東200kmの韓日中間水域(日韓暫定水域)内となっています。 まず、EEZというのは、資源管理の主権が及ぶ範囲を示していますが公海です。 従って、EEZ内では漁労、資源発掘、資源探査をしない限りどの国の船が何をやっても自由です。 次に、大和堆は日韓暫定水域に多く含まれるために、座標を示さねばむしろ日韓暫定水域(EEZ外 である可能性がきわめて高いです。 第三に、大和堆近海は、日韓暫定水域の設定がなされてなお、日韓双方の警備船艇、巡視船艇によるにらみ合いが続いており、たいへんに扱いがデリケートな海域です。 そこで発生した軍事的インシデントについて座標やだいたいの位置すら示さずEEZ内であることを主張することは極めて不誠実であり危険な行為です。

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レーダー照射問題まとめ ※随時更新中|最終更新: 2019

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神奈川県の第3航空隊は海自厚木基地に所属する最新鋭のP1哨戒機を約15機運用して他国の軍艦艇の監視や情報収集をしていますが、その内1機が2018年12月20日に日本海の能登半島沖を飛行中に韓国海軍駆逐艦からレーダー照射を受けました。 日本海において、韓国の駆逐艦と警備救難艦、そして漁船を発見しました。 この模様を詳しく調べるために近づいたところ、レーダー照射されました。 日本の防衛省は韓国駆逐艦からレーダー照射を受けた翌21日にその事実を公表しました。 韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題で、同機が所属する海自第3航空隊司令の藤澤豊1佐が毎日新聞などの取材に応じた。 藤澤1佐は韓国側が否定する照射について「レーダー波の特性はすべて解析できている。 火器管制レーダーの照射に間違いない」と改めて断言し、韓国が「威嚇飛行」と非難している点にも「危険な行為はなかった」と反論した。 つまり、日本と韓国は戦争に発展する瀬戸際まで行ったということであり、これが日本ではなくロシアやアメリカの戦闘機などにレーダー照射をしていたなら韓国駆逐艦は即座に反撃に遭い戦争に発展したことでしょう。 日本のレーダー照射問題はこれが始めてではなく、2013年に中国海軍が日本の護衛艦に向けて「火器管制レーダー」を照射した事件がありました。 哨戒機操縦者は「レーダー照射」されて攻撃を恐れた.

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韓国レーダー照射の場所や真相!海外の反応・韓国の反応・日本の反応も総まとめ

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日本がデータの一部を公開するから我々の軍艦レーダー情報全体を公開するよう要求した」と説明。 「非常に無礼な要求で、問題解決の意志がみえない無理な主張だ 釈然としない韓国の主張とそれに対する疑念 これまでの経緯を順を追って見ていれば、論点をすり替えてきたり、なんなら「逆ギレ」モードなのが分かると思います。 まぁ「通常運転」といえばそれまでなのかもしれませんが・・・ 次は、韓国の主張から湧いてくる疑念をまとめます。 救助のわずか2日後に遭難者を北朝鮮に引き渡した?! 韓国の聯合ニュースによれば、救助のわずか2日後には3人の生存者と1名のご遺体を、板門店から赤十字ルートを通して引き渡したとしているようです。 早すぎる=北朝鮮からの要請だったのでは?と思われてしまいかねないかと・・・ レーダーを使ったのは遭難した北朝鮮船捜索のためだった?! 防衛省が開示した動画からも分かるように、当時の天候は「不良」とは言えません。 これだけ目視できる距離に遭難船が位置しているのに、捜索レーダーを使うというのは言い訳にしても無理がありそうです。 さらに、防衛省からの回答によれば、 北朝鮮漁船からの救助要請はなかったとのこと。 日本の報道は行き過ぎ?! 今回照射されたとされるのは、「STIR-180火器管制レーダー」です。 レーダー照射とはいわゆる 「ロックオン」の状況。 安全装置の外された、実弾の入った銃口を向けられている_ということです。 すなわち、戦闘準備行為そのもの。 「行き過ぎ」ということはないんじゃないでしょうか。 通信が微弱で、内容を認知できなかった?! これも真実であるとすると韓国艦は欠陥があると認めざるを得ないですね。。 日本が使用した周波数は、国際VHF(156. 8MHz)と緊急周波数(121. 5MHzおよび243MHz)と3つのチャンネルから呼びかけを行っています。 漂流漁船を捜索していた艦艇が緊急周波数の呼びかけに気付かなかったなんてことがあり得るのでしょうか。。 さらに、韓国の主張として「低空の威嚇飛行があった」という部分とも重ねると、そんな至近距離に来ていたのならむしろなぜ韓国側から通信をしなかったのかも不可解です。 通信士は何をしていたの? あの距離からの通信が受信できないような軍隊って有事のとき大丈夫? となりませんかね。 醜態を晒しているような気もするのですが・・・ 論点のすり替えと謝罪要求?! 年が明けると今度は日本側の低空飛行だと論点をすり替えてきます。 歪曲することを辞めなさい_だけならまだ毅然な態度で真実味が伺えそうなのですが、反撃となると「ん?」となりますよね。 さらにはそれに対し「謝罪」を要求するありさま。。。 お気づきだと思いますが、 日本は「謝罪要求」は一切してません。 誤射や人的ミスもあるでしょうから、抗議と「再発防止」を要求しているに過ぎません。 この辺りに誠実さが垣間見えるような気がします。 反論動画って言いながらオリジナルカットは11秒?! 年明けに韓国から動画が公開されましたが、まさかのおどろおどろしいBGM付き!これを国が出しているというからもうなんかね。。 テロップや音響で盛り上げてますが、 韓国側の映像はたったの11秒に過ぎず、それ以外は年末に防衛省から公開された動画でした。 これを出してどう韓国にとってメリットがあったのでしょうか…多言語の発信という点なのでしょうか? 哨戒機が低空飛行してきたのであれば、それこそ映像を収めておくべきではないんでしょうかね。。。 その他の疑問まとめ 元航空幕僚長のツイート 韓国艦艇が海自対潜哨戒機に火器管制レーダーを照射したことで日本政府が危険だということで韓国に抗議したという。 全く危険ではない。 火器管制レーダーは近年フェーズドアレイ方式で常時ほぼ全周に電波を出し続けている。 だから周辺にいる航空機などには電波照射が行われてしまう。 このツイートは各大手メディアでも取り上げられ、一時は「え?じゃあ日本の過剰反応なの?」という空気も流れましたが、年が明けて田母神さんはご自身のブログでこのように書かれています。 陸自、空自の地対空ミサイル部隊は上空に接近する航空機に対し、自衛隊機、米軍機、民間機を問わず火器管制レーダーを照射して毎日、目標追随訓練を実施している。 しかしミサイルは絶対に飛んでいかないように複数個所で安全装置がかけられているので航空機の飛行安全には全く影響を与えない。 元海自将軍の伊藤俊幸氏が、海軍には2014年に日本、米国、中国、韓国など21か国が採択した海上衝突回避規範 CUES:Code for Unplanned Encounters at Sea というものがあるということを教えてくれた。 これは本土を遠く離れた洋上で行動することが多い海軍が海上において他国の戦艦と遭遇した場合に衝突を避けるために取るべき行動基準を定めた規範である。 各国の海軍参謀長の合意事項である。 その中で 火器管制レーダーの照射は敵対行為とみなされるので、これをやらないということになっているそうだ。 すなわち火器管制レーダーの照射は、それ自体が直ちにミサイル発射につながる危険性はないとしても、相手国を刺激してやがて軍事攻撃を誘発する危険性を有すると締結国が確認しあったということだ。 空自の場合はそれ以外の機体との距離も掴んでいないといけないので、田母神さんの言う空自の運用は理にかなっていますね。 ただ、それはあくまでも空自の話。 海上では別のルールが存在し、やはり今回の照射は「危険な行為」ということです。 CUES違反で追求できないの? 韓国は、上記の田母神氏のブログ内にある「CUES」の明らかな違反ですよね。 しかし、残念ながらCUESは「紳士協定」でしかないのです。 CUESは紳士協定であり、それに拘束されるか否かは基本的には参加国の自発的な意思に拠る。 セドリをしてたんじゃないのって話もあるけど? いろんなジャーナリストが「セドリ」の可能性も示唆していますが、わたし個人としてはこの可能性は低いのでは_と思っています。 それは、日本のEEZ内でわざわざリスク犯すか?という率直な疑問からです。 もちろん可能性は拭いきれないですけどね。。 韓国の軍艦が国旗を掲揚していなかったと聞いたけど? 1月14日放送ので自民党参議院議員の青山繁晴氏がこう発言していました。 元自衛艦で参議院議員の宇都(隆史)さんが質問され、これに対し防衛省から『 見にくいですが、右マストに国旗が掲揚されています。 』と回答がありました。 なぜ北朝鮮の小型漁船の捜索に「韓国艦」が出動してるの? これが不思議なんですよね。 韓国軍艦艇には、漁船救助任務が与えられているのでしょうか? 通常、漁船の救助は、 日本でも韓国でも海上保安庁の任務、軍艦はあくまでも防衛です。 百歩譲って大型船ならまだしも、今回はたった4名の小型漁船。 あまりにも辻褄が合わないので、やっぱり嘘なのでは?と捉えられてしまうんですよね。 海外の反応はどうなの? 問題発生当初からいろいろ調べているのですが、 英字紙ではほとんどニュースになっていません。 The Japan Timesや韓国系の英語メディアでは見受けられますが、BBCやCNNのような現地メディアでの掲載は見つけられませんでした。 1)隠したい事実がある 国連が北朝鮮に対して制裁を課している状況ですから、世界に向けて公表できないような蜜月な関係(いまさらですけどね)があり、海上で何かしらの取り引きがあったとするのであれば、なんとしてでも隠したいと思うでしょう。 2)文在寅政権のメンツを保ちたい 文在寅は韓国大統領ですが、それと同時に韓国軍の最高指揮官でもあります。 今回のレーダー照射は、艦長などの海軍首脳が「照射命令」を出したから行えたことであり、 内部の反乱という側面すら垣間見えます。 つまり、文在寅の最高指揮官としての責任が問われる=軍を統治する 文在寅政権の能力が問われるということです。 今回の件を認めるということは、指揮系統の欠陥や統制力のなさを認めるということになるので、何がなんでもメンツを死守したいというところでしょうか。 解決法はあるの? A. 国連安保理に案件を移す 今後の懸念点としては、「韓国の宣伝活動」ですね。 そう「 プロパガンダ」です。 韓国側が公開した映像を見ていただければ一目瞭然ですね。 過剰な演出(BGM)に加えて、他言語での拡散。 既に宣伝の段階に入ってきているように見受けられます。 のときとまったく同じ道を辿りつつあるのです。 よって、解決手段としては「国際連合安全保障理事会(国連安保理)」に話をもっていくことかと思います。 国連としても制裁を課している側ですから、北朝鮮と韓国との関係は関心事であるはずです。 また、国連の目的に『国際の平和および安全を維持する』ことがあるので、紛争の抑止という点でも理にかなっているかと思います。 まとめ 現状、上述のとおり、残念ながら世界(のマスメディア)は「 小国の」プロパガンダに加担するほどアホじゃありませんし、そもそも興味がないという反応を示しています。 しかしながら日本にとってみれば『そろそろいい加減にしろや』とでも言える状況でしょう。 当事者間だけの実務者協議では埒が明かないことは明白ですので、それであれば国際機関などにエスカレートすることもやむなしかと思います。 アメリカに仲裁を!という声も聞きますが、アメリカはアメリカで「在韓米軍の引き上げのタイミングを見計らっている」とすれば、しばらくは静観の立場を取るのではとも思います。 最後に、わたしが好感をもった菅官房長官の下記発言で締めたいと思います。

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