婦人科系疾患。 婦人科系疾患

龍ケ崎市の婦人科の病院・クリニック(茨城県) 4件 【病院なび】

婦人科系疾患

皆さんは〝食〟への興味はどのくらい持っていらっしゃるのでしょうか。 私は、食べることも料理を作ることも大好きですので〝食〟への興味は大変大きなものです。 日々の診察のなかで患者さんを診ていますと、その体調の悪さは一目瞭然で、普段の食生活が起因していることが多々あります。 「普段の食事はどのような物を食べていますか」と尋ねますと、「何を食べているかということより、食べることに興味がありません」「食べることを忘れていました」などとお答えになる患者さんもいらっしゃいます。 私は、心の中で「信じられない!」と叫んでいました。 また、子供のアレルギーがひどく、根本的に栄養療法で治したいと来院された親子もいました。 普段の食生活は糖質だらけのおやつを買って与えているようで、スナック菓子、クリーム砂糖たっぷりのケーキ、カップラーメンなどが中心です。 この小学生の女の子はすでに肥満でありますし、早い初潮を迎えることになるでしょう。 この先この子の人生においては、肥満と早い初潮は乳がんのリスクになり、アレルギーだけの問題ではないわけです。 アレルギーの大きな原因の1つは糖質過剰の食生活です。 まず糖質を制限していくだけでかなりアレルギーは改善されることを母親に話したところ、「では、どのようなお菓子を買って食べさせたらよいのですか」と……。 がんが発見された患者さんに、少し食生活の質問をしたときでした、その方も糖質の過剰状態でした。 食事のおかずを作るときに、白砂糖をどこにでも入れてしまうようです。 油についても、未だバターよりもマーガリンが優れていると信じておられ、甘いお菓子もたくさん食べている状態でした。 牛乳(人間に不必要なホルモンが入っています)は、骨粗鬆症の予防に毎日飲んでいるとのこと。 この患者さんの診断は乳がんでした。 がんの発症は食事だけが原因ではありませんが、乳がんの場合は食事や汚染物質などの環境上のリスクファクターが80%を占めていて、遺伝的要素が20%を占めていると言われています。 ですから、この患者さんは食事がかなり影響を及ぼしており、食の部分だけを見ますと、乳がんを発症させるリスクの高い食生活であったことは否定できません。 病気治療の一番の薬は食事である。 良い食材を選び糖質制限食を 私は、医師になって診察を始めた頃から「病気治療の一番の薬は食事である」ことを患者さんに言い続けてきました。 最初のうちは、今ほどオーソモレキュラーに基づく栄養療法という治療を用意できてはいませんでしたので、栄養士である母から、幼い頃より知り得た知識や栄養の本を読んで患者さんに伝えていました。 今、幼少の頃を振り返りましても、私の家ではずっと糖質制限食が行われていました。 母は、「日本の栄養学は自分が学んだ頃と大きく進歩していないし大変遅れている」と話していました。 その後私は、ますます食や栄養学に強い興味を持ち、日本の栄養学の落とし穴を埋めるがごとく海外の進んでいる栄養学を学び患者さんの治療にあたっています。 治療の基本は、分子のレベルで考え個々の患者さんの病気、検査データをしっかり見て指導、治療を行います。 実際の治療には、高濃度のビタミンやミネラルの点滴とサプリメントなどを使用して行っています。 しかし、基本は、良い食材を選び日々の食生活が一番大切であるということです。 どんなに高品質のサプリメントを毎日摂っていたとしても、糖質過剰の食事中心でたんぱく質や野菜、そしていい油の摂取の少ない食生活では病気治療に追いつくことはあり得ないのです。 診察室で、学校の保健室で、セミナーや講話の席で私はいつも、「皆さんの口から入ったその物質が、頭のてっぺんから足の先まですべてを作っているのです。 そして、その口から入ったすべての物であなたの病気を作ったのです」と話しています。 このことを、常に頭に留めておいていただきたいと思っています。 がんを含め婦人科系の病気はホルモンが影響を及ぼす 今回は、日本でも増えてきている乳がんをはじめ、女性の食生活のあり方で婦人科系の疾患およびがんの予防をいかにしていくかということについてお話ししたいと思います。 婦人科系の病気は、がんも含めてすべてホルモンが影響を及ぼします。 食事指導や栄養療法を行う上で、一般の採血のデータと同時に必ずホルモンレベル検査が必要になってきます。 このホルモンレベル検査は血液で調べるホルモン量ではありません。 そのホルモンレベルは、血液検査では生物学的に利用可能なホルモンを見ることができないのです。 すなわち、女性が体の中で実際に利用できている組織に運ばれたホルモンの量を見て評価していかなくては意味がないということです。 それを見るためには、唾液による検査が簡易で優れており、また、ホルモンの代謝の状態を把握するのには尿で検査をすることが必要なのです。 婦人科系の疾患を予防そして治療するには、全女性に共通して指導できる肥満予防の食生活の指導と個々の女性において違うホルモンレベルの状態を唾液や尿で検査をして、その結果に対してそれぞれに分子レベルでの栄養療法をします。 このような検査治療は、日本国内ではまだほんの一部の医療機関でしか行われていません。 女性ホルモンは、血液検査で調べて評価しているだけなのが大半で現状です。 海外では、まず唾液の検査をどんどん行っています。 一生摂らないで欲しい油(脂肪)と毎日でも摂って欲しい油 では、実際の食事とがんについてですが、まずは、乳がんを例に挙げてみます。 過去においては、いろいろな研究の報告で脂肪摂取量の多い欧米の女性に乳がんが多く発症し、脂肪摂取量の少ない国の女性では発症率が低いと言われてきました。 そのため、脂肪の摂取量を減らせば乳がんのリスクを減らせると指導もされ、欧米の女性は積極的に脂肪制限をしてきました。 しかし、1990年代後半からの新しい研究では、これらの考え方は批判されてきています。 私も、今までに述べてきましたが、脂肪は脂肪でも一生摂らないで欲しい油(脂肪)と毎日でも摂って欲しい油があり、脂肪を摂ることがすべてがんの発症につながるわけでなく却ってがんの予防や治療に欠かせない油もあるということです。 世界でも地域によってがんの発症率が低い国々は、伝統的な食生活で全粒穀物、豆、野菜、適度な動物性たんぱく質や海草類などを多く摂り、決して脂肪を食べなかったわけではありません。 欧米食ではジャンクフード、精製された穀物、白砂糖、ホルモンたっぷりの牛乳や肉などを多く食べてきました。 しかし、高脂肪食が乳がんのリスクを高めるということで、低脂肪食を取り入れたため却って糖質過剰で肥満は減らず、乳がんのリスクも減ったわけではありません。 動物性の脂肪を制限することはもちろん意味はありますが、単に脂肪食が乳がんの発症率を上げているとは言い切れないということに気がついてきたわけです。 乳がんと食事における重大なリスクは、動物性脂肪の過剰摂取だけでなく、糖質過剰食、食品そのものが農薬、エストロゲン様物質、産業汚染物質などによる汚染があることも決して忘れてはいけないのです。 白砂糖を捨て、夕食は主食抜きでおかず中心の食事を さて、婦人科系の病気の予防、治療には肥満を避ける栄養療法が第一です。 最近ではいろいろな病気と糖質過剰摂取の関係が話題に上がってきていると思います。 一般的には、糖質と言うと糖尿病だけと思っていらっしゃる方がほとんどでしょうか。 しかし、糖質の過剰摂取が糖尿病以外にもたくさんの病気の発症に関係しているということがわかってきています。 がんにおいても例外ではありません。 糖質をたくさん摂ってがんになる? 皆さんにはピンとこないでしょうか。 脂肪細胞の多い肥満の女性は乳がん、卵巣がん、子宮がんのリスクが高まることは知られています。 エストロゲンと脂肪細胞は深い間柄で、エストロゲンは卵巣や副腎から分泌されるだけではなく、テストステロンなどのホルモンからエストロゲンが脂肪細胞でつくり出されますから、脂肪細胞が増えればエストロゲンレベルが上昇します。 閉経後はさらに、脂肪でのエストロゲンへの変換は高まり血液中や乳房組織内に循環します。 エストロゲンでも、悪いエストロゲンの比率が高くなることもわかっています。 ですから、脂肪細胞を体につくり出さなければよいわけです。 脂肪をたくさんつくる原因は、精製された炭水化物と白砂糖です。 糖質を過剰に摂れば、それを打ち消すだけのインスリンが大量に分泌されます。 この分泌されたインスリンの量が脂肪をつくるのです。 さらに、細胞内のインスリン様成長因子が過剰になりますと、エストロゲンと相互作用し合って人間の乳がん細胞の複製率が高くなるリスクが高まります。 がん全体に言えることでもありますが、乳がんの患者さんに〝糖質制限食〟については常に話しています。 海外の勉強会でも、「乳がんの患者さんには砂糖は避けるか極力制限するように」との指導を受けました。 「がん細胞は生き延びるために健康な細胞に比べて3~5倍の糖質を必要とし、高GI値食は閉経後の女性の乳がん発症率を上昇させる」という話を強調されていました。 乳がん以外でも、毎月の月経前の不快な月経前緊張症候群や多嚢胞性卵胞症候群も糖質の過剰で悪化することから症状緩和には、薬やホルモン剤を使用する前に糖質を止めるだけで症状を改善できます。 乳がんを治療するとき、栄養療法でサプリメントや点滴の治療を受けていくことは認識され始めていますが、まだまだ精製された炭水化物と白砂糖の摂り過ぎが問題になり、これらを制限することが同時に大切な治療であるとの認識は低い現状でしょう。 日本ではカロリー重視の栄養学ですが、糖質制限をしっかり行えば、カロリーはある程度摂取しても気にしなくてよいのです。 基本は、白砂糖、白いパン、白米、麺類、スイーツ、精製された穀物を極力控えることです。 糖質制限食を語るだけでも山のように情報はありますが、まずは白砂糖を捨て、特に夕食は主食を抜きおかず中心の食事をスタートしてみてください。 半田えみ先生の記事一覧 がん闘病に必要な食事と栄養.

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月経過多・子宮筋腫・子宮内膜症。婦人科系疾患が不安な女性の味方「旬のよもぎ」の本当の力。

婦人科系疾患

主任医長:小林 浩治 一般婦人科疾患(婦人科良性腫瘍、婦人科感染症、ホルモン異常、思春期など)のうち、良性腫瘍は、クリニカルパスに基づいた入院手術を行い、腹腔鏡下手術を積極的に行っています。 悪性腫瘍(子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌など)は、標準的治療に基づいた診療で、他科、他部門との連携によるチーム医療を行っています。 病診連携、病病連携も積極的に行い、主に良性疾患の治療後は、紹介していただいた診療所にフォローをお願いしており、悪性腫瘍困難手術症例は、当院大腸肛門科や、泌尿器科、形成外科医と手術方法を検討しています。 抗癌剤治療の多くは、患者さんのQOLを考慮して、外来で行っています。 終末期の方で在宅を希望される方には、診療所や訪問看護ステーションと連携して積極的に行っています。 また当院は、日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設にも認定されています。 主な対象疾患 診療内容 子宮筋腫 治療必要と認めたら手術(可能ならば鏡視下手術)、薬物療法 卵巣嚢腫 悪性との鑑別を行った後、必要であれば手術(主に腹腔鏡下) 子宮内膜症 薬物療法、手術(主に腹腔鏡下) 子宮頸癌 若年・子宮頚部限局・小さいサイズであれば、子宮温存可能。 画像診断、内診、組織診に基づき進行期を決定し、手術、放射線照射、抗癌剤治療を組み合わせています。 初期症例においては腹腔鏡下手術も行っています 子宮体癌 若年・高分化型・子宮筋層浸潤無し・遠隔転移無しなら、子宮温存可能。 画像診断、内診、組織診に基づき進行期を決定し、手術、抗癌剤治療を組み合わせています。 初期症例においては腹腔鏡下手術も行っています 卵巣癌 若年・高分化型・片側のみ破綻無し・遠隔転移無しなら、妊孕性温存可能。 画像診断、内診、腹水穿刺細胞診に基づき進行期を決定し、手術、放射線照射、抗癌剤治療を組み合わせています。 手術は必要に応じて、外科、泌尿器科と連携して行います。

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知っておきたい“腹痛(おなかが痛い)”のポイント(II.産婦人科疾患と腹痛):救急小冊子

婦人科系疾患

主任医長:小林 浩治 一般婦人科疾患(婦人科良性腫瘍、婦人科感染症、ホルモン異常、思春期など)のうち、良性腫瘍は、クリニカルパスに基づいた入院手術を行い、腹腔鏡下手術を積極的に行っています。 悪性腫瘍(子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌など)は、標準的治療に基づいた診療で、他科、他部門との連携によるチーム医療を行っています。 病診連携、病病連携も積極的に行い、主に良性疾患の治療後は、紹介していただいた診療所にフォローをお願いしており、悪性腫瘍困難手術症例は、当院大腸肛門科や、泌尿器科、形成外科医と手術方法を検討しています。 抗癌剤治療の多くは、患者さんのQOLを考慮して、外来で行っています。 終末期の方で在宅を希望される方には、診療所や訪問看護ステーションと連携して積極的に行っています。 また当院は、日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設にも認定されています。 主な対象疾患 診療内容 子宮筋腫 治療必要と認めたら手術(可能ならば鏡視下手術)、薬物療法 卵巣嚢腫 悪性との鑑別を行った後、必要であれば手術(主に腹腔鏡下) 子宮内膜症 薬物療法、手術(主に腹腔鏡下) 子宮頸癌 若年・子宮頚部限局・小さいサイズであれば、子宮温存可能。 画像診断、内診、組織診に基づき進行期を決定し、手術、放射線照射、抗癌剤治療を組み合わせています。 初期症例においては腹腔鏡下手術も行っています 子宮体癌 若年・高分化型・子宮筋層浸潤無し・遠隔転移無しなら、子宮温存可能。 画像診断、内診、組織診に基づき進行期を決定し、手術、抗癌剤治療を組み合わせています。 初期症例においては腹腔鏡下手術も行っています 卵巣癌 若年・高分化型・片側のみ破綻無し・遠隔転移無しなら、妊孕性温存可能。 画像診断、内診、腹水穿刺細胞診に基づき進行期を決定し、手術、放射線照射、抗癌剤治療を組み合わせています。 手術は必要に応じて、外科、泌尿器科と連携して行います。

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