万一、使い始める前に傷がある場合は、そこから水が染み込んで水漏れが生じたり、火にかけた時に熱で破損したりと、思いがけない不具合に繋がります。
1時間~2時間ほど放置します。
また、熱くなった土鍋を急激に冷やしたり、水に浸したりするとヒビが入ったり、割れてしまうこともありますので注意です。
定番の鍋ものはもちろん、おでんや煮込みうどんまで、様々なお料理に活躍してくれる土鍋。
この「目」を塞がずにそのまま使うと、細かい目から水分などが入りこんで匂いが染みついて取れなくなったり、弱くなった部分から亀裂が入るなど、様々なトラブルのもとになります。 火を止めたら器をそのままの状態で冷まします。 沸騰してきたら塩をひとつまみ入れ2時間ほどお粥を炊きましょう。
13目止めは土鍋の使い始めに欠かすことのできない大切な儀式のようなものだと言えます。 風通しの良い場所で天日干ししましょう。
外側が濡れている状態で火にかけると割れる 目止めを始める時に、時間がないからといって、外側が濡れている状態で火にかけると土鍋が割れることがありますので、火にかける際は濡れてないかチェック。
お粥を炊くことで米のでんぷん質が土鍋の細かい気孔を埋め、水漏れを防ぎます。
お米のとぎ汁をお鍋の中の器がかぶるくらい入れます。
目止めをせずに使い始めると、土鍋の土の匂いが溶け出して料理に移ってしまったり、逆に色や匂いの強い料理をつくるとその色や匂いが土鍋に染みついてしまい、ほかの用途に使えなくなってしまうことがあります。 最近はIH対応のものや炒め物等の油料理にも使えるものなど機能的な製品も多いです。
16この作業が「目止め」です。
またお米からお粥を作ると、お粥が糊状になるまでに時間がかかり、水が土鍋に浸透して水漏れ・ヒビ割れの原因になります。
ちなみに、鍋の内側はというと釉薬が塗ってあるので一見大丈夫そうですがそうでもないんです。
陶器と磁器の違いを生活のなかで意識することはあまり無いかもしれませんが、それぞれ扱い方や特性が大きく異なるので、ここで整理しておきましょう。
素焼きの植木鉢に水をかけたら乾くのにしばらく時間がかかるのと同じです。 土鍋に水をあげ、器としての命を吹き込むようなイメージで優しく洗いましょう。
おかゆの目止めでの注意点 おかゆで目止めを行う際、水を沸騰させてからごはんを入れるのではなく、必ず火にかける前にごはんと水を入れてから行ってください。 陶器や土鍋は目が粗いので、コーヒーや紅茶、油ものなど熱々の飲み物や料理をいきなり乾燥した陶器に注ぐと水分や油分が染み込んでしまいます。
目止めの「お粥炊き」手順• 付属の説明書に従いましょう。
土鍋が十分に冷めてからお粥を取り出し土鍋を水洗いします。
米のとぎ汁では濃度が低いので、必ず「残りごはん」でお粥を炊いてください。
陶器の場合は大きな鍋に目止めしたい陶器を入れ、米のとぎ汁をかぶるくらい入れます。
土鍋に水を8分目まで入れ、片栗粉を大さじ2杯入れます。
器が冷めたら中身を捨てて器を水洗いします。
水やお湯に浸けておくというシンプルな方法は、手間はかかりますがどんな器にも優しい目止めの方法です。
ここで内部に水分が残っていると、火にかけた時にヒビが入る可能性があります。 熱い料理を盛り付けるときはお湯に、冷たい料理を盛り付けるときは水に陶器を浸けておきます。
目止めをして、土鍋を長く使おう 目止めは少し手間がかかりますが、土鍋を長く使うために欠かせない作業です。
粗い目に食材が入りこむことで変色やにおい移りが起こるため、使い初めに目止めをする必要があります。
土をこすり、削り取ってしまうクレンザーのような研磨剤は、土鍋表面に傷を付け、水が染み込む原因を作ってしまいます。
土鍋をよく水洗いして水分を拭き取り、水を含みやすい底面を上にして自然乾燥させます。 ざっと混ぜてご飯をほぐし、吹きこぼれのないよう弱火でゆっくりと炊き込んでください。 土鍋は目止めをした後でも少なからず水分を吸い込みます。
20通常の土鍋の胴の部分は釉薬(ゆうやく、うわぐすり)が塗ってあるので耐水性があるのですが、土鍋の底の部分は火に当てるということもあって 素焼きのままなんです。 手順は 1. 【振込先】 三菱UFJ銀行 津支店 当座 0062925 ナガタニセイトウ(カ 銀行振込(百五銀行) 振込手数料はお客さま負担でお願いいたします。
温かみのあるぽってりとした質感が特徴です。
以上が、「目止め」の手順です。
布巾などで水気をふき取り、そのまま自然乾燥で完全に乾いてから収納します。