関西から2人で上京してきたAとBだ。 「間髪をいれず」、正しい漢字表記とは 元々は「間髪を容れず」 「間髪をいれず」は「入れず」と「容れず」のどちらの漢字表記を用いるべきかしばしば議論になるものです。
4間髪をいれずに否定する様は、逆に怪しく思えてならない。 たとえば、「間髪をいれずに答えた」は「He immediately answered the question. 公的な書類でな常用漢字表に載っている「入れず」や平仮名の「いれず」を使うと覚えておきましょう。
すごく大ざっぱな言い方ではありますが、「国学者は正しい日本語を追及し、言語学者は日本語の変化を面白がる」と誰かがおっしゃっていたのは、ある程度、的を射ていると思います。
Aは普段からボケることが多いのだが、 そこにBが間髪を容れずにツッコむ。
そのため、 名詞としての「間髪」という熟語も存在しません。
ただし、「容れず」が常用漢字表に載っていないので、公的な書類などには、常用漢字表に載っている「入れず」や平仮名の「いれず」を使うようにしましょう。
語源の前に、少しだけ「説話(せつわ)」の説明をしますね。
2人の会話のテンポが絶妙で、すごいなと感心してしまう。
「青空文庫」で検索すると、海野十三の小説で「かんぱつ」のルビを振ったものがいくつか見られます(もっとも昭和初期の発表時からそうなっていたかどうかは未確認ですが)。
わたしは、「ある語が、現在、どういう意味で使われているかは、語源とは別の問題だ」という言語学系の立場(日本語に対する観点が、という話です)の人間ですから、現代の日本で「間髪」が「かんぱつ」という読みで普通に使われている以上、わたし自身もそのように使っていこうと思いますし、その読みが「誤り」だとも思いません。
2「間髪を入れず」の読み方 「間髪を入れず」の「間髪」は「かんぱつ」と読むのではなく、「かんはつ」と読むのが正しい読み方です。
新聞では普通ルビは振らない語ですが、総ルビが原則の「毎日小学生新聞」でもつい最近、原稿に「かんぱつ」と出てきて直しました。
間髪を入れずに: 少しの間もおかないですぐにという意味 「間髪を入れずに」の意味を詳しく 「間髪を入れずに」は、 少しの間もおかないで、すぐにという意味です。
出ない。
漢文の語源は正しさの根拠でなく、もっぱら使われている表現と意味が正式な辞書に掲載されます。
其の出づる出でざるは、間に髪を容れずとは、間に髪の毛1本も入れる余地がないことを意味しており、これが転じて、少しの時間も置かないことの意味で使われるようになりました。
黒の少考、ノータイムの白、という応酬が黒9まで続いた」 趙とは、囲碁の25世本因坊・趙治勲で、2008年の坂井秀至七段との対局の様子を綴った某紙の観戦記である。
「本来は」というところが現状の「かんぱつ」の広がりをうかがわせます。
常用漢字とは、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として、内閣告示の常用漢字表で示された日本語の漢字のことです。 。
9出ようにも、【その隙間は髪の毛一本も入らないほどです】」(『説苑』正諌より) この故事の【 】でくくった部分の中国語原文は『間不容髪』、つまり、「間(隙間)には、髪を容れることもできない」ということで、空間的に非常に狭いことを言った。
どうにも気になるので、『日本国語大辞典 第二版』を引いてみました。
「きら星」と似ているが… 似たような慣用句に「綺羅(きら)星のごとく」があります。
それが日本語に定着する中で、「少しの時間も置かない」ことを言うようになったと考えられる。
「間髪をいれず」の使い方と例文 「間髪をいれずに話す」などと使う 「間髪をいれず」は「即座に」「少しの時間も置かずに」という意味で、「間髪をいれずに」として副詞的に使うことが多いです。 それも、本来誤りであることを前提にして「間」のところにある「間(かん)髪(はつ)を容れず」へと誘導するための仕掛けとして見出し語にしているとも思えます。
この「瞬間的に反応する」というニュアンスは、「間髪をいれず」の「即座に」という意味に通じるものがあります。 そもそも、「間髪をいれず」の語源とされる『説苑』では「間不容髪」の表記が用いられていました。
「かんぱつ」と読むのは間違い! 漢字は2種類あります。
原文を考えると、間髪という熟語は存在しないことがわかります。
「間を置かずに」や「隙間なく」といった意味で「間髪」を流用する例もあるようですが、そもそも「間髪」という熟語は存在しないため、意味をなさない表現となります。
in the next breath すぐさま、間髪をいれず まとめ 「間髪をいれず」とは「間に髪の毛一本入る隙もない」という意味で、転じて「すぐさま、即座に」などの意味で用いられる慣用表現です。
17なるほど……。 事が非常に切迫して、少しもゆとりのないことにいう。
「間髪を容れず」の意味 「間髪を容れず」とは 「間髪を容れず」とは、 少しの時間も置かないことを意味しています。
気が短い部長の問いには間髪をいれずに答える必要がある。
学校が終わった後、 間髪を容れず帰る。
二つ目の「間髪を容れず」を使った分かりやすい例としては、「間髪を容れずに突っ込みを言う」「彼は間髪を容れずに正確に答えました」「間髪を容れず持っている武器を振り下ろす」などがあります。 こちらの例文も、「すぐに、即座に」という意味で「間髪を入れず」が使われています。
41パーセント、間違った意味「腹を立てている様子」で使う人が70. 上記の例文のように、「間髪」は「間髪を容れずに」という表現で使われます。 辞書でも、多少の変化があります。
他にも 「間髪をいれずに~する」の言い回しで使うことができます。
「間髪をいれずに」は、本来は「容れずに」が正しい表記ですが、「入れずに」と表記しても間違いではないので、どちらか使いやすい方を使いましょう。
すぐに、すぐさま、間を置かないで、という意味の慣用句です。
「王の行為は、糸に千鈞もの重りをつけ、際限なく高いところから計り知れないほどに深い淵に吊り下げるようなものです。
だから、例えば広辞苑が「かんぱつ」という独立した語を認めたと解するのはいささか早計といえるかもしれません。
「間髪をいれず」というひとつの慣用表現として覚えておきましょう。
急行が停まる大きめな駅に隣接しているカフェなので、 通勤前の人たちが、間髪を容れずに来店するから平日の朝は特に大変なことになる。
副詞として使います。