「団円(まるい、うまくおさまる)」 {名}円形のかたまり。 表現方法は「大団円を迎える」「大団円で終わる」「大団円で終わった」 日常の出来事を演劇や小説のように比喩して「大団円を迎える」「大団円で終わる」などと表現することもあります。
言い換えると、 「ラストの段階で、話がめでたく収まる」、あるいは 「欠けることなく完全な状態で終わりを迎えること」と言えます。
「団円」には「まるいこと」や「円満であるさま」で、それが転じて「欠けることなく終わること」「めでたい結末を迎えること」と意味となりました。
(出典:デジタル大辞泉) ・ 終幕(しゅうまく) 意味:演劇の最後の一幕。
「団円」が発展して、演劇や小説などで、めでたく収まる最後の結末を「大団円」と呼ぶようになりました。 「大団円」の読み方 簡単な漢字の集まりである「大団円」と言う言葉。 このことから、「団円」は何も欠けている部分がなく完全に終わること、物事がすべて丸く収まることという意味としても使われるようになりました。
3まるいさま。 ・ガラスの靴がシンデレラの足にぴったりとおさまり、王子様と結ばれることで大団円になる。
「最終のこと」という意味での反対語 「大団円」の「最終のこと」という意味での反対語には、最終の反対の意味である最初を表す「開幕」「プロローグ」があります。
ストーリーが終わった後ではなく、結末部分の場面を指す言葉です。
大団円となる 「大団円となる」という使い方は、「経験も実力もある君が新米の彼と交代して修正作業に入ることで大円団となるはずだ」「私の苦しい営業も、この契約を取ることで大団円となるようにしたい」などがあります。
「団円」に「大」をプラスすることで、欠けることがなく良い結末を迎えることを強調する言葉になったといわれています。 小説や映画などの終わりに用いる。 「大団円」の意味 「大団円」とは、「小説・事件・芝居・演劇などの最後の場面のこと。
14完全に解決する」という意味になりました。
「大団円」は、最終のこと・めでたく収まる、という意味から、以下の類語があり、その言葉に伴う反対語も存在します。
間違って使っている人は 「大団円」と勘違いして覚えてしまっていると考えられますが、国語辞典にもない言葉ですので使わないようにしましょう。
欠けた所がないさま。
円形である。 大円団の団の字を使った別の言葉としては、団体を構成する人を意味する「団員」、多くの人が共通のために一つにまとまることを意味する「団結」、ある目的のために人々が集まって一つのまとまりとなったものを意味する「団体」などがあります。 「大切り」「大詰め」との違いは、めでたい、良い形で、というニュアンスが入ってくることでしょう。
12(出典:アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』) ・考えてもみてくれ、ワトスン、とうとうわたしは、ブロンドの女をめぐる色々な事件を結びつける謎の絆をたぐりだしたんだよ。 英語では「happy ending」となる。
最終のことという意味の反対語に「開幕」「プロローグ」• 「大団円」の使い方 大団円という言葉は、物語などが完全に終結したうえでハッピーエンドだと解されるケースにおいて使われる言葉と言えます。
でも、いざ読もうとすると何と読んでいいのか、一瞬悩んでしまいます。
主に演劇や舞台、または小説などが完全に終わり、結末が微笑ましいことを表現するときに好んで使われる言葉です。
ただ、あまり頻繁に出くわす言葉ではないため、いざ使おうとすると具体的にどのように使っていいものか、不安になってしまいます。
驚き呆あきれ、そしてついには 大団円を見て、手を叩いて笑うのかもしれない。
「大団円」は続きがある場合は不適 「大団円」は本当にすべてが解決し、終わる場面でのみ使うことができます。
「大団円」の意味を知りましょう 「大団円」の由来 「大団円」の由来は、丸いことを指す団円にあります。
特に終結していないケースに関しては見極めが重要なので、大団円という言葉の使い方においてはしっかりと覚えておきましょう。 フィナーレ:交響曲、オペラ、演劇などの最後の幕のこと。
物事に結末がつくこと。 この意でもポジティブな意味で使います。
しかし、「大団円」ではとくに「結末が円満であること」を指すため、読み手や観客が「めでたし、めでたし」と感じることが特徴となります。
(出典:中島らも『今夜、すべてのバーで』) ・いったい俺は本当にああいう 大団円を望んでいただろうか?いったい俺は彼女と別れることが出来るだろうか? (出典:ツルゲーネフ/米川正夫訳『片恋・ファウスト』) ・こうして三銃士の死をそれぞれ劇的に描いて、本篇は 大団円となるのである。
「大団円」の由来 「円」も「団」も丸いものを指しており、「団円」という言葉で丸い円のことを意味します。
「大団円」は英語で「a fairy-tale ending」 ハッピーエンドの結末を迎える劇や小説、またはものごとが円満に終わることを英語で「a fairy-tale ending(フェアリー・テール・エンディング)」と言います。
11「大円団」は、 「大団円」を間違えて使っている言葉となります。 また「破局」はハッピーエンドではない終幕を表現し、「悲壮」や「無残」は「大団円」の意味に含まれる「円満であること」の反対を指す言葉であるため、これらも反対語として解釈できると考えられます。
「大円団」とは、 「大団円」の間違いで使われることが多い言葉です。
「大円団」は誤字ですので使わないように気をつけてください。
(出典:デジタル大辞泉) ・ フィナーレ 意味: 演劇などの最後の幕。
大円団の例文. 「最終のこと」「めでたく収まる」という類語も含め、「大団円」の意味や使い方を理解しましょう。 すべてがめでたく収まる最後の局面・結末」という意味です。
大団円の円の字を使った別の言葉としては、物事が滞らないですらすら運ぶことを意味する「円滑」、物事の様子や人柄が調和が取れて穏やかなことを意味する「円満」、全て欠けることなく備わっていることを意味する「円満具足」などがあります。
円は欠けた部分がなく美しい形をしているため「欠けることなく終わる」という意味から、すべて丸く収まり、良い結末を迎える「団円」という言葉が生まれました。
「フィナーレ」や「終曲」というニュアンスが強い言葉ですが、加えて「ハッピーエンド」ではなく「バッドエンド」の時はあまり使われません。
例文には「地方大会が開幕した」「その日その日を人生のプロローグだと思って生きる」などがあります。