遺族基礎年金の受給要件(亡くなった方についての要件)• この場合、保険料免除期間については保険料を納付した期間としてみなされます。 また、次のいずれかに該当する妻が受け取る遺族厚生年金(注)には、40歳から65歳になるまでの間、中高齢寡婦加算として年額58万5700円(2021年度の額)が加算されます。
付加保険料を納めた月数が36月以上ある場合は、死亡一時金の額に8,500円が加算されます。 国民年金保険料の納付済期間が36カ月以上ある• 【子どものいるご夫婦】 会社員など第2号被保険者である妻が亡くなった場合• 夫と同じく、遺族厚生年金の支給開始は60歳からとなり、55歳から60歳を迎えるまでは支給されません。
出典)日本年金機構の遺族年金ガイドより 遺族年金を申請する方法 遺族基礎年金・遺族厚生年金を受け取るためには、年金の請求手続きが必要です。
ただし、亡くなった人が国民年金に加入していたからといって、誰でも遺族基礎年金を受給できるわけではありません。
(同じ順位にあるものが複数いる場合は平等に分けます) 夫も、55歳以上という年齢制限があります。
遺族基礎年金の受給要件は 国民年金の被保険者、または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡し、死亡日の前日において保険料納付要件を満たしていることが遺族基礎年金の受給要件となります。
老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていた この4つのうち、いずれかを満たすことが必要です。
つまり、支給事由の異なる年金(遺族年金と老齢年金など)は併給できないのが原則となります。
また、遺された家族のために、保険料を納めておくこと、納付自体が難しい場合は免除制度を活用するなど、滞納期間とならない対応も重要です。
長期要件は「年金の受給資格期間が25年以上」で、その他の要件は短期要件です。
孫(18歳となった以後の年度の末日まで)• いくらもらえるか を把握したくても、仕組みが複雑でなかなかわかりにくいのが実際のところです。 2、遺族基礎年金を受け取るための要件 (1)亡くなった方の要件 まず、亡くなった方が、• 順位が上の遺族が受給した場合は、他の遺族は受給できません。 2021年4月分からは、次のように規定されています。
51階部分は国民年金、2階部分が厚生年金となっており、3階部分は企業や個人が準備する私的年金となります。 (2)2026年4月1日前の場合は死亡日に65歳未満であれば、死亡日の前日において、死亡日の属する月の前々月までの1年間の保険料を納付しなければならない期間のうちに滞納がないこと。
相続を放棄したからといって受けられなくなることはありません。
999で計算 *原則は1の式。
遺族年金は、死亡した方の職業に関係なく受けられる「遺族基礎年金」と、死亡した方がサラリーマンや公務員であった場合に受けられる「遺族厚生年金」があります。
寡婦年金• また、遺族厚生年金を受給する妻が所定の要件を満たす場合、「中高齢寡婦加算」や「経過的寡婦加算」が適用されて受給額が増加します。
10【子どものいないご夫婦】 会社員など第2号被保険者である夫が亡くなった場合 30歳以上40歳未満で子どもがいない妻 遺族厚生年金を生涯にわたり受給できます。
他の公的年金を受給している場合は年金証書• 短期要件・長期要件は以下の5点です。
死亡診断書のコピー、請求者の金融機関の通帳(口座番号がわかるもの)• つまり、配偶者への支給が優先されるわけです。
遺族基礎年金は、夫(妻)が亡くなった後に残された妻(夫)と子のためのいわば「養育費」です。
国民年金に加入中であった• 日本は「国民皆年金」であるため、所定の要件を満たす人は原則として公的年金制度に加入しなければなりません。 しかし、相談事例としてはいずれか満たしていない場合の例外的取り扱いの有無についてです。
1子(障害を有さない)が 18歳年度末を過ぎると子のある配偶者ではなくなるとみなされ、遺族基礎年金は失権します。
遺族年金は と 保険料納付要件を満たした人が死亡したときに、一定の要件を満たした遺族に対して支給されます。
全体像を図で示すと以下のようになります。
こちらも読まれています 子どもがいない夫婦の夫が亡くなると、相続財産は自動的にすべて妻のものになるのでしょうか?答えはノーです。
遺族年金といっても、これらのように様々なケースがありますので、それぞれについて分かりやすく解説いたします。 これは遺族補償年金と遺族厚生年金の二重給付によって本来の賃金を超えてしまうことを防ぐためです。
11すなわち、 65歳以降にお亡くなりになった場合は特例の適用はないという理解です。
)、会社員等の配偶者、無職の人など、誰もが加入する必要がある年金制度です。
祖父母 遺族年金の長期要件と短期要件 遺族基礎年金と遺族厚生年金の要件には、短期要件と長期要件があり、両方を満たす場合は 短期要件が優先されます。
また、寡婦年金と死亡一時金の両方を受け取れる状況の場合は、どちらかひとつを選択しなければなりません。
「遺族補償年金を受け取る資格を持つ人がいない」とは、亡くなった人とだれも生計を同じくしていなかったということです。 。 遺族年金の受給例 18歳未満の子のある夫婦の遺族年金について、いくつか例を挙げて解説します。
死亡日の前日において、死亡した人の第1号被保険者としての保険料納付済期間と保険料免除期間が合計3年(36月)以上• ・第3号被保険者:第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者を第3号被保険者といいます。
18歳到達年度の3月31日を超えた 年齢に関する制限に引っかかっている 遺族厚生年金は対象者が幅広いですが、 各遺族に対して年齢に関する制限があります。
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また、遺族基礎年金と同様に保険料を滞納していない人に限られます。
ただし、子どものいない30歳未満の妻は、遺族厚生年金の受給期間が5年間となります。 平均標準報酬月額には賞与が含まれませんが、平均標準報酬額には賞与を月額で割った金額が含まれるという違いがあります。 5年以内に退職や廃業などで850万円未満になる方も含まれます。
19遺族基礎年金の受給資格を解説 では、亡くなった人が自営業者であれば遺族基礎年金を受給できるのかというと、そうではありません。
亡くなった場合や、再婚や養子縁組によって新しく生計を維持する方が現れることで受給権を失います。
例えば、遺族基礎年金を受けていた妻が子の成長などにより遺族基礎年金の受給要件を満たさなくなり、60歳になった際に寡婦年金を受けることは可能です。
たとえ会社員でも、パートやアルバイトで厚生年金に加入していない人は対象とはなりません。
「生計維持関係」とは、• 配偶者と別居し生計が別となった また、 配偶者に受給権がないまたは失うケースとしては、配偶者が結婚するまたは死亡するという状況が挙げられます。
19被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき• 遺族基礎年金の受給開始時は18歳未満だった子どもが成長し、18歳到達年度の末日を迎えると、遺族基礎年金の支給対象ではなくなります。 ・子どもがいない(遺族基礎年金を受給していない)場合は、遺族厚生年金の受給権を得た日から5年を経過したとき ・子どもがいる(遺族基礎年金と遺族厚生年金の受給権を得ている)妻が30歳になる前に遺族基礎年金の受給権を失った場合、遺族基礎年金の受給権を失った日から5年を経過したとき 30歳以上の妻は、遺族厚生年金の受給権を得ると、失権事由(詳しくは後述します)に該当しない限り、遺族厚生年金を一生涯受給することができます。
遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があり、それぞれ受給対象・受給要件などは異なります。
子の加算額は第1子・第2子にはそれぞれ22万4,900円、第3子以降にはそれぞれ7万5,000円加算されます(2020年4月以降)。
次の 3つの要件を満たす必要があります。