日本は他国と比較してみても小さい国ではありますが、梅雨入りと梅雨明けは地域によって異なります。 2021年は、全国で最も早い5月5日で梅雨入りとなり、平年と比べ沖縄で5日・奄美で7日早い梅雨入りとなりました。
11都道府県庁所在地で調べた、降水量が多い(上表)、日照時間が少ない都道府県庁所在地(下表)(6月27日~7月16日までの20日間、平年との差による順位、著者作成) そろそろ梅雨明けの頃ですが 今シーズン、梅雨が明けているのは沖縄だけ。 今年は豪雨による災害のない年になることを願っています。
過去68年間の九州地方北部において、梅雨の期間が一番長かったのは1954年のこと。
そのため、緯度が高い地域に位置している福岡市や 下関市、大分県などに比べて、 九州の南側や 西側は 降水量が多くなります。
奄美、沖縄の梅雨入り 去年の2020年では、沖縄で5月16日・奄美で17日とほぼ同時期の梅雨入りを迎え、平年と比べ5日~6日遅い梅雨入りとなりました。
早い梅雨入り 「偏西風」と「太平洋高気圧の位置」が影響 九州南部でも今月11日、過去2番目に早い梅雨入りとなるなど、ことしは、西日本の各地で平年より大幅に早く梅雨入りが判断されています。
7月下旬には九州北部・四国・中国・近畿地方に続き、東海・関東甲信地方でも平年より11日間遅く、昨年より8日遅い梅雨明けが発表されました。
27日夕方までの24時間雨量は、いずれも多い所で福岡県・佐賀県ともに150ミリと予想されていて河川の増水や氾濫に注意必要です。
ここ数年、九州北部では豪雨災害が続いています。
佐賀県• 26日午後11時現在、福岡・佐賀両県内に警報は出ていませんが、土砂災害などに警戒が必要です。 5月11日に、 九州南部でも平年より19日早い梅雨入りを迎え、九州南部では1956年に次ぐ統計史上2番目に早い梅雨入りとなり、15日に気象台から 九州北部・中国・四国地方で梅雨入りの発表があり、九州北部では平年より20日、中国地方では平年より22日も早い梅雨入りとなります。
令和元年の梅雨明けは 饒村曜 じめじめと蒸し暑く、 雨が続く梅雨の時期はいやなものですが、 農作物にとっては恵みの雨になり、 雨が降らなければ水不足にもなります。
東北・北陸の梅雨明け 去年の2020年は、南部で平年より8日遅い8月2日となり、北部では梅雨明けを明確に特定できる時期が無かったことから未発表となりました。
梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
東北・北陸では平年並みか少し早いと予想されています。
2018年:7月9日ごろ 出典元: 平年は7月19日ですが、 ここ3年は平年よりも早く梅雨明けしています。
梅雨明けも同様で、その反対になります。
平年:6月5日ごろ• 図の中央に日本列島があり、夏の高気圧=太平洋高気圧に覆われる沖縄はこの先も猛暑が続く見通しです。
2021年 九州南部の梅雨入り時期を予想! 次に2021年の九州地方南部の梅雨入りについて大予想しちゃいましょう! 九州地方南部に含まれるのは鹿児島県まるごとと、熊本県と宮崎県の南部。
2021年の九州南部の梅雨明け時期は? 一方、2021年の九州南部の梅雨明けの時期ですが、 梅雨入りと同様に気象庁のデータをもとに考えてみますと、 最も早い梅雨明けは1955年の6月24日頃で、 最も遅い梅雨明けは1957年の8月8日頃でした。
近年、活動が活発な前線の影響で災害級の大雨が多くなる傾向にあり、去年の「令和2年7月豪雨」では、河川が氾濫するなど多くの被害をもたらしました。
2021年の梅雨入り概況 5月5日に、気象台は 沖縄地方・奄美地方で梅雨入りしたとみられると発表され、全国で一番早い梅雨入りとなり、平年と比べ沖縄地方では5日早く、奄美地方では7日早い梅雨入りとなりました。
ちなみに、九州地方南部の梅雨入りには大きな影響を及ぼさなかったエルニーニョ現象ですが、梅雨明けには影響大! 気象庁の調査によるとエルニーニョ現象が発生した年の九州南部の梅雨明けは、46%の確率で遅くなる傾向となっています。 四国地方では、統計史上最も早い梅雨入りとなりました。
大分県• 天候の予想というのは、• 九州地方南部のデータにおいて、もっとも梅雨入りが早かったのは1956年の5月1日ごろ。 北部よりも少し長いと思っておくと良いでしょう。
身のまわりにどのような災害のリスクがあるのか、ハザードマップを見ていざというときの避難先を検討するなど改めて備えを確認してください。
全地域の一覧• 関東甲信、東海の梅雨明け 去年の2020年は、関東甲信・東海ともに平年より11日遅い8月1日、8月に梅雨明けは関東甲信で13年ぶり、東海では11年ぶりとなり、統計史上でも遅めの梅雨明けとなりました。
令和2年7月豪雨では、降り始めからの総雨量が1,000mmを超えた所が多く出たことによって、甚大な被害をもたらしました。
5ミリ、鹿児島県の伊佐市大口で37ミリなどとところにより非常に激しい雨を観測しています。
梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
九州北部地方は、27日の朝にかけて、ところにより非常に激しい雨が降り大雨になる恐れがあります。
この資料に掲載した期日は、移り変わりの期間の概ね中日を示しています。