丁寧な作りで洗礼されたその美しさは、日本人の手のなせる最高の技であり、これからも日本の伝統文化と深い関わりを持ちながら、人々の生活に潤いと安らぎを与えてくれることでしょう。 指定年月日:平成21年4月28日• 産地組合名:羽越しな布振興協議会、さんぽく生業の里企業組合、雷しなばた保存会• 産地組合名:十日町織物工業協同組合• 承認される工芸品の特徴は、 ・長い歴史があること ・日常生活で使用されていること ・熟練の技術で作られていること ・主要部分が手作業で作られていること があげられます。
15(1)主として日常生活の中で使われているものであること。 活性化事業 活性化事業のイメージとしては、国内外の見本市出展などを通して伝統的工芸品産業の活性化を促す事業です。
現在、全国で230品目が「伝統的工芸品」として指定されており、東京の伝統工芸品(計41品目)は、17品目(下記)が国の「伝統的工芸品」として指定されています。
伝統的な技術技法により製造されていること• 越谷張子だるま 色が白く、鼻がやや高い上品で優しい顔立ちが特徴。
宮島焼(みやじまやき)• 産地組合名:十日町織物工業協同組合• 兵庫県では、平成4年度に兵庫県伝統的工芸品指定制度を創設し、このような工芸品の振興を図っています。
その歴史は古く、和銅年間にまで遡ると言われています。
主な生産地:小千谷市、長岡市、十日町市• 現在、常滑焼の伝統工芸士は24名登録されています。
鳩車は、素朴な民芸品として有名。
【産地組合】 秋山木工品加工組合 〒949-8321 下水内郡栄村大字堺18165 TEL 0257-67-2210(FAX兼) 桐下駄(主要産地/下水内郡栄村)(昭和58年10月13日指定) 栄村は、北越桐の産地として名高く、桐は品質が良く、特に下駄、たんす板等に適している。
主な生産地:村上市• 熊谷染(友禅) 荒川の伏流水である星川を中心に発展した模様染の一種。 幕府では、職人政策を進め、名工と言われる人達を京都から招き、職人町を作るなどして、優れた職人の育成に努めました。 伝統的に使用されてきた原材料を用いること。
関連項目 [ ]• 製品の一つ一つが人の手に触れる工程を経るので、人間工学的にも妥当な寸法や形状となりますし、安全性も備えています。 主な製品:仏壇• 「押し型成形」…石膏型により盆栽鉢、置物などが作られます。
2 東京都の伝統マーク このマークは、「東京都指定伝統工芸品」について、都の紋章と伝統工芸の頭文字の「伝」をあしらったもので、検査に合格した製品に貼られています。
主な生産地:長岡市• 長板を使用した型染技法で、伝統的な藍一色で染めるのが特徴。
個々の企業だけでなく、産地全体の自信と責任に裏付けられた信頼性があります。
100年以上前から今日まで続いている伝統的な技術や技法で作られたものです。 染色・織物• 【産地組合】 栄村つぐら振興会 〒389-2703長野県下水内郡栄村大字堺8054 TEL 080-9525-4657 信州からまつ家具(主要産地/松本市 他)(平成26年11月27日指定) 昭和34年頃から、長野県工業試験場におけるカラマツ材の脱脂・加工技術の研究成果をもとに、長野県家具工業会によるからまつ家具の製造が始まった。 主な製品:膳、茶びつ、箸• 陶土には鉄分の多い地元の粘土等を使用し、灰、白土、銅など天然素材で調合した釉薬を二重掛けすることで、素朴な造形・風合いと独特な青緑色の光沢を出している。
9一定の地域で産地を形成 一定の地域で、ある程度の規模の製造者があり、地域産業として成立していることが必要です。 江戸時代初期は、徳川幕府による幕藩体制の確立の時代であり、工芸技術の多くは、当時の先進地であった京都から移入されました。
指定年月日:昭和55年10月16日• 産地として一定の規模を有すること。
ちしま笹は弾力性が強いので実用品に、篶竹は節の間隔が長いので装飾用に優れている。
(3)伝統的な技術又は技法が守られていること。
主な生産地:三条市、燕市、新潟市• 「武州唐棧」は館山の唐棧織と組み合わせたもの。 明確な定義はないのですが、各都道府県や自治体が「伝統工芸品」である、と認めたものは伝統工芸品です。
小川和紙(細川紙) ユネスコ無形文化遺産のひとつで、小川町と東秩父村に伝承される、未晒しの楮を原料とした伝統的な手漉き和紙。
主な製品:着物地• 主として日常生活で使われるもの 冠婚葬祭や節句などのように、一生あるいは年に数回の行事でも、生活に密着し一般家庭で使われる場合は、「日常生活」に含みます。
天然の稲わらの暖かさを活かし、手作業で丁寧に編み込む「猫つぐら」は、ペットブームと相まって需要が増大している。
【産地組合】 飯田水引協同組合 〒395-0003長野県飯田市座光寺3349-1 TEL 0265-22-3363 FAX 0265-22-3369 松代焼(まつしろやき)(主要産地/長野市)(平成26年11月27日指定) 約200年前に、松代藩の奨励により松代地域を中心に盛んに生産された。 秩父銘仙 「ほぐし捺染」技術による大胆で華やかなデザインで大正時代から昭和初期にかけて女性たちに人気を博した織物。 「的」とは、「工芸品の特長となっている原材料や技術・技法の主要な部分が今日まで継承されていて、さらに、その持ち味を維持しながらも、産業環境に適するように改良を加えたり、時代の需要に即した製品作りがされている工芸品」という意味です。
20北海道 (2品目) 二風谷 にぶたにイタ、二風谷アットゥシ(「シ」は小文字) 青森県 (1品目 ) 津軽塗 つがるぬり 岩手県 (4品目 ) 、岩谷堂箪笥、 秀衡塗 ひでひらぬり、 浄法寺塗 じょうぼうじぬり 宮城県 (4品目 ) 、 雄勝硯 おがつすずり、鳴子漆器、仙台箪笥 秋田県 (4品目 ) 樺細工 かばざいく、 川連漆器 かわつらしっき、 、 秋田杉桶樽 あきたすぎおけたる 山形県 (5品目 ) 山形鋳物 やまがたいもの、 置賜紬 おいたまつむぎ、山形仏壇、天童将棋駒、 羽越しな布 うえつしなふ 福島県 (5品目 ) 会津塗、 大堀相馬焼 おおぼりそうまやき、会津本郷焼、奥会津編み組細工、奥会津昭和からむし織 茨城県 (3品目) 結城紬、笠間焼、 真壁石燈籠 まかべいしとうろう 栃木県 (2品目 ) 結城紬、 群馬県 (2品目 ) 伊勢崎絣 いせさきかすり、 桐生織 きりゅうおり 埼玉県 (6品目 ) 、春日部桐箪笥、 、 秩父銘仙 ちちぶめいせん、行田足袋、江戸押絵 千葉県 (2品目 ) 房州うちわ、 千葉工匠具 ちばこうしょうぐ 東京都 (17品目 ) 村山大島紬、東京染小紋、 本場黄八丈 ほんばきはちじょう、江戸木目込人形、 、 、多摩織、 江戸和竿 えどわさお、 、江戸からかみ、 、江戸節句人形、 、江戸硝子、江戸べっ甲、東京アンチモニー工芸品、東京無地染、江戸押絵 神奈川県 (3品目 ) 、 、小田原漆器、江戸押絵 新潟県 (16品目) 塩沢紬、 、小千谷紬、 村上木彫堆朱 むらかみきぼりついしゅ、本塩沢、加茂桐箪笥、新潟・白根仏壇、長岡仏壇、三条仏壇、 燕鎚起銅器 つばめついきどうき、 十日町絣 とおかまちがすり、十日町明石ちぢみ、 越後与板打刃物 えちごよいたうちはもの、新潟漆器、羽越しな布、越後三条打刃物 山梨県 (3品目 ) 甲州水晶貴石細工、 甲州印伝 こうしゅういんでん、甲州手彫印章 長野県 (7品目 ) 信州紬、木曽漆器、飯山仏壇、松本家具、内山紙、 南木曽 なぎそろくろ細工、信州打刃物 岐阜県 (5品目 ) 飛騨春慶 、一位一刀彫、 、 、岐阜提灯 静岡県 (3品目 ) 駿河竹千筋細工、駿河雛具、駿河雛人形 愛知県 (14品目 ) 有松・鳴海絞、 、名古屋仏壇、三河仏壇、豊橋筆、赤津焼、岡崎石工品、名古屋桐箪笥、名古屋友禅、名古屋黒紋付染、尾張七宝、瀬戸染付焼、尾張仏具、三州鬼瓦工芸品 富山県 (6品目 ) 高岡銅器、井波彫刻、高岡漆器、越中和紙、越中福岡の 菅笠 すげがさ、庄川挽物木地 石川県 (10品目) 加賀友禅、 九谷焼 くたにやき、輪島塗、 、金沢仏壇、七尾仏壇、 、牛首紬、 加賀繍 かがぬい、金沢箔 福井県 (7品目) 越前漆器、 、若狭めのう細工、若狭塗、越前打刃物、越前焼、越前箪笥 三重県 (5品目) 伊賀くみひも、四日市萬古焼、鈴鹿墨、 、伊勢形紙 滋賀県 (3品目 ) 彦根仏壇、 、 近江上布 おうみじょうふ 京都府 (17品目 ) 、京鹿の子絞、京仏壇、京仏具、京漆器、京友禅、京小紋、京指物、京繍、京くみひも、京焼・清水焼、 、京うちわ、京黒紋付染、京石工芸品、京人形、京表具 大阪府 (8品目 ) 大阪欄間、 大阪唐木指物 おおさかからきさしもの、堺打刃物、大阪仏壇、 、大阪泉州桐箪笥、 大阪金剛簾 おおさかこんごうすだれ、浪華本染め 兵庫県 (6品目 ) 播州そろばん、丹波立杭焼、 出石焼 いずしやき、 播州毛鉤 ばんしゅうけばり、 豊岡杞柳細工 とみおかきりゅうざいく、播州三木打刃物 奈良県 (3品目 ) 高山茶筌 たかやまちゃせん、奈良筆、奈良墨 和歌山県 (3品目 ) 紀州漆器、紀州箪笥、紀州へら竿 福岡県 (7品目) 小石原焼、 、 、久留米絣、八女福島仏壇、 上野焼 あがのやき、八女提灯 佐賀県 (2品目) 、 、 長崎県 (3品目) 三川内焼 みかわちやき、波佐見焼、長崎べっ甲 熊本県 (4品目) 小代焼 しょうだいやき、天草陶磁器、 、山鹿灯籠 大分県 (1品目) 別府竹細工 宮崎県 (2品目) 本場大島紬、都城大弓 鹿児島県 (3品目) 本場大島紬、 川辺仏壇 かわなべぶつだん、薩摩焼 沖縄県 (16品目) 久米島紬、宮古上布、 読谷山花織 よみたんざんはなおり、読谷山ミンサー、壺屋焼、琉球絣、 、 、 、与那国織、 喜如嘉 きじょかの 芭蕉布 ばしょうふ、八重山ミンサー、八重山上布、 知花花織 ちばなはなおり、 南風原花織 はえばるはなおり、. 伝統的技術または技法によって製造 伝統的とはおよそ100年間以上の継続を意味します。
伝統的に使用されてきた原材料により製造されるものであること• 機械により大量生産されるものではなく、製品の持ち味に大きな影響を与えるような部分が職人の手づくりにより作られています。
主な生産地:十日町市、津南町• 主な生産地:南魚沼市• 本県特産のシラカバを用い、登山風俗やアルプスの動物等を題材とする郷土色豊かな手彫り工芸品である。
秩父ほぐし捺染(着尺) 明治後期に秩父出身の坂本宗太郎氏が編み出した、織る前にたて糸に捺染する先染め技法を用いた和服用の反物。
主として日常生活に使われるもの。 また、国や県では販路開拓、新商品開発、後継者の育成確保など伝統的工芸品産業の振興を行っています。
4.伝統的に使用されてきた原材料 3. (2)主要部分がてづくりであること。
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こうした時代は、多くの伝統工芸品にとっては「転換期」ともいうべき時期でもありました。
鬼瓦 瓦生産の長い歴史を誇る深谷の鬼瓦は屋敷を守る魔除けとして神社仏閣をはじめ一般家庭でも用いられてきました。
なお、補助金には期間が設けられていますので、見逃すことのないように確認し、準備しておくことが大切となっています。
産地組合名:燕銅器工芸組合• 住宅様式が変化する状況にありながら、手掛ける職人は多く残り、講習会を毎年開催し、技術伝承と品質向上に取り組んでいる。
この制度は、地域ブランドを適切に保護することにより、事業者の信用の維持を図り、産業競争力の強化と地域経済の活性化を支援することを目的としています。
諸説ありますが江戸時代前期に京都の仏師が鴻巣に移り住み土雛を作ってことが起源。