サビ部分で、両腕を大きく斜め上に広げてダイナミックに歌う姿は印象的で、その美貌とパワフルな歌唱力を見せつけた。
まあ、それまでヒット曲らしいヒットはなかったんで、いわいるゴールデンタイムの歌番組にも出てなかったし、幅広く知られた存在ではなかったんだけどさ。
まあ、この「ハート・アンド・ソウル」。
いずれにしても、この曲がきっかけで、浜田麻里はブレイク!その次の「リターン・トゥ・マイセルフ」では、この曲以上の大ヒットに繋がりましたしね。
また、黒を基調にしたアーティストイメージも、メタルクイーンの面影を、どこかに匂わせているように見えた。 作曲の大槻啓之は、長年に渡って制作パートナーとして作品創りを支えており「ハート・アンド・ソウル」など、前3作のシングルも手がけていた。
13真っ白なロングドレスを身にまとい、海外のメタル系ディーヴァのような神々しい雰囲気で登場した彼女は、1989年の発売時のポップなイメージを敢えて打ち壊すように、これでもかと超絶なハイトーンヴォイスとシャウトを何度も繰り出した。
Emotion in Motion 作曲:大槻啓之• NHK の五輪放送のテーマソングって、毎回好評なんだよね。
John Pierce• 浜田麻里の楽曲群は現在に至るまで例外なく英語タイトルに統一されており、このサブタイトルは異色の存在。
「本当の自分に戻る」「人が本来あるべき姿へ還る」場所。
オリンピック公式アルバム』なるアルバムまで発売されて、日本でもオリコンでベストテンに入る大ヒットを記録したもんだよな。 いきなりフック強めのわかりやすいサビメロと分厚いハーモニーで始まる曲構成、ディストーションを極端に抑えたギターと、バランス大きめなキラキラのキーボード、コンパクトなギターソロ、そしてここでも超絶なハイトーンをあえて封印し、聴きやすい音域とシンプルなメロディで言葉を紡ぐ、いい意味で余力を残した歌唱。
ただし、この時は NHK 独自のテーマソングではなく、あくまでロサンゼルス五輪としての公式ソング。 浜田麻里さん『Return to Myself』の歌詞 リターントゥーマイセルフ words by ハマダマリ music by オオツキヒロユキ Performed by ハマダマリ. CDジャケットでは、オレンジゴールドのカラフルな色地の中で、髪をアップにした彼女が、ロックっぽさ皆無のコスチュームを着て微笑んでいた。
エレガントさを漂わせつつ、まるで時が止まったように変わりないルックスも驚異的である。
その後のアルバム収録時には省かれている。
そう思えている人がどれだけいるでしょうか。
同じく女性メタルの元祖的な存在のSHOW-YA「限界LOVERS」が、ちょうど同年2月リリースでオリコン13位、年間61位という実績を考えると、浜田麻里の記録が、いかに突出しているかがわかるだろう。 Denny Fongheiser• 1983年、アルバム「LUNATIC DOLL~暗殺警告~」でデビュー。
14「Return~」は中高生までもが口ずさむ大ヒット曲となり、浜田の知名度を飛躍的に上げ、大きな転機となった。
2016年には、オリジナルアルバムとしては25枚目となる『Mission』を発表。
リターンスクールとは About RETURN TO HUMAN SCHOOL リターンスクールの正式名称は「リターントゥヒューマンスクール」。
曲中には「I'll show you myself honestly(素直な自分を見せましょう)」という一節が繰り返し出てくる。
15歳の頃からプロのシンガーとして、有名CMソングのスタジオワークを多数こなすなど、確かな歌唱力は折り紙つきだった。
アイドル… なんて書くと、今の BABYMETAL か! 結果としてオリコンチャート7位を獲得し、キャリアの転機となるヒット曲となった。
何一つ同じことなどない。
そそそ、今でも時々聴くけど、ロス五輪「オリンピック・ファンファーレとテーマ(Olympic Fanfare and Theme)」。
まったく音程の乱れがない抜群の歌唱力は、まさに別次元。 脱ヘヴィメタルを印象づける「リターン・トゥ・マイセルフ」 勝負曲の制作は、浜田麻里のポテンシャルを最も理解する布陣で進められた。 そして、全ては印象的なサビメロと歌詞を、効果的に伝えるべく作られているように聴こえた。
10ただね、この曲… というか、浜田麻里が NHK の五輪放送のテーマソングに… って聞いた時は、意外だったよなぁ。 ちょっと気が早いけど、個人的に来年2020年東京五輪の NHK五輪放送のテーマソングが気になるこの頃。
そして誰よりも、ファシリテーターである私達がその変化を自分自身で感じたからこそ、ファシリテーターとして活動しているのです。
『ザ・ベストテン』においても、1989年6月1日、15日、22日付で最高3位を獲得。
ジャパメタのムーブメントは、80年代の音楽シーンで重要な事象だったとはいえ、広く世間一般から見れば、聴くものを選ぶ音楽ジャンルであることに変わりはなかった。