------------------------ 「 第六章 非婚時代をどう生きるか」より-3 --------------------- --- <なぜ人は子どもがほしいと思うのか?> (上野) 自分の生命が有限で、その有限なものを未来につなぐための、次の 種がほしいという欲望は自然でしょうという説は、昔からあります。 水無田 そうですね。 子どもを産むエゴイズムと産まないエゴイズムと、どちらのエゴイズムが強 いかという話を、産んだ友人としていて二人で意見が一致したのが、そりゃあ 産むほうに決まっている。
11addEventListener "enterKeyPressed",a ,n. 僕はもちろんこういう人間観自体が嫌ですけど。
内閣府の調査では、結婚相手の条件に「経済力」を挙げた女性は52・5%で、男性の7・5%と圧倒的な差があった。
今それに戻ろうとしても無理ですよね。
でもそれじゃあ未来がない。
水無田 そうですね。 この種の言説って、「私たちって大変なのよ」という同族語り、自意識語りに終始しがちじゃないですか。
プロフィール欄、、2014年5月5日閲覧。
だから僕たちは違うかたちの「絆」を提示しないといけない。
たとえば雇均法が施行された1986年に第三号被保険者制度によって専業主婦の年金権が確立したり、1999年の派遣法改正と同時に雇均法も改正されて実質的に女性は非正規雇用になっていき、女性のあいだの格差、アイデンティティの撹乱が起こっていく。
水無田 1970年代には30歳を過ぎた人間の婚姻率は9割を超えていて、生涯未婚率が一番低いときで男性が2%を切っていた。
3そのうえ、老親の介護の声も聞こえてきている。
結婚も出産もなぜするのか分からないと言っているんですから、そんなの 端っから分かっているじゃないですか。
だから僕らは古い世界の人間に、〈子どもの想像力〉のような新しい世界だからこそ切り拓けるワクワク感を見せていくことが必要ですよね。
2002年から、水無田気流の筆名での『』に詩作品の投稿をはじめ、に第41回を受賞。
あるいはこれまでなかった社会的な回路で子どもを産み育てられるというモデルケースの提出なんじゃないでしょうか。 addEventListener "keydown",i ,n. 神奈川県出身。
20(上野) もしそうだとすると、社会的慣習が弱体化すれば、当然結婚も出産 も減るようになりますよね。 setRequestHeader "X-Oath-YmReqId",e. 30歳で妊娠、31歳で第1子を産み、保育所を確保、32歳で職場復帰。
contains "ybar-overlay" document. それに対して、女性の場合は無限なものと有限なものをつないでいく、出 産によってつなぐべきであるというところにからめ取られてしまう。
上野さんは、あえてそれを不問に付したまま、「使えるものは使え」と闘ってきた部分もあるのでしょう。
NHKのニュースWEBで感じる、なんとなく不自然な貴女。
「山羊の歌」から未発表詩篇までを網羅、大岡昇平の「中原中也伝」を収録 第2位『』 伊藤比呂美著 思潮社 2000円 アレチハナガサやオオアレチノギクなど、道端や荒れ地に生息する帰化植物をモチーフにした、圧倒的な長編叙事詩 第3位『』 伊藤比呂美編 岩波文庫 700円 銀行の事務員として働く傍ら創作を続け、「銀行員詩人」とも呼ばれた石垣りんの詩120編を、伊藤比呂美が精選 第4位『』 茨木のり子著 童話屋 入手は古書のみ 人名が多く登場することから題された詩集。
1798%の男性、97%の女性が結婚していたという異常事態なのですが、先ほど述べたように当時は女性のライフコースが専業主婦一択だった時代だからこそでしょう。
卵子凍結を進めようと。
そのどちらでもいいですが、子どもの権利を考えると、上野氏の言葉は、至極 常識的ではあります。
代表的なものが、家事労働である。
それが、年金制度の確立などにより、必ずしも家族の相互扶助だけでやっていかなくても済むようになりました。
5女性性というものを完成させるための最後の ミッシングピースが子どもというピースで、このピースがはまらないと、日本で は一人前の女とは決して認められない。 setTimeStamp ,loadInHpViewer:! (了) (プロフィール) 水無田気流〈みなした・きりう〉 1970年生。
『非婚ですが、それが何か! 好奇心が旺盛で、甘えん坊な子だ。
stopPropagation e ;break;case 38:o. 選択的制度導入に賛成。
preventDefault ,x M ,t f ,n u. 『音速平和 sonic peace』(、 - 第11回)• 日本社会の再生産を望む人にとってはね。