7年前の開業以来、「地元になくてはならない店」として認知されている。 その時々の時流に流されず、「読むべき価値のあるものを出す」という岩波茂雄の原点をこれからも大切にしていきたいと思っています。 他のエリア• 中島岳志さんの(2013年、岩波書店 刊)の中に「煩悶青年」という言葉が出てきますが、幕末から明治初期に「近代国家建設」へ向いていた熱は、ほぼその礎石が築かれた明治の終わりころには「人生いかに生くべきか」という個人の煩悶となって青年たちに広がり、哲学が求められた。
3それが岩波書店のオピニオン誌ともいえる『世界』だったという。
あの焼け野原の何もない中、たった4カ月で出版に至ったのです。
岩波茂雄 店主室で(1940年3月) 写真出典:写真でみる岩波書店80年|岩波書店より. 書籍担当の飯野愛美さんは、1年前に道東・音更町のグループ店から異動してきたばかり。
『』(). この日は毎歳忌として役員と新人が毎年北鎌倉の東慶寺にある茂雄の墓にお参りをして、昼食を共にしています。
雑誌や小説、ビジネス本など出掛けたついでにフラッと本屋・書店に立ち寄る方も多いのではないでしょうか? インターネットで書籍を買う方も多くなってきたこの頃ですが、新しい本や流行の本との出会いの場として本屋・書店は、根強いファンがいます。 Basic information 【 名 称 】岡本書店 恵庭店 【 住 所 】恵庭市大町2丁目1番地1 【 電 話 番 号】0123-32-7333 【 営 業 時 間】朝 9:00〜25:00 【 定 休 日 】年中無休 飯野さんがセレクト!3冊のおすすめ本 1)高橋真澄著「輝く時間」(ピエブックス) おすすめ本3冊中1冊は大好きな写真集の中から選ばせてもらいました。
17早稲田の学生だった1970年代に「韓国からの通信」という連載がありました(〜1988年)。
岡本:そうですか。
お支払い方法は、郵便振替・ゆうちょ銀行口座・及び十六銀行口座振込のいずれでも結構です。
子どもたちに人気のティーンズ小説の棚も1年前からほぼ倍に拡張し、売上を伸ばしている。
岡本:漱石から始まって、芥川龍之介、中勘助といった作家の作品や哲学叢書の文科系だけでなく、数学や物理などの理工学系の本も早くから出している。 岡本:以前は信州出身の社員が大勢いました。 「過去に『殺人鬼フジコの衝動』(徳間書店/特別書下し短篇がついた「限定版」文庫も発売中)を取り上げたところ、最終的には70冊近い売上を記録しました。
1946年5月号には丸山眞男の有名な論文『超国家主義の論理と心理』が掲載されるのですが、茂雄はおそらく読めなかったでしょう。
その場合一週間以内にお支払いください。
近所には柏小学校と恵庭中学校があり、取材時期の春先は教科書や各種辞典、学習ノートが店頭に並んでいた。
1924年 朝鮮(現北朝鮮)平安北道出身。
岡本:岩波茂雄は日本が中国やアジアへ侵略することに強く反対していました。 『とどう向きあうか』、<かもがわブックレット> 共著 [ ]• 今では立派な建物になり、読書会や読み聞かせの活動もとても充実した図書館になっていますね。 陸軍省も紙不足なのに岩波文庫を大量に買い上げて、将兵に慰問品として配給したということもあった。
8Store picture 本の他にもDVDやCDのレンタル並びにセルも充実。 最新写真集の「優しい時間」も素敵ですよ。
宅急便は原則的にご利用頂けません。
岩波茂雄は「岩波書店はマルクスも出す。
彼は戦争を止められなかったことを心底悔いていた。
クチコミ・話題• 小倉:100年を迎え、今後の岩波書店の目指すものをお聞かせ下さい。
「こういう雑誌の仕事をやってみたい」と思い、試験を受けて岩波書店に入社し、配属されたのが『世界』編集部だったのです。
日中間の緊張が高まった1937年に中国の大学に岩波の出版物の寄贈を始めようとするのです。
お話:岡本 厚|岩波書店 代表取締役社長 聞きて・文:小倉 美惠子 取材・撮影協力:岩波書店 投稿初公開:ささら旧WEBサイト(2016. 」と頼んだところ、小林勇に「郷土だからといって売り物をタダでやるわけにはいかん!」と一喝されて追い返されたそうです。
信州風樹文庫も、戦後すぐの1947年に諏訪から青年が二人やって来て「本を読みたいから下さい。
『生存権 いまを生きるあなたに』 、2009年 脚注 [ ]• 283• 問題や教育問題・問題などの講演会も、司会進行やパネリストとして関わっている。 その時々に移り変わるものではなく、「読むべき価値のあるものは出すのだ」という信念を持っていました。 経歴 [ ] を経て、に卒業後、岩波書店に入社。
18ちょっと珍しいタイプなんです。 450坪の広大な店舗は書籍・文房具販売とCD・DVDレンタルに分かれている。
岡本:岩波茂雄は「岩波書店はマルクスも出す。
岡本:岩波茂雄が亡くなった3年後の1949年、茂雄の命日4月25日をもって株式会社になり、この日を岩波書店創立記念日として休業日にしています。
当時諏訪の青年たちに対応した小林勇も興味深い人物です。
取り扱い分野 哲学宗教、歴史、社会科学、自然科学、美術工芸、国語国文、趣味、古書一般(その他) 植物関係、書道関係、道具類大量入荷 営業時間 営業時間:午前10時〜午後5時 定休日:日曜・祭日 古物商許可番号 山梨県公安委員会許可 第471121800046号 書籍商 岡本書店. 戦後の岩波書店の専務、のちに会長として支えた小林勇も信州伊那の人ですが、茂雄から「お前、リヤカー引けるか」と聞かれ、17歳の小林勇が「引けます」と言うと「よし、明日から来い」というような具合だったそうです。
在庫量が膨大なため店舗ではなく倉庫形式をとっておりますのでご希望の本がありましたらご来店の前にご連絡くだされば出しておきます。
茂雄自身は戦前戦中を通して日中戦争や三国同盟に強く反対していたのですが、しかしそれでも止められなかった。
特別価格の為値引きはご遠慮ください。