そこで今回はVLOOKUP関数について解説します(XLOOKUP関数は、次回解説します)。 VLOOKUP関数の場合、「8」は検査範囲には存在しないためエラーとなります。
7XLOOKUPは、引数を3つ(VLOOKUPより1つ少ない)指定するだけで、ピンポイントで値を取り出すことができます。 VLOOKUP関数の構文は以下の通りです。
ただし、注意点もあります。
日々複数の人が使うテンプレートファイルにするには、都度の修正が必要になってしまいあまり向いていないのです。
初回の今回は、VLOOKUP関数のおさらいもかねて2つの関数の違いを見ながら、使用方法を解説していきます。
それが LOOKUP関数にはないため、検査値がない場合は 検査値より小さい値の最大値を取得してしまいます。 以下の例ではセルB2に以下の数式が入力されており、「顧客コード」から「氏名」を取り出しています。 最も身近なデータ活用ツールといっても過言ではないMicrosoft Excel。
VLOOKUP関数の仕組みを知れば、自由に使いこなせるようになり、データの検索と転記があっという間にできるようになります。
関数式自体が短く済む• 本連載では、今回から数回にわたり、XLOOKUP関数の使用方法と特徴について解説していきます。
また、OFFSET関数というものがあります。
VLOOKUP関数との違いの項目でもお話ししますが、関数は見やすい形のほうが修正がしやすいので両方の使い方を覚えておくほうがいいです。
ここで、XLOOKUP関数の構文を確認します。 「テクノロジー」ランキング. VLOOKUP関数やHLOOKUP関数よりも機能的に優れているので、今後はXLOOKUP関数が主流になっていくと思われます。
営業所一覧を選択• 入力した数式を「オートフィルで隣接セルへコピーするように結果表示の範囲が自動拡張される」と考えると分かりやすいでしょう。
セルの数式をコピーしているわけではないので、絶対参照にする必要がありません。
次のページではVLOOKUP関数をさらに進化させたXLOOKUP関数についてご紹介します。
私としては非常に便利な関数になると考えています。
VLOOKUP関数とXLOOKUP関数の違いはどんなところなのでしょうか? VLOOKUP関数は、検索値の検索対象は検索範囲を一番左にして、返却値範囲は左から何列目にあるかを指定しなければなりません。
4HLOOKUP関数とは? VLOOKUP関数は検索値を「列(縦)」で探しましたが、 HLOOKUP関数は「行(横)」で探します。
あとは関数を1つずつ分解して考えてみれば簡単です。
しかし次の表を見るとわかります。
式は「=VLOOKUP 検索値, 範囲, 列番号, 検索方法 」で定義されており、引数は4つ。
上期実績一覧を選択 調べたい営業所の名前を設定して、元となる表(営業所別の売上推移表)のどの列からその名前( 北陸営業所)を拾ってくるかを設定します。 MATCH関数• このようにXLOOKUP関数では、複数の列(ここでは「商品名」列と「単価」列)をまとめて指定することができます。 商品番号(A1列に貼り付け) 商品名 価格 1 りんご 100 2 バナナ 200 3 キウイ 300 4 なし 400 5 もも 500 6 ブドウ 150 7 みかん 250 8 スイカ 350 9 メロン 450 10 さくらんぼ 550 こちらを使って試してみてください。
3一方、「FALSE」は検索値と完全一致するものがない場合はエラー表示となります(省略すると「TRUE」扱いになります)。 検索値はたいていの場合、完全一致である必要があるため、 「検索方法はとにかくFALSE」と覚えてしまっても差し支えないと思います。
VLOOKUP関数とHLOOKUP関数 まずはVLOOKUP関数とHLOOKUP関数について説明していきます。
その中で、 特定の営業所の特定月の売上実績を取り出せるような数式を作成したいと思います。
これを、今までの機能で実装する場合は、作業セルや、Index関数とMatch関数で、かつ配列を使いました。
時代が変わるにつれ、便利になるものは、沢山あります。 XLOOKUP関数では、「検索範囲」と「戻り範囲」をセル範囲で別々に指定できます。 <目次> ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ XLOOKUP関数の使い方 早速、XLOOKUP関数のサンプルを紹介しましょう。
62第1引数[検索値]を入力する 「 」を入力し、第1引数[ 検索値]となるセル(ここではセルA2)を指定します。
売上実績の 表全体を選択 最初のXlookup関数で、調べたい営業所の名前を設定して、元となる表(営業所別の売上推移表)のどの列からその名前( 関西営業所)を拾ってくるかを設定します。
以下の例を見てください。
VLOOKUPの「V」はVertical(垂直)の略で、 一覧表を垂直に探す(Look Up)はたらきを持っています。
XLOOKUP関数が、VLOOKUP関数の後継とは思わないでしょう。 要は 横検索 のみが行えます。
その為、目的の列数からテーブルの始点列数を引いてを足すことにより、指定した参照範囲に対して相対的な列番号を指定しているのです。
例えば、あなたは日々商品の値段を調査する必要があるとします。
今回ご紹介する Xlookup関数は、それらの関数( Vlookup、 Index、 Match)の 上位版と考えてもらって良いと思います。
Excel 2019では使用できないのでご注意ください この3つの基本ポイントを押さえておけば、ひとまず、XLOOKUP関数を使用できます。