原文 君子曰、学不 レ可 二以已 一。
『荀子』32篇のうちの「勧学篇」に「青は藍より出でて藍より青し」のもととなった文が記されています。
「荀子」の「自己を改善する学びは一生涯をかけ、正しい礼儀をもって師匠から教わるべき」という教えに通じるのが「藍より青し」とも言えます。
つまり「出藍の誉れ」そのものが、出自の四字熟語より有名になった好事例です。
[出典:『荀子』勧学篇] 現代語に訳してみましょう。 「藍」の意味 あい。
もちろん、部下の方が優れている場合、上司の立場や権限が危うくなってしまうと心配すらしてしまうこともあるかもしれません。
青取 二之於藍 一、而青 二於藍 一。
加えて、弟子が鍛錬し 師匠を超越することは、恥ずべきことではなく、むしろ望ましく誇りであるという意味も持ち合わせています。
解説 一般には[意味]のように師弟関係を表す句として用いられているが、「君子曰 (いわ)く、学は以 (もっ)て已 (や)むべからず」とあるように、学問は中断してはいけない。 凡庸な親の子は凡庸であることが一般的ですが、ときに親に似ない優秀な子が生まれることもあり、これを鳶と鷹になぞらえて「鳶が鷹を生む」というようになりました。 また、師匠を超えるのは弟子の務めと心得れば、後から来る人たちが自分たちを越えてさらなる高みを目指していくことを喜べるはずです。
出藍の誉れである選手をコーチがないがしろにするとはもってのほかだ• 青は藍より出でて藍より青しの類義語 類義語には「 しゅつらんのほまれ 」や「氷は水より出でて水よりも寒し」があり、同じく弟子が師よりも勝る事をたとえたことわざです。
冰水為 レ之、而寒 二於水 一。
人間の生まれながらの本質を「悪」として、後天的に続ける努力、すなわち生涯学び続けることによって善に向かい、すぐれた人間になることを勧めました。
青取之於藍、而青於藍、冰水爲之、而寒於水。
氷は水からできるが、水よりも冷たい』と。 また「藍」は人類最古の染料とも言われ、日本では徳島県の特産品として「」製品が有名です。 また「後生畏る可し こうせいおそるべし 」は、後進の者は今後どのように向上し発展するかわからないため、おそれるに値すると言う意味があり、これも類義語と言えるでしょう。
18出典は『荀子』 出典は『荀子』という、およそ二千三百年前の戦国時代の中国の書物です。 彼の著作や発言をまとめた『荀子』の冒頭は、次のような一節で始まります。
まとめ 「出藍の誉れ」の意味と由来のほか、類語や例文などを紹介しました。
「青は藍より出でて藍より青し」とは? まずはじめに「青は藍より出でて藍より青し」の意味を説明し、次に出典と原文を紹介します。
赤ちゃん・子供の名前の参考にご覧ください。
青という色は藍 (あい)という草から取るが、その色は元になっている藍よりもいっそう鮮やかな青色になる。 「学問は中途でやめてはいけない。 氷は水これをなして、水よりも寒し。
6「青は藍より出でて藍より青し」の類語 「出藍の誉れ」の意味 「出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)」とは、「青は藍より出でて藍より青し」の言葉から派生したもので、生まれたものが、そのもとのものよりすぐれていることから、「弟子がその師よりもすぐれていること」をいいます。
解説 荀子 ( じゅんし )という思想家は、こう考えていたそうじゃ。
「出藍之誉」と書くこともあり、精進を重ねて師匠より立派になった弟子を称えた言葉です。
SPONSORED LINK ドヤれる豆知識 このコトバは、中国の書物『』に記載された「 青は藍より出でて、藍より青し。
青は藍から作られるが、藍よりも青い。
氷は水が元になってできるが、いったん氷になると、水よりももっと冷たい。 「人間を教育して、人間の悪い性質を変えなければならない。
2011年5月5日 新字の「𫞂」 日へんに玉 は、常用漢字でも人名用漢字でもないので、子供の名づけに使えません。
氷は水からできるが、水よりも冷たい」という訳で、もともとは学問の重要性を説くために使われた言葉。
冰 (こおり)は水これを為 (な)して、水よりも寒 (つめ)たし〕 訳文 君子がいった。
「出藍の誉れ」は、元の故事の由来になかった意味合いが後世に加えられ、本来の意味をしのぐようになった言葉です。 以上が一文となっており、「學不可以已」「青取之於藍、而青於藍」「冰水爲之、而寒於水」の3つの文がそれぞれ独立した格言としてつたわっています。
。 出藍の誉れがある門人は、生涯にわたる師弟関係を大切にするものだ• 青は藍より出でて藍より青しまとめ いかがでしたでしょうか。
またその美しい色は、海外から『 JAPAN BLUE』と称されることも。
植物の「アイ(藍)」. 弟子が師匠を超えていくように、学問はさらに発展していくから 「これで終わり」という事はないのだ、と言おうとしたカッコよすぎる比喩から来ている。
「青取之於藍、而青於藍」に書かれている「青い色は藍という草から取ってできたものだが、それはそのもとである藍よりもさらに青い」という言葉は、門人が師よりも一歩進んだ修養ができていることをたとえたものです。
さらには、それは恥ずべきことではなく望ましいことだ、という意味も含まれています。
まさに 青は藍より出でて藍より青しだね。
また、荀子は「人は終生に渡り学び続けることで、自己の改善をしなければならない」と説いた上で「信頼のおける師匠の下で学ぶことは重要であり、かつ正しい礼儀を知る弟子でなければならない」と加えています。
「誉れ」は名誉・栄光・評判という意味で、「秀才の誉れ高い誰それ」というように使います。